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 享楽の森 2

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「ご…っ、ごめんなさい。気持ち……悦いの…… なんでか分かんないけど、すごくイきたいの…っ、うえっ、うえぇぇぇん」

 屈服した可愛い獲物にワタルの情慾が天元突破する。はち切れんばかりに猛り狂う一物を、今すぐブチ込んでやりたい凶暴な劣情。
 
 まだだ… まだ……っ!

 ぎりっと歯を食いしばり、ワタルは弟の頭を撫でた。

「良い子だな? そっか、気持ち悦いか。偉いぞ、よく言えたな」

「……ゆ…るして? も、お腹が…っ、う……っ」

 グルグルと激しく蠕動するタケシの腹部。細い肢体の子供が、手脚を突っ張ってソレに耐える姿は酷く扇情的で艶めかしすぎる。
 ごくっと生唾を呑み込み、ワタルはあえて柔らかく話しかけた。

「許して欲しいなら罰を受けないとな。御仕置だ。ここで粗相するか…… 俺に悪戯されるか。どっちが良い?」

「いた…ず…ら?」

 こんなところで粗忽をしたいわけがない。二択に見える択一を突きつけられ、悪戯を受け入れるタケシ。
 それに獣じみた笑みをはき、ワタルはドゥエルから譲られた玩具を持ち出した。



「きゃーっ!!」

「我慢だぞ? 御仕置なんだからな」

 診察台から解放されないまま、タケシが受け入れていいるのはスライムの生体玩具。伸縮自在なソレは、かつて敦にも使用されたモノだ。
 ストッパーの隙間を抉じ開けて潜り込むスライムは、限界一杯なタケシの柔肉をさらに拡げ、無理やり潜り込んでいく。
 
「くるしっ! 死ぬ、死んじゃうぅぅっ!」

「我慢だ。それが中のモノを掃除してくれるから。粗相はイヤだろ?」

「う……っ、いや…だ…っ、けどぉ…ぉぉ、あーっ!!」

 ずくりと腹を穿つ体内の質量。その圧迫と重さでタケシは思わず診察台に突っ伏した。そんな哀れな弟にトドメをさすべく、ワタルは尿道のプジーを動す。

「ひあっ? まっ、まって、うぅーっっ!」

「気を紛らわせてやるよ。ここも気持ち悦いだろ?」

 ぬちゅぬちゃと狭い尿道を擦る玩具。引き抜く度に粘膜を抉る極悪な傘でタケシは悶絶する。

「イ…っくぅ? ぅっ…そっ、あっ、あっ! あーっ!!」

 たっぷり塗り込まれた薬によって痛みが快感に変換されるのだ。手荒にしてやればしてやるほどビクビクと大きく痙攣するタケシ。あっという間に気をやり、出せない苦しみまで快感となり、幼い身体を突き抜ける。

「ふぐぅ…っ! ふっ、ひぃぃ……っ、んんん!」

 深呼吸のように大きく喘ぎ、タケシの唇からは呑み込みきれなかった唾液が糸を引く。十一歳とは思えない妖艶な姿に背筋をゾクゾクさせ、ワタルは一気にプジーを引き抜いた。
 
「ーーーーーーーっっ!!」

 声にならない絶叫をあげ、張り裂けんばかりにタケシは喉を震わせる。一瞬、呼吸が止まるが、次の瞬間、雄叫びのように叫んだ。

「ひゃ…ぁ…ぁぁああーーーっ!!」

 噴き出す白濁液が受けた快感の凄まじさを物語り、ビクビクと震え爆ぜる弟の一物を、恍惚とした顔でワタルは見つめる。

 眼福ぅ~、堪んねぇな、おい。

 身も世もなく身悶え、ようよう呼吸も落ち着いてきたころ、タケシはお尻の違和感に気づいた。

「ひゃう? ひっ?」

 ストッパーを抜いたワタルが、出てきていたスライムをズルズルと引きずり出していたからだ。すっかりなくなった内圧に、心から安堵するタケシ。
 だが、その尻たぶを掴み、ワタルが痛いくらいに左右へ割る。

「よ~く熟れてんな。気持ち悦いことしようぜ?」

「ひゃっ? まっひぇ、ましゃかっ!」

 叫びすぎてタケシは呂律が回らない。しかし、その舌っ足らずな声が、ワタルの理性をぶった切った。

「可愛いが過ぎるだろうがぁ、こらあぁぁーっ!!」

「ひゃあぁぁーーーっ!!」

 ばちゅんっとお汁が飛び散るほど一気に最奥を突き上げられ、再びタケシの呼吸が止まる。かと思えば一気に抜かれて内臓が引きずり出されるような錯覚がタケシを襲った。
 
「ま…っひぇ、ま…っ、お兄ひゃんんんんっ!!」

 本人は必死なのだろうが、その甘く舌っ足らずな声はワタルを煽る燃料でしかない。
 
「いい加減にしろぉっ! 気が狂うわーっ!」

「ふひゃ……っ! イきゅ……っ! イ……ぃぃ!」

 さらなる責め苦に喘ぐタケシ。続けてこぼれる舌っ足らずな声でワタルの鼓膜が蕩けていく。
 元々お猿なワタルだ。もはやとまるわけもないし、とまる必要もない。

「やらしい身体しやがって……っ! 子供のくせにっ! 気持ち悦いんだろうがよ、なあっ!」

 ガンガン容赦なく突き上げるワタルに、揺すぶられるだけのタケシ。裏返った少年の眼には正気が窺えない。

「い……ひぃ…っ、きもひぃ、いひぃよぅ…… ふあっ!!」

 タケシの小さな腰を、どちゅどちゅ穿つ凶暴な一物。それが一際大きく捩じ込まれた瞬間、ワタルの一物が爆発する。最奥に注がれる精に嘔吐き、タケシは激しく咳き込んだ。
 力任せに弟の尻たぶを掴みながら小刻みに震え、ワタルは、ふーっふーっと獰猛な息を荒らげる。

「素直かっ!! さっきまでは、あれだけ嫌がっていたくせに……っ!! 最初から、そうしてろよぉぉっ!!」

 弟の痴態に煽られ、再び猛るワタルの御立派様。

 抜かずに復活したワタルのモノに翻弄され、意識の混濁したタケシは彼にされるがままである。

「これからはっ! 俺のっ、言う通りにしろっ! 分かったかっ?! 何でも従えっ! 可愛がってやるからよっ!!」

「はひ…ぃ、しゅる、あひっ! ふ…っ、ああっ!」

 もはや意識が翔ぶ寸前なタケシは、自分が何を口にしているのかも分からない。

「優しくしてやるっ! 優しくさせろっ! 俺に逆らうなっ! 虐めたくなるからっ!! 分かったかっ!!」

「わか…ひゃ…っ、ひゃぃ…ひ… ………っ」

 人形のようにガクガク揺さぶられ、タケシはがっくりと項垂れて失神する。

 それでもワタルは行為を続け、結局三発抜いたところで、ようようタケシから己を引きずり出した。
 意識のない弟の股間に垂れる自分の証に眼を細め、彼は後始末をしてやるべく弟を浴室に運ぶ。

 一見、情熱的に見えたワタルの言葉の数々。しかしアレは詐欺だ。
 
 優しくさせろ、嫌がるな、逆らうな、虐めたくなる。

 これはつまり、やりたいことをやらせろということで、どっちに転んでもタケシが嬲られるのは変わらないのだ。

 エネマで愉しもうと言われたら素直に受け入れるか、反抗するか。どっちにしてもやられる結果は見えている。優しくされるか、無理やりされるかの二択なだけ。
 まあ、どうせやられるなら優しくしてもらえた方がマシだろう。だが、タケシの泣き顔に劣情をもよおすワタルのこと。唯々諾々と受け入れていたら、泣かすために行為がエスカレートしていくのも、また目に見えている。
 どう転んでも、彼に嬲り尽くされるタケシの未来は変わらない。

 ちなみにこの時の会話は、しっかり魔導具に録音されており、言質を取られたタケシに逃げる術はなかった。

 御愁傷様。
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