文字の大きさ
大
中
小
201 / 468
連載
◆完璧な答えでした
マサオに抱きつき泣いていた母さんを落ち着かせ、夕食を続ける。
「もう、お前が妙な雰囲気作るから」
『なんだよ、俺のせいって言うのかよ。でも、これで俺はこの家の家族ってことだな』
「……お前、まさかこれを狙ったとか言うなよ」
『さあ、それはどうかな? もう俺は家族だし。俺に何かあればお袋さんが出てくれるみたいだし』
「お前、それは汚くないか?」
『そうか? 俺は風呂に入ったばかりで綺麗なはずだぞ。なあ、風呂に入れてくれた人』
「ぐっこれがお前のやり方か!」
『何それ……いいから、飯をゆっくり食べさせてくれよ。ああ、うまい!』
「くっ今度から全部生肉か、野菜のみにしてやる!」
『あれ? そんなことしていいの? もし、少しでも悪意を感じたらお袋さんに言い付けるからな』
「拾うんじゃなかった……」
『拾われてはいないがな』
「なら、さっさと出ていけよ」
『あれ? そう言うこと言う? いいの? 泣いちゃうよ?』
「お前、そういう脅し方はよくないぞ」
「ケイン、いじめちゃダメよ」
「母さん、そんなことはしてないから」
「そう? ならいいけど、優しくしてあげて」
「そうだね、優しくしてあげないとね……」
『ケイン、いいか。優しくだぞ、優しく』
「ああ、『優しく』するから。ただ、その基準は人それぞれだよな」
『平均値でお願いします』
皆んなが、ほぼ夕食を食べ終わったところで、皆んなに明日王都に行くと告げる。
「また、急だな。どうした?」
父さんに聞かれたので、デューク様の馬車とか持ちきれなかった大荷物を別途届けることを約束したことを話す。
父さんには以前に王都に行った時に倉庫を契約したことを話しているので説明は簡単だったんだけど、違うところに父さん達が食いついてきた。
「なあ、親父のところには行くのか?」
「多分、行くよ。どうして?」
「いや、どうしてって、まだ父さん達の経緯を話していないだろう」
「ああ、それ? そういえば落ち着いたら話してくれるって約束だったね。でも多分こうなんだろうな~ってのはあるよ」
「そうか、まあある程度は予想が付くよな。なあ、その予想ってのを話してもらえるか」
「いいよ、間違っていたら言ってね」
「ああ、分かった。母さんもいいよな」
「ええ、いいわよ。話して」
「じゃあ、あくまでも予想ってことで」
「「ああ」」
「え~と、父さんは酒屋の息子、母さんは服飾屋の娘で結婚の約束もしていたのに母さんの家の方が『酒屋になんて嫁がせない!』って言い出したもんだから、父さんの家の方も『上等じゃねえか!』って売り言葉に買い言葉で、ぶつかり合って険悪な雰囲気になったから、父さん達二人は耐えきれないってことになって駆け落ちでここに来て、小さいながらも商店を始めたって感じだけど、どう?」
「お前、誰から聞いた?」
「そうよ! 私の実家が服飾屋なんて誰にも言ってないのに!」
「へ? 誰にも聞いてないけど?」
「「なら、どうして!」」
「まあ、父さんの実家が酒屋ってのは、この前分かった話だよね」
「そうだな。だが、母さんの実家が服飾屋ってのは、どうして分かった?」
「え? 本気で言ってる?」
「ああ、誰にも言ってないしな」
「だって、そんなの母さんの服飾スキルを見ると分かるでしょ。逆に分かんない方がおかしいでしょ」
「見る人が見れば分かるってことか。まさか、それが自分の息子とはな」
「その反応だと、ほぼ当たりなの?」
「ああ、ほぼどころか、完璧な答えだ」
「「「「「「「『ええ~』」」」」」」」
「まさかの当てずっぽうが満点なんて」
「ケイン、お前すごいな!」
「ケイン、その推理力を僕にも教えてよ!」
「ケイン、私は店主殿がここに来てから、ずっと見ているが。その私にも分からなかったぞ」
