19 / 57
第19話 デビュー戦
しおりを挟む
「旦那様! お怪我はありませんでしたか!」
「わぷっ!」
俺がお掃除ロボットに倒されたダークウルフを見つめていると、突然背後からアリスが強く抱きついてきた。
よほど俺のことが心配だったのか、アリスは体の熱がじんわりと伝わってくるほど強く俺を抱きしめてくる。
俺は一瞬気恥ずかしさを覚えながら、アリスの腕を優しくタップする。
「ええっと、アリスに聞きたいことがあるんだけど」
「聞きたいことですか? えっと、なんでしょうか?」
「話しづらいからいったん離れようか、アリス……違う、抱きしめてる腕を強くするんじゃなくて弱めるの」
俺がそう言うと、アリスはしばらくしてから腕を緩めてくれた。
なんかペッパー君だったときよりもボディタッチが多いような気がするけど、気のせいかな? それに、一瞬恍惚とした表情をした気がするんだけど。
俺はそんな疑問を一瞬考えながらも、どうしても気になっていることについて聞いてみることにした。
「さっきの戦いについてなんだけどさ。アリスって実はすごく強い?」
俺が尋ねると、アリスは嬉しそうに笑み浮かべていた。
「旦那様を守るのがメイドの役目ですからね。旦那様を守れるくらいには強いですよ!」
「メイドがそんな役目だとは思わないんだけどね。まぁ、でも強いのは心強いか」
アリスは俺に心強いと言われたのが嬉しかったのか、しばらくの間機嫌良さげにしていた。
それから、俺はアリスが俺に抱きつく際に、ポイッと投げ捨てたであろうデッキブラシをちらっと見る。
……あれって、普通のデッキブラシなのか?
ただデッキブラシで殴っただけで、グレーウルフたちがあんなに飛んでいくだろうか?
俺はそんなことを考えながら、近くで待機していたお掃除ロボットの方を振り向く。
「ありがとうね、お掃除ロボット。危ない所だったよ」
俺がそう言うと、お掃除ロボットはぴこんっと音を立ててウインドウを表示させた。
『問題ございません。想定内です』
俺はそのウインドウを読んで、自分のふがいなさにため息を漏らす。
想定内ってことは、あのダークウルフが死んでいたと思ったのは俺だけということか。
目の前の魔物の生死も確かめず、自分よりも強い女の子の心配をするなんて勘違いもいいことだ。
「……これから、強くならないとな」
アリスを守ると言っておいて、守られているようじゃどうしようもない。
こうして、俺の魔物との初陣は少しだけ苦い思い出として残ることになったのだった。
「おお! 戻ってきたぞ!」
俺たちがラインさんたちの元に戻ってくると、ラインさんたちは手を振って俺たちのことを迎えてくれた。
俺たちのことを本気で心配してくれていたのか、不安そうな顔をしている人たちもいるみたいだ。
「メビウス様! ご無事でしたか!」
「大丈夫だよ。アリスとお掃除ロボットもあったしね」
俺はラインさんの言葉にそう答えてから、お掃除ロボットから飛び降りてそれをランドセルにしまった。
本当に何でもはいるランドセルだなと思いながら、俺はそのまま別のモノを掴む。
「もしかして、メビウス様が相手にしたのってダークウルフとグレーウルフでしたか?」
すると、アリスと同年代くらいの女性が小さく震えながらそんなことを聞いてきた。
「そうですよ。ということは、ラインさんたちを襲ったのもダークウルフたちでしたか」
「は、はい。生きて帰って来てくれて安心しました。せっかく、メビウス様が追い返してくれたので、今のうちに逃げないとですよね」
女性はそう言うと、俺たちの後方に視線を向けてまた小さく震え出した。
俺は女性の言葉に首を傾げてから、納得したような声を漏らす。
この女性は俺たちがダークウルフを倒してきたのではなく、ただ追い返してきたと思っているみたいだ。
まぁ、普通に考えれば子供とメイドさんが魔物を倒してきたとは思わないか。
「その心配はないですよ。ちゃんと倒してきたので」
「倒して……ええ⁉」
俺がそう答えると、女性は目を見開いて信じられないものを見るような目をこちらに向けてきた。
辺りを見渡してみると、他の人たちも同じような反応をしていた。
疑っている訳ではないようだけど、俺の言っていることを信じ切れてはいないみたいだ。
俺はそう考えて、ランドセルの中で握っているモノを取り出す。
そして、俺が握っているモノを見たラインさんたちは、短く『ひっ』と小さな声を漏らした。
俺は片手で持っているダークウルフの脚を持ちながら続ける。
「本当はここで解体して食べたいですけど、調理器具は持ってきていないので、『家電量販店』についたら食べましょう。皆さん、『家電量販店』に着いたらこのお肉が待っているので頑張りましょうね」
俺はお肉を見せれば皆やる気になると思って、みんなを鼓舞するように言ってみたのだが、ラインさんたちは皆反応に困ったように固まってしまっていた。
あ、あれ? 何か間違えたか?
「本当に私たちを襲ってきたダークウルフとグレーウルフを倒してきたのか?」
「え、発明家様じゃなかったの? メビウス様ってそんなに強い御方なの?」
「に、肉だ……肉が食べれるぞぉ!!」
それから少しして、ラインさんたちは状況をようやく理解できたのか、各々そんなことを言いだした。
うん。どうやら、何も間違っていなかったみたいだ。
それから士気が上がった俺たちは、いつもよりもハイペースで歩いていき、無事『家電量販店』にたどり着くことができたのだった。
「わぷっ!」
俺がお掃除ロボットに倒されたダークウルフを見つめていると、突然背後からアリスが強く抱きついてきた。
よほど俺のことが心配だったのか、アリスは体の熱がじんわりと伝わってくるほど強く俺を抱きしめてくる。
俺は一瞬気恥ずかしさを覚えながら、アリスの腕を優しくタップする。
「ええっと、アリスに聞きたいことがあるんだけど」
「聞きたいことですか? えっと、なんでしょうか?」
「話しづらいからいったん離れようか、アリス……違う、抱きしめてる腕を強くするんじゃなくて弱めるの」
俺がそう言うと、アリスはしばらくしてから腕を緩めてくれた。
なんかペッパー君だったときよりもボディタッチが多いような気がするけど、気のせいかな? それに、一瞬恍惚とした表情をした気がするんだけど。
俺はそんな疑問を一瞬考えながらも、どうしても気になっていることについて聞いてみることにした。
「さっきの戦いについてなんだけどさ。アリスって実はすごく強い?」
俺が尋ねると、アリスは嬉しそうに笑み浮かべていた。
「旦那様を守るのがメイドの役目ですからね。旦那様を守れるくらいには強いですよ!」
「メイドがそんな役目だとは思わないんだけどね。まぁ、でも強いのは心強いか」
アリスは俺に心強いと言われたのが嬉しかったのか、しばらくの間機嫌良さげにしていた。
それから、俺はアリスが俺に抱きつく際に、ポイッと投げ捨てたであろうデッキブラシをちらっと見る。
……あれって、普通のデッキブラシなのか?
ただデッキブラシで殴っただけで、グレーウルフたちがあんなに飛んでいくだろうか?
俺はそんなことを考えながら、近くで待機していたお掃除ロボットの方を振り向く。
「ありがとうね、お掃除ロボット。危ない所だったよ」
俺がそう言うと、お掃除ロボットはぴこんっと音を立ててウインドウを表示させた。
『問題ございません。想定内です』
俺はそのウインドウを読んで、自分のふがいなさにため息を漏らす。
想定内ってことは、あのダークウルフが死んでいたと思ったのは俺だけということか。
目の前の魔物の生死も確かめず、自分よりも強い女の子の心配をするなんて勘違いもいいことだ。
「……これから、強くならないとな」
アリスを守ると言っておいて、守られているようじゃどうしようもない。
こうして、俺の魔物との初陣は少しだけ苦い思い出として残ることになったのだった。
「おお! 戻ってきたぞ!」
俺たちがラインさんたちの元に戻ってくると、ラインさんたちは手を振って俺たちのことを迎えてくれた。
俺たちのことを本気で心配してくれていたのか、不安そうな顔をしている人たちもいるみたいだ。
「メビウス様! ご無事でしたか!」
「大丈夫だよ。アリスとお掃除ロボットもあったしね」
俺はラインさんの言葉にそう答えてから、お掃除ロボットから飛び降りてそれをランドセルにしまった。
本当に何でもはいるランドセルだなと思いながら、俺はそのまま別のモノを掴む。
「もしかして、メビウス様が相手にしたのってダークウルフとグレーウルフでしたか?」
すると、アリスと同年代くらいの女性が小さく震えながらそんなことを聞いてきた。
「そうですよ。ということは、ラインさんたちを襲ったのもダークウルフたちでしたか」
「は、はい。生きて帰って来てくれて安心しました。せっかく、メビウス様が追い返してくれたので、今のうちに逃げないとですよね」
女性はそう言うと、俺たちの後方に視線を向けてまた小さく震え出した。
俺は女性の言葉に首を傾げてから、納得したような声を漏らす。
この女性は俺たちがダークウルフを倒してきたのではなく、ただ追い返してきたと思っているみたいだ。
まぁ、普通に考えれば子供とメイドさんが魔物を倒してきたとは思わないか。
「その心配はないですよ。ちゃんと倒してきたので」
「倒して……ええ⁉」
俺がそう答えると、女性は目を見開いて信じられないものを見るような目をこちらに向けてきた。
辺りを見渡してみると、他の人たちも同じような反応をしていた。
疑っている訳ではないようだけど、俺の言っていることを信じ切れてはいないみたいだ。
俺はそう考えて、ランドセルの中で握っているモノを取り出す。
そして、俺が握っているモノを見たラインさんたちは、短く『ひっ』と小さな声を漏らした。
俺は片手で持っているダークウルフの脚を持ちながら続ける。
「本当はここで解体して食べたいですけど、調理器具は持ってきていないので、『家電量販店』についたら食べましょう。皆さん、『家電量販店』に着いたらこのお肉が待っているので頑張りましょうね」
俺はお肉を見せれば皆やる気になると思って、みんなを鼓舞するように言ってみたのだが、ラインさんたちは皆反応に困ったように固まってしまっていた。
あ、あれ? 何か間違えたか?
「本当に私たちを襲ってきたダークウルフとグレーウルフを倒してきたのか?」
「え、発明家様じゃなかったの? メビウス様ってそんなに強い御方なの?」
「に、肉だ……肉が食べれるぞぉ!!」
それから少しして、ラインさんたちは状況をようやく理解できたのか、各々そんなことを言いだした。
うん。どうやら、何も間違っていなかったみたいだ。
それから士気が上がった俺たちは、いつもよりもハイペースで歩いていき、無事『家電量販店』にたどり着くことができたのだった。
105
あなたにおすすめの小説
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
「雑草係」と追放された俺、スキル『草むしり』でドラゴンも魔王も引っこ抜く~極めた園芸スキルは、世界樹すら苗木扱いする神の力でした~
eringi
ファンタジー
「たかが雑草を抜くだけのスキルなんて、勇者パーティには不要だ!」
王立アカデミーを首席で卒業したものの、発現したスキルが『草むしり』だった少年・ノエル。
彼は幼馴染の勇者に見下され、パーティから追放されてしまう。
失意のノエルは、人里離れた「魔の森」で静かに暮らすことを決意する。
しかし彼は知らなかった。彼のスキル『草むしり』は、対象を「不要な雑草」と認識すれば、たとえドラゴンであろうと古代兵器であろうと、根こそぎ引っこ抜いて消滅させる即死チートだったのだ。
