4 / 12
《第一章》
第三話
しおりを挟む
静香、演劇部入んのか……。大丈夫なのかな……?
……いや、今はそんなことじゃない、今日は神楽くんと図書館で待ち合わせしてんだもんね。……あー、やばい、舞台に上がるときの10倍は緊張してるよ……。割と緊張しない方なんだけどなぁ……。(舞台では)
「お待たせ」
「あっ、神楽くん……」
「行こう」
「……」
「……?」
「……あのっ……!」
「……ん?」
「……その……すっ……」
あー、でも、いきなりじゃ駄目かなぁ……。ちょっと前置きしとくか……。でも何で言おう……即興苦手だからなぁ……。……あっ!
「空いてる?今日!」
「あぁ、学習室?結構空いてると思うけど」
あー、もう!いつ言えばいいんだよー!帰り?帰りに言う?もうそれでいいや、そうしよう、うん。
「じゃあ、行こっか」
「うん」
──3時間後
……利用時間、終了……。あー、やばい、また緊張してきた……。
「帰ろう」
「う、うん」
いつ言えばいいんだろ……。人気のない場所に誘おっかな……。……ってか何?告白って?ついに頭おかしくなってきた……。緊張とかあんましないのになぁ……。
「……神楽くん」
「どした?」
「この後時間大丈夫?」
「まあ」
「……ちょっといい?」
「いいけど」
あぁ、もうやばい、こういう時ってなんて言えばいいんだよ……。普通に好きです、とか?……ベタだけどそれにしよう、変に言って失敗したら嫌だし。
「…………あのっ……!」
……えっ、待ってめっちゃ恥ずいじゃんっ……!顔から火が出そうってこのことか……。
「あっ、壮良くんにさちじゃーん!」
はっ?!なんだこいつ、人の告白の場に……!
「……今桐谷と話してっから、後にしてくんね?」
「えーなんでよー」
「なんでもくそもない。早くどっか行ってくれ」
「そんな言い方なくなーい?沙耶、悲しいなぁ……」
「……なんだよそれ……。とにかく、俺は桐谷に用があるんだ。大和には関係ない」
「……分かった」
うわぁ、かっけぇ……。もう沙耶どっか行っちゃった……。
「それで?なんか話あんじゃねーの?」
「……え、あぁ……うん」
……うわ、やっ、やばい……緊張が……。これを舞台だと思えば……大丈夫だ、大丈夫……いつも通りいつも通り……これは舞台、これは舞台……よし。
「……神楽くんのことがっ……好きです……っ!」
……うわぁー!!!言っちゃったし!どうなっちゃうんだよー!絶対駄目だこれ!すみませんでしたー!!!!!
「…………なんで先に言っちゃうかなぁ……」
「……えっ……?」
「……俺からも言わせてくれ……俺は、桐谷のことが、好きだ……!」
「……!」
……えっ?!ええええええええ?!かっ、神楽くん、私のこと、好きだったの?!……これ、現実で合ってるよね?大丈夫だよね?夢じゃないよね?手つねってみよ。……いった!ゆ、夢じゃない……!
「…………付き合って……くれるか……?」
「……もちろん!喜んで……!」
……やったぁ……!今日から夢のリア充ライフが始まるんだ……!
……いや、今はそんなことじゃない、今日は神楽くんと図書館で待ち合わせしてんだもんね。……あー、やばい、舞台に上がるときの10倍は緊張してるよ……。割と緊張しない方なんだけどなぁ……。(舞台では)
「お待たせ」
「あっ、神楽くん……」
「行こう」
「……」
「……?」
「……あのっ……!」
「……ん?」
「……その……すっ……」
あー、でも、いきなりじゃ駄目かなぁ……。ちょっと前置きしとくか……。でも何で言おう……即興苦手だからなぁ……。……あっ!
