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理不尽な接待 14
しおりを挟む「いつもみたいに、マーリン殿下の後宮に行けば良いの?」
食事も終わって湯浴みをしつつ、源之助はリヒャルトに尋ねた。
「おまえは…… 慣れた風で語るな。側室とはいえ妃なのだからな? マーリンの後宮には華が二人しかいない。なので、こちらに来るそうだ」
……慣れた風も何も、慣らされちゃったしなぁ? 神様といい、リドルやリヒャルトといい、絶倫にも程があるし。
『良えことですやん。せっかく愉しめる身体に仕込んでもろたんですから。もっと、はっちゃけてくんなまし』
……これ以上に?
うはあ……っとうんざり顔で天井を見上げる源之助の肩を掴み、リヒャルトが正面から見据える。
「前々から思っていたのだが、そなた、妃としての自覚がなさすぎないか? 先ほどもそうだ。あのような無礼な辱めを受けたら、即引き返して構わないのだぞ?」
どうやら小姓に間違われたことを言っているらしい。王族の何某は全く分からないので、源之助にしたら気にするようなことでもない。
むしろルドラは優しく、右往左往する少年に手を差し伸べてくれた。そんな人間の首を刎ねたくなどないに決まっている。
「妃ったって職業ですし? 本物の王族でもないし? 王宮に入ってから、僕がしたことって接待だけでしょ? 報酬ははずんでくださいよね」
こんな遠出までしたのだ。後宮の仕事を辞したあとの暮らしを考えたら、それなりの纏まった金額は貯めておきたい。
そう宣う少年に、リヒャルトの顔がみるみる青ざめていく。
そして次の瞬間、烈火のごとく叫んだ。
「阿呆ぅがあぁぁーっ!! 私の子供の親だぞっ?! 正しく妃に決まっておろうっ!! 成人したら正室にする予定だっ!!」
「ええええぇぇぇーっ?!」
……理不尽極まりない宣言キタコレっ!!
ざばざばと湯船のお湯を掻き分け、リヒャルトは顎まで浸かる源之助を抱き上げた。
簡単に落ち上げられてしまう十歳児様。
横抱きにした少年を膝にかかえ、リヒャルトは湯船の底に座る。如何にも憤懣やる方ないといった顔の彼に、源之助は居心地悪げに身動いた。
……ヤバい。まさかリヒャルトが本気で妃にするつもりだったなんて。たんなる軽口だと思って流してたよ。
『……まあねぇ? この手の男はんが本気は滅多にないですやろ。……その分、執着したら半端ないタイプとみましたわ。……御愁傷さま』
……おいいぃぃっ! 不穏なこと言うなよぉぉーっ!
脳内で反論するが早いか、リヒャルトの手が源之助の中をまさぐる。ずくっといきなり捩じ込まれた指が、中の悦いところを探して蠢いていた。
「ひゃっ! まっ、待ってぇぇっ!」
「待たんっ! お前が私のモノだという自覚を持つまで、身体に叩き込んでやるわっ! 仕置きもするからなっ?!」
ずちゅ、ぬちゅと挿し込まれる長い指。それは簡単に源之助の悦いところを探り当て、これでもかと抉る。
「あひっ? あっ、あっ! ま…っ! ひぁああぁんっ!!」
曲げた指の関節でゴリゴリ突き上げられて、少年のモノ勃ちあがった。その猛る慎ましやかな御立派様を撫でながら、リヒャルトは意地悪く源之助の内側を虐める。
「やらしい身体をしおって…… 末恐ろしい子供だよ、グエンは」
そういうとリヒャルトは少年を向かい合わせに抱き直し、すでにイキり勃つ己の一物の上に充てがった。
自分の身体を割って、ず……っと押し込まれる灼熱の楔。狭い肉孔を限界まで広げて突き刺さる剛直に、源之助は背筋を震わせる。
ずぶずぶと体内に響く音。それが股間を直撃し、あまりの気持ち悦さに少年は身悶えた。
「きゃーっ!! ひゃっ! だめっ! イ…イくっ! イっちゃうぅぅっ!」
「……良い子だ。まだ挿れただけなのにな? 素晴らしく良い感度だ。……ぅっ!」
佳がる源之助の柔肉に絡みつかれ、リヒャルトも小さく呻く。二本差し出来るほど伸び広がるくせに、少年の中は常にジャストフィット。
ややキツいくらいの絶妙な締付けでリヒャルトのモノを咥え込んでいた。
「……眼をあけろ」
「ひ……ぅ?」
固く閉じていた少年の眼が、うっすらと開く。涙に烟る黒曜石の瞳。
真っ赤な源之助の顔を見つめながら、リヒャルトは湯船の縁に腰掛け、少年の腰を片手で抱きしめると、空いた方の手を振り上げ、柔らかな尻たぶを引っ叩いた。
「きゃあんっ?!」
ぱあんっと良い音が響き、源之助の悲鳴が浴室に響き渡る。
「……仕置きだ。イくまで叩いてやる。ほら、腰を振れ」
……腰をって。うひゃあっ?!
ぱあんっと音が鳴るたびに源之助の腹の奥がきゅんきゅん疼いた。それを逃がすため無意識に揺れる小さなお尻。だがそれは逆に、中を貫いているリヒャルトの熱さをこれでもかと少年に感じさせる。
ひいひい喘いで腰をくねらせる妃の艶かしさよ。
リヒャルトは、うっとり上気した顔で、何度も源之助の尻を叩いた。拙い少年の動きが堪らない。
……やだっ! 中で…っ、おっきいのが当たるぅぅっ!!
ふぐふぐ啜り泣きつつ、悦いところに当てようと腰を揺らす源之助。最奥をごちゅごちゅ掻き回すように動かれ、リヒャルトも苦しげな顔で喉を反らした。
「これで…… 無自覚なのだから、手に負えんな」
叩かれる刺激で、きゅんきゅん疼く源之助の身体。その振動で締まる肉壁が、深々と穿たれた中のモノを感じさせる。さらには無意識に揺れる腰のせいで、悦いところ当たりまくり、自ら追い詰められていく少年。
……も、イくっ! イっちゃううぅっ!!
「イきゅ……っ! イ…っ、イいぃぃっっ!」
頭を左右に打ち振るって涙の飛沫を飛ばしながら、源之助はリヒャルトにしがみつく。ぎゅう……っと抱きしめる細い腕を心地よく思いながら、リヒャルトはとどめとばかりに力一杯尻たぶを引っ叩いてやった。
その瞬間、源之助の腹の奥を直撃する快感。
「ひゃ……ああぁぁっ!! ~~~~~~っっ!!」
密着した二人の間で何かが弾け、温かい雫が垂れてゆく。たぱたぱ溢れる、源之助の歓喜の証。
それを己の腹に感じながら、リヒャルトは小刻みに震える少年を愛おしそうに抱きしめた。
はあはあ忙しない源之助の吐息がいじらしく、その顔をあげさせると、彼は深く口づける。
「愛いな。叩かれて気持ち悦かったのか?」
リヒャルトはまだ精を吐き出していない。イかされてしまった少年の体内が、精を欲して酷く疼いていた。
……腹の中が……っ! うあっ!
「ひぐ……? ん…… ふぁ…」
「……そんなに締めるでないわ。良い感じに身体も出来上がったようだ。……いくか」
ずるりと無常にも引き出されるリヒャルトの猛り。
それを逃がすまいと呑み込むように締め付ける源之助の柔肉。少なくない忍耐を駆使して、リヒャルトは切なげな顔で己のモノを引き抜いた。
「……仮にもマーリンに貸す予定だからな。先に注げはせん。明日の夜になったら、存分に可愛がってやるから」
……そっ、そんなあぁぁっ! も……、ふあっ、腹が熱くて……っ!
イけばイくほど男の精と蹂躙を望む、源之助の淫らな身体。熱く蕩けたそれを持て余して震える少年を抱き上げ、リヒャルトは寝室に向かう。
マーリンに源之助を貸し与えるために。
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