「ケイン、すごいね。お姉ちゃんに飽きたら私でもいいよ」
「ケインお兄ちゃん、すごいね。それでどんな魔道具使ったらそこまで分かるの?」
「ほ~ほっほっ、ケインやったな! さすがはワシの自慢の婿殿じゃ!」
『俺にはさっぱり分からない……』
いくつか不穏な感想が寄せられたけど、父さん達のことに関しては完璧な回答だったみたいだ。
「それで、話を戻すんだけど、酒屋に寄って話すのは問題ない?」
「ああ、いいぞ。父さんから改めてお願いする」
「じゃあさ、ここに連れて来ることになっても問題ない?」
「ああ、気にするな。もちろん歓迎するさ」
「なら、よかった」
「だが、お前がわざわざ王都に行くと宣言したんだ。話はそれだけじゃないんだろ」
「そうなんだけど」
チラリとヘレンさん、メアリー、デイヴを見る。
「なんじゃ難しい話か? なら、ワシはいないほうがいいみたいじゃの。ほれ、嬢ちゃん達も興味があるのは分かるが、ここは避けた方がいいぞ」
「ごめんね、ヘレンさん」
「いいってことさね。こういう力を持っているんじゃ。どこで変な貴族に目を付けられんとも限らん。ちゃんとデュークの坊やを上手に使うんじゃな。さあ、送っておくれ」
「うん、おやすみなさい」
ゲートをヘレンさんの家の中へと繋ぎ、ヘレンさんが潜っていくのを見送る。
「ケイン、ごめんなさい」
「ケインお兄ちゃん、僕には分からないけど、聞いちゃいけないってのは分かった」
「メアリー、デイヴごめんね。ちゃんと話せる時が来たら話すから。リーサさんが」
「ケイン、そこは自分で言うんじゃないのか」
「まあ、そういうことだから」
リーサさんの部屋の中へとゲートを繋いでメアリー達を潜らせる。
「リーサさん、行かないの?」
「私にも聞く権利がある」
「何言ってんの。リーサさんには関係ない話でしょ」
「だが、私はすでにケインの婚約者という立場だ。しっかり関係者だと思うが」
その場でしゃがんで視線を合わせて、俺の両手を握りこちらを真っ直ぐに見詰めてくるリーサさん。
普段綺麗な人が真っ直ぐな目をこちらに向けるだけで数倍綺麗に見えるなんて、これも一つのチートだよな。
「分かった。分かりました。ちゃんと話します。そういう訳でメアリー達は留守番よろしくね」
ゲートの向こうに声をかける。
「「分かりました~お姉ちゃんをよろしくね~」」
普段通りの明るい声が返されたのを聞いて、ゲートを閉じる。
「リーサさんも物好きだね」
「ケインを好きになった時点で分かったことだと思うがな」
「リーサさん……」
「ケイン……」
「あ~いいか、そういうのは後にしてだな」
「父さん! また邪魔して」
「母さん、そうは言うがな」
「はいはい、ごめんなさい。さっきのは俺達が悪い。じゃあ明日のことを話すけど準備はいい? サム兄さんもひょっとしたらモニカさんに会えなくなるかもしれないけどいい? クリス兄さんは……いいか」
「おい、俺とクリスで温度差がひどくないか?」
「サム、後にしなさい。まずは話を聞いてからだ」
「ちぇ分かったよ」
「じゃあ話すね。デューク様と話した内容は……」
デューク様に渡した車やバイクが狙われること、またそれを狙った輩がいた場合には呪いが付与されること、その呪いは当事者だけでなく命令執行者を遡って感染していくこと、それを解呪するには現時点では方法はなく、ただ心からの謝罪と改心することだけだと言うことを伝える。
「お前、本当に自分の家族以外にはエゲツないことを思いつくな」
『俺、家族になれてよかった~』
「実際はこれだけじゃないけどね」
「まだあるのか」
「命令を出した人まで遡るってのは言ったよね」
「ああ、聞いた。それが?」
「もし、その人が真人間ならいいんだけど、少しでも邪な考えを持つ人だと……」
「だと?」
「また、そこから感染しちゃうんだ」
「お前、自分のやっていることが分かっているのか」
父さんが優しく言うが、これは俺達家族が生き残るためには必要なことだと思うので、ちゃんと向き合って理解してもらう。
「分かっている。今回のことに関係なく苦しんだり悲しんだりする人もいると思う」
「そこまで分かっていながらなぜ……」
「でも、そういう目に合うってことは、過去か現在進行形でそういう行為を繰り返している人だと思う。そして、そういう人達を放っておくと、その先には傷付けられている未来の俺達家族がいるんだ。だから、俺はもし、そうなっても反省はしない。ただ、俺達家族か、別の家族かの違いだけだから」
「そうか、そうだよな。俺達が直接的な被害を受けなくても、そういう呪いを受けるってことはそういう行いをして来たってことになるんだよな。分かった、責めるようなことを言って悪かった」
「本当は俺だって、こういうことをやりたい訳じゃないよ。でも、ここでちゃんと、そういう連中に手を出したらダメだって範囲を明確にしておかないと気が休まることがないから。双子の妹には、そんな気苦労をさせたくないから……俺が好き勝手に色んな物を作ったせいで皆んなに迷惑を掛けたくないから……」
「ケイン、いいから。もうケインの気持ちは皆んな分かってくれたから。ほら、涙を拭こうか」
リーサさんにそう言われ、涙が頬を伝う感覚で初めて泣いていたことに気付く。
「もう、お前が妙な雰囲気作るから」
『なんだよ、俺のせいって言うのかよ。でも、これで俺はこの家の家族ってことだな』
「……お前、まさかこれを狙ったとか言うなよ」
『さあ、それはどうかな? もう俺は家族だし。俺に何かあればお袋さんが出てくれるみたいだし』
「お前、それは汚くないか?」
『そうか? 俺は風呂に入ったばかりで綺麗なはずだぞ。なあ、風呂に入れてくれた人』
「ぐっこれがお前のやり方か!」
『何それ……いいから、飯をゆっくり食べさせてくれよ。ああ、うまい!』
「くっ今度から全部生肉か、野菜のみにしてやる!」
『あれ? そんなことしていいの? もし、少しでも悪意を感じたらお袋さんに言い付けるからな』
「拾うんじゃなかった……」
『拾われてはいないがな』
「なら、さっさと出ていけよ」
『あれ? そう言うこと言う? いいの? 泣いちゃうよ?』
「お前、そういう脅し方はよくないぞ」
「ケイン、いじめちゃダメよ」
「母さん、そんなことはしてないから」
「そう? ならいいけど、優しくしてあげて」
「そうだね、優しくしてあげないとね……」
『ケイン、いいか。優しくだぞ、優しく』
「ああ、『優しく』するから。ただ、その基準は人それぞれだよな」
『平均値でお願いします』
皆んなが、ほぼ夕食を食べ終わったところで、皆んなに明日王都に行くと告げる。
「また、急だな。どうした?」
父さんに聞かれたので、デューク様の馬車とか持ちきれなかった大荷物を別途届けることを約束したことを話す。
父さんには以前に王都に行った時に倉庫を契約したことを話しているので説明は簡単だったんだけど、違うところに父さん達が食いついてきた。
「なあ、親父のところには行くのか?」
「多分、行くよ。どうして?」
「いや、どうしてって、まだ父さん達の経緯を話していないだろう」
「ああ、それ? そういえば落ち着いたら話してくれるって約束だったね。でも多分こうなんだろうな~ってのはあるよ」
「そうか、まあある程度は予想が付くよな。なあ、その予想ってのを話してもらえるか」
「いいよ、間違っていたら言ってね」
「ああ、分かった。母さんもいいよな」
「ええ、いいわよ。話して」
「じゃあ、あくまでも予想ってことで」
「「ああ」」
「え~と、父さんは酒屋の息子、母さんは服飾屋の娘で結婚の約束もしていたのに母さんの家の方が『酒屋になんて嫁がせない!』って言い出したもんだから、父さんの家の方も『上等じゃねえか!』って売り言葉に買い言葉で、ぶつかり合って険悪な雰囲気になったから、父さん達二人は耐えきれないってことになって駆け落ちでここに来て、小さいながらも商店を始めたって感じだけど、どう?」
「お前、誰から聞いた?」
「そうよ! 私の実家が服飾屋なんて誰にも言ってないのに!」
「へ? 誰にも聞いてないけど?」
「「なら、どうして!」」
「まあ、父さんの実家が酒屋ってのは、この前分かった話だよね」
「そうだな。だが、母さんの実家が服飾屋ってのは、どうして分かった?」
「え? 本気で言ってる?」
「ああ、誰にも言ってないしな」
「だって、そんなの母さんの服飾スキルを見ると分かるでしょ。逆に分かんない方がおかしいでしょ」
「見る人が見れば分かるってことか。まさか、それが自分の息子とはな」
「その反応だと、ほぼ当たりなの?」
「ああ、ほぼどころか、完璧な答えだ」
「「「「「「「『ええ~』」」」」」」」
「まさかの当てずっぽうが満点なんて」
「ケイン、お前すごいな!」
「ケイン、その推理力を僕にも教えてよ!」
「ケイン、私は店主殿がここに来てから、ずっと見ているが。その私にも分からなかったぞ」
「ケイン、すごいね。お姉ちゃんに飽きたら私でもいいよ」
「ケインお兄ちゃん、すごいね。それでどんな魔道具使ったらそこまで分かるの?」
「ほ~ほっほっ、ケインやったな! さすがはワシの自慢の婿殿じゃ!」
『俺にはさっぱり分からない……』
いくつか不穏な感想が寄せられたけど、父さん達のことに関しては完璧な回答だったみたいだ。
「それで、話を戻すんだけど、酒屋に寄って話すのは問題ない?」
「ああ、いいぞ。父さんから改めてお願いする」
「じゃあさ、ここに連れて来ることになっても問題ない?」
「ああ、気にするな。もちろん歓迎するさ」
「なら、よかった」
「だが、お前がわざわざ王都に行くと宣言したんだ。話はそれだけじゃないんだろ」
「そうなんだけど」
チラリとヘレンさん、メアリー、デイヴを見る。
「なんじゃ難しい話か? なら、ワシはいないほうがいいみたいじゃの。ほれ、嬢ちゃん達も興味があるのは分かるが、ここは避けた方がいいぞ」
「ごめんね、ヘレンさん」
「いいってことさね。こういう力を持っているんじゃ。どこで変な貴族に目を付けられんとも限らん。ちゃんとデュークの坊やを上手に使うんじゃな。さあ、送っておくれ」
「うん、おやすみなさい」
ゲートをヘレンさんの家の中へと繋ぎ、ヘレンさんが潜っていくのを見送る。
「ケイン、ごめんなさい」
「ケインお兄ちゃん、僕には分からないけど、聞いちゃいけないってのは分かった」
「メアリー、デイヴごめんね。ちゃんと話せる時が来たら話すから。リーサさんが」
「ケイン、そこは自分で言うんじゃないのか」
「まあ、そういうことだから」
リーサさんの部屋の中へとゲートを繋いでメアリー達を潜らせる。
「リーサさん、行かないの?」
「私にも聞く権利がある」
「何言ってんの。リーサさんには関係ない話でしょ」
「だが、私はすでにケインの婚約者という立場だ。しっかり関係者だと思うが」
その場でしゃがんで視線を合わせて、俺の両手を握りこちらを真っ直ぐに見詰めてくるリーサさん。
普段綺麗な人が真っ直ぐな目をこちらに向けるだけで数倍綺麗に見えるなんて、これも一つのチートだよな。
「分かった。分かりました。ちゃんと話します。そういう訳でメアリー達は留守番よろしくね」
ゲートの向こうに声をかける。
「「分かりました~お姉ちゃんをよろしくね~」」
普段通りの明るい声が返されたのを聞いて、ゲートを閉じる。
「リーサさんも物好きだね」
「ケインを好きになった時点で分かったことだと思うがな」
「リーサさん……」
「ケイン……」
「あ~いいか、そういうのは後にしてだな」
「父さん! また邪魔して」
「母さん、そうは言うがな」
「はいはい、ごめんなさい。さっきのは俺達が悪い。じゃあ明日のことを話すけど準備はいい? サム兄さんもひょっとしたらモニカさんに会えなくなるかもしれないけどいい? クリス兄さんは……いいか」
「おい、俺とクリスで温度差がひどくないか?」
「サム、後にしなさい。まずは話を聞いてからだ」
「ちぇ分かったよ」
「じゃあ話すね。デューク様と話した内容は……」
デューク様に渡した車やバイクが狙われること、またそれを狙った輩がいた場合には呪いが付与されること、その呪いは当事者だけでなく命令執行者を遡って感染していくこと、それを解呪するには現時点では方法はなく、ただ心からの謝罪と改心することだけだと言うことを伝える。
「お前、本当に自分の家族以外にはエゲツないことを思いつくな」
『俺、家族になれてよかった~』
「実際はこれだけじゃないけどね」
「まだあるのか」
「命令を出した人まで遡るってのは言ったよね」
「ああ、聞いた。それが?」
「もし、その人が真人間ならいいんだけど、少しでも邪な考えを持つ人だと……」
「だと?」
「また、そこから感染しちゃうんだ」
「お前、自分のやっていることが分かっているのか」
父さんが優しく言うが、これは俺達家族が生き残るためには必要なことだと思うので、ちゃんと向き合って理解してもらう。
「分かっている。今回のことに関係なく苦しんだり悲しんだりする人もいると思う」
「そこまで分かっていながらなぜ……」
「でも、そういう目に合うってことは、過去か現在進行形でそういう行為を繰り返している人だと思う。そして、そういう人達を放っておくと、その先には傷付けられている未来の俺達家族がいるんだ。だから、俺はもし、そうなっても反省はしない。ただ、俺達家族か、別の家族かの違いだけだから」
「そうか、そうだよな。俺達が直接的な被害を受けなくても、そういう呪いを受けるってことはそういう行いをして来たってことになるんだよな。分かった、責めるようなことを言って悪かった」
「本当は俺だって、こういうことをやりたい訳じゃないよ。でも、ここでちゃんと、そういう連中に手を出したらダメだって範囲を明確にしておかないと気が休まることがないから。双子の妹には、そんな気苦労をさせたくないから……俺が好き勝手に色んな物を作ったせいで皆んなに迷惑を掛けたくないから……」
「ケイン、いいから。もうケインの気持ちは皆んな分かってくれたから。ほら、涙を拭こうか」
リーサさんにそう言われ、涙が頬を伝う感覚で初めて泣いていたことに気付く。
感想 254
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
由香皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
転生幼女のチートな悠々自適生活 伝統魔法を使っていたら賢者になっちゃいました
犬社護この度、書籍化が決定しました!
イラスト担当は、えすけー様です。
5月13日刊行予定です。
あらすじ
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ロール転生 ~異世界行ったらのんびりする
華翔誠異世界転生、それは人に役割を求める。
勇者だったり聖女だったり。
若者や異世界転生に夢を求める者は、役割を求めるだろう。
しかし社会に疲れた大人たちは、そうでもない。
何事もなくのんびり過ごしたいと思う者もいる。
これは社会の歯車になり若干女性に苦手意識を持っていた中年男性が異世界転生をする物語。
※第6回次世代ファンタジーカップ終了までお読みいただきありがとうございました。
続きは別コンテスト等での展開を検討しています。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。