「空いてる?今日!」
「あぁ、学習室?結構空いてると思うけど」
あー、もう!いつ言えばいいんだよー!帰り?帰りに言う?もうそれでいいや、そうしよう、うん。
「じゃあ、行こっか」
「うん」
──3時間後
……利用時間、終了……。あー、やばい、また緊張してきた……。
「帰ろう」
「う、うん」
いつ言えばいいんだろ……。人気のない場所に誘おっかな……。……ってか何?告白って?ついに頭おかしくなってきた……。緊張とかあんましないのになぁ……。
「……神楽くん」
「どした?」
「この後時間大丈夫?」
「まあ」
「……ちょっといい?」
「いいけど」
あぁ、もうやばい、こういう時ってなんて言えばいいんだよ……。普通に好きです、とか?……ベタだけどそれにしよう、変に言って失敗したら嫌だし。
「…………あのっ……!」
……えっ、待ってめっちゃ恥ずいじゃんっ……!顔から火が出そうってこのことか……。
「あっ、壮良くんにさちじゃーん!」
はっ?!なんだこいつ、人の告白の場に……!
「……今桐谷と話してっから、後にしてくんね?」
「えーなんでよー」
「なんでもくそもない。早くどっか行ってくれ」
「そんな言い方なくなーい?沙耶、悲しいなぁ……」
「……なんだよそれ……。とにかく、俺は桐谷に用があるんだ。大和には関係ない」
「……分かった」
うわぁ、かっけぇ……。もう沙耶どっか行っちゃった……。
「それで?なんか話あんじゃねーの?」
「……え、あぁ……うん」
……うわ、やっ、やばい……緊張が……。これを舞台だと思えば……大丈夫だ、大丈夫……いつも通りいつも通り……これは舞台、これは舞台……よし。
「……神楽くんのことがっ……好きです……っ!」
……うわぁー!!!言っちゃったし!どうなっちゃうんだよー!絶対駄目だこれ!すみませんでしたー!!!!!
「…………なんで先に言っちゃうかなぁ……」
「……えっ……?」
「……俺からも言わせてくれ……俺は、桐谷のことが、好きだ……!」
「……!」
……えっ?!ええええええええ?!かっ、神楽くん、私のこと、好きだったの?!……これ、現実で合ってるよね?大丈夫だよね?夢じゃないよね?手つねってみよ。……いった!ゆ、夢じゃない……!
「…………付き合って……くれるか……?」
「……もちろん!喜んで……!」
……やったぁ……!今日から夢のリア充ライフが始まるんだ……!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
【完結】離婚を切り出したら私に不干渉だったはずの夫が激甘に豹変しました
雨宮羽那
恋愛
結婚して5年。リディアは悩んでいた。
夫のレナードが仕事で忙しく、夫婦らしいことが何一つないことに。
ある日「私、離婚しようと思うの」と義妹に相談すると、とある薬を渡される。
どうやらそれは、『ちょーっとだけ本音がでちゃう薬』のよう。
そうしてやってきた離婚の話を告げる場で、リディアはつい好奇心に負けて、夫へ薬を飲ませてしまう。
すると、あら不思議。
いつもは浮ついた言葉なんて口にしない夫が、とんでもなく甘い言葉を口にしはじめたのだ。
「どうか離婚だなんて言わないでください。私のスイートハニーは君だけなんです」
(誰ですかあなた)
◇◇◇◇
※全3話。
※コメディ重視のお話です。深く考えちゃダメです!少しでも笑っていただけますと幸いです(*_ _))*゜
隣人の幼馴染にご飯を作るのは今日で終わり
鳥花風星
恋愛
高校二年生のひよりは、隣の家に住む幼馴染の高校三年生の蒼に片思いをしていた。蒼の両親が海外出張でいないため、ひよりは蒼のために毎日ご飯を作りに来ている。
でも、蒼とひよりにはもう一人、みさ姉という大学生の幼馴染がいた。蒼が好きなのはみさ姉だと思い、身を引くためにひよりはもうご飯を作りにこないと伝えるが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる