551 / 561
リブラとフレヤ
混乱の都
城門前は、すでに混迷を極めていた。
黒煙が空を覆い、戦いの余波に遭った家屋が崩壊している。
倒れた荷車や割れた石壁が通路に横たわり、道を求めた市民が右往左往していた。
悲鳴と怒号と剣戟の音が入り乱れ、敵と味方の境界線が判然としない。
「下がれ! 邪魔だ、早く逃げろ!」
「きゃあっ、子どもが――!」
兵の怒声、市民の叫び。誰の声も掻き消される。
剣を振るう兵士の隣で、老いた男が荷物を抱えて転んでいた。
その瞬間、背後から槍が突き出される。
俺は咄嗟に剣を抜き、槍を弾き返した。
鋼と鋼がぶつかる耳障りな音が響き、敵兵の眼光がギラリと光る。
無秩序な戦場の中で、誰もこちらを助けようとはしない。
味方ですら混乱し、背中を預ける相手を見極められないのだ。
「マルク!」
フレヤが声を張り上げた。
彼女の肩越しに、押し寄せる武装集団が見えた。
粗末な鎧に身を包み、統率を欠いたまま突進してくる。だが勢いは凄まじい。
これがガラン派――反体制の連中か。
彼らは市民を巻きこみ、盾代わりにしながら突き進んでいた。
「退けええ! ブラスコは弱腰だ! 我らこそが導く者!」
「力ある者が国を治める! 臆病者に未来はない!」
耳をつんざく怒号が響く。
敵兵は戦いながら市民を扇動し、混乱をさらに広げていた。
なるほど――ただの権力争いじゃない。
どうやら、市民を守るブラスコと武力で支配するガラン派――構図は単純だ。
けれど、戦場にいる人々は理念を選ぶ余裕などなく、ただ生き延びるために逃げ惑っている。
この世界の平和な面ばかりを見てきた俺にとって、この光景は破滅的に見える。
目の前で、母親が幼子を抱えて必死に駆けていた。
その足元に瓦礫が崩れ落ちる。
悲鳴が上がり、兵が助け起こそうとしたが、すぐ横から敵兵が割って入った。
剣が交わり、母子が巻きこまれそうになる。
俺は反射的に割って入り、刃を受け止める。
衝撃が腕を痺れさせ、歯を食いしばった。
城門の上を見やれば、ブラスコ派の兵と自警団が必死に防衛線を保っていた。
寄せ集めの武具を構え、城壁から弓を放つ。
だが圧倒的な数に押され、次第に防衛線は狭まっている。
巻き上がる砂煙に包まれた城門は、もはや瓦解寸前の砦に見えた。
それでも、あらかじめこうなることを予見していたかのように、城壁そのものは驚くほど強固だ。
幾度も補修された跡があり、要所には魔法障壁の残滓のような光も見える。
おそらくブラスコは、戦乱の火種が再び起こることを覚悟していたのだろう。
そもそも、リブラという国自体は国王が統治する国家とは異なる。
成り立ちにおいてベナード商会の影響が大きく、民兵や自警団による共同体的な防衛が主だ。
十分な正規軍を抱えるわけでもなく、国としての戦力はないに等しい。
ゆえにブラスコは、攻めではなく守りに徹するしかなかったのだ。
その奥でブラスコが孤軍奮闘している――そう思うと胸が重くなる。
ここまでの様子を見る限り、ブラスコへの援軍はない。
一番近くにいる正規兵であるモルネアの兵士たちは静観を選んだと聞いた。
残されたのは、わずかな兵と市民の士気だけ。
このままでは、ブラスコは確実に押し潰される。
「……父さんは、あの中に」
フレヤがかすれた声でつぶやいた。
様子を見る限り、ブラスコの本隊はあそこに踏みとどまっている。
しかし、この状況で正面突破は無謀だ。
敵兵の波に押し潰される前に、群衆に呑まれてしまう。
「どうする?」
俺は問いかけた。すでに剣を握る腕が汗で滑っている。
さすがにこの混乱を突っ切れる自信はなかった。
「行かなきゃ……でも」
フレヤは焦燥に駆られた表情で城門を見つめる。
俺の視線も自然とそこへ釘づけになった。
火柱が立ち昇り、兵の叫びが響く。
あの中に飛びこむのは、死地に身を投げるようなものだ。
俺たちの周囲でも、市民と兵が押し合いへし合いしていた。
母親が子を抱えて泣き、老人が荷を捨ててよろめく。
兵は怒鳴りながら剣を振るい、その隙間を敵兵が割って入る。
味方と敵と難民が同じ狭い路地にひしめき合い、誰がどちらの側なのか見分けもつかない。
