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三人での必要性

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「これは、どういうことだ。お前を殺して良いということか」

ギリギリと弓矢を弾いてティロが圧迫質問してくる。いや、僕の眼球狙ってない?魔術障壁ぶち破りそうな魔力量を込めてるんですけど、このエロフ!!

「だから、説明してるでしょ?ココとココは同時に魔力を流した方が早く解呪されるって僕の研究的には間違い無いんだってば!しかも、被検体のナカに精液を注いだ者を愛するって法則もある」

「誰が被検体だ。私のニックをおかしな言い方するな」

更に弓を僕の障壁ギリギリまで近付けて来る。え、もう恐い。何コイツ。頭、僕よりイってない?

「でも、一人で一箇所ずつだと、2倍の時間掛かるんだよ?もう一週間以上経ってる。二週間以上、解呪出来なければ完全な傀儡になるよ。元のニックには戻れなくなる。それでも良いの?二人同時ならギリギリ二週間以内に解呪出来て、しかもティロを必ず愛するようになる。元のニックのままでね?」

ぐぬぬ、と黒いオーラを放ちながらも、ようやくティロは頷いた。
あー、説得も命懸けだ。このエロフ、ニックのことになると頭のネジがぶっ飛ぶらしい。

「じゃ、さっさと始めよう。準備しないとでしょ?」

「余計なことをしたら殺す」

「はいはい」

仰向けのニックの乳輪を揉むと、眠っていたらしいニックから、甘い声が挙がる。キッとティロに睨まれるが無視して乳首の文字を解呪していく。まだ寝ていたようだが、快感に大股を開いて腰がガクガクと揺れるニックの太腿をティロが持ち上げる。
ソコをティロが覗き込んで舌舐めずりしてる。目がギラギラで恐い。

「粘膜保護するための薬使う?」

「不要だ。私の唾液に魔力を混ぜれば媚薬を含む粘液となる」

ああ、そう。と乳首責めに戻る。
黒い呪文を一つずつ筆でゴシゴシと擦れば、野太く喘ぎながら射精している。うん、確かにかわいいんだよな。ゴツいけど。これは、ずっと見ていたくなるのも分かる。
元は色素の薄かっただろう薄茶の乳輪と乳首が、今は真っ赤に膨らんで固くコリコリと主張している。少し筆先で押し込んでやれば、ぷるん、と弾む。

ジュルルるるるるーーーっチュバッチュバッグッチョグッチョグッチョグッチョ
と、延々と濡れた音が響いているのは、ニックの下半身。主に穴から。執念としか言いようの無い程に一心不乱にソコを舐めて指を挿し込んで弄り倒している。
一応、治療でもあるけど、そんなことは意識の外へぶっ飛んでるだろう。無我夢中に舐め啜っている。
ニックはというと、初めての快感に舌を突き出して涎を垂れ流して喘いでいる。目の焦点はとっくに合っていない。射精は何度しているか分からない。

「そろそろ、良いんじゃない?」

「まだだ。シコリでの快感をしっかり覚えてからだ」

執念深い責めで、とっくに手首まで挿る程に拡がったソコに舌と両手の指を駆使して、ニックのナカにあるシコリを弄り倒しているらしい。
ビュッビュッと止め処なく射精しているから、とっくに覚えただろう。

「いや、もう十分だって。ほら、意識が飛んでるよ」

あまりの快感に、ニックは声も無く意識を失っていた。

「初めては意識あったほうが良いんじゃない?やっぱりさ」

「······そうだな。二人の愛の行為を覚えて貰えていないと悲しい」

何が愛の行為だ。一方的に凌辱してる癖に。なんて言わない。エロフが恐いから。

「じゃ、僕の魔術で」

「最初は、私だけで記憶に残す」

ちょうど、両乳首への解呪が済んだタイミングで、僕は寝台の外へ弾き飛ばされた。

「??!!!何するっ」

「お前の顔を覚えさせて溜まるか」

奴の魔術障壁で、僕は弾き飛ばされたらしい。このエロフ、本当の何者。

ゆっくりと、仰向けのニックの両太腿を折り曲げ、胸に付く程に曲げた。この凌辱、いや治療期間でニックの関節は柔軟になったなぁ、と感慨深い。
そして露わになった濡れて口を開いた真っ赤なソコへ、奴の傲慢過ぎるモノが吸い付いて、挿入されて行った。
散々慣らされたからか、痛みなどは無いらしい。が、突然、ニックの目が大きく開いた。と同時に、大量に潮を噴いた。

「ぐああああぁぁぁあああーーーーーっっ!!!!!」

野太い咆哮と共にティロは潮を浴びて愉悦の笑みを浮かべている。やっぱり頭おかしい。

「ふふ、シコリの快感を覚えてくれたんだな、ニック。愛してるよ」

身体を二つ折りにして、そのまま奥まで叩き付けるように腰を打ち込んだ。バチュンっ!という濡れた破裂音が響く。その度にビュッビュッと潮が噴き出している。
ニックは白目になっているが、その唇をティロが塞いで何度も吸い付いている。
ニックの身体はビクンビクンと幾度も幾度も跳ねているが、ガッチリとティロに上から抑えられて離れられないらしい。快感も逃せなくて脳みそが焼き切れそうだろう。

「はあっ、はあっ、ニック、愛してる、ニック」

うん、やっぱり、コイツは恐い。
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