43 / 555
アデルとハンクのグルメ対決
チーズ職人の書き置き
しおりを挟む
翌朝。待ち合わせ場所に向かうとアデルが待っていた。
「おはようございます。今日は早いですね」
「今朝は早く目が覚めたのよ。ところでその服だと寒いかもしれないわ」
「レンソール高原は冷えるんですか?」
「日中はそうでもないけれど、早朝と夕方以降は寒くなるわね」
アデルの言葉を聞いて自分の着た衣服を確かめる。
長袖ではあるものの薄手の生地だった。
彼女のように上着を羽織ってくればよかったか。
「おう、おはよう」
「おはようございます」
アデルと話しているとハンクがやってきた。
「まさかの半袖ですね。レンソール高原は冷えるらしいですよ」
「そりゃ、知ってる」
ハンクは意に介さない様子だった。
極寒の地でも薄着で踏破しそうな気配すらある。
「皆さま、お揃いですか。本日もわたくしめがお送りします」
「よろしく頼むぜ」
出発の案内を受けて俺たちは順番に客車に乗りこんだ。
全員が腰を下ろした後、馬車がゆっくりと動き出した。
馬車はバラムの町の中を通過して街道に出た。
途中までロゼル方面に進んだ後、今まで通ったことのない道に入った。
快晴の青く透き通るような空の下、順調に馬車は進んでいく。
今までは平地の移動が中心だったが、今回は時間が経つにつれて高度が上がっているようだ。
周りの風景も山間地のような雰囲気になっている。
しばらくの間、外に見える景色を楽しんでいると、馬車が徐々に減速して、道の脇に止まった。
「馬を休ませるためにお時間を頂きます。しばしお待ちください」
御者の青年はそう言った後、御者台から降りた。
「はぁ眠い。レンソールまではまだかかりそうだな」
「外の空気でも吸いますかね」
俺とハンクは客車から外に出た。
少し遅れてアデルもやってきた。
「座っているだけでもお腹は空くものね」
「行く途中で食事できるところはあるんでしょうか」
俺たちが話していると御者が何かを手にして近づいてきた。
「お昼時は移動中の予定ですので。よろしければどうぞ、三名様分あります」
御者はハンクに籠を差し出した。
その中にはパンに何かが挟まったサンドが入っている。
「ほほう、美味そうじゃねえか」
「気が利くわね」
「お口に合えば幸いです」
御者は優しげな笑みを浮かながら御者台に戻っていった。
「外にいるうちに食べるとしますか」
「そうだな。おれも腹が減った」
俺たちは近くの座りやすそうな岩に腰かけてサンドを食べ始めた。
アデルは服が汚れるのを気にするようで立ったままだった。
「美味いなこれ。おれのはハムとチーズが入ってる」
「もしかして、私への挑戦かしら」
「ははっ、食事中までやめてください」
アデルの食へのこだわりは時にあらぬ方向へ向かうことがある。
ちなみに俺の食べたサンドには味つけしたサラダが入っていた。
パン自体は茶色いライ麦パンのような見た目で香ばしい風味だ。
俺たちは食事が終わったところで、そそくさと客車に戻った。
「おかえりなさいませ。日暮れまでにはレンソール高原に到着予定です」
御者が説明を終えてから馬車が動き出した。
遠くの方に標高の高い山がそびえ、街道の脇を清らかな小川が流れている。
目的地のレンソール高原はさらに先にあるので、豊かな自然ときれいな空気がチーズの美味しさの源になっていることを想像した。
御者の技術は安定しており、馬車につながれた馬は順調な足運びを見せていた。
小高い山々に挟まれるような道を進んで目的地へと向かっていく。
少しずつ日が傾いて気温が下がり始めた頃、周囲にちらほらと牧場が見え始めた。
草原の上では牛や馬が元気そうに歩いている。
牧場の見えた辺りからさらに移動すると、民家がいくつか並ぶところに入った。
「お疲れ様でした。間もなくレンソール高原に着きます」
御者の案内があった地点から数百メートルほど動いた後、馬車は停止した。
「さぁ、レンソール高原に着いたわよ」
アデルは元気よく客車を降りた。
「ふっ、いい勢いだな」
「あまり見ない姿ですね」
俺とハンクも彼女に続いて外に出た。
