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部活設立①
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「「「ウェーイ!」」」
そういって、グラスを持ち、カンという音をならす。
「プハー」
ここはどこか?そう。カラオケ招き猫である。
「さあ、一曲目はー!」
「俺だーーー!」
そういって俺はマイクを手に持ち、歌い始める。
「お前これ毎回歌ってるよな。」
「いいんだよ。畜生!」
歌い終わり、席につき点数をみる。
「ドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクデン!」
「94.7点!」
「イヤー慣れてきたねーこの点数」
そうである。ここのメンツはほぼ90点代しか出さない、なんかこう、ビブラートとか意識しちゃつてる男子である。
「てかさー、俺、部活入れって言われてー。」
「あ、俺も。」
「なー。」
「でも俺らさ、週3でここきて、週3でお前らの家いってるだろ?」
「本当にそれな。」
悩み込む三人
ここで悠太が
「OK、カラオケを、音楽部とするのは?」
「何もOKじゃない。殺されたい?」
「太一は?」
「そうだなー。他人の家訪問部は?」
「泥棒か?サンタさんか?」
「そのツッコミは強引だなー。」
「じゃあ、お前ならなんてツっこむ」
「おい、つっこむのつをツにして、ちょっと卑猥にしてんじゃねえ。突っ込まれたいのか?」
「おい、待て。ツッコミ部(意味深)って言うのは?」
「「却下」」
「どうやったら?今の流れでそうなる?」
「であと、地味に歌ってるよな」
「空先輩、おなしゃす!」
「いや、急にどうした?」
「空先輩!」「空先輩!」
「急なキャラ崩壊やめろ。」
でも、わりと真剣に考える。
カラオケか、家にいくことを部活にか。
は!これだ!
「OK、伝統工芸品研究部。っていうのでどうだ?」
「「なんでだよ?」」
「ここの店の名前は招き猫。これ自体が伝統工芸品と言ってもいい。俺たちはその由来を調べに来てる。そういう風にする。」
「「おー。」」
「そして、他人の家にいくことは、伝統工芸品の共有、及び観賞を目的とする。」
「ただ、アニメみてるだけじゃん!」
「アニメ立って入りたいんだよ!」
「そうだ!アニメも立派な伝統工芸品なんだよ!」
「職人が一つ一つ丁寧に作り上げる」
「ひとつの作品!」
「「それが!アニメ!」」
「じゃあ部員は?」
「あ···」
「あてはいる」
昼休み
「彩ねえ。お願い。顧問になって?」
「色々わかったけど、さすがに···」
必殺技 上目遣いだだっ子
「お願い、ダメ?」
「いいよ♪」
瞬殺。姉が将来俺の財布とかになってないか心配。
「んっ」「あっ」
いつものやりとりの中、
「んっ」
といって渡す。入部届け。名前は強制てきにもう書かれている。
うわぁーいかにもいやそうって顔
「まあ、いいよ」
「なんだって?」
良く聞き取れん。
「んっ」といって入部届けを渡してくる。
OKって事だろう。
でも、部活にするには、あと一人足りない。
どうしようか?
そういって、グラスを持ち、カンという音をならす。
「プハー」
ここはどこか?そう。カラオケ招き猫である。
「さあ、一曲目はー!」
「俺だーーー!」
そういって俺はマイクを手に持ち、歌い始める。
「お前これ毎回歌ってるよな。」
「いいんだよ。畜生!」
歌い終わり、席につき点数をみる。
「ドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクデン!」
「94.7点!」
「イヤー慣れてきたねーこの点数」
そうである。ここのメンツはほぼ90点代しか出さない、なんかこう、ビブラートとか意識しちゃつてる男子である。
「てかさー、俺、部活入れって言われてー。」
「あ、俺も。」
「なー。」
「でも俺らさ、週3でここきて、週3でお前らの家いってるだろ?」
「本当にそれな。」
悩み込む三人
ここで悠太が
「OK、カラオケを、音楽部とするのは?」
「何もOKじゃない。殺されたい?」
「太一は?」
「そうだなー。他人の家訪問部は?」
「泥棒か?サンタさんか?」
「そのツッコミは強引だなー。」
「じゃあ、お前ならなんてツっこむ」
「おい、つっこむのつをツにして、ちょっと卑猥にしてんじゃねえ。突っ込まれたいのか?」
「おい、待て。ツッコミ部(意味深)って言うのは?」
「「却下」」
「どうやったら?今の流れでそうなる?」
「であと、地味に歌ってるよな」
「空先輩、おなしゃす!」
「いや、急にどうした?」
「空先輩!」「空先輩!」
「急なキャラ崩壊やめろ。」
でも、わりと真剣に考える。
カラオケか、家にいくことを部活にか。
は!これだ!
「OK、伝統工芸品研究部。っていうのでどうだ?」
「「なんでだよ?」」
「ここの店の名前は招き猫。これ自体が伝統工芸品と言ってもいい。俺たちはその由来を調べに来てる。そういう風にする。」
「「おー。」」
「そして、他人の家にいくことは、伝統工芸品の共有、及び観賞を目的とする。」
「ただ、アニメみてるだけじゃん!」
「アニメ立って入りたいんだよ!」
「そうだ!アニメも立派な伝統工芸品なんだよ!」
「職人が一つ一つ丁寧に作り上げる」
「ひとつの作品!」
「「それが!アニメ!」」
「じゃあ部員は?」
「あ···」
「あてはいる」
昼休み
「彩ねえ。お願い。顧問になって?」
「色々わかったけど、さすがに···」
必殺技 上目遣いだだっ子
「お願い、ダメ?」
「いいよ♪」
瞬殺。姉が将来俺の財布とかになってないか心配。
「んっ」「あっ」
いつものやりとりの中、
「んっ」
といって渡す。入部届け。名前は強制てきにもう書かれている。
うわぁーいかにもいやそうって顔
「まあ、いいよ」
「なんだって?」
良く聞き取れん。
「んっ」といって入部届けを渡してくる。
OKって事だろう。
でも、部活にするには、あと一人足りない。
どうしようか?
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