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マルクと討伐隊
黒布を追う影
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夜が明ける頃、基地の一角は静かなざわめきに包まれていた。
天幕の布を叩く風音と、遠くで馬のいななきが交わる。
戦いを終えたばかりの者たちが、重たい空気を引きずりながら一日の支度を始めていた。
俺が腰を上げて外に出ると、傷を負った兵が順番に治療を受けている光景が目に入った。
粗末な寝台の上で呻き声をあげる者、仲間の肩を借りて歩く者。
今もまだ薬草を煎じた匂いが濃く漂い、兵舎の前には血に染まった包帯が山と積まれていた。
損耗の報告が掲げられた板に次々と数字が書き足される。
負傷者の数が想像以上に多く、目を逸らしたくなるような現実がそこに記されていた。
兵士たちはそれを見ても顔色ひとつ変えず、ただ黙ってうなずいていた。
この状況を覚悟の上だと言わんばかりに。
一方、捕虜は厳重に監視されていた。
中央の天幕には縄で縛られた男が座らされ、四方を武装兵に囲まれている。
男は相変わらず口を開こうとしなかった。無言のまま視線だけを巡らせ、俺たちを嘲笑するように眺めている。
その態度に苛立つ兵もいたが、誰も軽率に手を出そうとはしない。
隊長の命令で「必ず生かして運ぶ」ことが決まっていたからだ。
その傍らで、調査隊の兵士たちが黒布の兵の荷を広げていた。
破れた袋や錆びた短剣に混じり、羊皮紙や石片、奇妙な文様が刻まれた金属片が並べられている。
副長がそれを指で押さえ、低い声で何事かを言った。
「符丁だな。見慣れぬ記号だが、部分的に読める」
近くにいた学識ある兵がうなずいた。
「地名と思しきものもあります。どうやら彼らは……何かを探していたようです」
その言葉に、胸の奥がざわついた。
ただ略奪や破壊のために動いているわけではない。
より具体的な目的――何かを手に入れるために行動していた。
セドの故郷を襲ったのも、その延長なのか。
捕虜は答えを知っているはずだが、たずねてみても何も返ってこないだろう。
羊皮紙には稲妻を思わせる鋭い線と、幾重もの円が描かれていた。
俺はそれを見た瞬間、以前の戦いで垣間見た図形を思い出した。
あれは偶然ではなかった。
黒布の兵は確かに、同じ印を手にしていた。
背筋に冷たいものが走る。
あの村は、ただの通り道として襲撃されたのではない。
彼らは何かを探し、その途中で人々を巻きこんだのだ。
セドやミレアが背負わされた境遇は、決して偶然ではなかった。
俺は会話に加わる頃合いを見失ったまま、兵士たちの話に耳を傾けた。
するとそこで、副長が声を低めて言った。
「指揮者らしき男の装備にも、同じ符丁があった。どうやら集団全体で共有しているらしい」
周囲の兵士たちは黙りこんだ。
戦いの疲れとは別の、重苦しい予感が広がっていく。
その時、背後から重い足音が響いた。
グランが現れ、調査の場を見渡した。
眼差しは鋭く、疲れを微塵も見せない。
「……やはり、背後にいるな」
何かを決定づける一言で、場の空気がさらに冷えたように感じた。
グランは羊皮紙を手に取り、記された記号をじっと見つめる。
「黒布の兵どもは駒に過ぎん。この符丁を操る何者かが背後にいる。奴らはそれを探すために国境を越え、村を焼き、我らと刃を交えた」
誰も反論しなかった。
兵たちは唇を結び、ただ黙って隊長の言葉を受け止めていた。
グランはやがて視線を俺に移した。
その眼光は、先の戦場で見せたものと同じ――次の戦いを射抜く鋭さだ。
「マルク殿」
名を呼ばれ、思わず姿勢を正した。
「貴殿の戦いぶりは見た。剣だけでなく、地形の読みや判断力も、兵に劣らぬものだ。いや、それ以上だ。……だからこそ、再び力を貸してほしい」
周囲の兵が俺に視線を向けた。
その瞳に軽んじる色はなく、むしろ仲間として認めるような響きがあった。
誇らしい思いを感じつつ、場違いなのではないかという思いもよぎった。
最大限の評価をされたわけだが、さらなる助力となれば迷いが生じる。
この状況において、真っ先にセドやミレアの顔が脳裏に浮かんだ。
カルンで待つあの兄妹に無事に戻ると約束した。
本当なら、捕虜を基地に引き渡した時点で俺の役目は終わりだったはずだ。
だが――。
彼らの故郷を虐げた黒布の兵を放置すれば、再び誰かが同じ犠牲を払う。
それだけは避けなければならない。
俺がここで手を引けば、セドたちに過去の影を繰り返させることになる。
村を守れなかったのではない――ただ単にその場にいなかった。
だが今なら、彼らの痛みを少しでも軽くするために戦える。
これ以上、同じ悲劇を増やさぬために。
グランの声が重く続いた。
「我らだけでは不足だ。追跡のための人手も、知恵も足りぬ。……マルク殿、力を貸してくれるか」
答えは、胸の奥ですでに決まっていた。
「承知した。俺にできることなら、協力しよう」
その言葉を口にした瞬間、兵士たちの表情がわずかに和らいだ。
副長も満足そうにうなずき、帳面に視線を戻して何かを記していた。
俺は心の中で静かに告げた。
セド、ミレア。お前たちには伝えない。
この闇の影を知るには、まだ幼すぎる。
だから俺が代わりに立ち向かう。
夜風が天幕を揺らし、火の粉が舞った。
戦いは終わってはいない。
黒布を操る影を暴き出すまで、剣を収めるわけにはいかない。
天幕の布を叩く風音と、遠くで馬のいななきが交わる。
戦いを終えたばかりの者たちが、重たい空気を引きずりながら一日の支度を始めていた。
俺が腰を上げて外に出ると、傷を負った兵が順番に治療を受けている光景が目に入った。
粗末な寝台の上で呻き声をあげる者、仲間の肩を借りて歩く者。
今もまだ薬草を煎じた匂いが濃く漂い、兵舎の前には血に染まった包帯が山と積まれていた。
損耗の報告が掲げられた板に次々と数字が書き足される。
負傷者の数が想像以上に多く、目を逸らしたくなるような現実がそこに記されていた。
兵士たちはそれを見ても顔色ひとつ変えず、ただ黙ってうなずいていた。
この状況を覚悟の上だと言わんばかりに。
一方、捕虜は厳重に監視されていた。
中央の天幕には縄で縛られた男が座らされ、四方を武装兵に囲まれている。
男は相変わらず口を開こうとしなかった。無言のまま視線だけを巡らせ、俺たちを嘲笑するように眺めている。
その態度に苛立つ兵もいたが、誰も軽率に手を出そうとはしない。
隊長の命令で「必ず生かして運ぶ」ことが決まっていたからだ。
その傍らで、調査隊の兵士たちが黒布の兵の荷を広げていた。
破れた袋や錆びた短剣に混じり、羊皮紙や石片、奇妙な文様が刻まれた金属片が並べられている。
副長がそれを指で押さえ、低い声で何事かを言った。
「符丁だな。見慣れぬ記号だが、部分的に読める」
近くにいた学識ある兵がうなずいた。
「地名と思しきものもあります。どうやら彼らは……何かを探していたようです」
その言葉に、胸の奥がざわついた。
ただ略奪や破壊のために動いているわけではない。
より具体的な目的――何かを手に入れるために行動していた。
セドの故郷を襲ったのも、その延長なのか。
捕虜は答えを知っているはずだが、たずねてみても何も返ってこないだろう。
羊皮紙には稲妻を思わせる鋭い線と、幾重もの円が描かれていた。
俺はそれを見た瞬間、以前の戦いで垣間見た図形を思い出した。
あれは偶然ではなかった。
黒布の兵は確かに、同じ印を手にしていた。
背筋に冷たいものが走る。
あの村は、ただの通り道として襲撃されたのではない。
彼らは何かを探し、その途中で人々を巻きこんだのだ。
セドやミレアが背負わされた境遇は、決して偶然ではなかった。
俺は会話に加わる頃合いを見失ったまま、兵士たちの話に耳を傾けた。
するとそこで、副長が声を低めて言った。
「指揮者らしき男の装備にも、同じ符丁があった。どうやら集団全体で共有しているらしい」
周囲の兵士たちは黙りこんだ。
戦いの疲れとは別の、重苦しい予感が広がっていく。
その時、背後から重い足音が響いた。
グランが現れ、調査の場を見渡した。
眼差しは鋭く、疲れを微塵も見せない。
「……やはり、背後にいるな」
何かを決定づける一言で、場の空気がさらに冷えたように感じた。
グランは羊皮紙を手に取り、記された記号をじっと見つめる。
「黒布の兵どもは駒に過ぎん。この符丁を操る何者かが背後にいる。奴らはそれを探すために国境を越え、村を焼き、我らと刃を交えた」
誰も反論しなかった。
兵たちは唇を結び、ただ黙って隊長の言葉を受け止めていた。
グランはやがて視線を俺に移した。
その眼光は、先の戦場で見せたものと同じ――次の戦いを射抜く鋭さだ。
「マルク殿」
名を呼ばれ、思わず姿勢を正した。
「貴殿の戦いぶりは見た。剣だけでなく、地形の読みや判断力も、兵に劣らぬものだ。いや、それ以上だ。……だからこそ、再び力を貸してほしい」
周囲の兵が俺に視線を向けた。
その瞳に軽んじる色はなく、むしろ仲間として認めるような響きがあった。
誇らしい思いを感じつつ、場違いなのではないかという思いもよぎった。
最大限の評価をされたわけだが、さらなる助力となれば迷いが生じる。
この状況において、真っ先にセドやミレアの顔が脳裏に浮かんだ。
カルンで待つあの兄妹に無事に戻ると約束した。
本当なら、捕虜を基地に引き渡した時点で俺の役目は終わりだったはずだ。
だが――。
彼らの故郷を虐げた黒布の兵を放置すれば、再び誰かが同じ犠牲を払う。
それだけは避けなければならない。
俺がここで手を引けば、セドたちに過去の影を繰り返させることになる。
村を守れなかったのではない――ただ単にその場にいなかった。
だが今なら、彼らの痛みを少しでも軽くするために戦える。
これ以上、同じ悲劇を増やさぬために。
グランの声が重く続いた。
「我らだけでは不足だ。追跡のための人手も、知恵も足りぬ。……マルク殿、力を貸してくれるか」
答えは、胸の奥ですでに決まっていた。
「承知した。俺にできることなら、協力しよう」
その言葉を口にした瞬間、兵士たちの表情がわずかに和らいだ。
副長も満足そうにうなずき、帳面に視線を戻して何かを記していた。
俺は心の中で静かに告げた。
セド、ミレア。お前たちには伝えない。
この闇の影を知るには、まだ幼すぎる。
だから俺が代わりに立ち向かう。
夜風が天幕を揺らし、火の粉が舞った。
戦いは終わってはいない。
黒布を操る影を暴き出すまで、剣を収めるわけにはいかない。
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