「ご利用ありがとうございました。カティナの時と同様にこちらで待機しておりますので、お帰りの際はお声がけください」
「ありがとう。帰りもよろしく頼むわね」
「承知しました」
御者は深々と頭を下げた後、馬車をどこかへ移動させた。
これまでも丁寧だったが、今回は一段と気持ちのいい対応だった。
アデルは金払いがよさそうなので、それも影響しているのかもしれない。
馬車が離れた後、アデルがチーズの生産者に会いに行くと切り出した。
俺とハンクはアデルに従って、その場から歩き始めた。
レンソール高原はそれなりに標高が高い土地で、開けた場所の見晴らしがよかった。
遥か彼方の山影に夕日が沈んでいくのが見える。
アデルに続いて牧歌的な風景の中を歩くと、前方に石造りの民家が見えた。
隣に馬小屋みたいなものがあり、いかにも高原の家といった雰囲気だった。
「あそこがチーズ職人のモルトの家よ」
「お店っぽくないですね」
「生産者だからあそこで売買するわけではないの。今から行くのは挨拶みたいなものね」
アデルはそう言いながら、モルトの家に近づいていった。
「……あれ、留守かしら」
「どうしました?」
アデルが家の前で立ち止まった。
「どうも不在みたいな雰囲気なのよね」
「たしかにそうだな。人の気配がねえ」
ハンクは彼女の横に並んで家の方をじっと見つめた。
「あそこに何かあります」
玄関から少し離れたところに何か書かれた紙が落ちている。
風で飛ばされたような状態だった。
「『うちの牛の乳が出ないので、チーズ作りを休みます。ご用の方は別邸へ』とありますね」
「そんなまさか! ちょっとその紙を見せて」
「はい、どうぞ」
アデルに紙を差し出すと彼女はじっと文面を確認した。
「たしかにモルトの字ね。生乳がなければチーズは作れないのよ……」
アデルは戸惑いの表情を浮かべた。
「さすがに不戦勝はつまんねえな。本人に事情を聞いてみようぜ」
「……そうね、そうしましょう」
ハンクの言葉を聞いて彼女は気を取り直したようだ。
俺たちはその場を離れて、モルトの別邸に向かった。
「おはようございます。今日は早いですね」
「今朝は早く目が覚めたのよ。ところでその服だと寒いかもしれないわ」
「レンソール高原は冷えるんですか?」
「日中はそうでもないけれど、早朝と夕方以降は寒くなるわね」
アデルの言葉を聞いて自分の着た衣服を確かめる。
長袖ではあるものの薄手の生地だった。
彼女のように上着を羽織ってくればよかったか。
「おう、おはよう」
「おはようございます」
アデルと話しているとハンクがやってきた。
「まさかの半袖ですね。レンソール高原は冷えるらしいですよ」
「そりゃ、知ってる」
ハンクは意に介さない様子だった。
極寒の地でも薄着で踏破しそうな気配すらある。
「皆さま、お揃いですか。本日もわたくしめがお送りします」
「よろしく頼むぜ」
出発の案内を受けて俺たちは順番に客車に乗りこんだ。
全員が腰を下ろした後、馬車がゆっくりと動き出した。
馬車はバラムの町の中を通過して街道に出た。
途中までロゼル方面に進んだ後、今まで通ったことのない道に入った。
快晴の青く透き通るような空の下、順調に馬車は進んでいく。
今までは平地の移動が中心だったが、今回は時間が経つにつれて高度が上がっているようだ。
周りの風景も山間地のような雰囲気になっている。
しばらくの間、外に見える景色を楽しんでいると、馬車が徐々に減速して、道の脇に止まった。
「馬を休ませるためにお時間を頂きます。しばしお待ちください」
御者の青年はそう言った後、御者台から降りた。
「はぁ眠い。レンソールまではまだかかりそうだな」
「外の空気でも吸いますかね」
俺とハンクは客車から外に出た。
少し遅れてアデルもやってきた。
「座っているだけでもお腹は空くものね」
「行く途中で食事できるところはあるんでしょうか」
俺たちが話していると御者が何かを手にして近づいてきた。
「お昼時は移動中の予定ですので。よろしければどうぞ、三名様分あります」
御者はハンクに籠を差し出した。
その中にはパンに何かが挟まったサンドが入っている。
「ほほう、美味そうじゃねえか」
「気が利くわね」
「お口に合えば幸いです」
御者は優しげな笑みを浮かながら御者台に戻っていった。
「外にいるうちに食べるとしますか」
「そうだな。おれも腹が減った」
俺たちは近くの座りやすそうな岩に腰かけてサンドを食べ始めた。
アデルは服が汚れるのを気にするようで立ったままだった。
「美味いなこれ。おれのはハムとチーズが入ってる」
「もしかして、私への挑戦かしら」
「ははっ、食事中までやめてください」
アデルの食へのこだわりは時にあらぬ方向へ向かうことがある。
ちなみに俺の食べたサンドには味つけしたサラダが入っていた。
パン自体は茶色いライ麦パンのような見た目で香ばしい風味だ。
俺たちは食事が終わったところで、そそくさと客車に戻った。
「おかえりなさいませ。日暮れまでにはレンソール高原に到着予定です」
御者が説明を終えてから馬車が動き出した。
遠くの方に標高の高い山がそびえ、街道の脇を清らかな小川が流れている。
目的地のレンソール高原はさらに先にあるので、豊かな自然ときれいな空気がチーズの美味しさの源になっていることを想像した。
御者の技術は安定しており、馬車につながれた馬は順調な足運びを見せていた。
小高い山々に挟まれるような道を進んで目的地へと向かっていく。
少しずつ日が傾いて気温が下がり始めた頃、周囲にちらほらと牧場が見え始めた。
草原の上では牛や馬が元気そうに歩いている。
牧場の見えた辺りからさらに移動すると、民家がいくつか並ぶところに入った。
「お疲れ様でした。間もなくレンソール高原に着きます」
御者の案内があった地点から数百メートルほど動いた後、馬車は停止した。
「さぁ、レンソール高原に着いたわよ」
アデルは元気よく客車を降りた。
「ふっ、いい勢いだな」
「あまり見ない姿ですね」
俺とハンクも彼女に続いて外に出た。
「ご利用ありがとうございました。カティナの時と同様にこちらで待機しておりますので、お帰りの際はお声がけください」
「ありがとう。帰りもよろしく頼むわね」
「承知しました」
御者は深々と頭を下げた後、馬車をどこかへ移動させた。
これまでも丁寧だったが、今回は一段と気持ちのいい対応だった。
アデルは金払いがよさそうなので、それも影響しているのかもしれない。
馬車が離れた後、アデルがチーズの生産者に会いに行くと切り出した。
俺とハンクはアデルに従って、その場から歩き始めた。
レンソール高原はそれなりに標高が高い土地で、開けた場所の見晴らしがよかった。
遥か彼方の山影に夕日が沈んでいくのが見える。
アデルに続いて牧歌的な風景の中を歩くと、前方に石造りの民家が見えた。
隣に馬小屋みたいなものがあり、いかにも高原の家といった雰囲気だった。
「あそこがチーズ職人のモルトの家よ」
「お店っぽくないですね」
「生産者だからあそこで売買するわけではないの。今から行くのは挨拶みたいなものね」
アデルはそう言いながら、モルトの家に近づいていった。
「……あれ、留守かしら」
「どうしました?」
アデルが家の前で立ち止まった。
「どうも不在みたいな雰囲気なのよね」
「たしかにそうだな。人の気配がねえ」
ハンクは彼女の横に並んで家の方をじっと見つめた。
「あそこに何かあります」
玄関から少し離れたところに何か書かれた紙が落ちている。
風で飛ばされたような状態だった。
「『うちの牛の乳が出ないので、チーズ作りを休みます。ご用の方は別邸へ』とありますね」
「そんなまさか! ちょっとその紙を見せて」
「はい、どうぞ」
アデルに紙を差し出すと彼女はじっと文面を確認した。
「たしかにモルトの字ね。生乳がなければチーズは作れないのよ……」
アデルは戸惑いの表情を浮かべた。
「さすがに不戦勝はつまんねえな。本人に事情を聞いてみようぜ」
「……そうね、そうしましょう」
ハンクの言葉を聞いて彼女は気を取り直したようだ。
俺たちはその場を離れて、モルトの別邸に向かった。
138
あなたにおすすめの小説
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる