耽溺の森 〜だから僕らは森から出ない〜

一 千之助

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 それからの森 7

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「ふあっ! ぅ……、……ぁぁあああっ!!」

 今日も今日とて泣き叫ぶ敦。

 柔らかな少年の尻たぶを掴み、ドゥエルは新しい玩具を使っていた。背徳感満載なこの世界では性的遊具の需要が高い。そういった研究や製作も彼の収入の一部である。
 奴隷の負担など考えない。壊れたら新たな奴隷を買えば良いのだ。だから考案される玩具も過激なモノが好まれた。
 敦で試しはするが、それを常とはしないため、今のところ壊されはいない少年。
 まあ敦を溺愛するドゥエルが壊れるほど弄ぶことはないのだが、それを知らない少年は戦々恐々。早く終わって欲しいと願いつつも、ドゥエルの求めるまま素直に喘いでいた。

「はいはい、苦しいね~、でも気持ち悦いだろう? ここ、凄いことになってるよ?」

 にんまりほくそ笑んだ彼が握るのは敦の一物。ギンギンに猛り狂うソレの全体を優しく握り込み、彼は溢れる先走りを親指の腹で撫で回す。
 敏感な部分を撫で回されて身震いし、少年は全身を仰け反らせた。背筋を這い上るゾクゾクが止まらない。

「だめぇーっ! イくっ! イっちゃうってぇーっ!!」

 わあわあ泣きわめいて暴れる敦を押さえ込み、ドゥエルは少年を責め苛む玩具を引っ張り出す。ぬちゅっと柔らかな肉を内側から抉られて敦は息が止まりそうだ。
 散々蹂躙された肉壁が熱く火照り、ただでさえ狭い内圧を上げている。そこをズルズル動き回る玩具が少年の悦い処をを掻きむしりまくり、思わず見開いた敦の目からは、ぶわりと涙が噴き出した。

「ひああぁぁーっ!!」

 絶叫する敦の柔肉を変形させながら出てきたのは生き物の形をした何か。八本足を蠢かせるソレはトカゲの形をしたスライムだった。
 比較的硬めだが所詮はスライム。ゴム程度の柔らかな身体を持ち、ゴツゴツとした表面や飛び出すような足が滑らかな敦の尻孔を歪めている。
 少年の体内に巣食う排泄処理用のスライムともドンパチしてきたトカゲ型スライムは、お互いの粘液でぬらぬらだった。
 その、ずんぐりむっくりとした姿は異様の一言。地球でいえばヤモリかイモリのような見かけのソレが頭を振り回し、引き出された孔に再び潜ろうとジタバタ暴れていた。魔力を込めることで動く極悪な生体玩具様。

「ふむ……悪くないね。ほら、もっかい。じっくりと味わって?」

 ドゥエルが手を離すと、トカゲは意思を持つかのように敦の尻を割って孔を抉じ開けた。
 ぬぷっと鼻先から潜り込むトカゲ様。びたん、びたんっと手脚を動かし、無理やり潜り込もうとするソレに限界まで尻孔を拡げられて、再び敦が泣き叫ぶ。

「きゃああぁぁーっ!!」

 内部で突っ張り、ガシガシ腸壁を掻きむしる八本の脚。奥へ奥へと自ら進む悍ましい感触。内臓を直に掴まれ、腹から臍のうえまで突き進む玩具に弄ばれ、少年は半狂乱で絶叫する。突っ張る玩具の足が滑らかな敦の腹をボコボコと歪ませていた。

「きゃーっ! ひっ、…ぅあっ、あっ、あっ! ……ぁぁああああっ!!」

 トカゲは頭も胴も大きいが、何より大きいのは脚の付け根。ずんぐりむっくりした脚を折り曲げ、伸ばし、敦の敏感な孔を通り抜けようと藻掻いている。ガツガツと動く脚に歪まされる可愛い尻孔を眺め、ドゥエルは、うっとりと眼を細めた。

「悦いねぇ? もう何回目だい? まだ出る?」

 暴れる敦をうつ伏せに押さえつけて、彼は己の掌の中で弾けた少年の御立派様を丁寧に撫で擦る。爆ぜたにもかかわらず、敦のソレは未だにガチガチに猛っていた。
 全身潜り込ませたスライムトカゲの尻尾の先にはストッパーがあり、それ以上は進めない。それでも進もうとする玩具は、八本の脚を蠢かして最奥で藻掻いている。
 中から押すトカゲの脚の凸凹を確かめるように敦の腹を撫でるドゥエル。逆に中へ押し返してやると、少年の口からあられもない悲鳴が上がった。

「あーっ! あっ、あっ、ひいいぃぃーっ!!」

 その反応が嬉しくて、えい、えい、っと軽く押しつつ、ドゥエルは玩具の説明をする。

「ちょいと昔には本物をつかって遊んでいたらしいんだけどね? ヘビとかさ。でも生き物だから、すぐに死んじゃうし、鱗をもったモノだと、ソレが逆立って中から出せなくなる事故が頻発してさ。そうなっちゃうと、もう開腹手術で出すしかないじゃない? 奴隷にそんな手間や金子はかけられないってんで、こういった生体玩具が発達したんだよね」

 いらん情報ーーーーっ!!

 淫靡な玩具に翻弄されトロトロな顔の少年は、心の中でだけドゥエルを毒づく。臍のすぐ下までトカゲに掻き回されていて、もはや言葉も紡げない。

 直腸内を余すところなく暴れまわる凶暴な玩具。全長二十センチもある太いトカゲを受け入れさせられ、涙の飛沫を飛び散らせつつ激しく頭を打ち振るう少年の姿は悩ましい。
 そんな敦の嬌態を堪能し、こちらも蕩けた顔で幸せそうに一物を可愛がるドゥエル。竿のみならず袋ごと玉を握り込み、巧みな指先でコリコリ擦り合わせて敦の悶絶を長引かせる。

「ひあっ! やっ…めぇ…っ、ぇぇ…っ! あーっ!」

 前も後ろも容赦なく責めたてられ、ヒクヒクと喉を震わせる少年。とめどない随喜の涙が頬を伝い、いくつもの染みをシーツにつくっていた。

「悦~ぃ声だぁ。……お客にも歓んでもらえそうだな。これは採用っと」

 散々嬲り尽くして、ようようドゥエルは敦を責め苛む玩具を止める。どおっと力尽き、寝台に沈み込んだ少年は涙とヨダレでぐちゃぐちゃな顔でシーツに突っ伏した。

「はひ……っ、ひぃ……、ひ…ぃ…ぁ、はぁぁ……」

 ぜひ、ぜひと苦しげな嗚咽をもらし、責め苦から解放された敦がダラリと弛緩する。もはや指の一本も動かせない。
 そんな少年の背筋を指でなぞりつつ、ドゥエルは甘やかな顔で微笑んだ。

「まだ試さなきゃならない玩具がいくつもあるんだけどねぇ。ま、今日は終わろうか。疲れたでしょ?」

 こういった開発に奴隷が使われるのは日常茶飯事。彼の研究室に備えられた数々の拘束具の用途を初めて知った気分の敦である。

 ……確かに人体実験ではあるけど。想像の斜め上過ぎるぅぅ。

 熱い吐息を細く吐き出して、敦はドゥエルの優しさに感謝する。スライムトカゲのおかげで少年の中はドロドロだ。ここに新たな玩具を使われたら、きっと敦は気が狂ってしまうに違いない。

「あり…が…と……」

 情欲に蕩け、潤んだ少年の瞳。その艶めかしさに当てられ、ドゥエルの下半身がずくりと重い疼きを覚えた。

 盛ると止まらないのがティモシーの人間である。

「まあ…… 敦を壊したくはないしね。だからさ……」

 つ……っと指を下に滑らせて、ドゥエルは熟れてヌルヌルな少年の孔を擽った。指先でクルクルと孔の周辺をなぞり、そのまま、つぷんっと指を挿れる。

「ひゃんっ?」

 びゃっと撓る細い背筋。それに気を良くして、彼は二本、三本と指を増やし掻き回した。熱く蕩けきった柔肉の感触が堪らなく気持ち良い。

「ユルユルだね? 玩具は勘弁してあげるから、私を気持ち良くしておくれ?」

 すでに解されまくりな敦を裏返して膝裏を抱え、ドゥエルは先程までの少年の嬌態でおっ勃った御立派様を容赦なく突っ込んだ。

「あーーーっ?!」

 いきなりぶっといモノを捩じ込まれ、目を見開く敦。それを無視して深々と突き上げ御満悦なドゥエル。
 スライムの粘液でヌルヌルなのに、うねるような蠕動を繰り返す内部は狭く、生々しい肉の抵抗を感じられる。それを無理やり捻じ伏せ、彼は激しく腰を動かした。

「……っぁー、狭っま、あんだけ玩具を突っ込んだのに、なんでこんなに狭いんだよ。……あ、奥は柔らかいな。でも肉が絡んで……ぅ……スライムの中みたいだ」

 だったら、スライム使えやぁぁーっ!! ってか、その台詞、スライム使ったことあるんかいーっ!!

 そりゃあるに決まっている。過去には奴隷だったドゥエルなのだ。前に聞いた話すら思い出せずに喘ぐ敦。
 そんな悪態を敦が脳裏でついているとも知らず、ドゥエルはみっちりギリギリな少年の内圧に夢心地だった。
 彼の形に合わせたかのように限界一杯な敦の内部は、百戦錬磨な色事師をも唸らせる名器である。そう、まるで自分専用に用意されたかのように。そうなるよう長々と調教してきてはいたが、彼の予想を遥かに上回る出来上がりぶりな敦の身体にドゥエルは感激が止まらない。
 元奴隷で、されることにも博識なドゥエルは少年の限界を見極められた。だからこその容赦ない行為の数々。なのに、それを越えて愛し舐りつくしたくなる少年の極上な身体に、彼は見事溺れる。

「……っかぁーっ! なんだよ、この肉の動きっ! もう我慢出来んっ!!」

 だいたい、なんでこんなに狭いんだ? もう一年以上、毎日ぶち込んでやってるってのに、いつまでたってもキツく締め上げてきて……っ! 普通なら、とうに蕾が緩み、漏斗状の薄い花びらが出来ている頃だろうにっ!!

 人間の身体とは慣れるものだ。執拗に伸ばして続ければ、当然肉も皮も伸びて戻りにくくなる。その撓みがフリルのように小さな花へと蕾を変化させるのだが、敦の最奥の窄まりは、いつまでたっても硬い蕾のまま変わらない。

 ……変われ、変われ、変われっ! 私のモノで花咲けよ、アツシぃぃ!!

 うねうねと蠢き、ドゥエルのモノを呑み込む柔肉。ぎちっと締め付ける肉壁に絞られ、彼のモノは歓喜に打ち震えた。それに連動して獰猛に突き上げるドゥエルの猛り。
 内に外にと巻き込まれる淫猥な孔の縁。滑べらかに伸び広がるそこは、凶悪に反り返るエラで激しく擦られ、真っ赤に染まっていた。

「あーっ! あっ、ああぁぁーっ!!」

 激しい抽挿に敏感な部分を余すところなく蹂躙され、玩具で火照った敦の身体は簡単に絶頂へと叩きつけられる。それでもドゥエルの突き上げは止まらない。

「イってりゅ……っ! ひぃっ、ま…た…イぐ…ぅっ! ひぃぃーっ!!」

 ビクビク蠢く内部を堪能され、絶頂の余韻に震える少年。それを見下ろして舌舐めずりするドゥエル。玩具の責め苦で敦の一物は空っぽだ。イっても出るモノはなく、ドライイキは際限がない。
 抱えていた膝裏を敦の頭まで深く折り曲げ、ドゥエルは上から押し込むように、どちゅどちゅと激しく己の一物を打ち下ろした。
 自重がかかる体位。全身を使って捩じ込まれる巨根は、敦の最奥限界まで貫いている。あまりの容赦のなさに低く呻く少年。

「どれだけイけるかなぁ? 記録に挑戦だ。イく時は言えよ?」

 毎回されるドゥエルの命令。イくと口にせねばならない敦は、媚薬と奴隷印でイきっぱにされる恐怖に震えた。
 あの悶絶地獄は忘れられない。奴隷印による命令は強制執行。如何に限界にブチ当たろうと、無理やりソレを越えさせる拷問。あの時、この状態の身体が殊の外好きなのだとドゥエルは残忍に笑った。
 その後も何度か経験したが、アレに慣れることは出来ないと敦は泣きそうになる。勘弁して欲しい。だが奴隷印に拒否は出来ない。頼むからやらないでくれと、心底願う敦。

 しかしイけとの命令はなく、延々と突き上げられながら、安堵した敦は自らの意思で絶頂を口にする。

 随喜の涙を打ち振るい、従順な己の奴隷を心の底から愛し、さも幸せそうに可愛がるドゥエルだった。
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