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森の一族 2
しおりを挟む「……っ、苦し……っ」
家の畑仕事をするアユムが動く度に、内臓を圧迫する梁型。それに苦悶を浮べ、少年は壁にもたれかかった。
そして苦しいだけでない不可思議な感覚に彼は戸惑う。
ムズムズと腹の奥を撫で回すような気持ち悪さ。地味な火照りが体内に灯り、知らず脚を擦り合わせて前かがみになってしまう。
「なんだよ…… これぇ……」
それを家の影から見つめ、ほくそ笑むドゥエルがいたとも気づかず、アユムは無意識に自分の股間を撫でていた。
なんとも言えぬ心地好さ。頭に血がのぼり、ほうっと甘い吐息を漏らしながら、少年は股間を撫でる手の動きを早めていく。
地球のように情報が飽和してもいない異世界ティモシー。街を訪れたこともなく、森だけしか知らない敦の子供達は性的に純粋培養。劣情や欲望に無縁な暮らしだったアユムは、未だに皮すら剝けていない。
だから、しだいに高まる身体を持て余して潤む瞳。どうすれは良いのか分からぬまま、アユムは拙い動きで己を慰めた。
……と、その手を誰かが、がしっと掴む。
「……いけない子だなぁ? こんな処を触って、何してたんだ?」
はっとしたアユムの前には、しゃがみこんだドゥエルがいた。剣呑な眼差しで見据えられ、思わず少年は縮こまる。
「お仕置きかな? 来なさい」
ドゥエルの片手で簡単に吊るされてしまうようなアユムだ。少年は、そのまま持ち上げられ問答無用で彼の研究室に連れ込まれた。
「ここを触っていたね? どうして?」
部屋に入った途端、全裸に剥かれ、アユムは壁に拘束される。両手、両足をおおきく大の字に開かされて。
この研究室には多くの拘束具があり、壁や診察台、他にも椅子など。以前は何の用途に使うのか分からなかったアユムだが、こうして己の身に起きて、ようよう理解した。
ここにある拘束具は人間を戒めるモノなのだと。
背中を向けて拘束されたアユムには、ドゥエルが何を言っているのか分からない。ただ、彼に掴まれた股間が妙に疼き、熱いことだけを感じていた。
性的に純粋培養の子供らは裸にも羞恥心はない。当たり前に全裸で水浴びをし、男も女もなくお互いを洗うような大らかさ。そのような優しい世界を作り、ドゥエルは慎重に子供達を育ててきた。
いつか前に見た、無垢で純真な子供となるように。今度こそ、壊さず、この森が子供らの楽園となるように。
多少色気も出てきたようだが、それでも敦の子供達はドゥエルにとって天使である。
その天使の羽根を、今のドゥエルは折り取ろうとしていた。
……アツシ。
ドゥエルの瞳に愛しい少年が浮かんだ。剥けてはいたものの、喘ぎ、泣き喚いて初の性交に身悶える少年が。
そして今、ドゥエルの前には、それが再現されている。
あの日の敦と同じ。十三歳の無垢な少年の痴態。
「……っ、わかんない、なんかムズムズして…… 触んないでっ! ひぐっ?? んぅー……っ! 痛っ!」
弱々しく立ち上がっていたアユムの幼い陰茎。それを揉むように刺激して、ドゥエルは少しずつ剝いてやる。
ぴっと皮が剥がれるたびに仰け反るアユムが可愛くて堪らず、彼は酷くゆっくり皮を剥いていった。
「痛ぃぃ……っ! やめ…っ! あ……?」
痛みに交じる愉悦。未知の経験に戸惑い、狼狽える可愛い少年の姿が眼福過ぎる。
なんと扇情的な眺めか。ツヤツヤして…… 舐り尽くしてやりたいな。嫌がるかな? 泣くよね? ああ、もうぅぅ…… ドキドキする。
うっとり恍惚な顔で掌にローションを取り、ドゥエルはやわやわとアユムのモノに指を絡めた。
つるりと剥けたアユムの御立派様。片手で包めるソレを丁寧に撫でくり回すと、可愛い御立派様はドゥエルの掌の中でカチコチになる。
「あーっ! あーーっつ!!」
彼の巧みな指の動きにつられ、少年の股間のムズ痒さや熱さが高まっていった。じわじわ迫る初めての感覚に怯え、アユムはくぐもった悲鳴をあげる。
「ここがムズムズしたって? なんで? これのせいかな?」
パチパチと拘束ベルトの留め金を外し、ドゥエルはアユムに深々と呑み込ませていた梁型を引き抜く。
「んんんんーっっ?!」
ずるるるっと先端まで引き抜かれる感触がアユムの背筋を駆け上り、初めて勃起させた少年の一物から雫が垂れた。
生理的に朝方立つことはあれど、外的刺激でおっ勃てたのは初めての少年。
「なるほど? こうして尻を悪戯されて気持ち悦いと? これを挿れられて感じてしまったと? で、自分で弄ろうとしたわけか。いやらしくて悪い子だなぁ、君は」
違うと反論しようとしたアユムだが、抜き出された梁型を再び捩じ込まれて呼吸が止まる。しかもソレを、ごちゅごちゅと掻き回すように動かされ、四肢まで貫く何かに頭が真っ白だった。
「んんうぅーーつ! んーっ! んぅ……ううぅっ!」
ガンガン突き上げる梁型で壁に押し付けられたアユムは、くぐもった悲鳴しかあげられない。
今までの調教は孔を拡張し慣らすだけのモノ。とてもじゃないが、激痛ばかりで快感など得られないが、長々と温めてきた梁型は、アユムの中を慣らし、少しずつその存在を主張する。そして動くことで体内をゴリゴリと抉り、少年の知らない愉悦を引きずり出した。
はーっ、はーっ、と未知の感覚に脳味噌を侵され、しだいにアユムの顔が蕩けていく。震える睫毛をかがる涙。上気し潤んだ瞳が、恐恐とドゥエルを見上げる。
「すごいね。ガチガチになってるよ。そんなに気持ち悦いの? ここ? それともこっち?」
容赦なく梁型を突き上げ掻き回すドゥエルの動きに翻弄され、とうとう少年は身悶えつつ初の精通をした。びくんっ、びくんっと大きく痙攣し小刻みに震える可愛い獲物。
それを満足げに見つめ、ドゥエルはアユムを壁から解くと昨日の寝台に横たわらせる。
「続きだ。頑張ろうね?」
にっと微笑むドゥエルを、アユムが恐怖一色の瞳で見つめていた。
「ほら、入るぞ。拡がったなぁ」
散々梁型で掻き回されたアユムの尻は、昨日、呑み込めなかった六センチ玉を呑み込めるようになっていた。痛みは和らがないものの、無理なく呑み込む少年の孔を眺めつつ、ドゥエルは次の七センチ玉を捩じ込んでみる。
「痛ーーっ! 痛いっ! やめてーっ!」
「力を抜け。ほら、もう入りそうだ」
涙まみれで歯を食いしばるアユム。その哀れな獲物の姿に背筋をゾクゾクさせ、ドゥエルは無理やり七センチ玉を捩じ込んだ。
「きゃーっっ!!」
ぐぷんっと音をたてて呑み込む少年。あまりの激痛に絶叫しつつ、アユムは思わず失禁してしまう。ちょろちょろと零れる温かな雫。診察台に広がる液体に歓喜の色を浮べ、ドゥエルは少年の頭を撫で回した。
「粗相するとかっ! そんなに痛かった? それとも怖かった? あああ、もうぅぅ、可愛いな、お前はーっ!!」
はあはあと息を荒らげ、一瞬で終わった苦しみに安堵する少年。しかし彼は忘れていた。挿れたモノは出されるのだということを。
「んうーっ! ひいぃぃっ! 痛い、痛ぁぁいぃっ!」
ぶわりと涙を零して眼を見開き、拘束された四肢を悶えさせてアユムは絶叫をあげる。それを蕩けた眼差しで見つめ、ドゥエルは出したり挿れたりを執拗に繰り返した。
挿れる都度、限界ギリギリまで拡がる孔の縁。たっぷり塗り込められたローションがクリーム状に泡立つ結合部。あまりの艶めかしさに、ドゥエルの眼が眩む。
ああ、もう…… 敦アツシそっくりな顔で…… 泣き顔までそっくりだ。虐め甲斐がありすぎるよ、君。
はあはあと興奮気味に息を荒らげつつ、ドゥエルは喉元まで上がる歓喜を抑えきれない。今すぐにでも、この可愛らしいお尻に己をブチ込みたかった。
「頑張ろう。これが呑み込めるようになったら、もう一息だから」
残すはドゥエルの一物のみ。
散々七センチ玉で慣らされたアユムに捩じ込まれた新たな梁型は、当然、直径七センチのモノ。
それからも執拗にお尻を可愛がられ、毎夜イかされるアユム。何度も何度もイかされて、許してくれと慈悲を請うまでドゥエルは少年を追い詰めた。
「ひあっ? らめ…っ! も…だめ…えぇぇっっ!」
ぷしっと放出される僅かな蜜。それに眼を細め、アユムの一物から蜜が出なくなるまでドゥエルは中を掻き回す。
「気持ち悦い? 中が気持ち悦いね? 良い子だなぁ。素直な良いお尻だ」
何日もかけて、じっくりと孔を拡張されたアユムは、なぜにこのような無体をドゥエルが行ったのか。しばらくして、その理由を知る。
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