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森だけが知っている 〜地球人の末裔達〜
しおりを挟む「おじさん、おじさぁん…っ」
「ん? どうした?」
湯船でタマキを抱きかかえ、ドゥエルはスライム粉でヌルヌルなお湯を潤滑剤に、少年の小さなお尻を虐めていた。
つぷつぷと指を出し入れし、時には、ぬぷぷっと奥まで捩じ込む。その緩急つけた悪戯に、少年はあられもなく喘いでいた。
一本、二本と増えていく指。ドゥエルの長い指が奥深くまで潜り込み、少年の悦い処を見つけては抉るように刺激する。
「ひうんっ! ん…っ、ふあっ?!」
「可愛いなぁ、タマキ。一杯可愛がってやろうなぁ」
ふくりと眼を細めて、ドゥエルは少年を追い詰めた。敦にそっくりな子供を可愛がるのは何度経験しても嬉しい。
左右の指を二本ずつ捩じ込んで孔を拡げるように動かすと、少年が痛みに呻いた。だが、その上気した顔が、感じるのは痛みにだけではないのだとドゥエルに伝える。
「……柔らかいな。慣れてるのか?」
「は…ひ、お兄ちゃん…たち…にぃぃ」
なるほど。
ドゥエルによって性に忌避感なく育てられたアユム達は、その手管を子供らにも教えていた。それで年長の者が年少な者に手ほどきしているのだろう。
「挿れてもらったことは?」
「お兄ちゃん…っ、が…ああんっ!」
ずくっと深々指を掻き回されて、タマキは軽くイってしまう。
「ここに? おっきな太いモノを?」
コクコクと頷く少年。
「一杯挿れてもらったか? こんな風に?」
指を三本揃えて、ドゥエルは鋭くタマキの中へ捩じ込んだ。何度も深々と出し入れされて、あまりの激しさに少年は呼吸が止まる。
「はひぃぃ! で…っ、でも、おじさぁん…っ、のっ、指のっ、がっ! おっきぃっ! ひっ!」
タマキがお兄ちゃんというのは、ワタルの子供のことだろう。たしか、まだ十五歳。モノも小ぶりだ。
……タマキは十ニ歳だ。さぞやたっぷりと愛されたことだろう。
「ふむ、そうか。じゃあ、本当の睦みというモノを、たっぷり教えてやらねばな」
性欲解消のためな遊びではなく、腹の底まで響く劣情を。
タマキでもドライイキは出来る。今日はソレを教え、しっかりと躾けようか。
ドゥエルはいつもの玩具を手に取り、タマキの尻に充てがう。それは卵のような玉が繋がったスライムボールの梁型。徐々に経の大きくなっていく玉は最後のが五センチ。今のタマキなら呑み込める初心者用の大きさだった。
……ちなみに、この世界の初心者用である。地球世界なら上級者用の太さだ。
「じゃあ、息を吐いて? 気楽にな」
そう言いながら、ドゥエルは少年を片手で抱き込み玩具を捩じ込んだ。三センチ玉あたりまではスルっと呑み込み、次の四センチ玉がキツくタマキの肉壁を拡げる。
「きゃあっ! 痛…っ! おじさんっ?!」
「おお、柔らかいな。良いお尻だぞ、タマキ」
ぬちゅぬちゅと四センチ玉を出し入れされ、少年は痛みに泣き叫んだ。
「痛い…っ! つ…っ! 裂けちゃうよぅぅ!」
ばちゅばちゅ跳ねる湯船のお湯。ぽろぽろ泣くタマキを撫でてやり、ドゥエルは最後の玉を挿れようと試みる。
これが大きいとは。お兄ちゃんとやらは粗末な持ち物しか持っていないようだな。
地味な大人気ない思考を脳裏に描きつつ、彼は優しくタマキを抱きしめた。
「息を吐いて? 大丈夫、タマキの可愛いお尻は、ちゃんと呑み込めてるからな」
ひー、ひー、とドゥエルの胸にすがり、タマキは必死に息を吐く。
そのタイミングを見計らって、ドゥエルは力任せに最後の玉を捩じ込んだ。ごちゅっと鈍い音がして、少年の喉から絶叫がほとばしる。
「きゃあああーーーっ!!」
「大丈夫、もう入った。入ったから」
身悶えるがタマキをガッシリと抱き込み、ドゥエルは労うように少年の頭を撫で回した。
「はーっ、はーっ、は……ぅっ? んうう……っ」
息を荒らげて眼を見張るタマキ。その涙を舌で舐め取ってやりながら、ドゥエルは呑み込ませた梁型を大きく掻き回した。内臓まで捩れる未知の感覚に、少年の顔は苦悶を浮かべる。
「分かるかい? 奥まで届いているだろう? ほら」
「あひっ? ふあっ! あーっ!」
臍の裏まで届く長い玩具。しかも根本の大きな玉が内側から孔を刺激し、なんとも言えぬ圧迫感にタマキは翻弄された。
ごちゅごちゅ中を掻き回され、少年の何かが疼きだす。悦い処の隅々まで届く極悪な凶器。今まで感じたこともない愉悦に溺れ、タマキは半狂乱になって泣き出した。
「…くりゅっ? 何か…っ、あっ、あっ! 怖いよ、おじさぁん…っ!」
ガクガクと震え、ドゥエルにすがる少年。蕩けた息が彼の首元を舐めていく。
「大丈夫、おじさんがいるからね? 気持ち悦く果てなさい」
「い…っ、ぎ…っ! ……いぃぃぃっ!!」
奥歯を噛み締めて、タマキは初めての本イキをする。お腹が爆発し、脳天から四肢まで突き抜ける快感で少年の頭は真っ白になった。
「ーーーーーーっっ!!」
声のない絶叫をあげて失神するタマキを受け止め、ドゥエルは弛緩した少年の身体からスライムボールを引きずり出した。
一瞬、びくっと硬直したものの、タマキは失神したまま起きない。少年の意識がないのを良いことに、ドゥエルは何度も梁型を抽挿し、無理やり孔を拡張する。
ぬぷぬぷと容易く五センチ玉が入るようになるまで執拗に。
「アユムより早いなぁ…… 良いお尻だ」
己のモノを挿れられる日を夢見て、ドゥエルはタマキを抱き上げると浴室から出た。
「ん…ぅ…? ひゃっ!」
がばっと起き上がった少年は、ぼんやりと辺りを見渡す。すると大きな腕がタマキの身体を掴み、寝台に押さえつけた。
「……まだ遅い。寝なさい」
夢現な口調でドゥエルはタマキを抱きしめる。
逞しい腕に抱かれて、少年は放心状態。何が起きたのか分からない。
「おじさん……? 僕、どうしたの?」
「……覚えてないのか? タマキは、おじさんに一杯可愛がられて、気持ち悦すぎて気絶したんだよ」
「ひえっ?!」
思わぬ説明を聞き、少年の顔が真っ赤に染まった。
そういえば覚えている気がする。すごく気持ち悦くなって…… 玩具で虐められて…… 痛くて泣いて…… でも、また気持ち悦くなって…… 身体が爆発するみたいに…… えーっっ?!
あまりの恥ずかしさに手脚をバタバタさせるタマキ。それを微笑ましく見つめ、ドゥエルは少年の頭を撫でた。
「お兄ちゃんと比べて、どうだった? おっきいのが中で暴れるのは気持ち悦かっただろう?」
お兄ちゃんと……?
タマキは、言われて思い出す従兄弟との情交。
まだ幼いタマキを浴室に連れ込み、血走った眼をした従兄弟。洗ってやると言いつつ、全身を撫でまくって息を荒らげていた従兄弟が怖かった。
そんなことが何度か続き、ある日タマキは従兄弟に無理やりお尻を割られる。ベロベロ舐め回され、舌や指を挿れられたあげく、泣き喚く口を押さえつけて従兄弟はタマキの中に入ってきた。
今日と同じで最初は痛かった。無理やりお尻を割られて、裂けるかと思うほど痛くて泣いた。お兄ちゃんは、僕の中に一杯何かを注いで気持ちよさそうだったっけ。
その晩、酷くお腹を壊したのを覚えてる。
その後も、何度も無理やり挿れられて、僕も慣れて、何となくフワフワする感じになって…… 時々、おしっこが出るような変な気持ち良さがあって。
でも今日みたいに、熱くて溶けるようなんじゃなかった。おしっこどころが、お股全部が溶けるんじゃないかと思うほどの気持ち悦さ。正直、何も覚えていない。
「……お兄ちゃんは。無理やりだったし。ちょこっと気持ち悦い時もあったけど」
「けど?」
問い返すドゥエルをチラリと見つめ、タマキは真っ赤な顔で呟いた。
「おじさんのはすごい。僕、溶けちゃうかと思ったもん。爆発するみたい、気持ち悦かった」
テレテレと宣う少年に満面の笑みを浮べ、ドゥエルは毛布をかけ直して抱きしめる。
「それが可愛がるということだ。相手を気持ち悦くする。無理やりだったとしても、ちゃんと気持ち悦くさせてやらないと可愛がるとはいえない。お兄ちゃんは悪いお兄ちゃんだな」
ドゥエルの言葉に少年は眼を見開いた。そして誰にも言えなかった気持ちを口にする。
「……痛かったの。お兄ちゃんに無理やり挿れられて、すごく泣いたのに止めてくれなくて」
「うん」
「お腹壊したの…… 痛くて、苦しくて。どうしたら良いのか分からなかったの」
「うん」
「誰かに言ったら、もっと酷いことするって。皆やってるのに、なんでお前はやらせないんだって。お父ちゃん達もやってるし、やりたくない僕が変なのかと思ってた」
「そうか」
「僕ね…… 僕…… 怖かった……」
ぐすぐす泣き崩れるタマキを見て、ドゥエルは言いしれぬ怒りを覚えた。
詳しく聞いてみると、なんとタマキが初めてやられたのは八歳の時。無理やり襲われて、そこからは脅されるように関係を強要されたようだった。
………事の始末や後処理は教えたはずだ。精を注いだままだと腹を壊す。だから中出ししたら、ちゃんと腸内洗浄で綺麗にさせるようにと。年齢的にも十歳以下にはさせるなと禁止した。身体の出来上がっていない幼児には負担が大きすぎる。奴隷だとしても使わない。
どうやら好奇心旺盛な猿が、年下相手に強行したようだ。脅せば黙るとでも思っていたのだろう。五年前といえば、とうの本人も十一歳だ。まだ性的な行為を年長者から教えられている年齢。盛ったお猿が、好奇心のおもむくまま、自分より小さな者を襲ったに違いない。
泣きぐずるタマキを優しく寝かしつけ、ドゥエルは翌日、アユム達を集めて件のことを説明する。
「俺の息子が……」
呆然と聞き入るワタル。まさか、そんな卑怯なことを自分の子供がやらかすとは思っていなかったのだろう。
「これを見逃すと、後々悪い前列になる。子供を性的対象に見るようなな。子供は大人が守らねばならん。アユム、お前だって、そうだっただろう?」
弟妹を守るためにアユムがドゥエルに抱かれていたのを暗に持ち出され、彼は天を振り仰いだ。
「最初が肝心だ。ワタルの息子は奴隷商に売り払う。こういう事をしたら、こういう目に遭うぞと、分かりやすく罰せねばならんからな」
無慈悲なドゥエルの言葉に周囲は息を呑んだ。それは死刑宣告も同じ。重労働の果てに公衆便所とされる無惨な未来しかない厳罰に、誰もが固唾を呑む。
「待ってくれっ! 俺の息子だ! バカをやらかしたとは思うが…… タマキも無事だし、もっと穏便にならないかっ?」
「酷いからこそ罰になるんだろうが。温いことをしていたら、第二、第三のバカが現れるかもしれん。どのくらいの罰なら抑止力になると思う?」
言われて誰も言葉がない。
普通なら、そんなバカはやらないからだ。バカが、どれほどなら諦めるのか。バカを抑えられるのか。そんなことは想像もつかない。
むむむっと思案する一族の中で、一人の青年が手を上げた。ワタルの奴隷だ。
「発言よろしいですか?」
訝しげに睨むワタルを余所に、ドゥエルは彼の発言を許す。
「加害者を被害者の奴隷とするのは、どうでしょう? 印を刻み、二度と不埒な真似が出来ないように」
ざわりと周囲がざわめく。ワタルは己の奴隷に眼を剥き、だんっと立ち上がった。
「てめえっ! 事にかいて奴隷だとっ?!」
獰猛に睨めつけるワタルだが、この奴隷は彼の暴力に散々慣らされている。いまさら、そんな眼くらいで怯えもしない。
「奴隷商に売り払うという本当の意味は、被害者を守るためだと思いました。だから、加害者を被害者の奴隷とすれば事足りるかと」
同じ事を考えたドゥエルはもちろん、アユムやワタルまで瞠目する。
その通りだったからだ。
加害者をどのように罰しても、部落におり、タマキへ手が伸びる状態では逆恨みの暴行が起きるかもしれない。
部落から追い出すのも手だが、そうすると部落の内情が外部に漏れる恐れがある。放置出来ない。
だから加害者の喉を潰し、奴隷商に売り払う。奴隷の事情に耳を傾ける半陰陽はいないし、わざわざ筆談するような者もいない。奴隷商で繁殖させた生粋の奴隷はもちろん、幼くして売り払われる奴隷達は、ほぼ読み書きが出来ないからだ。
だから加害者を奴隷商に売り払うのが、タマキを守る最善だとドゥエルは考えた。これだけの重い罰を下せばら新たなバカも出なかろうと。
だが、ワタルの奴隷が出した案も悪くない。いや、手元に置ける分、妙案にも思える。タマキがしたいなら、復讐もさせてやれる。
今は幼いから恐怖が先立とう。しかし、成長して、自分のされた理不尽を理解した時、相手がおらねば怒りを向ける矛先もない。
「加害者を被害者の奴隷にか。なるほど、悪くない」
奴隷印は絶対だ。主の命に逆らえない。いい見せしめにもなる。
「ドゥエル父さんっ? こんな奴隷の言うことを真に受けるのかっ?!」
ドゥエルは、激昂するワタルを冷たく見据えた。
「ならば、どうする? お前の倅が再犯しない、タマキに逆恨みもしない、次のバカをやらかす奴も出ない。此奴の案以外に、そんな都合の良い方法があるなら言え」
その言葉をアユムも援護する。
「その通りだな。罪は罰せられるべきだし、子供を守れなかった俺達にも責任はある。真摯にタマキへ許しを請えば、タマキも無体なことは命じまい。ここで普通に暮らせるぞ? ……まあ、またやらかしたら、俺が直々に奴隷印を刻んで使い潰してやるがな」
冷ややかを遥かに穿つ氷点下の声音。ドゥエルも気づいていなかったが、今回の話に一番激怒していたのはアユムだった。
我が子なのだ。しかもドゥエルへと譲った大切な息子。よくよく考えたら当たり前のことである。
自分の情人でもあり、長く信頼してきたドゥエルだからこそ息子を預けたのだ。彼に愛されてアユムは幸せだったから。タマキも幸せにしてくれるだろうと。
なのに、どこぞの猿がタマキを虐待していたと知り、アユムは怒り心頭である。
「終わったことだ。タマキにも大事はなかった。けどさぁ……」
ぐいっと身を乗り出してアユムはワタルを見据える。
「万一、大事になっていたら、お前は同じ事をほざけるか? 穏便にだとかさぁ? ここに子を持つ兄妹が並んでるんだけど? 俺らにしたら、一度やらかした獣を部落に置いておきたくもないんだが?」
他の兄妹達も同意のようで、周りの辛辣な眼差しにようやく気づいたのだろう。ワタルは絶望感に項垂れた。
これは正しいとドゥエルは思う。なぜなら、その従兄弟とやらは、今でもタマキに無理強いをしていると聞いた。奴隷を使える年齢にもかかわらずタマキを襲う理由は一つしか思い当たらない。
つまり、その猿は、幼児などの小さい子供にしか欲情しない性的倒錯者な可能性が高いのだ。これを放置は出来ないと、ドゥエルは今回の件を大事にしたのである。
結果、部落のしきたりを守れないものは、総じて奴隷落ちと決められ、事は終息した。
世はこともなし。ドゥエルは可愛い情人と長く睦んだ。その視界の端には、一切の性交を禁じられた加害者がいたが、それも御愛嬌。
寿命の伸びた敦の一族であるタマキは、ドゥエルが虹の橋を渡るまで人生を共にする。
「おじさん…… ありがとうね」
多くの子供達の涙に見送られ、ドゥエルは虹の橋を渡った。元奴隷で子供や家族も持てず、灰色一色だった彼の人生。
森で拾った異邦人により、色鮮やかな煌めきに包まれた彼の人生。
人間の価値が低く、あらゆる理不尽の蔓延る残酷な世界で、彼は誰よりも幸せな人生を掴んだ。
笑って逝ったドゥエルの至福を、森の樹々だけが知っている。
そして後日、敦の一族が立派な街を森に造った頃。
ティモシーを恐ろしい疫病が襲い、殆どの半陰陽が死滅した。この病気は半陰陽の遺伝子に致命的な一撃を食らわす病気だったのだ。
僅かに生き残ったのは単体と呼ばれる男や女達。彼等は手探りで新たな世界を作り出す。単体から半陰陽は生まれないからだ。
そんな世間から切り離された森の一族の街は、敦の残した石の効果もあり、病気やケガに無縁だった。
生き残ったティモシーの単体らが森の一族を見つけるのは、かなり先の話。そしてそれは新たな悲劇の幕を上げる。
森の一族は、血族以外を家畜と呼ぶ独善的な一族なのだから。
むしろ遭わない方が、双方幸せな異世界ティモシーだった。
~了~
~あとがき~
これにて全章終了です。
後々、エピソードを足すかもしれませんが、今は閉幕。
ここまで読了、ありがとうぞんじます。いずれまた、別の物語で。さらばです♪
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