その時だった。甲冑をまとった敵兵がこちらを見据え、槍を構えて突進してきた。
狙いは俺ではなく、背後で子を抱える母親だ。
「くそっ!」
咄嗟に踏みこんで剣を振るった。
刃が火花を散らし、槍を押し返す。
衝撃に腕が痺れ、慌てて剣を握り直した。
敵兵の背後から別の影が迫る。あまりにも敵兵の数が多すぎる。
「マルク、下がって!」
フレヤが叫び、瓦礫を蹴って俺の横へ出た。
その瞳に迷いはなく、父を思う決意が炎のように揺れている。
だが槍を握る手は震えている。
彼女が戦場に立つことなど、今までなかったのだ。
俺はフレヤの前に立ちはだかる。
ここで倒れるわけにはいかない。
「ブラスコさんは持ちこたえているけど、このままじゃ辿りつけない」
俺の言葉に、フレヤは唇を噛んだ。
焦りが募る。俺たちはただ立ち尽くしているだけだ。
「マルク……」
フレヤがじっとこちらに視線を向けた。
燃えさかる炎がその瞳に映りこみ、迷いと決意の色を交えて揺れていた。
「そういえば……思い出したことがある」
「思い出した?」
「父さんが昔、私を連れて歩いた――普通の人は知らない道。あの城に繋がっているはず」
そこまで言いかけて、フレヤは口をつぐんだ。
叫び声と炎の轟きが、彼女の言葉を飲みこんだかのようだった。
隠された道――。
俺はその言葉の続きを待ちながら、剣を構え直した。
目の前で兵と兵が激突し、市民の悲鳴が木霊する。
黒煙が空を覆い、戦いの余波に遭った家屋が崩壊している。
倒れた荷車や割れた石壁が通路に横たわり、道を求めた市民が右往左往していた。
悲鳴と怒号と剣戟の音が入り乱れ、敵と味方の境界線が判然としない。
「下がれ! 邪魔だ、早く逃げろ!」
「きゃあっ、子どもが――!」
兵の怒声、市民の叫び。誰の声も掻き消される。
剣を振るう兵士の隣で、老いた男が荷物を抱えて転んでいた。
その瞬間、背後から槍が突き出される。
俺は咄嗟に剣を抜き、槍を弾き返した。
鋼と鋼がぶつかる耳障りな音が響き、敵兵の眼光がギラリと光る。
無秩序な戦場の中で、誰もこちらを助けようとはしない。
味方ですら混乱し、背中を預ける相手を見極められないのだ。
「マルク!」
フレヤが声を張り上げた。
彼女の肩越しに、押し寄せる武装集団が見えた。
粗末な鎧に身を包み、統率を欠いたまま突進してくる。だが勢いは凄まじい。
これがガラン派――反体制の連中か。
彼らは市民を巻きこみ、盾代わりにしながら突き進んでいた。
「退けええ! ブラスコは弱腰だ! 我らこそが導く者!」
「力ある者が国を治める! 臆病者に未来はない!」
耳をつんざく怒号が響く。
敵兵は戦いながら市民を扇動し、混乱をさらに広げていた。
なるほど――ただの権力争いじゃない。
どうやら、市民を守るブラスコと武力で支配するガラン派――構図は単純だ。
けれど、戦場にいる人々は理念を選ぶ余裕などなく、ただ生き延びるために逃げ惑っている。
この世界の平和な面ばかりを見てきた俺にとって、この光景は破滅的に見える。
目の前で、母親が幼子を抱えて必死に駆けていた。
その足元に瓦礫が崩れ落ちる。
悲鳴が上がり、兵が助け起こそうとしたが、すぐ横から敵兵が割って入った。
剣が交わり、母子が巻きこまれそうになる。
俺は反射的に割って入り、刃を受け止める。
衝撃が腕を痺れさせ、歯を食いしばった。
城門の上を見やれば、ブラスコ派の兵と自警団が必死に防衛線を保っていた。
寄せ集めの武具を構え、城壁から弓を放つ。
だが圧倒的な数に押され、次第に防衛線は狭まっている。
巻き上がる砂煙に包まれた城門は、もはや瓦解寸前の砦に見えた。
それでも、あらかじめこうなることを予見していたかのように、城壁そのものは驚くほど強固だ。
幾度も補修された跡があり、要所には魔法障壁の残滓のような光も見える。
おそらくブラスコは、戦乱の火種が再び起こることを覚悟していたのだろう。
そもそも、リブラという国自体は国王が統治する国家とは異なる。
成り立ちにおいてベナード商会の影響が大きく、民兵や自警団による共同体的な防衛が主だ。
十分な正規軍を抱えるわけでもなく、国としての戦力はないに等しい。
