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領主のお仕事~その3~
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領主がお城に戻る際に、正面玄関を使うことは基本的にありません。中央
からの"サロン"はあくまでお客様を迎えるための場所であって、主人である
公爵家一同は召使と同じように裏門から――または日中でしたら常に開放
されています東棟のテラスから出入りしています。他国ではどうでしたか
記憶にありませんが、ブレイパス流のちょっとした"マナー"ですわね。
城門に入り、前庭で馬車を降りました私は真っ直ぐに東棟へと歩くのです
けれど……ああ、やっぱり! テラスから続いていますグレートホールは
この時間人がいっぱいで、通り抜けるのは逆に面倒です。このまま裏庭へ
回り込むしかありませんわね、とゆっくり通り過ぎます。
そういえば東壁には採光のための窓がたくさんあるのですが――不思議な
もので、窓の近くを通るたびに壁向こうで聞こえますガヤガヤという音が
束の間ずつ、はっきりとした人の声へと変わるのです。
「――から設計図がちゃんとしてなけりゃあ、どうしようもないん――」
ガヤガヤ――
「――に言ってやったわけさ。お前が決めることだってね。ただし――」
ガヤガヤ――
「――だか、大学の学食を思い出すなぁ。おっさん率高すぎだけど――」
ガヤガヤ――
あら? 今何か……って気のせいですわね。何となく窓を見上げても、中
の様子までは角度が悪くて見えません。はぁ……それにしても、どうして
男性って皆さん太眉でヒゲもじゃもじゃばかりになってしまうのかしら。
もちろん、オトギ話で語られる伝説は存じてはいますけれど……遠慮なく
申し上げましたらその点は、神人様も失敗なさったと思いますわ。
お城の裏庭はとても広く、仕事の休み時間に運動をすることもできる憩い
の場になっています。今も多くの人が、思い思いに過ごしていらっしゃい
ますわね……例えば、向こう側の木陰で語らう三つ編みダークブロンドの
若い女性とヒゲ。中央のボール遊び用のコートには、野良着に似合わない
豊かなアッシュブロンドをポニテにしている女性とヒゲとヒゲ。そろそろ
視点を真っ直ぐに向けると、すぐ近くの芝生では手ぬぐいを帽子のように
日焼け止めにしている少し年配の女性たち三人が、食堂からテイクアウト
したらしいパンを齧りながら談笑しています。で、裏門を守る兵士のヒゲ
の向こうからは、裏庭に建てられている"ヴィッラ"という別邸詰め所より
出てきたばかりらしい大量のヒゲの塊が歩いてきます。
女性でさえ名前をしっかり覚えますには余程一緒に過ごすか、何度も人事
記録などを読み返さなければ不可能ですのに……ヒゲを見分けろなんて、
土台不可能なのですわ! ええ、もちろんヒゲにも黒や茶色など色の違い
ならありますわね。でも、ヒゲはヒゲでしかないのです。ルクサルの或る
詩人さんは『もし人々が一つの植物であるとすれば、男性は葉であり女性
は花である』と書かれていましたけれど……瑞々しく艶やかである葉っぱ
に失礼だと思いました。だって、ヒゲはヒゲでしかないのですから。
しかも詳しくは存じませんけれど、男性はヒゲがあるせいで体臭がきつく
なるのではなかったかしら。父上くらいの白いお髭にまでなれば、少しは
マシに思えないこともないのですけれど……基本的には害悪でしかないの
ですわ。はぁ……世の中からヒゲというものがなくなれば、中には美しい
顔の男性もいらっしゃるでしょう。そうすれば私も敢えて学校まで通って
美的欲求を補充しなくてもすむのですわ。あと、グレートホールにも良い
風が吹き込むことでしょう。きっとそうですわ。
「レプリオーネ様、おつかれさまです。あの」
「はっ? ええ」
どうしました兵士のヒゲ。目礼だけで通り過ぎるつもりが、いきなり話し
かけられて正直びっくりしましたわ。
「問題はないと思うのですが……実は今朝、風変わりな――」
「おお、姫様ご機嫌うるわしゅう。今一番に伺うところでしたがちょうど
良かった!」
ややこしくしないで下さいな先頭のヒゲ。何かを報告しようとしてました
兵士の声は、こっちのヒゲの大きすぎる声にかき消されてしまいました。
「カヴァロ以下12名。本日は晴天にて皆、当日帰参の予定でこれより出発
いたしまする。よろしければ」
と少し遠慮がちに、一枚の紙が差し出されます。ああ……なるほど。公共
馬車のヒゲたちだったのですね。全く、皆さんもポールを見習ってお洒落
な帽子を被ってはいかがかしら? でも同じ帽子でしたらやっぱり見分け
つきませんわね。逆にポールも分からなくなりますので却下でした。後ろ
のヒゲたちはそれぞれ気ままに雑談していたり、前のほうの何人かは私に
横から挨拶してきたりと、一気に場が騒がしくなります。
「ええ、よろしいですわ。正式な報告として、私の方で処理しておきます
――出発まではゆるりと、そして道中ご安全にお願いしますわ」
「助かりまする。実は、今朝はちょいと腰の調子が悪くてですな、階段を
上がるのが億劫だったのです。がっはっは」
はあ、左様ですか。心なしか下品な気がしますわね。これだからヒゲは!
折角お散歩によって全開まで補充されたはずの私の活力が、あっという間
に消耗してゆく感覚に見舞われます。私は、ただ一刻も早くこの濃すぎる
ヒゲ空間から脱出したいとだけ思いました。ヒゲが騒がしい空間から。
「あら、もう遅刻しそうでしたわね。では、失礼しますわ」
そう言い残すと、さっとロビーに滑り込んで大階段に向かって急ぎます。
「あ」と兵士が少し慌てた顔をしましたけれど、大丈夫ですわ。私ほどの
領主であれば、語尾くらい聞き逃しても充分理解できています。旅人だと
しましたら、どうせすぐ会いにくることでしょう。
ロビーの大階段を上り、右手側に沿って吹き抜けを見下ろす手すりを回り
込めば左手側にありますドアが図書室、正面に続く細い通路が謁見の間に
つながっています。図書室は東棟の二階、謁見の間は中央棟の二階という
ことになりますわね。細い通路とヒゲ兵士の間を通り抜けました先である
謁見の間は赤い絨毯が敷き詰められて、さらに高い天井から日がいっぱい
に差し込むという豪華な造りになっています。
「レプリオーネか。もう少し余裕を持っての着席が、良いかもしれんぞ」
"スローン"とも呼ばれる中央玉座から声をかけるのは、ヒゲの親分こと、
怠け者の私の父上です。どの口がそんな偉そうに! いえ、口の見えない
どのヒゲがおっしゃるのでしょう。しかし、私は「申し訳ありません」と
上辺だけの謝罪をしながら、左腕側の私の席へと進みます。
「お姉さま、おはようございます」
私の席から正面にあたる右腕側から声をかけるのは、私の妹エリーゼシア
です。腰まで伸ばしたブロンドの髪を編み込みでまとめていて、その笑顔
は出産を経た今でも一層華やかに見えます。「だあ、だあ」と積み木遊び
に興じる娘をあやしながらも、夫と公務を補助してくれるわけですが――
その夫は少し隅に追いやられている机付きの椅子から、私と目が合うたび
控えめに目を伏せて、無言の礼をします。
妹の夫であるトゥローテ……彼はブレイパスでは珍しくヒゲが薄めの男性
です。眉も含めて少し線が細く、気弱に微笑む印象が強い彼ですが、声は
低くてよく通る誠実そうな響きを持っていました。ですけど、その顔こそ
――数多のヒゲを差し置いて、私の公務を憂鬱にさせる筆頭なのでした。
からの"サロン"はあくまでお客様を迎えるための場所であって、主人である
公爵家一同は召使と同じように裏門から――または日中でしたら常に開放
されています東棟のテラスから出入りしています。他国ではどうでしたか
記憶にありませんが、ブレイパス流のちょっとした"マナー"ですわね。
城門に入り、前庭で馬車を降りました私は真っ直ぐに東棟へと歩くのです
けれど……ああ、やっぱり! テラスから続いていますグレートホールは
この時間人がいっぱいで、通り抜けるのは逆に面倒です。このまま裏庭へ
回り込むしかありませんわね、とゆっくり通り過ぎます。
そういえば東壁には採光のための窓がたくさんあるのですが――不思議な
もので、窓の近くを通るたびに壁向こうで聞こえますガヤガヤという音が
束の間ずつ、はっきりとした人の声へと変わるのです。
「――から設計図がちゃんとしてなけりゃあ、どうしようもないん――」
ガヤガヤ――
「――に言ってやったわけさ。お前が決めることだってね。ただし――」
ガヤガヤ――
「――だか、大学の学食を思い出すなぁ。おっさん率高すぎだけど――」
ガヤガヤ――
あら? 今何か……って気のせいですわね。何となく窓を見上げても、中
の様子までは角度が悪くて見えません。はぁ……それにしても、どうして
男性って皆さん太眉でヒゲもじゃもじゃばかりになってしまうのかしら。
もちろん、オトギ話で語られる伝説は存じてはいますけれど……遠慮なく
申し上げましたらその点は、神人様も失敗なさったと思いますわ。
お城の裏庭はとても広く、仕事の休み時間に運動をすることもできる憩い
の場になっています。今も多くの人が、思い思いに過ごしていらっしゃい
ますわね……例えば、向こう側の木陰で語らう三つ編みダークブロンドの
若い女性とヒゲ。中央のボール遊び用のコートには、野良着に似合わない
豊かなアッシュブロンドをポニテにしている女性とヒゲとヒゲ。そろそろ
視点を真っ直ぐに向けると、すぐ近くの芝生では手ぬぐいを帽子のように
日焼け止めにしている少し年配の女性たち三人が、食堂からテイクアウト
したらしいパンを齧りながら談笑しています。で、裏門を守る兵士のヒゲ
の向こうからは、裏庭に建てられている"ヴィッラ"という別邸詰め所より
出てきたばかりらしい大量のヒゲの塊が歩いてきます。
女性でさえ名前をしっかり覚えますには余程一緒に過ごすか、何度も人事
