文字の大きさ
大
中
小
304 / 468
連載
◆過剰摂取しました
「おや、リーサの顔が赤くなっているが、なにをしたんだい? ケインよ」
「俺はなにもしてないよ。それより、ヘレンさんはなんでまだいるのさ」
「なんでって、まだデザートがまだだろ? ほら、さっさと出しなよ」
ヘレンさんは俺の前に手を差し出す。そんなヘレンさんの態度に少しだけイラッとするが、そう言えばまだお披露目してなかったなと思い、シュークリームをインベントリから出すと皿に盛る。
「なんだい、あるんじゃないか。どれ『パシッ』……なんだい、ケイン。痛いじゃないか!」
「ヘレンさん、ハウス!」
「ひっ!」
しまった! ヘレンさんにイラッとしていた為に少し強い態度になってしまった。
「リーサさん、今の内にハイ!」
「あ、ありがと……」
リーサさんの持つシュークリームに家族とヘレンさん、妹弟の視線が集まる。
「うっ……そんなに見られていると食べづらいんだが……」
「あら、ごめんなさいね。でも、ほら、ケインがリーサさんに一番目に食べて欲しいと思ってのことだしね。ほら、気にしないで、ささっとほら!」
「う~では『パクッ』……うん? これは……」
「どう、リーサさん?」
「……」
リーサさんに感想を求めるが、食べるのに夢中で聞いてないようだ。
「じゃあ、母さん達も……あれ?」
母さん達に勧めようとテーブルの上の皿を見るが、そこにはなにも盛られていない皿だけが存在していた。
「母さん?」
「な、なに? わ、私は一個しか食べてないわよ!」
「あ~ずるいぞ! 母さん、父さんから無理矢理取ったのを見てたからな!」
「な、サム! なんでそういうことを言うの!」
「そうだよ、兄さん。それに父さんは無理矢理じゃなく、『しょうがなく』だからね」
「クリスまで……」
「ああ、もういいから。なら、母さんにはこれを献上しましょう!」
そんな甘い物を欲しがる母さんに血糖値がギュンと急激に上がりそうな、あの王都の激甘スイーツをテーブルに出す。
「これなら、母さんも満足するんじゃない?」
「けいん、これ全部母さんに?」
「はい。どうぞ!」
「ありがとう! これは母さんがもらったんだからね、誰にもあげないわよ!」
『ガルル……』とうなり声が聞こえそうな感じになってしまった母さんをよそにリーサさん達にお代わりのシュークリームと焼き菓子を出す。夕食を食べたばかりだけどたまにはいいよね。そう思っていたら、マサオがアイスを食べたいと言い出す。
「もう、お前もお菓子食べただろ? これ以上は食べ過ぎだぞ」
『貸しがあるだろ?』
「うっ……確かに。だけど、いいのか? こんなことに貸しを使っても?」
『ああ、構わない。ほら、アイスを出すんだ。山盛りだぞ!』
マサオの言葉に従い、少し深めの皿にアイスをドンと山盛りにして出す。
「「「……」」」
すると、マサオの食べているものに興味を持ったサム兄さんがマサオに問いかける。
「マサオ、お前の食べているそれ? 随分、冷たそうだな。それになんだか美味しそうな臭いも……なあ、一口いいか?」
『これは、俺の物だ!』
「そんなこと言わずに……少しくらいいいじゃないか」
「サム兄さん、そんなことしないでよ」
「クリス。そうは言うけど、お前だって気になっているんだろ?」
「うぅ確かにそうだけどさ……」
『そんなに食べたいのなら、ケインに言えばいいだろ?』
「「あ!」」
二人の兄ズの残念なところを見せられたケインが、人数分のアイスを皿に載せテーブルの上に置く。
「はい、どうぞ」
「「「いただきま~す!」」」
「冷た!」
「甘い!」
「これはまたなんとも……」
いつの間にかリーサさんもアイスに手を伸ばし食べている。
「あ、そうだ。父さんにお土産があったんだ。はい、これ」
チーズの塊をインベントリから取りだし、テーブルに置く。
「チーズか!」
「そう。カイドー村まで行ってきたから、そのお土産」
「カイドー村? 待てよ、聞いたことあるぞ。そうだ、たまに親父の店に売りに来てた村の人がいたな」
「そうだよ。ドラゴさんは今も、カイドー村から来れば買っているって言ってたし」
「ん? 親父にも会ったのか?」
「そう。ガンツさんのお酒を買いにね」
「そうか。それで、様子はどうだった?」
「ああ、おじさん達のことを謝ってくれたよ。暴走を止められずにゴメンって。後、電話は俺を窓口にしてもらったから、安心していいよ」
「分かった。ありがとうな」
「いいよ。俺も自分のことがあったからだし」
「それでも、礼は言わせてくれ。ありがとう」
「もう、いいって」
「それで?」
「え? それでって、なに?」
「カイドー村まで行ったんだろ? お前のことだ。どうせ、またなにか揉め事の種を作ってきたんだろ?」
「な、なんのことかな?」
父さんの雰囲気がガラリと変わり、詰問するように俺に聞いてくる。
「言わないなら、言わなくてもいい。マサオに聞くとするか」
『ん? 呼んだ?』
「あ~マサオ、ちょっと「分かった。言います。言わせて下さい!」……最初っから、そう素直になればいいのに。じゃ、聞かせてもらおうか」
父さんから核心をつかれたので、ヨサックさん達のドラゴニュータウンへの移住の話とシュークリームを作ってもらったゴーシュさん達をドワーフタウンに喚び店を構えたことを話す。
「おい、なんでそういう話になったんだ?」
「え~と、実は……」
アズマ村と竜人の里の人達に任せるハズだったドラゴニュータウンの開墾が進まなかった話から、土地をどう使おうか考えてた時に牛乳が欲しくなって、仕入れ先を探してたらカイドー村に辿り着き、話をしている内に移住の話になったことを説明する。
「なんで、牛乳から移住に話が繋がるんだよ」
「さあ?」
「さあって。それで領主様には話はしてあるんだろうな?」
「うん。そこは俺も最初に確認したよ。根回しは大事だからね」
「その根回しの中には俺は含まれないんだな」
「あ!……ごめんなさい」
「まあいい。で、いつからだ?」
「え?」
「だから、その移住してきた人達がチーズや牛乳を卸してくれるんだろ? お前も知っていると思うが、この辺りじゃ牛乳やチーズは殆どが山羊だ。だから、苦手な人が多くてな」
「それは分かるけど、向こうもまだ調整中だし。ハッキリ、いつとは言えないよ。それに養鶏とか養豚の人達の話もあるし」
「ん? 今、養鶏と養豚って言ったか?」
「うん。その人達も移住に前向きに検討したいって言ってるんだって」
「はぁ?」
「俺はなにもしてないよ。それより、ヘレンさんはなんでまだいるのさ」
「なんでって、まだデザートがまだだろ? ほら、さっさと出しなよ」
ヘレンさんは俺の前に手を差し出す。そんなヘレンさんの態度に少しだけイラッとするが、そう言えばまだお披露目してなかったなと思い、シュークリームをインベントリから出すと皿に盛る。
「なんだい、あるんじゃないか。どれ『パシッ』……なんだい、ケイン。痛いじゃないか!」
「ヘレンさん、ハウス!」
「ひっ!」
しまった! ヘレンさんにイラッとしていた為に少し強い態度になってしまった。
「リーサさん、今の内にハイ!」
「あ、ありがと……」
リーサさんの持つシュークリームに家族とヘレンさん、妹弟の視線が集まる。
「うっ……そんなに見られていると食べづらいんだが……」
「あら、ごめんなさいね。でも、ほら、ケインがリーサさんに一番目に食べて欲しいと思ってのことだしね。ほら、気にしないで、ささっとほら!」
「う~では『パクッ』……うん? これは……」
「どう、リーサさん?」
「……」
リーサさんに感想を求めるが、食べるのに夢中で聞いてないようだ。
「じゃあ、母さん達も……あれ?」
母さん達に勧めようとテーブルの上の皿を見るが、そこにはなにも盛られていない皿だけが存在していた。
「母さん?」
「な、なに? わ、私は一個しか食べてないわよ!」
「あ~ずるいぞ! 母さん、父さんから無理矢理取ったのを見てたからな!」
「な、サム! なんでそういうことを言うの!」
「そうだよ、兄さん。それに父さんは無理矢理じゃなく、『しょうがなく』だからね」
「クリスまで……」
「ああ、もういいから。なら、母さんにはこれを献上しましょう!」
そんな甘い物を欲しがる母さんに血糖値がギュンと急激に上がりそうな、あの王都の激甘スイーツをテーブルに出す。
「これなら、母さんも満足するんじゃない?」
「けいん、これ全部母さんに?」
「はい。どうぞ!」
「ありがとう! これは母さんがもらったんだからね、誰にもあげないわよ!」
『ガルル……』とうなり声が聞こえそうな感じになってしまった母さんをよそにリーサさん達にお代わりのシュークリームと焼き菓子を出す。夕食を食べたばかりだけどたまにはいいよね。そう思っていたら、マサオがアイスを食べたいと言い出す。
「もう、お前もお菓子食べただろ? これ以上は食べ過ぎだぞ」
『貸しがあるだろ?』
「うっ……確かに。だけど、いいのか? こんなことに貸しを使っても?」
『ああ、構わない。ほら、アイスを出すんだ。山盛りだぞ!』
マサオの言葉に従い、少し深めの皿にアイスをドンと山盛りにして出す。
「「「……」」」
すると、マサオの食べているものに興味を持ったサム兄さんがマサオに問いかける。
「マサオ、お前の食べているそれ? 随分、冷たそうだな。それになんだか美味しそうな臭いも……なあ、一口いいか?」
『これは、俺の物だ!』
「そんなこと言わずに……少しくらいいいじゃないか」
「サム兄さん、そんなことしないでよ」
「クリス。そうは言うけど、お前だって気になっているんだろ?」
「うぅ確かにそうだけどさ……」
『そんなに食べたいのなら、ケインに言えばいいだろ?』
「「あ!」」
二人の兄ズの残念なところを見せられたケインが、人数分のアイスを皿に載せテーブルの上に置く。
「はい、どうぞ」
「「「いただきま~す!」」」
「冷た!」
「甘い!」
「これはまたなんとも……」
いつの間にかリーサさんもアイスに手を伸ばし食べている。
「あ、そうだ。父さんにお土産があったんだ。はい、これ」
チーズの塊をインベントリから取りだし、テーブルに置く。
「チーズか!」
「そう。カイドー村まで行ってきたから、そのお土産」
「カイドー村? 待てよ、聞いたことあるぞ。そうだ、たまに親父の店に売りに来てた村の人がいたな」
「そうだよ。ドラゴさんは今も、カイドー村から来れば買っているって言ってたし」
「ん? 親父にも会ったのか?」
「そう。ガンツさんのお酒を買いにね」
「そうか。それで、様子はどうだった?」
「ああ、おじさん達のことを謝ってくれたよ。暴走を止められずにゴメンって。後、電話は俺を窓口にしてもらったから、安心していいよ」
「分かった。ありがとうな」
「いいよ。俺も自分のことがあったからだし」
「それでも、礼は言わせてくれ。ありがとう」
「もう、いいって」
「それで?」
「え? それでって、なに?」
「カイドー村まで行ったんだろ? お前のことだ。どうせ、またなにか揉め事の種を作ってきたんだろ?」
「な、なんのことかな?」
父さんの雰囲気がガラリと変わり、詰問するように俺に聞いてくる。
「言わないなら、言わなくてもいい。マサオに聞くとするか」
『ん? 呼んだ?』
「あ~マサオ、ちょっと「分かった。言います。言わせて下さい!」……最初っから、そう素直になればいいのに。じゃ、聞かせてもらおうか」
父さんから核心をつかれたので、ヨサックさん達のドラゴニュータウンへの移住の話とシュークリームを作ってもらったゴーシュさん達をドワーフタウンに喚び店を構えたことを話す。
「おい、なんでそういう話になったんだ?」
「え~と、実は……」
アズマ村と竜人の里の人達に任せるハズだったドラゴニュータウンの開墾が進まなかった話から、土地をどう使おうか考えてた時に牛乳が欲しくなって、仕入れ先を探してたらカイドー村に辿り着き、話をしている内に移住の話になったことを説明する。
「なんで、牛乳から移住に話が繋がるんだよ」
「さあ?」
「さあって。それで領主様には話はしてあるんだろうな?」
「うん。そこは俺も最初に確認したよ。根回しは大事だからね」
「その根回しの中には俺は含まれないんだな」
「あ!……ごめんなさい」
「まあいい。で、いつからだ?」
「え?」
「だから、その移住してきた人達がチーズや牛乳を卸してくれるんだろ? お前も知っていると思うが、この辺りじゃ牛乳やチーズは殆どが山羊だ。だから、苦手な人が多くてな」
「それは分かるけど、向こうもまだ調整中だし。ハッキリ、いつとは言えないよ。それに養鶏とか養豚の人達の話もあるし」
「ん? 今、養鶏と養豚って言ったか?」
「うん。その人達も移住に前向きに検討したいって言ってるんだって」
「はぁ?」
感想 254
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
由香皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
転生幼女のチートな悠々自適生活 伝統魔法を使っていたら賢者になっちゃいました
犬社護この度、書籍化が決定しました!
イラスト担当は、えすけー様です。
5月13日刊行予定です。
あらすじ
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ロール転生 ~異世界行ったらのんびりする
華翔誠異世界転生、それは人に役割を求める。
勇者だったり聖女だったり。
若者や異世界転生に夢を求める者は、役割を求めるだろう。
しかし社会に疲れた大人たちは、そうでもない。
何事もなくのんびり過ごしたいと思う者もいる。
これは社会の歯車になり若干女性に苦手意識を持っていた中年男性が異世界転生をする物語。
※第6回次世代ファンタジーカップ終了までお読みいただきありがとうございました。
続きは別コンテスト等での展開を検討しています。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。