「あれ? この森の雑草、ずいぶん頑丈だな(ドラゴンを引っこ抜きながら)」
ノエルが庭の手入れをするだけで、Sランク魔物が次々と「除草」され、やがて森は伝説の聖域へと生まれ変わっていく。
その実力に惹かれ、森の精霊(美女)や、亡国の女騎士、魔王の娘までもが彼の「庭」に集まり、いつしかハーレム状態に。
一方、ノエルを追放した勇者たちは、ダンジョンの茨や毒草の処理ができずに進行不能となり、さらにはノエルが密かに「除草」していた強力な魔物たちに囲まれ、絶望の淵に立たされていた。
「ノエル! 戻ってきてくれ!」
「いや、いま家庭菜園が忙しいんで」
これは、ただ庭いじりをしているだけの少年が、無自覚に世界最強に至る物語。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
『ゴミ掃除』が役立たずと追放されたが、実は『存在抹消』級のチートだった。勇者一行がゴミで溺れているが、俺は辺境で美少女と温泉宿を経営中なので
eringi
ファンタジー
「悪いが、お前のスキル『ゴミ掃除』は魔王討伐の役には立たない。クビだ」
勇者パーティの雑用係だったアレクは、戦闘の役に立たないという理由で、ダンジョンの最深部手前で追放されてしまう。
しかし、勇者たちは気づいていなかった。
彼らの装備が常に新品同様だったのも、野営地が快適だったのも、襲い来る高レベルモンスターの死体が跡形もなく消えていたのも、すべてアレクが『掃除』していたからだということに。
アレクのスキルは単なる掃除ではない。対象を空間ごと削り取る『存在抹消』レベルの規格外チートだったのだ。
一人になったアレクは、気ままに生こうと辺境の廃村にたどり着く。
そこでボロボロになっていた伝説のフェンリル(美少女化)を『洗浄』して懐かれたり、呪われたエルフの姫君を『シミ抜き』して救ったりしているうちに、いつの間にかそこは世界最高峰の温泉宿になっていて……?
一方、アレクを失った勇者パーティは、武器は錆びつき、悪臭にまみれ、雑魚モンスターの処理すら追いつかず破滅の一途をたどっていた。
「今さら戻ってきてくれと言われても、俺はお客さん(美少女)の背中を流すのに忙しいんで」
これは、掃除屋の少年が無自覚に最強の座に君臨し、幸せなスローライフを送る物語。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ありふれた話 ~追放された錬金術師は、神スキル【物質創造】で辺境に楽園を築きます。今さら戻ってこいと言われても以下略
ゆきむらちひろ
ファンタジー
「追放」「ざまぁ」「実は最強」「生産チート」「スローライフ」「可愛いヒロイン」などなど、どこかで見たことがあるような設定を山盛りにして、ゆきむら的に書き殴っていく異世界ファンタジー。
■あらすじ
勇者パーティーで雑用兼ポーション生成係を務めていた錬金術師・アルト。
彼は勇者から「お前のスキルはもう限界だ。足手まといだ」と無一文で追放されてしまう。
失意のまま辺境の寂れた村に流れ着いたアルトだったが、
そこで自身のスキル【アイテム・クリエーション】が、
実はただのアイテム作成ではなく、
物質の構造を自在に組み替える神の御業【物質創造】であることに気づく。
それ以降、彼はその力で不毛の土地を肥沃な農地に変え、
枯れた川に清流を呼び戻し、
村人たちのために快適な家や温泉まで作り出していく。
さらに呪いに苦しむエルフの美少女を救い、
お人好しな商人、訳ありな獣人、腕利きのドワーフなどを取り入れ、
アルトは辺境を活気あふれる理想郷にしようと奮闘する。
一方、アルトを追放した勇者パーティーは、なぜかその活躍に陰りが見えてきて……。
―・―・―・―・―・―・―・―
タイトルを全部書くなら、
『追放された錬金術師は、神スキル【物質創造】で辺境に楽園を築きます ~今さら戻ってこいと泣きつかれても、もう遅い。周りには僕を信じてくれる仲間がいるので~』という感じ。ありそう。
※「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に同内容のものを投稿しています。
※この作品以外にもいろいろと小説を投稿しています。よろしければそちらもご覧ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる