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ep24 俺のこと
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どうにも納得がいかない。
「魔法の件でご報告があります」と、わざとらしく敬語でもって、かつ、得意満面で呼んだセリアスとルーエンの顔は、とてもヒナタの高揚に追いついていなかった。
わくわくとしていた気持ちだったのに、ぶすくれた気持ちで二人を見る。
「魔法というと、まさか額から“ビーム”か。」
「――いや、殿下。口から“波動砲”かもしれません。被害が出ないように障壁を張りましょう。」
ひそひそと話す二人がわざとらしい。完全に馬鹿にしている。
「簡潔に言イマス。」
ぜったい懇切丁寧になんか説明してやるか、という思いが出て、ブン、と魔法を展開した。
「女神となんやかんやした結果、異世界への扉が作れました。」
「え」
「は?」
ぽかんとした二人の顔にようやく満足して、何度も頷いた。
苦労した分、その驚き顔が見たかった。
扉、とは言ったが実際ワープゾーンのようなものだ。
四角いウィンドウのように表示されたそれは、うっすらと記憶に残るニホンの街並みを映している。
「ね、見て。これがトウキョーでね。建物が“ビル”。“コウコク”の映像もすごいでしょ――それから、」
「まて!!」
セリアスが叫んだ。
慌てたようなそれは正しく期待していた反応だ。
最初からちゃんと聞いてくれればよかったのに、とは言わない。
それを言うには、普段の行いが悪すぎた。
言わない方がいいことは、わりと守るタイプだ。多分。
「いま、なんと?」
「元の世界への扉が作れちゃった。」
へへ、と誇らしく思いながら言ったのは、女神とあーでもない、こーでもない、とイメージを擦り合わせて散々悩んだ結果の成果だったからだ。
実はけっこう、大変だった――主に、女神が。
「……戻るのか。」
事実に驚くより先、セリアスがくしゃっと顔を歪めたのを見て、こちらも眉を寄せた。
「なんでそうなるんだよ。戻んないよ。“誓約”もしただろ。」
困って言っても、いまいち信用されていない気配を感じて、時間も限られているのでもう一つの報告も展開すると決めた。
「“俺は”ここに残るよ。大丈夫、セリアスと一緒にいる。」
「ヒナタ…!」
こちらに手を伸ばすセリアスに待ったをかける。ここでくっつかれると報告が進まない。意外と時間がない。
静止の手をそのまま隣へ伸ばして、ぱっと開く。
「そこでご用意したのがこちら。」
多分この世界の人間には伝わらないニュアンスだ、と思いながらつい楽しんでしまった。
両手を出した先に現れたのは――
「俺だね!」
ぽん、と現れた同じ顔の人間。
「――はああ?!」
驚きすぎていたのか空気になっていたルーエンが叫ぶ。
先生、キャラが崩壊してます。とは、もちろん言わない。
「ヒナタがふたり……」
呆然と呟くセリアスにドッキリ大成功、の気分だ。
やったな、と“俺”とハイタッチする。
「やー驚くよな。これは。」
「俺だってできるかも、くらいしか思ってなかったしな。」
うんうん、と自分同士で頷きあう。
ため息を吐いたルーエンが、メガネをくいとあげた。
氷のような紫の瞳が光ったように見えた。
実験動物を見るような目に見えるのは気のせいだろうか。むしろ気のせいと思いたい。
「……髪の色が違いますね。」
指摘されて、初めて思い出した。
「あ、これが元の色だよ。むしろ、こっちに召喚された時に色が変わったみたい。」
“俺”の若干茶色がかった髪を摘む。
「こっちの俺、黒染めしたみたいな色だよな。」
“俺”がそう言って、こちらの髪を摘む。
初めてこの世界へ来た時に気付いてはいた。
髪の色が、やけに黒く青みがかった色に変化していたことを。でも、なぜそれを今まで言わなかったと言えば。
「なんでそんなに大事なことを……」
そう言ったセリアスへ正直に答えた。
「いや、隠してた訳じゃなくて。どうでもよかったから。
こっちの人たちカラフルな髪色してるし、関係ないかなって。」
二人のショックを受けたような表情を見て考える。
魔力で髪色が決まるこの世界では、もしかしたらすごく大切なことだったのかもしれない。
「いやたしかにぃ」と自分に同調して呑気に笑う隣の存在は、どこまでも“俺”だ。
「と、いう訳で、こっちの“俺”を元の世界に戻す、ということで。」
小言が届く前に強引に話を戻した。
満面の笑みでもって言えば、隣の“俺”が不満そうに唇をつきだす。
「えー、俺だって結構こっちに居たいのに。」
「そうしよう。二人とも私の傍に居るべきだ。」
はっとしたようなセリアスがすぐに口をはさむ。
わりと真剣な瞳に少しばかり苛つきながら首を振った。
「それは、俺一人だけじゃないといやだ。」
「ヒナタ……!」
「話が進まなくなるから、もう少しまって。」
抱きつこうとするセリアスをきっぱり静止する。可哀想だけど今は時間がない。
頷きながら「成長しましたね」と言うルーエンは、以前から確実にセリアスを刺しにいっていると思う。
「こっちの俺、よくばりだなあ。」
のんびりと“俺”が言う。
「お前もだろ。」
「まあ、“俺”だし。」
「たしかに。」
そしてやりとりして初めて気づいた――“俺”はうるさい。
言葉というか、なんというか、存在が。
これは長引く前に帰ってもらおう、と口を開いた。
「まあ時間もないし早く帰ってもらって。」
「展開がはやい。」
「それでこれが記憶な。」
「まあ受け取るけど。」
うるさいが、行動は早い。
自分対してどこか微妙な気持ちになりながら、女神にもらった記憶を埋め込んだ。
「ああ――なるほど。俺、帰るわ。」
「うん、よろしく。」
「そのうち、ここの記憶がなくなるのはちょっと残念だけど――みんなを待たせとけないもんな。」
「そーいうこと。」
自分の顔と見合って笑うのは不思議な気分だ。
「そーいうことになるんだけど。びっくりした?」
二人に口の端をあげた自分の隣で、“俺”がにしし、と笑う。
「びっくりというか、」
あっけに取られたように、ルーエンが口を開く。
「もう、規格外すぎますね。」
「同感だ。」
どこか疲れたような顔をする二人は、それでもようやく“あちら”の世界の風景を眺めはじめた。
その映像の世界に、不思議と郷愁の念は沸かなかった。すべての記憶をもう一人の“俺”に渡したからかもしれない。
映像に一瞬、乱れが走った。
枠がじわじわと幅を狭まり始め、“俺”が焦ったように「もう行くわ!」と叫ぶ。
焦るのも道理だ。この映像が閉じてしまえば、もう二度と開かない。
女神の協力を得てどうにかなったもう一人の“俺”作成と、異世界の扉の開通は、女神が溜め込んだ数百年分の力を使ったらしかった。
最後にそれを教えてくれた女神は、気にした様子もなく「お礼です」と言って微笑んでいた。
最近の女神は明るい。
望んでいた彼の魂の鱗片を見つけたらしい。
すべて拾い集めるのは途方もない作業らしく、こちらに使った数百年分の力を使えば、それがもっと容易になったのでは――そう思って聞いてみたが、首を振って笑っていた。
今までの時を思えば、それも楽しみなのだと――愛は、やっぱり偉大だ。
「みんなと、よくやってくれよ。」
“俺”に託す。無意識に胸ポケットの手帳を触っていた。
目の前の“俺”と一緒で、抜いてしまった記憶は名残だけだ。
そのうちに元の世界の記憶は完全に消えてしまうだろう。
「まー任せとけ。俺はあっちで頑張るわ。」
に、と笑った自分に頼もしさを感じて、は、と笑い声が漏れた。
「じゃーな。」
映像に片足突っ込こもうとした“俺”が、ふと思い出したようにこちらへ戻ってきて、胸ポケットのペンとメモをひったくった。
ざっと書いたそれを、こちらに見せてくる。
なんと書いてあるか分からなくとも、下手な字なのは十分に分かった。女神もここまで似せなくていいのに、という感情は“俺”の言葉で途切れた。
「俺たちの名前――忘れちゃってるだろうからさ。」
言われてはっとした。
見つめた先の自分の顔は、どこか面白そうだった。
「これが、ヒナタ。……で、これが、ソラ。これが、ネ。」
「変な文字。」
率直な感想を返すと、“俺”が笑った。
「もう、こっちの文字のが俺には分かんねーよ。
日に向かう、空の音で、“日向空音”――それが、俺たちの名前。
いい名前だろ。
記憶が消えても、これだけは覚えとけよ。」
にかっと笑いながら言った“俺”に、不覚にも、ちょっと感動した。
「ありがと、俺。……向こうのこと、任せた。」
「うん。」
拳を突き合わせて、迷いなく映像に飛び込んだ“俺”を眺めながら、映像の縁取りの波形を見てふと気づいた。
「あ!!わりー!ちょっと設定時期間違えた!」
咄嗟に叫んだ声は聞こえていたようで、「ふざけんなあぁ!」と怒鳴る声が返ってきた。
まあ、元気そうだし大丈夫だろう、と完結する。所詮自分だ。あまり罪悪感はない。
徐々に小さくなる映像に、なんともいえない気分を抱えた。
もし記憶が残っていたとしても、この感情に名前はつけられないだろう。
「――じゃあな。」
ぶつん、と切れた映像に、小さく声をかけた。
「魔法の件でご報告があります」と、わざとらしく敬語でもって、かつ、得意満面で呼んだセリアスとルーエンの顔は、とてもヒナタの高揚に追いついていなかった。
わくわくとしていた気持ちだったのに、ぶすくれた気持ちで二人を見る。
「魔法というと、まさか額から“ビーム”か。」
「――いや、殿下。口から“波動砲”かもしれません。被害が出ないように障壁を張りましょう。」
ひそひそと話す二人がわざとらしい。完全に馬鹿にしている。
「簡潔に言イマス。」
ぜったい懇切丁寧になんか説明してやるか、という思いが出て、ブン、と魔法を展開した。
「女神となんやかんやした結果、異世界への扉が作れました。」
「え」
「は?」
ぽかんとした二人の顔にようやく満足して、何度も頷いた。
苦労した分、その驚き顔が見たかった。
扉、とは言ったが実際ワープゾーンのようなものだ。
四角いウィンドウのように表示されたそれは、うっすらと記憶に残るニホンの街並みを映している。
「ね、見て。これがトウキョーでね。建物が“ビル”。“コウコク”の映像もすごいでしょ――それから、」
「まて!!」
セリアスが叫んだ。
慌てたようなそれは正しく期待していた反応だ。
最初からちゃんと聞いてくれればよかったのに、とは言わない。
それを言うには、普段の行いが悪すぎた。
言わない方がいいことは、わりと守るタイプだ。多分。
「いま、なんと?」
「元の世界への扉が作れちゃった。」
へへ、と誇らしく思いながら言ったのは、女神とあーでもない、こーでもない、とイメージを擦り合わせて散々悩んだ結果の成果だったからだ。
実はけっこう、大変だった――主に、女神が。
「……戻るのか。」
事実に驚くより先、セリアスがくしゃっと顔を歪めたのを見て、こちらも眉を寄せた。
「なんでそうなるんだよ。戻んないよ。“誓約”もしただろ。」
困って言っても、いまいち信用されていない気配を感じて、時間も限られているのでもう一つの報告も展開すると決めた。
「“俺は”ここに残るよ。大丈夫、セリアスと一緒にいる。」
「ヒナタ…!」
こちらに手を伸ばすセリアスに待ったをかける。ここでくっつかれると報告が進まない。意外と時間がない。
静止の手をそのまま隣へ伸ばして、ぱっと開く。
「そこでご用意したのがこちら。」
多分この世界の人間には伝わらないニュアンスだ、と思いながらつい楽しんでしまった。
両手を出した先に現れたのは――
「俺だね!」
ぽん、と現れた同じ顔の人間。
「――はああ?!」
驚きすぎていたのか空気になっていたルーエンが叫ぶ。
先生、キャラが崩壊してます。とは、もちろん言わない。
「ヒナタがふたり……」
呆然と呟くセリアスにドッキリ大成功、の気分だ。
やったな、と“俺”とハイタッチする。
「やー驚くよな。これは。」
「俺だってできるかも、くらいしか思ってなかったしな。」
うんうん、と自分同士で頷きあう。
ため息を吐いたルーエンが、メガネをくいとあげた。
氷のような紫の瞳が光ったように見えた。
実験動物を見るような目に見えるのは気のせいだろうか。むしろ気のせいと思いたい。
「……髪の色が違いますね。」
指摘されて、初めて思い出した。
「あ、これが元の色だよ。むしろ、こっちに召喚された時に色が変わったみたい。」
“俺”の若干茶色がかった髪を摘む。
「こっちの俺、黒染めしたみたいな色だよな。」
“俺”がそう言って、こちらの髪を摘む。
初めてこの世界へ来た時に気付いてはいた。
髪の色が、やけに黒く青みがかった色に変化していたことを。でも、なぜそれを今まで言わなかったと言えば。
「なんでそんなに大事なことを……」
そう言ったセリアスへ正直に答えた。
「いや、隠してた訳じゃなくて。どうでもよかったから。
こっちの人たちカラフルな髪色してるし、関係ないかなって。」
二人のショックを受けたような表情を見て考える。
魔力で髪色が決まるこの世界では、もしかしたらすごく大切なことだったのかもしれない。
「いやたしかにぃ」と自分に同調して呑気に笑う隣の存在は、どこまでも“俺”だ。
「と、いう訳で、こっちの“俺”を元の世界に戻す、ということで。」
小言が届く前に強引に話を戻した。
満面の笑みでもって言えば、隣の“俺”が不満そうに唇をつきだす。
「えー、俺だって結構こっちに居たいのに。」
「そうしよう。二人とも私の傍に居るべきだ。」
はっとしたようなセリアスがすぐに口をはさむ。
わりと真剣な瞳に少しばかり苛つきながら首を振った。
「それは、俺一人だけじゃないといやだ。」
「ヒナタ……!」
「話が進まなくなるから、もう少しまって。」
抱きつこうとするセリアスをきっぱり静止する。可哀想だけど今は時間がない。
頷きながら「成長しましたね」と言うルーエンは、以前から確実にセリアスを刺しにいっていると思う。
「こっちの俺、よくばりだなあ。」
のんびりと“俺”が言う。
「お前もだろ。」
「まあ、“俺”だし。」
「たしかに。」
そしてやりとりして初めて気づいた――“俺”はうるさい。
言葉というか、なんというか、存在が。
これは長引く前に帰ってもらおう、と口を開いた。
「まあ時間もないし早く帰ってもらって。」
「展開がはやい。」
「それでこれが記憶な。」
「まあ受け取るけど。」
うるさいが、行動は早い。
自分対してどこか微妙な気持ちになりながら、女神にもらった記憶を埋め込んだ。
「ああ――なるほど。俺、帰るわ。」
「うん、よろしく。」
「そのうち、ここの記憶がなくなるのはちょっと残念だけど――みんなを待たせとけないもんな。」
「そーいうこと。」
自分の顔と見合って笑うのは不思議な気分だ。
「そーいうことになるんだけど。びっくりした?」
二人に口の端をあげた自分の隣で、“俺”がにしし、と笑う。
「びっくりというか、」
あっけに取られたように、ルーエンが口を開く。
「もう、規格外すぎますね。」
「同感だ。」
どこか疲れたような顔をする二人は、それでもようやく“あちら”の世界の風景を眺めはじめた。
その映像の世界に、不思議と郷愁の念は沸かなかった。すべての記憶をもう一人の“俺”に渡したからかもしれない。
映像に一瞬、乱れが走った。
枠がじわじわと幅を狭まり始め、“俺”が焦ったように「もう行くわ!」と叫ぶ。
焦るのも道理だ。この映像が閉じてしまえば、もう二度と開かない。
女神の協力を得てどうにかなったもう一人の“俺”作成と、異世界の扉の開通は、女神が溜め込んだ数百年分の力を使ったらしかった。
最後にそれを教えてくれた女神は、気にした様子もなく「お礼です」と言って微笑んでいた。
最近の女神は明るい。
望んでいた彼の魂の鱗片を見つけたらしい。
すべて拾い集めるのは途方もない作業らしく、こちらに使った数百年分の力を使えば、それがもっと容易になったのでは――そう思って聞いてみたが、首を振って笑っていた。
今までの時を思えば、それも楽しみなのだと――愛は、やっぱり偉大だ。
「みんなと、よくやってくれよ。」
“俺”に託す。無意識に胸ポケットの手帳を触っていた。
目の前の“俺”と一緒で、抜いてしまった記憶は名残だけだ。
そのうちに元の世界の記憶は完全に消えてしまうだろう。
「まー任せとけ。俺はあっちで頑張るわ。」
に、と笑った自分に頼もしさを感じて、は、と笑い声が漏れた。
「じゃーな。」
映像に片足突っ込こもうとした“俺”が、ふと思い出したようにこちらへ戻ってきて、胸ポケットのペンとメモをひったくった。
ざっと書いたそれを、こちらに見せてくる。
なんと書いてあるか分からなくとも、下手な字なのは十分に分かった。女神もここまで似せなくていいのに、という感情は“俺”の言葉で途切れた。
「俺たちの名前――忘れちゃってるだろうからさ。」
言われてはっとした。
見つめた先の自分の顔は、どこか面白そうだった。
「これが、ヒナタ。……で、これが、ソラ。これが、ネ。」
「変な文字。」
率直な感想を返すと、“俺”が笑った。
「もう、こっちの文字のが俺には分かんねーよ。
日に向かう、空の音で、“日向空音”――それが、俺たちの名前。
いい名前だろ。
記憶が消えても、これだけは覚えとけよ。」
にかっと笑いながら言った“俺”に、不覚にも、ちょっと感動した。
「ありがと、俺。……向こうのこと、任せた。」
「うん。」
拳を突き合わせて、迷いなく映像に飛び込んだ“俺”を眺めながら、映像の縁取りの波形を見てふと気づいた。
「あ!!わりー!ちょっと設定時期間違えた!」
咄嗟に叫んだ声は聞こえていたようで、「ふざけんなあぁ!」と怒鳴る声が返ってきた。
まあ、元気そうだし大丈夫だろう、と完結する。所詮自分だ。あまり罪悪感はない。
徐々に小さくなる映像に、なんともいえない気分を抱えた。
もし記憶が残っていたとしても、この感情に名前はつけられないだろう。
「――じゃあな。」
ぶつん、と切れた映像に、小さく声をかけた。
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