526 / 561
マルクと討伐隊
作戦会議
周囲に夜闇が広がった頃、俺たちは街道を外れて林の奥へと足を進めていた。
討伐隊の兵士たちは慣れた手つきで火を避け、枝を払いつつ進んでいく。
足並みは乱れず、重装備にもかかわらず音を立てない。
盗賊崩れとは明らかに違う、鍛えられた兵士の動きだった。
グランは所属について明言しないが、おそらくエスタンブルク周辺のいずれかの国から派遣されたのだろう。
小さな沢に行き当たった場所で、隊長のグランが手を上げる。
合図ひとつで兵たちは散開し、野営の準備を整え始めた。
火を焚く者、周囲を見張る者、荷を下ろして食糧を分配する者――それぞれの役目を心得ていて、言葉少なながら動きは滑らかだった。
冒険者とは異なる整った動きに目を見張った。
俺は邪魔にならぬよう隅で荷を下ろし、背から汗を拭った。
さ先ほどまでの緊張がまだ体に残っている。
だが、ここに来てようやく実感が湧き始めていた。
俺はもうただの旅人ではない。
これからは討伐隊の一員として、黒布の兵を追う役目を担うのだ。
「……よし、この辺りなら野営に適しているな」
グランが低い声で言うと、兵たちは一斉にうなずいた。
火打石の音が弾け、やがて薪に火が灯る。
赤い光が兵士たちの顔を照らし、緊張と疲労に満ちた表情が浮かび上がった。
簡素な食事が配られる。乾いた硬いパンに干し肉と豆の煮込み。
贅沢とは程遠いが、空腹を満たすには十分だった。
俺も隣に座った若い兵士から器を受け取り、湯気の立つ豆を口に運んだ。
温かい感触がのどを通りすぎるのを感じて、不思議な安堵感が胸に広がった。
「マルク……いや、マルク殿」
声をかけられ顔を上げると、グランが薪の火を背にして立っていた。
広い肩幅に似合う威圧感があるが、その眼差しは真摯だ。
初対面では警戒の色が濃かったものの、敬意が感じられる物腰になっている。
「今夜はこれから作戦を立てる。貴殿にも加わってもらいたい」
「俺で役に立つなら」
気がつけば自然にそう返していた。
俺は兵士ではないが、冒険者として各地を渡り歩いた経験がある。
セドやミレアの故郷を襲った連中と対峙するなら、その経験を惜しむわけにはいかなかった。
やがて火の周りに数人の兵士が集められた。
副長らしき男、斥候を務める二人、それに俺とグラン。
周囲には警戒の兵が立ち、暗闇の中で火の輪が静かな会議の場を作り出していた。
「報告を」
グランの声に応じて斥候のひとりが前に出る。
痩せた体躯に鋭い眼をした男だった。
「はい。先ほど街道沿いを調べたところ、破れた荷車の跡がさらに続いておりました。しかし馬の形跡は見当たりません。代わりに蹄鉄の跡が北の谷筋に向かっており……数は四、いや五。荷車を捨てて進んだようです」
「ううむ、五人以上ということか」
副長が唸る。こちらの隊全体は二十人余り。
数の上では圧倒できる。だが問題は数ではなかった。
セドの言葉によれば、あの兵たちは統率が取れ、ただの盗賊以上に動いていた。
下手に油断すれば逆に崩される恐れがある。
「谷筋には村がひとつあったはずだ」
グランの言葉に俺は顔を上げた。
「そうだ。俺も冒険者時代に通ったことがある。小さな村だが、畑と家畜が多く、人影が隠れやすい。襲撃には格好の場所だ」
「やはりか」
グランの眉が険しくなる。
副長が唇を噛み、斥候たちも顔を見合わせた。
「村を守るには、一足先に兵を進めねばならん。しかし谷筋は狭く、全隊を進めれば目立ちすぎる。この状況でどう動くべきか……」
火のはぜる音がやけに大きく響く。
誰もが思案に沈む中で、俺は口を開いた。
「――それなら、囮を使うのはどうだろう」
この場にいる全員の視線が集まる。
俺は膝の上で手を握りしめ、言葉を続けた。
「五人程度なら、こちらの動きを窺っているはず。全軍で行けば警戒して隠れることは間違いない。そこに小さな隊で攻めこめば、仕掛けてくる可能性がある。その間に本隊が別の道から回りこんで挟みこむ。そうして敵の逃げ場を断つ」
兵士たちの表情が動いた。
副長が腕を組み、斥候が頷きかける。
グランはしばし俺を見据え、やがて重々しく言った。
「……なるほど。経験者の言葉には重みがあるな」
「囮は危険だが、確かに効果的ですな」
副長も続く。俺は唾を飲みこんだ。
自分で言い出しておきながら、危険なのは承知の上だった。
だが犠牲を避けるには、仕掛けるしかない。
「囮を誰が務めるかだ」
グランは息を呑んでこの場にいる面々を見渡した。
腕の立つ者が集まっているようだが、囮ともなると慎重になるのは当然だ
「……俺がやろう」
自然と言葉は口をついていた。
セドやミレアの故郷を焼いた連中を野放しにするわけにはいかない。
そんな思いが恐怖を押しのけている。
「いいのか」
グランの重たげな問いに、俺はうなずいた。
「兵士ではなくても、冒険者としての経験はある。地形の利用も引くべき頃合いも心得ている。適任だと思ってくれていい」
副長が感心したように息を吐き、斥候たちも表情を引き締める。
兵士の輪の中に、わずかな信頼の色が混じったように見えた。
「……分かった。マルク殿、貴殿に囮を頼もう。本隊は別道から谷に入り、合図を待つ。仕掛けられたら耐え、時間を稼げ。必ず援護に向かう」
「承知した」
胸に深く息を溜めた。
すでに覚悟は決まっている。
ここで退けば、あの兄妹の歩みはまた暗い影に縛られるかもしれない。
俺が囮になることで黒布の者たちを捕縛できるなら構わない。
それから作戦が練られて、地図に石を置いて進軍経路が示された。
斥候が先行して谷の様子を探り、兵たちは武器を整えて鎧の紐を締め直す。
火の周りは次第に張り詰めた空気に包まれていった。
俺は腰の剣に触れて深く息を吐いた。
背中に感じるのはカルンに残した兄妹の眼差しだ。
二人との思い出が支えになっている。
「黒布の兵……必ず捕らえる」
夜風に呟いた声は、舞い上がる火の粉に紛れて消えていった。
討伐隊の兵士たちは慣れた手つきで火を避け、枝を払いつつ進んでいく。
足並みは乱れず、重装備にもかかわらず音を立てない。
盗賊崩れとは明らかに違う、鍛えられた兵士の動きだった。
グランは所属について明言しないが、おそらくエスタンブルク周辺のいずれかの国から派遣されたのだろう。
小さな沢に行き当たった場所で、隊長のグランが手を上げる。
合図ひとつで兵たちは散開し、野営の準備を整え始めた。
火を焚く者、周囲を見張る者、荷を下ろして食糧を分配する者――それぞれの役目を心得ていて、言葉少なながら動きは滑らかだった。
冒険者とは異なる整った動きに目を見張った。
俺は邪魔にならぬよう隅で荷を下ろし、背から汗を拭った。
さ先ほどまでの緊張がまだ体に残っている。
だが、ここに来てようやく実感が湧き始めていた。
俺はもうただの旅人ではない。
これからは討伐隊の一員として、黒布の兵を追う役目を担うのだ。
「……よし、この辺りなら野営に適しているな」
グランが低い声で言うと、兵たちは一斉にうなずいた。
火打石の音が弾け、やがて薪に火が灯る。
赤い光が兵士たちの顔を照らし、緊張と疲労に満ちた表情が浮かび上がった。
簡素な食事が配られる。乾いた硬いパンに干し肉と豆の煮込み。
贅沢とは程遠いが、空腹を満たすには十分だった。
俺も隣に座った若い兵士から器を受け取り、湯気の立つ豆を口に運んだ。
温かい感触がのどを通りすぎるのを感じて、不思議な安堵感が胸に広がった。
「マルク……いや、マルク殿」
声をかけられ顔を上げると、グランが薪の火を背にして立っていた。
広い肩幅に似合う威圧感があるが、その眼差しは真摯だ。
初対面では警戒の色が濃かったものの、敬意が感じられる物腰になっている。
「今夜はこれから作戦を立てる。貴殿にも加わってもらいたい」
「俺で役に立つなら」
気がつけば自然にそう返していた。
俺は兵士ではないが、冒険者として各地を渡り歩いた経験がある。
セドやミレアの故郷を襲った連中と対峙するなら、その経験を惜しむわけにはいかなかった。
やがて火の周りに数人の兵士が集められた。
副長らしき男、斥候を務める二人、それに俺とグラン。
周囲には警戒の兵が立ち、暗闇の中で火の輪が静かな会議の場を作り出していた。
「報告を」
グランの声に応じて斥候のひとりが前に出る。
痩せた体躯に鋭い眼をした男だった。
「はい。先ほど街道沿いを調べたところ、破れた荷車の跡がさらに続いておりました。しかし馬の形跡は見当たりません。代わりに蹄鉄の跡が北の谷筋に向かっており……数は四、いや五。荷車を捨てて進んだようです」
「ううむ、五人以上ということか」
副長が唸る。こちらの隊全体は二十人余り。
数の上では圧倒できる。だが問題は数ではなかった。
セドの言葉によれば、あの兵たちは統率が取れ、ただの盗賊以上に動いていた。
下手に油断すれば逆に崩される恐れがある。
「谷筋には村がひとつあったはずだ」
グランの言葉に俺は顔を上げた。
「そうだ。俺も冒険者時代に通ったことがある。小さな村だが、畑と家畜が多く、人影が隠れやすい。襲撃には格好の場所だ」
「やはりか」
グランの眉が険しくなる。
副長が唇を噛み、斥候たちも顔を見合わせた。
「村を守るには、一足先に兵を進めねばならん。しかし谷筋は狭く、全隊を進めれば目立ちすぎる。この状況でどう動くべきか……」
火のはぜる音がやけに大きく響く。
誰もが思案に沈む中で、俺は口を開いた。
「――それなら、囮を使うのはどうだろう」
この場にいる全員の視線が集まる。
俺は膝の上で手を握りしめ、言葉を続けた。
「五人程度なら、こちらの動きを窺っているはず。全軍で行けば警戒して隠れることは間違いない。そこに小さな隊で攻めこめば、仕掛けてくる可能性がある。その間に本隊が別の道から回りこんで挟みこむ。そうして敵の逃げ場を断つ」
兵士たちの表情が動いた。
副長が腕を組み、斥候が頷きかける。
グランはしばし俺を見据え、やがて重々しく言った。
「……なるほど。経験者の言葉には重みがあるな」
「囮は危険だが、確かに効果的ですな」
副長も続く。俺は唾を飲みこんだ。
自分で言い出しておきながら、危険なのは承知の上だった。
だが犠牲を避けるには、仕掛けるしかない。
「囮を誰が務めるかだ」
グランは息を呑んでこの場にいる面々を見渡した。
腕の立つ者が集まっているようだが、囮ともなると慎重になるのは当然だ
「……俺がやろう」
自然と言葉は口をついていた。
セドやミレアの故郷を焼いた連中を野放しにするわけにはいかない。
そんな思いが恐怖を押しのけている。
「いいのか」
グランの重たげな問いに、俺はうなずいた。
「兵士ではなくても、冒険者としての経験はある。地形の利用も引くべき頃合いも心得ている。適任だと思ってくれていい」
副長が感心したように息を吐き、斥候たちも表情を引き締める。
兵士の輪の中に、わずかな信頼の色が混じったように見えた。
「……分かった。マルク殿、貴殿に囮を頼もう。本隊は別道から谷に入り、合図を待つ。仕掛けられたら耐え、時間を稼げ。必ず援護に向かう」
「承知した」
胸に深く息を溜めた。
すでに覚悟は決まっている。
ここで退けば、あの兄妹の歩みはまた暗い影に縛られるかもしれない。
俺が囮になることで黒布の者たちを捕縛できるなら構わない。
それから作戦が練られて、地図に石を置いて進軍経路が示された。
斥候が先行して谷の様子を探り、兵たちは武器を整えて鎧の紐を締め直す。
火の周りは次第に張り詰めた空気に包まれていった。
俺は腰の剣に触れて深く息を吐いた。
背中に感じるのはカルンに残した兄妹の眼差しだ。
二人との思い出が支えになっている。
「黒布の兵……必ず捕らえる」
夜風に呟いた声は、舞い上がる火の粉に紛れて消えていった。
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
転生三男のまったり開発記 ~魔法がなくても、前世の知識とガラクタいじりで世界を便利に変えていきます~
戯言の遊び
ファンタジー
【前世のオタク知識で、不便な異世界をちょっと便利に大改造!】
前世は「何でも屋」の息子で、機械の解体と研究をこよなく愛する技術オタク。
そんな俺が転生したのは、魔法が存在するものの非常に不便な中世レベルのファンタジー世界だった。
しかも、辺境を治める貧乏男爵家の三男坊という、家督の重圧もない完全なる「自由枠」
豊かな自然という名の素材の宝庫を前に、俺の技術オタクとしての血が騒がないわけがない!
風で飛んでいく洗濯物と手荒れに悩むメイドのため、ただの木切れを削って作った『洗濯バサミ』
それが屋敷中で大絶賛されたのを皮切りに、気難しい凄腕の鍛冶職人や、利益の匂いに敏い若き女商人を巻き込んで、俺の「ちょっと便利なモノづくり」はどんどんエスカレートしていくことに!?
大げさな魔法もチートもない。
けれど、前世の知識と底なしの探究心で、不便な世界をまったりと便利に成り上がっていく、三男坊の領地開発記!
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!