ゆえにブラスコは、攻めではなく守りに徹するしかなかったのだ。
その奥でブラスコが孤軍奮闘している――そう思うと胸が重くなる。
ここまでの様子を見る限り、ブラスコへの援軍はない。
一番近くにいる正規兵であるモルネアの兵士たちは静観を選んだと聞いた。
残されたのは、わずかな兵と市民の士気だけ。
このままでは、ブラスコは確実に押し潰される。
「……父さんは、あの中に」
フレヤがかすれた声でつぶやいた。
様子を見る限り、ブラスコの本隊はあそこに踏みとどまっている。
しかし、この状況で正面突破は無謀だ。
敵兵の波に押し潰される前に、群衆に呑まれてしまう。
「どうする?」
俺は問いかけた。すでに剣を握る腕が汗で滑っている。
さすがにこの混乱を突っ切れる自信はなかった。
「行かなきゃ……でも」
フレヤは焦燥に駆られた表情で城門を見つめる。
俺の視線も自然とそこへ釘づけになった。
火柱が立ち昇り、兵の叫びが響く。
あの中に飛びこむのは、死地に身を投げるようなものだ。
俺たちの周囲でも、市民と兵が押し合いへし合いしていた。
母親が子を抱えて泣き、老人が荷を捨ててよろめく。
兵は怒鳴りながら剣を振るい、その隙間を敵兵が割って入る。
味方と敵と難民が同じ狭い路地にひしめき合い、誰がどちらの側なのか見分けもつかない。
その時だった。甲冑をまとった敵兵がこちらを見据え、槍を構えて突進してきた。
狙いは俺ではなく、背後で子を抱える母親だ。
「くそっ!」
咄嗟に踏みこんで剣を振るった。
刃が火花を散らし、槍を押し返す。
衝撃に腕が痺れ、慌てて剣を握り直した。
敵兵の背後から別の影が迫る。あまりにも敵兵の数が多すぎる。
「マルク、下がって!」
フレヤが叫び、瓦礫を蹴って俺の横へ出た。
その瞳に迷いはなく、父を思う決意が炎のように揺れている。
だが槍を握る手は震えている。
彼女が戦場に立つことなど、今までなかったのだ。
俺はフレヤの前に立ちはだかる。
ここで倒れるわけにはいかない。
「ブラスコさんは持ちこたえているけど、このままじゃ辿りつけない」
俺の言葉に、フレヤは唇を噛んだ。
焦りが募る。俺たちはただ立ち尽くしているだけだ。
「マルク……」
フレヤがじっとこちらに視線を向けた。
燃えさかる炎がその瞳に映りこみ、迷いと決意の色を交えて揺れていた。
「そういえば……思い出したことがある」
「思い出した?」
「父さんが昔、私を連れて歩いた――普通の人は知らない道。あの城に繋がっているはず」
そこまで言いかけて、フレヤは口をつぐんだ。
叫び声と炎の轟きが、彼女の言葉を飲みこんだかのようだった。
隠された道――。
俺はその言葉の続きを待ちながら、剣を構え直した。
目の前で兵と兵が激突し、市民の悲鳴が木霊する。
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
転生三男のまったり開発記 ~魔法がなくても、前世の知識とガラクタいじりで世界を便利に変えていきます~
戯言の遊び
ファンタジー
【前世のオタク知識で、不便な異世界をちょっと便利に大改造!】
前世は「何でも屋」の息子で、機械の解体と研究をこよなく愛する技術オタク。
そんな俺が転生したのは、魔法が存在するものの非常に不便な中世レベルのファンタジー世界だった。
しかも、辺境を治める貧乏男爵家の三男坊という、家督の重圧もない完全なる「自由枠」
豊かな自然という名の素材の宝庫を前に、俺の技術オタクとしての血が騒がないわけがない!
風で飛んでいく洗濯物と手荒れに悩むメイドのため、ただの木切れを削って作った『洗濯バサミ』
それが屋敷中で大絶賛されたのを皮切りに、気難しい凄腕の鍛冶職人や、利益の匂いに敏い若き女商人を巻き込んで、俺の「ちょっと便利なモノづくり」はどんどんエスカレートしていくことに!?
大げさな魔法もチートもない。
けれど、前世の知識と底なしの探究心で、不便な世界をまったりと便利に成り上がっていく、三男坊の領地開発記!
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!