記録などを読み返さなければ不可能ですのに……ヒゲを見分けろなんて、
土台不可能なのですわ! ええ、もちろんヒゲにも黒や茶色など色の違い
ならありますわね。でも、ヒゲはヒゲでしかないのです。ルクサルの或る
詩人さんは『もし人々が一つの植物であるとすれば、男性は葉であり女性
は花である』と書かれていましたけれど……瑞々しく艶やかである葉っぱ
に失礼だと思いました。だって、ヒゲはヒゲでしかないのですから。
しかも詳しくは存じませんけれど、男性はヒゲがあるせいで体臭がきつく
なるのではなかったかしら。父上くらいの白いお髭にまでなれば、少しは
マシに思えないこともないのですけれど……基本的には害悪でしかないの
ですわ。はぁ……世の中からヒゲというものがなくなれば、中には美しい
顔の男性もいらっしゃるでしょう。そうすれば私も敢えて学校まで通って
美的欲求を補充しなくてもすむのですわ。あと、グレートホールにも良い
風が吹き込むことでしょう。きっとそうですわ。
「レプリオーネ様、おつかれさまです。あの」
「はっ? ええ」
どうしました兵士のヒゲ。目礼だけで通り過ぎるつもりが、いきなり話し
かけられて正直びっくりしましたわ。
「問題はないと思うのですが……実は今朝、風変わりな――」
「おお、姫様ご機嫌うるわしゅう。今一番に伺うところでしたがちょうど
良かった!」
ややこしくしないで下さいな先頭のヒゲ。何かを報告しようとしてました
兵士の声は、こっちのヒゲの大きすぎる声にかき消されてしまいました。
「カヴァロ以下12名。本日は晴天にて皆、当日帰参の予定でこれより出発
いたしまする。よろしければ」
と少し遠慮がちに、一枚の紙が差し出されます。ああ……なるほど。公共
馬車のヒゲたちだったのですね。全く、皆さんもポールを見習ってお洒落
な帽子を被ってはいかがかしら? でも同じ帽子でしたらやっぱり見分け
つきませんわね。逆にポールも分からなくなりますので却下でした。後ろ
のヒゲたちはそれぞれ気ままに雑談していたり、前のほうの何人かは私に
横から挨拶してきたりと、一気に場が騒がしくなります。
「ええ、よろしいですわ。正式な報告として、私の方で処理しておきます
――出発まではゆるりと、そして道中ご安全にお願いしますわ」
「助かりまする。実は、今朝はちょいと腰の調子が悪くてですな、階段を
上がるのが億劫だったのです。がっはっは」
はあ、左様ですか。心なしか下品な気がしますわね。これだからヒゲは!
折角お散歩によって全開まで補充されたはずの私の活力が、あっという間
に消耗してゆく感覚に見舞われます。私は、ただ一刻も早くこの濃すぎる
ヒゲ空間から脱出したいとだけ思いました。ヒゲが騒がしい空間から。
「あら、もう遅刻しそうでしたわね。では、失礼しますわ」
そう言い残すと、さっとロビーに滑り込んで大階段に向かって急ぎます。
「あ」と兵士が少し慌てた顔をしましたけれど、大丈夫ですわ。私ほどの
領主であれば、語尾くらい聞き逃しても充分理解できています。旅人だと
しましたら、どうせすぐ会いにくることでしょう。
ロビーの大階段を上り、右手側に沿って吹き抜けを見下ろす手すりを回り
込めば左手側にありますドアが図書室、正面に続く細い通路が謁見の間に
つながっています。図書室は東棟の二階、謁見の間は中央棟の二階という
ことになりますわね。細い通路とヒゲ兵士の間を通り抜けました先である
謁見の間は赤い絨毯が敷き詰められて、さらに高い天井から日がいっぱい
に差し込むという豪華な造りになっています。
「レプリオーネか。もう少し余裕を持っての着席が、良いかもしれんぞ」
"スローン"とも呼ばれる中央玉座から声をかけるのは、ヒゲの親分こと、
怠け者の私の父上です。どの口がそんな偉そうに! いえ、口の見えない
どのヒゲがおっしゃるのでしょう。しかし、私は「申し訳ありません」と
上辺だけの謝罪をしながら、左腕側の私の席へと進みます。
「お姉さま、おはようございます」
私の席から正面にあたる右腕側から声をかけるのは、私の妹エリーゼシア
です。腰まで伸ばしたブロンドの髪を編み込みでまとめていて、その笑顔
は出産を経た今でも一層華やかに見えます。「だあ、だあ」と積み木遊び
に興じる娘をあやしながらも、夫と公務を補助してくれるわけですが――
その夫は少し隅に追いやられている机付きの椅子から、私と目が合うたび
控えめに目を伏せて、無言の礼をします。
妹の夫であるトゥローテ……彼はブレイパスでは珍しくヒゲが薄めの男性
です。眉も含めて少し線が細く、気弱に微笑む印象が強い彼ですが、声は
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