珠玉の欠片 〜塵も積もれば山となる〜

一 千之助

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 ここは聖獣の棲家 3 ☆

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☆ 2の続きです。


「ひいぃぃっ! 痛っ! 痛いよぅぅっ!」
 
《我慢です。すぐに済ませますから……》

 そそり勃つ巨根を無理やり捩じ込まれ、トムは激痛と快感で身悶える。痛いけど気持ち悦い。入口付近は焼け付くほどジンジンと痛みを訴えているのに、その巨大な一物が穿ち、掻き回す最奥は、身震いするほどの快楽をトムに与える。

 あれからどれだけ時間が経ったのか。

 散々嬲り尽くされた少年を洞穴奥の柔らかな毛皮の上に移動し、彼らは順番にトムを犯したのだ。

 居並ぶ彼等の股間で腹につくほど反り返った御立派様。そのドクドクと脈打つモノを受け入れさせられるのだと覚ったトムは無我夢中で暴れたが、さっくり捻じ伏せられ、最初の猛りをブチ込まれた。

 めりめり音をたてて押し込まれる剛直。それに喉を仰け反らせて絶叫する少年。
 あまりの激痛で体中の毛穴が裏返ったみたいに噴き出す汗。左右から両肩と腕を押さえ付け、腰を突き出す形にさせた彼らは、次々とトムの中に大量の精を注いでいった。

 それで終わらず、二巡、三巡と少年を味わう男性達。

 最初は貫かれる激痛ばかりだったトム。

 絶叫して泣きわめくトムを優しく撫でながら、他の二人はキスを繰り返した。
 その口づけが深まるたび、身体を二つに割るような耐え難い痛みが遠のいていく。

《我らの体液には鎮痛や癒やしの効果がある。ほら…… もっと舐めろ》

 ぬるっと差し入れられた誰かの舌。それを赤ん坊のように夢中になって吸う少年。熱く蕩けた舌を舐め回すと、少しずつ痛みが和らいだ。むしろ、何かムズムズした疼きを腹の奥底に感じる。
 紐で押し込められた陰茎の内部も坩堝のように滾り始めた。

「ふ……っ? 痛…っ! 痛い…ぃ? あふっ?!」

 じわじわ湧き上がる何かに手脚を震わせ、トムは未知の快楽に怯えた。

《はは、お前は何もかもが怖いのか? 怯えてばかりおるなぁ。ほら、もっと素直に佳がってみよ》

 ……よがる? ……って?

「ひゃあっ?! そこ…っ、は……っ! やめ……っ!」

 ……変っ! 変だよっ? だめっ! ふあぁぁ……っ!

 ぬちぬち腰を前後させつつ、蒼い目の男性が、トムの悦いところを見つけ出した。

《ようやくですか。時間がかかりましたが…… これからが本番ですよ?》

 ……本番? って。もう何回もしたじゃん、終わろうよ-っ!!

《何を言っている。そなたがイかねば精が吸収されないだろうが。我らが注いだ分はイけ。それ以上でも良いぞ?》

 ……嘘だあぁぁっ! 壊れちゃうよう、無理ぃぃぃっ!!

《無理でない。たっぷりと精を注いでやっただろうが。そなたは癒やしに満たされている。損なわれることはない》

 ……そういう問題ぃぃ?! お腹、お腹がぁ……っ! 苦し……っ!

《そりゃあそうだ。我々が何回注いだと思っている。そなたの腹の中は我らの精でたぷたぷだよ。それを漏らさせないために続けていたんだからな》

 絶叫の上げ過ぎで喉が嗄れ果て、言葉も紡げないトム。それでも意思の通じる謎。

 ……漏らさせないため、って? え?

《言っただろうが。そなたがイかねば精が吸収されない。中でイけるようになるまで塞いで待っておったのだよ》

《気持ち悦くイけるよう頑張りましょうね? さ、まずは一回》

 深々と衝き上げられるたびに、トムの腹の奥でどろりとした愉悦が暴れまわる。

 ……ひあっ?! やめ、やめてっ! 動かないでぇーっ! なんか……っ、なんかクるぅぅ!! 出るっ! 出るってぇぇっ!!

 どちゅばちゅと淫らな飛沫があがるくらい激しく出し入れされ、身震いするほどの気持ち悦さに包まれたトムは、覚えたての中イきを強制された。一度イってしまえば後は慣れだ。
  
 ……え? 出ない? 僕のが…… ひぐっ、溶ける…… 溶けちゃう……っ! 熱いよぅぅ……

 望んだ解放が得られず、トムは狼狽える。小さな御立派様は、硬く熟れて震えるだけ。

《上手くなったなあ? お利口だぞ? ほれ、イけ》

 ……イけって! イく? これが? ふわあぁっ! またクるぅぅっ!!

 コツを掴んだケダモノ達を、挿れられる快感を覚えてしまったトムの身体が悦んで迎える。何回も交代しつつ、トムをイかせ続ける三人。

 出せない苦しみが甘イきを本イきに変え、出せてないことすら忘れるほど悦楽に溺れるトム。

 鼻から抜けるような甘い喘ぎがトムの口から漏れた。あまりの心地好さに幼い彼の体内はトロトロである。
 呑み込み切れぬ唾液が薄い唇でいくつも糸を引いた。思わず朦朧とする意識を繋ぎ止めておけず、何回か中イきさせられた後、少年はくったりと失神した。



《気を失ったか。まあ、良い。我々の精も馴染んだだろう。種付けするぞ?》

 蒼い目の男性が卵を持ってくる。それを毛皮の褥に置き。卵に被せるよう、他の二人がトムの身体を支えた。
 そしてトムの御立派様から紐を解くと、残る一人がトムの中を衝き上げた。

「あ……ふっ、ん……、んん……ぅ? あっ! ひーっ?!」
  
 腹の中を掻き回されて意識を失っていられる人間はいない。臍の上まで届く一物なら尚更だ。

《気がついたか。さあ、吐き出せ。溜め込み、昂りきった、そなたの精をな》

 ……出す? 出すって、何を……?

 半分眼を裏返してされるがままなトムは、一際大きく打ち据えられた瞬間、体内を駆け巡る快感に硬直する。どくんっと脈打つ股間の猛り。それが一気に弾けた。

 ……あ、これだ。

 散々、望んでいた解放。ぷしゃあっと噴き出したトムの精は卵を淫らに彩り、そのまま、すう…っと吸い込まれていく。

《まだ出るか? 試そう》

 ……ひゃ……っ? も……無理ぃ、らめ……

 途切れ途切れな意識の中、何度も無理やり極まらせられ、トムは文字通り根こそぎ精を搾り取られた。



《受精したか?》

《分からん。しばし、様子見だな》

 満面の笑みで卵を撫で回す人外三人。

 彼らは失神したトムを綺麗に清めて身繕いさせると、一層のポータル前に横たえた。ここならば、そのうち誰かが見つけてくれるだろう。

《御苦労だった》

《受精したら、受け取りに来よ》

《……しておらねば、また種付けだ》

 そう呟き、彼らは最下層に戻っていく。



「トムっ!!」

 消えたトムを探し回って、一端戻ってきたダレス達は、暢気に寝ているようなトムを見て、胸を撫で下ろした。

「どっかのポータルから帰還したのかもしれんな。何もなくて良かった」

「今日は一層で夜明かししよう。まだ時間はたっぷりあるんだ、寝かせておいてやれよ」

 何くれと声をかけるダレスと仲間達。

 だが、カイルはトムを抱きしめたまま動かなかった。
 このせいで、後日カイルにお仕置きされるトム。

 踏んだり蹴ったりな未来を、今のトムは知らない。
 
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