不本意恋愛

にじいろ♪

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許しちゃう

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私は意識が浮上した時に覚悟した。
どうせ、碌なことはしない。
あの涼だもの。はぁ、と溜息をこぼす。

さては、あの母親が出したお茶にでも薬を混ぜられたんだろう。碌なもんじゃねぇな。親も親なら子も子だな!と内心で毒づく。

瞼ごしに陽の光を感じるから、少なくとも夜では無いことを確認して瞼を挙げた。

「あ、愛。目が覚めた?具合いはどう?大丈夫?」

ベッドの横に小さな椅子を置いて座っていた彼は、読んでいた本を閉じて私に笑いかける。
窓から射し込む柔らかな陽の光を浴びた彼は、私の理想の王子様そのものだった。
あまりに格好良過ぎて胸が高鳴って仕方ない。反則だろ、この顔は。

「……はぁ……見た目は最高なのにな……」

私は心底ガックリしながら彼をハートになった瞳で見詰めた。

「ん?なに?目が覚めたならご飯食べる?」

てっきり、私は拘束されてるんだと思っていた。全裸で鎖ジャラジャラで、なんて想像していた。だって涼だもの。

「あ、え?服、着てる…?」

私は普通にベッドに寝ていた。
私の反応を、神々しいまでに格好良い彼が面白そうに笑う。

「なに?脱がせて欲しかったの?」

思わずムッとした私の頭が優しくポンポンされた。
乙女の憧れの、あれだ。涼の手がゴツゴツと男らしくて大きくて、それなのに触れ方は優しくて胸がトゥンクとする。少女マンガのあれだ。

「ダメだよ。愛は疲れてるんだから休まないと。無理しちゃダーメ」

そのまま額と額がコツンとぶつかる。
え、なに、これ。ドラマとかで観るやつ。
ボボボ、と私の全身が熱くなる。

「ほら、顔も真っ赤。熱があるのかな?ご飯持って来てあげるから待っててね」

私は、今更ながら彼に翻弄されまくっていた。
くぅっ!イケメンめぇ!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「じ、自分で食べれるからっ」

「だーめ。倒れたんだよ?無理しちゃったんだから僕の言う事も聞いて?愛が心配なんだ」

理想の王子様に悲しげに眉を下げられてウルウル瞳でお願いされて、断れる女子がいるだろうか。
いや、居ない。いたら出てこい。膝つき合わせて恋バナしよう。

「……あーん…」

「はい、あーん♡」

私は優しく食べさせて貰っている。
彼の作る料理は、どれもこれも私の好きな味付けばかりで進む進む。
すっかり胃袋は掴まれてしまっている自覚はある。彼と別れたら、またコンビニ飯に逆戻り。辛い。それは非常に辛い。

「んー♡おいひい」

「うん、良かった」

にこにこ笑顔の王子様に餌付けされてる私。ふと考える。

これは私を異常な程に愛してくれる超イケメンスパダリ王子様。条件で言えば、彼と私は月とスッポン。いや、私はミジンコか。普通に考えて、あり得ない程の幸運。
彼のご両親も私を認めてくれて、むしろメチャクチャ感謝されてる。間違いなく生涯大事にされるだろう。あの家なら私はお姫様待遇だ。
果たして、私の人生で、これ以上、誰かに大切にしてもらえるチャンスなんて訪れるだろうか?
いや、二度と無い。断言出来る。
でも、彼は私に嘘をついていた。
いや、嘘じゃないか。言ってないだけ。私が聞かなかっただけ?
え、それってどういうこと?私は彼を受け入れるってこと?そんなバカな。整形してることも内緒にして、私に薬まで盛りやがった男だぞ?信用ならんだろ!

「ほら、愛の好きなエビだよ」

「エビっ!あーんっ!」

私は、とにかく口を開けることにした。
何事も腹を満たしてから考えよう!と決める。
モグモグと咀嚼する私を愛しげに見詰めるイケメン。
あぁ、これ、決断出来る?私。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いってきます……」

私は決断出来なかった。

「いってらっしゃい。気をつけてね」

涼が今日もイケメンだ。眩しい。
そう、この顔に私は勝てなかったのだ。
イケメン無罪……

昨夜の話合いは完敗だった。


『僕が整形したのがダメだったの?それとも精神科に通ってたこと?』

『もっと早く話して欲しかったの。騙されてたみたいで信用出来ないよ』

『話したら僕と結婚してくれてた?』

『……それは、ずるいよ。しかも、私に薬使ってたでしょ』

『薬は…ごめん。でも精神科は僕の両親が僕を病気と決め付けて連れて行かれてただけだよ。実際は病気じゃなかったって二人共、言ってたよね。あの薬も、安眠しやすくなるだけだし。実際、疲れが取れたでしょ?整形は…愛に好かれたかっただけ。それだけなんだ。君に好かれたかった。結婚したかった。君を愛してる…ぐすっ、僕の人生は、愛だけなんだよ……』

『……わかってる』

涼が私の脚に縋り付いて泣く。
なにこれ、振り払うなんて絶対出来ない。

『いろいろ、ちゃんと言わなくてごめん…もう二度とこんなことしないから…不安にさせてごめんね。僕を…見捨てないで』

『涼……』

彼を優しく抱き締めてしまった。
だって、こんなに優しいイケメンが私に許されたいと啜り泣いているのだ。
かわいい。胸がキュンキュンして死にそう。控えめに言って好き。トキメキが過ぎて憤死する。

『でも次は、許さないから』

『うん。約束する。愛を怒らせることなんて二度としないって誓う』

彼は紅くなった目元を擦りながら、はっきりと約束してくれた。うん、かわいい。好き。むしろ、その後は盛り上がった。

結局、もう許すことにした。
だって、これ以上の人なんて絶対にいないし、彼のご飯もエッチも手放せないんだもん!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あ、夜ご飯は、愛の好きな卵たっぷり入れたおでんだから、早く帰って来てね♡」

「わーい!楽しみが過ぎる!じゃ、いってくるから!」

「はーい♡」

食べ物に釣られてる?人間の3大欲求じゃ!!悪いか!うん、良いことにしよう!
だって、もう少しで結婚式だし!
きっと彼の新郎姿は世界遺産レベルの絶景だ。見たい。見た過ぎる。もはや彼は私の夫、兼、推しだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おっはよーございまーす!」

「「「おはよー、早乙女ちゃーん」」」

職場の皆様との挨拶は欠かせない。
楽しい仕事の時間だ。

「この前は災難だったらしいわねー」

「あんなクソジジイ、逝っちゃえば良かったのにねぇ」

「ほんとよ!ああいうのに限って助かるんだから、腹立つわ」

皆様、ありがとうございます。
でも、流石に声が大きいのではと思っていたら、今度はヒソヒソ声になった。

「でもさ、やっぱりいるの?幽霊」

「いやいや、流石にそれは無いでしょ」

「院長が見たとかって聞いたけど」

「なんですか?」

真後ろに院長先生インザ白衣。
ストップ the シーズン インザ……

「あのっ!先生、この病院って幽霊いるんですかっ?!」

ついに聞いた。誰が?私です。
皆、あーあ、という顔でいる。ヤバい?ヤバいかー。ヤバいよね。
ヤバいの三段活用。

「いませんよ、そんなもの」

アッサリ答えた先生。

「でっでもっ、このまえ、いるって、おっしゃってませんでしたかっ?!」

「あー、あれはね……」

先生が、私に向かって、にっこり笑った。シワシワだなぁ、と見詰める。

「あなたに憑いてる生霊です。彼は死んでませんから大丈夫です。気にしない、気にしない」

ずざざざーーーっと勢い良く周囲の皆が私から遠ざかった。
え?え?と周りを見渡す。

「さ、早乙女ちゃん、生霊憑いてるの?」

「なに、生霊って?!余計恐いわ!」

「何それ、呪われてんの!?」

私が一歩近付けば、皆が遠ざかる。

「ま、待って下さいよぉ」

「はいはい、何してるの?あなた達。業務が滞ってるわよ。ほら、さっさと自分の仕事に戻る!」

看護師長が現れた。
もはや救いの神。

「師長~っ、私、生霊憑いてるって先生があっ!」

「生霊?は?」

「そうですね。その子の生霊が、近付く男を威嚇してるんです。だから、女性は問題無いですよ。皆さん、安心して働いて下さい」

院長先生のフォローが、全くフォローの意味を成して無い。NOフォロー、NOマイライフポイント。

「院長先生、お止め下さい。このままでは看護師達が辞めてしまいます」

「え?そんなに気になるかな。病院なんて死ぬ人ばっかりだし、幽霊も生霊も居てもおかしくないでしょう。よくあることですよ。生きてる人は必ず死ぬし、生霊だって死んだら幽霊なんだから。自分が死んで幽霊とか言われて恐がられるの嫌でしょ?でも死ぬのは普通のことなんですよ。早乙女さんは、愛されてるんだよ、その生霊に。愛も一種の呪いみたいなもんだからね。深い愛が形になってるってだけですよ。気にしない、気にしない」

「はぁ…、なるほど」

何がなるほどかは分からない。
けど、とりあえず皆は落ち着いたらしい。

「まあ、そうか。病院なんて死ぬところだもんね」

「そりゃそうね。普通かも、そう言われれば」

「早乙女ちゃん、愛されてんのかぁ…なんか、良かったじゃん」

背中をバシバシ叩かれて、なんだか嬉しくなる。

「あ、ありがとうございます?」

「それにしても…誰かしらね、その生霊って」

とっくに一人、頭に思い浮かんでいる。
それ程に私を想う人間なんて、生きてる人間で、たった一人だ。

「あー…多分、夫です」

その場が、シン、と静まり返った。
院長先生だけ、シワシワで笑っていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ねぇ、涼。生霊を私の職場には出さないで」

「なんのこと?」

にっこり笑う涼のほっぺたを両方から、グギギと捻る。

「いひゃ、いひゃい、あい」

「二度と私に嘘付かないんだよね?あの約束、早速破るわけ?」

「ひょめ、ひょめんんっ!」

バチッと強く弾いてやる。
涙目で彼が謝る。

「ごめんねっ!でも、愛が心配で。ほら、たくさんの爺さんが愛を狙っているから!僕の愛が触られるのも見られるのも耐えられないんだよ」

「働いてれば、誰かと触れ合うことなんて普通でしょ?見られないなんて無理だし。看護師がセクハラされるのなんて今に始まったことじゃないわ。勿論、嫌だけど。この仕事してるうちは完全に無くすなんて無理よ」

「じゃあ、仕事辞めてくれる?」

私の口が、カクーンと開いた。

「は?なんでそうなるの?」

「お金はあるし、僕も結婚式とハネムーンが終わったら働くから、愛は働かなくても良いんだよ」

「はあ?ヒモ女ってこと?」

あはは、と涼が笑う。

「違うよ、専業主婦だよ。立派な仕事でしょ?あ、でも家事は全部僕がやるから、愛は部屋の中に座って僕を笑顔で迎えてくれたら、それで良いんだ。ね、どうかな?」

「なん、それ」

イケメンで優しくて料理上手の床上手。
私なんかじゃ二度と出会えない最高の夫。失ったら、私は生涯、一人ぼっちだろうし、これ程の優良物件は無い。その彼が、巷の女子の夢の専業主婦生活を提案している。これ以上の幸運は無い。
分かってる。頭は理解してる。
分かってるけど。

「飾りってこと?部屋の飾りが欲しいならテディベアでも買って飾っておけば?私は人間なんだわ。あんたの願い通りに笑顔で出迎えるだけの人形じゃないんだわ。息吸って吐いて、飯食って、面倒な仕事して金稼いで、イビキかいて寝る、クソもションベンもする人間なんだわ!!」

彼がパクパク口を開閉してる。

「あたしは、やりたいから、好きだから、夢だから、必死に勉強して看護師として働いてんだよ!お前が男関係が心配ってだけで、辞めてたまるかっつうんだ!あたしの仕事を受け入れられねぇならーー」

彼の頭をガッシリと両手で掴む。
彼は目が飛び出す程に開いたまま固まって抵抗しない。

「別れてやんよっ!!」

ガンッと頭突きをぶちかました。
スローモーションで彼が後ろへ倒れていく。
私は、それを仁王立ちで眺める。

「離婚届取って来いよ。すぐに判押してやるから」

彼は呆然として天井を見詰めている。
その額は赤くなっている。間もなく膨らむだろう。たんこぶだ。

「……きせき…」

「聞こえねぇな。腹から声出せ」

涼が呟いた声が小さ過ぎて聞こえなかったから、私はガラ悪く聞き返す。もはやカタギでは無い。

「……君の周りに光が輝いて散った…いや、眩い光の中に君がいた。愛は、神なんだ」

それ、単純に頭に強い衝撃受けて目の前に火花が散ったんだろ。だいぶイっちゃってんな。

「だから、あたしは人間だってば」

ムクッと涼が急に起き上がった。
びくっとする。純粋な力は彼の方が圧倒的に強い。暴力に訴えられたら完全に負ける。

「僕が隠してたことなんて、愛には全て分かってたんだね。だって、神だもの。ただの人間の僕の行いなんて、全てお見透しだよね…ははっ」

彼が、今度はガバッと床に這いつくばった。
これ、既視感。

「ごめんなさい。神の前では誤魔化しなんて無意味だった。愛の為とはいえ今まで黙っていて、本当にごめんなさい」

はい、土下座頂きましたー。
ほんと、あの親にして、この子ありだよ。
いい加減にしろよ。流石にこれは止めさせたい。

「ちょっ、涼…」

「愛の個人情報を知る為に公務員になりました。職権使って見つけた愛を追いかけて、このアパートに越して来たのは三年以上前です。毎晩、忍び込んで睡眠薬入りの飲み物を飲んだ愛の身体に精液を塗り込んで僕の香りを染み込ませてました。盗聴器もビデオカメラも仕込んで、夜は眠る愛と一緒に幸せな時間を過ごしてました。愛の好きな男のタイプも部屋や職場の情報を調べて整形しました。部屋の物が増えて入れなくなったから特訓して生霊を扱えるようになって、それからは常に見守ってました。あと、愛の部屋は僕の隣でした。薬と催眠術で同棲してると思い込ませました。結婚してすぐに引越し手続きはしたので、愛の部屋は既にありません。間もなく、僕達はこの部屋からも新居に移ります。これも催眠術で引越しに気付かせない予定でした。あと、愛を薬で眠らせて麻酔して処女膜の切除してから初夜を迎えて、僕らが運命だから痛く無いって思い込ませました。初夜の前にも、沢山、沢山、愛撫に愛撫を重ねて愛の身体を開発しました。だから、もう愛は僕無しではいられないはず。これも全部知ってて僕を許してくれたんですね、神様」

「―――――あー、ねー………」

曖昧に頷くしかないだろ。なんだよ、この情報量。意味不明過ぎる。麻酔?普通の人間が手に入れることなんて出来ないだろ。
いろいろ言いたいことはある。
だが、とりあえず一つだけ分かることがある。

「やっぱり、全てご存知だったんですね」

私の前に跪く夫。

「うん。一緒に病院行こう」

私の声掛けに彼は深く頷く。

「神の仰せのままに……」

そのまま頭を垂れて私の足の爪先へキスを落とした。
これ、治ると良いなぁ。


ちなみに検査結果は、軽い脳震盪でした。
発言がおかしいと訴えたけれど、それは性格の範囲内だと相手にされなかった。

「信仰の自由は憲法で守られてますから」

生暖かい目でお医者さんに見られた。

「はい、僕の神は彼女です」

キラキラ輝く彼の方が男神のようだった。
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