文字の大きさ
大
中
小
162 / 468
連載
◆説明出来ませんでした
ガンツさんに褒められ少しだけくすぐったい思いをしたが、しばらく走ってようやくアズマ村に着いた。
門番の人に声を掛けると「また、前とは違う奇妙な物に乗って来たな~村長なら家いると思うから、行ってみろ。」と言われたので、軽く礼を言って門を潜り村長の家の前に着くと、車から下りる。
「ガンツさん、邪魔になりそうだから仕舞っといてよ。」
「おう、そうじゃな…ってアイツがいたな。ケイン、済まんが下ろしてもらえるか?」
「あれ?まだ起きてないの。もう、しょうがないな~」
車の下で少しだけ浮遊しドアを開けるとアルガンさんを浮かせて、車外へと下ろす。
「出したよ~」
「済まんな。『収納』よし、こっちはいいぞ。」
「俺はいいけどさ、コレはどうするの?」
「ああ、コレか。しばらくはその辺の邪魔にならない所で寝かせとけ。」
アルガンさんを木の根元に座らせるようにして、放置する。
「あんた達、そんな所に寝かしちゃダメだよ。邪魔になるから、どっか連れてっておくれ。」
「はい、すみません。すぐにどかしますね。」
村の女性に言われては言うことを聞くしかないので、そのまま浮かせてダルクさんの家に向かう。
玄関扉を軽くノックし「ダルクさん、いますか~」と声を掛けると、しばらくして家の中から「はいよ~」と返事が返される。
「いるみたいだね。じゃ入らせてもらおうか。」
「じゃな。」
家の中に入り、「ダルクさん~いますか~ケインとガンツが来ましたよ~」と声を掛けると家の奥からダルクさんが出てきた。
「お~これはしばらくぶりだな。今日はどうした?…ん?その浮いているのは何だ?」
「ああ、コレか。コレはワシの息子だ。寝ているだけだから気にせんといてくれ。」
「気にするなと言うが…まあ、いつものことか。それで、用は何だ?」
「『何だ?』って、まあいいけど。用って言うのは、あれから全然連絡らしい連絡がないから、どうなったのか気になったのが一つ。こちらで樽を作っているのであれば、それを見せて欲しいのが一つ。ってとこでだね。ガンツさんは何かある?」
「そうだな、もし酒を作っているのであれば、買わせて欲しいな。」
「ふむ、竜人達の元には何人か送っているから、もう少ししたら何らかの連絡はあるかと思うがな。言われるとワシも気になるな。で、樽だな。樽は確かにこの村でも作ってはいるが、数はないぞ。まあ、見るだけでもいいなら、後で職人の所に案内させよう。それと酒じゃな。酒は米から作った物だが、それは大丈夫か?エールとは違って、多少酒精が強いぞ。」
「ドランさん達からの連絡もないってことか。じゃあ、その辺は俺達と一緒に行って確認するとして。樽に関しては案内をお願いしますね。後、お酒ですが、どれくらい買えます?」
「ケイン、ワシの分が優先じゃぞ。」
「焦らんでも酒は十分にある。そんなに気になるなら、酒の方から案内しようかの。ちょっと蔵まで着いてきてくれるか。」
「いいぞ。じゃ、ワシ達は外で待っているからの。」
「ああ、準備したら、すぐに行くから。」
まだ寝ているアルガンさんを浮かせたまま、家の外に出る。
すると「なあ、兄ちゃん。それって、どこでもらえる?」と村の子供が聞いてくる。
「コレのこと?」とアルガンさんを指差すと「そう!それ!」と力強く応える。
「なあ、どこでもらえるんだ?」
「どこでって…ガンツさん、何見て笑っているの!いいの?このまま渡しちゃうよ?」
「ま、待て悪かったって。頼むから、ワシの息子を渡すなよ。なあ、坊主。コレはオモチャじゃなくて、ワシの息子なんじゃ。諦めてくれるか?」
「息子?でも動かないじゃん!人形じゃないの。」
「ケイン、お前が眠らせたんじゃから、お前が起こせよ。」
「分かったよ。もう本当に手が掛かる人だな。」
指に電気を纏わせると、そのままアルガンさんの脇腹にそっと触れる。
「ぎゃっ!」と軽く悲鳴を上げ、アルガンさんの目が覚める。
「な、何なんだ?え、親父…あれ、俺は何で浮いてんだ?」
「目が覚めましたね?じゃ、下ろしますよ。」と浮遊させていた魔法を解除する。
するとアルガンさんを浮かせていた魔法が解除されるので、当然アルガンさんは落ちて「アイタッ。何で急に下ろすんだよ。」と文句を言われる。
「ちゃんと『目が覚めた?』って確認したよ。」
「だからって…」
「あ~もう、うるさい!まだ目が覚めてないのなら、ワシが…はぁ」
ガンツさんが拳に息を吹きかけ振り上げようとすると「覚めた!今、ハッキリと目が覚めました。だから、その手を引っ込めて!」とアルガンさんがガンツさんに懇願する。
「なら、早く立て!もう少しでお前はこの子に人形としてお持ち帰りされるところだったんじゃぞ。」
「え、何?その『お持ち帰り』って。」
「そのまんまの意味じゃ。済まんな坊主。」
「…本当に生きてたんだね。それによく見ると、あまり格好良くないし邪魔になるだけだったからいらないや。」
走り去る子供を見ながらアルガンさんが愚痴る。
「街道にいたはずなのに知らない内に、どこかの村に寝かされたまま、連れてこられて。目が覚めたと思ったら浮いてて。で、そのまま落とされて、知らない子供には軽くディスられる。なあ、俺が何したって言うんだよ。」
「「………」」
「親父、ケイン君、何で何も説明してくれないんだ!」
「ガンツさんが説明しなよ。息子でしょ?」
「ケイン、お前がしろ!眠らせたのはお前じゃ!」
「でも、あのまま載せていたら、車内はスッパイ物で汚されていたよ?それとも街道に放置が正解だったとでも?」
「そうは言うとらん。車内が汚されることがなかったのは感謝しとるが…でも、寝かせたのはお前じゃろ。」
「また、そこに話を戻すんだ。じゃあ、いいよ説明してあげるよ。」
「おお、話せば分かるじゃないか進歩したな。」
「何か勘違いしているみたいだけど、俺が説明するのはアルガンさんでもガンツさんでもないよ。」
「お、お前…まさかな。まさかアンジェに言うとか言わないよな?な、違うと言うてくれ。な、ほら!アルガンも何しとる!アンジェに知られるとお前も何をされるか分からんぞ。ほら!」
「ちょ、ちょっと待てよ!親父。俺はただ、ここまでの状況を説明して欲しいだけなんだぞ。何でお袋が出てくるんだよ。おかしいだろうが!しかもこんな子供に怯えて。」
「バカ!お前は…お前はアンジェとケインが組んだ場合の怖さを知らんから…ほら、見ろ!あの楽しそうな顔を。もうダメじゃ、アンジェに筒抜けになってしまう。こうなれば証拠隠滅じゃな。アルガン、すまんな。ワシが悪かった。不出来な親父で申し訳なかった。文句は向こうに行った時に聞くから、お前はワシが来るのを向こうで待っていてくれ。」
「ちょ、ちょっと待てって!何で目が座っているのさ。何でただ説明して欲しいって話がそこまで大きくなってるの。なあ、ケイン君、君からも何か言って親父を止めてくれよ。な、何だよその笑顔は…怖いぞ。子供がしていい笑顔じゃないぞ。なあ、親父…お、お袋?」
「何じゃアンジェの幻でも見たか。何、苦しくないようにしてあげるから、ほらワシに身を委ねなさい。ほれ…」とアルガンさんに近付こうとしているガンツさんの後頭部に『スパ~ン』と気持ちいい音がする。
「誰じゃ!ったく証拠を早く隠さないといけないってのに…アンジェ?何でここに…」
振り返りアンジェを見て、また正面に視線を戻すとケインが腹を抱えて苦しそうに笑っていた。
「ケイン、お前いつの間に…」
「ガンツ!」
「はい!その前に私に何か言うことはないの?何、息子を手に掛けようとしてるんですか。全く単純思考にも程があるわ。」
「じゃが、ケインが何もかもアンジェにバラすって言うから、その前に証拠を何とかしようと思って…」と言い切る前に『スパ~ン』とハリセンが振られる。
ガンツさんが頭を押さえ蹲ると「全く、だからって息子を手に掛けますか。それほど私が怖いって言うの?毎晩、あれだけ甘えといて。」とアンジェさんがサラッと重大なことを口にする。
「バ、バカ、アンジェよ、ここでそんなことは…」
「何でですか?息子達が甘ったれになったのは、ガンツがいつまでも私に甘えてくるからでしょう?」
「う、うう今までのワシの威厳が…」
「そんなにすぐに無くなるような小さい威厳なら捨てておしまいなさい。」
「はい。」
そこに家から出てきたダルクさんが「私は準備出来たが、ケイン達はいいのかい?」と聞かれたので「じゃ、ガンツさん。後の説明はお願いね。アンジェさん、一緒に行きましょうか。」とアンジェさんを誘うと「あら私がお邪魔しても?いいわご一緒します。」と、酒蔵へと向かう。
そんな上機嫌に酒蔵へと向かうアンジェさんとケインをただ見送るだけのガンツさんとアルガンさん。
「なあ、親父よ。ちゃんと説明してもらえるんだよな。」
「…うまく説明出来るか自信がない。」
「なら、ケイン君にお願いするしかないけど。そうすると、お袋からも何かあるんだろうな~」
「それだけは…な、頼むから。」
「なら、出来るだけ丁寧に話してもらえるか?」
「分かった。じゃあ、お前が気を失った辺りから話すぞ。」
「ああ、そうしてくれ。」
「あれはな、ケインがお前に…」
門番の人に声を掛けると「また、前とは違う奇妙な物に乗って来たな~村長なら家いると思うから、行ってみろ。」と言われたので、軽く礼を言って門を潜り村長の家の前に着くと、車から下りる。
「ガンツさん、邪魔になりそうだから仕舞っといてよ。」
「おう、そうじゃな…ってアイツがいたな。ケイン、済まんが下ろしてもらえるか?」
「あれ?まだ起きてないの。もう、しょうがないな~」
車の下で少しだけ浮遊しドアを開けるとアルガンさんを浮かせて、車外へと下ろす。
「出したよ~」
「済まんな。『収納』よし、こっちはいいぞ。」
「俺はいいけどさ、コレはどうするの?」
「ああ、コレか。しばらくはその辺の邪魔にならない所で寝かせとけ。」
アルガンさんを木の根元に座らせるようにして、放置する。
「あんた達、そんな所に寝かしちゃダメだよ。邪魔になるから、どっか連れてっておくれ。」
「はい、すみません。すぐにどかしますね。」
村の女性に言われては言うことを聞くしかないので、そのまま浮かせてダルクさんの家に向かう。
玄関扉を軽くノックし「ダルクさん、いますか~」と声を掛けると、しばらくして家の中から「はいよ~」と返事が返される。
「いるみたいだね。じゃ入らせてもらおうか。」
「じゃな。」
家の中に入り、「ダルクさん~いますか~ケインとガンツが来ましたよ~」と声を掛けると家の奥からダルクさんが出てきた。
「お~これはしばらくぶりだな。今日はどうした?…ん?その浮いているのは何だ?」
「ああ、コレか。コレはワシの息子だ。寝ているだけだから気にせんといてくれ。」
「気にするなと言うが…まあ、いつものことか。それで、用は何だ?」
「『何だ?』って、まあいいけど。用って言うのは、あれから全然連絡らしい連絡がないから、どうなったのか気になったのが一つ。こちらで樽を作っているのであれば、それを見せて欲しいのが一つ。ってとこでだね。ガンツさんは何かある?」
「そうだな、もし酒を作っているのであれば、買わせて欲しいな。」
「ふむ、竜人達の元には何人か送っているから、もう少ししたら何らかの連絡はあるかと思うがな。言われるとワシも気になるな。で、樽だな。樽は確かにこの村でも作ってはいるが、数はないぞ。まあ、見るだけでもいいなら、後で職人の所に案内させよう。それと酒じゃな。酒は米から作った物だが、それは大丈夫か?エールとは違って、多少酒精が強いぞ。」
「ドランさん達からの連絡もないってことか。じゃあ、その辺は俺達と一緒に行って確認するとして。樽に関しては案内をお願いしますね。後、お酒ですが、どれくらい買えます?」
「ケイン、ワシの分が優先じゃぞ。」
「焦らんでも酒は十分にある。そんなに気になるなら、酒の方から案内しようかの。ちょっと蔵まで着いてきてくれるか。」
「いいぞ。じゃ、ワシ達は外で待っているからの。」
「ああ、準備したら、すぐに行くから。」
まだ寝ているアルガンさんを浮かせたまま、家の外に出る。
すると「なあ、兄ちゃん。それって、どこでもらえる?」と村の子供が聞いてくる。
「コレのこと?」とアルガンさんを指差すと「そう!それ!」と力強く応える。
「なあ、どこでもらえるんだ?」
「どこでって…ガンツさん、何見て笑っているの!いいの?このまま渡しちゃうよ?」
「ま、待て悪かったって。頼むから、ワシの息子を渡すなよ。なあ、坊主。コレはオモチャじゃなくて、ワシの息子なんじゃ。諦めてくれるか?」
「息子?でも動かないじゃん!人形じゃないの。」
「ケイン、お前が眠らせたんじゃから、お前が起こせよ。」
「分かったよ。もう本当に手が掛かる人だな。」
指に電気を纏わせると、そのままアルガンさんの脇腹にそっと触れる。
「ぎゃっ!」と軽く悲鳴を上げ、アルガンさんの目が覚める。
「な、何なんだ?え、親父…あれ、俺は何で浮いてんだ?」
「目が覚めましたね?じゃ、下ろしますよ。」と浮遊させていた魔法を解除する。
するとアルガンさんを浮かせていた魔法が解除されるので、当然アルガンさんは落ちて「アイタッ。何で急に下ろすんだよ。」と文句を言われる。
「ちゃんと『目が覚めた?』って確認したよ。」
「だからって…」
「あ~もう、うるさい!まだ目が覚めてないのなら、ワシが…はぁ」
ガンツさんが拳に息を吹きかけ振り上げようとすると「覚めた!今、ハッキリと目が覚めました。だから、その手を引っ込めて!」とアルガンさんがガンツさんに懇願する。
「なら、早く立て!もう少しでお前はこの子に人形としてお持ち帰りされるところだったんじゃぞ。」
「え、何?その『お持ち帰り』って。」
「そのまんまの意味じゃ。済まんな坊主。」
「…本当に生きてたんだね。それによく見ると、あまり格好良くないし邪魔になるだけだったからいらないや。」
走り去る子供を見ながらアルガンさんが愚痴る。
「街道にいたはずなのに知らない内に、どこかの村に寝かされたまま、連れてこられて。目が覚めたと思ったら浮いてて。で、そのまま落とされて、知らない子供には軽くディスられる。なあ、俺が何したって言うんだよ。」
「「………」」
「親父、ケイン君、何で何も説明してくれないんだ!」
「ガンツさんが説明しなよ。息子でしょ?」
「ケイン、お前がしろ!眠らせたのはお前じゃ!」
「でも、あのまま載せていたら、車内はスッパイ物で汚されていたよ?それとも街道に放置が正解だったとでも?」
「そうは言うとらん。車内が汚されることがなかったのは感謝しとるが…でも、寝かせたのはお前じゃろ。」
「また、そこに話を戻すんだ。じゃあ、いいよ説明してあげるよ。」
「おお、話せば分かるじゃないか進歩したな。」
「何か勘違いしているみたいだけど、俺が説明するのはアルガンさんでもガンツさんでもないよ。」
「お、お前…まさかな。まさかアンジェに言うとか言わないよな?な、違うと言うてくれ。な、ほら!アルガンも何しとる!アンジェに知られるとお前も何をされるか分からんぞ。ほら!」
「ちょ、ちょっと待てよ!親父。俺はただ、ここまでの状況を説明して欲しいだけなんだぞ。何でお袋が出てくるんだよ。おかしいだろうが!しかもこんな子供に怯えて。」
「バカ!お前は…お前はアンジェとケインが組んだ場合の怖さを知らんから…ほら、見ろ!あの楽しそうな顔を。もうダメじゃ、アンジェに筒抜けになってしまう。こうなれば証拠隠滅じゃな。アルガン、すまんな。ワシが悪かった。不出来な親父で申し訳なかった。文句は向こうに行った時に聞くから、お前はワシが来るのを向こうで待っていてくれ。」
「ちょ、ちょっと待てって!何で目が座っているのさ。何でただ説明して欲しいって話がそこまで大きくなってるの。なあ、ケイン君、君からも何か言って親父を止めてくれよ。な、何だよその笑顔は…怖いぞ。子供がしていい笑顔じゃないぞ。なあ、親父…お、お袋?」
「何じゃアンジェの幻でも見たか。何、苦しくないようにしてあげるから、ほらワシに身を委ねなさい。ほれ…」とアルガンさんに近付こうとしているガンツさんの後頭部に『スパ~ン』と気持ちいい音がする。
「誰じゃ!ったく証拠を早く隠さないといけないってのに…アンジェ?何でここに…」
振り返りアンジェを見て、また正面に視線を戻すとケインが腹を抱えて苦しそうに笑っていた。
「ケイン、お前いつの間に…」
「ガンツ!」
「はい!その前に私に何か言うことはないの?何、息子を手に掛けようとしてるんですか。全く単純思考にも程があるわ。」
「じゃが、ケインが何もかもアンジェにバラすって言うから、その前に証拠を何とかしようと思って…」と言い切る前に『スパ~ン』とハリセンが振られる。
ガンツさんが頭を押さえ蹲ると「全く、だからって息子を手に掛けますか。それほど私が怖いって言うの?毎晩、あれだけ甘えといて。」とアンジェさんがサラッと重大なことを口にする。
「バ、バカ、アンジェよ、ここでそんなことは…」
「何でですか?息子達が甘ったれになったのは、ガンツがいつまでも私に甘えてくるからでしょう?」
「う、うう今までのワシの威厳が…」
「そんなにすぐに無くなるような小さい威厳なら捨てておしまいなさい。」
「はい。」
そこに家から出てきたダルクさんが「私は準備出来たが、ケイン達はいいのかい?」と聞かれたので「じゃ、ガンツさん。後の説明はお願いね。アンジェさん、一緒に行きましょうか。」とアンジェさんを誘うと「あら私がお邪魔しても?いいわご一緒します。」と、酒蔵へと向かう。
そんな上機嫌に酒蔵へと向かうアンジェさんとケインをただ見送るだけのガンツさんとアルガンさん。
「なあ、親父よ。ちゃんと説明してもらえるんだよな。」
「…うまく説明出来るか自信がない。」
「なら、ケイン君にお願いするしかないけど。そうすると、お袋からも何かあるんだろうな~」
「それだけは…な、頼むから。」
「なら、出来るだけ丁寧に話してもらえるか?」
「分かった。じゃあ、お前が気を失った辺りから話すぞ。」
「ああ、そうしてくれ。」
「あれはな、ケインがお前に…」
感想 254
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
由香皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
転生幼女のチートな悠々自適生活 伝統魔法を使っていたら賢者になっちゃいました
犬社護この度、書籍化が決定しました!
イラスト担当は、えすけー様です。
5月13日刊行予定です。
あらすじ
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ロール転生 ~異世界行ったらのんびりする
華翔誠異世界転生、それは人に役割を求める。
勇者だったり聖女だったり。
若者や異世界転生に夢を求める者は、役割を求めるだろう。
しかし社会に疲れた大人たちは、そうでもない。
何事もなくのんびり過ごしたいと思う者もいる。
これは社会の歯車になり若干女性に苦手意識を持っていた中年男性が異世界転生をする物語。
※第6回次世代ファンタジーカップ終了までお読みいただきありがとうございました。
続きは別コンテスト等での展開を検討しています。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。