212 / 561
海産物を開拓する
露店の朝食とサンドロとの情報交換
エステルとロビーへ向かうと、俺たち以外の宿泊客がちらほら目に入った。
朝の時間ということもあり、これからチェックアウトか、すでにチェックアウト済みなのだろう。
ほとんどの者が身なりがよく、お金持ちが多いように見受けられる。
「おはようございます」
ロビーの一角で先に待っているアデルを見つけて声をかけた。
「あら、おはよう」
アデルは優雅な気配を漂わせながら、品格を感じさせる笑みを浮かべていた。
彼女には高級なホテルの空気がなじむと思った。
「おはよう、姉さん!」
「昨夜は大変だったのに朝から元気ね」
「それ、マルクにも言われたよ」
俺とエステルも椅子に腰を下ろした。
早速、気になる宿代のことを聞いておかなければならない。
「このホテルの代金ってどうなってます?」
「それなら、あなたたちが来る前に支配人と話して、今回はタダでいいとなったわ」
「うわっ、太っ腹ですね」
「やったね!」
俺とエステルは庶民派なので、素直に喜んでいた。
「宿泊客なのに侵入者を捕まえて、従業員を助けたわけだから、当然といえば当然よね」
アデルも満更でもない様子だった。
にんまりと薄い笑みを浮かべている。
「あれ、ということはチェックアウトも済んでるってことですか?」
「ええ、すでにやってあるわ」
「じゃあ、外に朝食を食べに行きますか」
「そうね、そうしましょう」
俺とエステルは受付に一声かけると、アデルと合流してホテルを出た。
ちなみに昨日の件でショックを受けていた従業員は見かけなかったので、今日は休んでいるのだと思った。
夜は暗くて気づかなかったのだが、ホテルのある場所は路地の奥の方だった。
昨晩のアデルのように行動力がなければ、発見するのは難しかっただろう。
彼女のバイタリティに感心しつつ、三人で道に迷いそうになりながら主だった通りへと歩いていった。
人通りの多い路地に出ると露店が開いているところだった。
飲みものやパンなどを売る店が道沿いに点在している。
「食堂やレストランもいいですけど、たまにはこういうところもいいんじゃないですか」
「わたしは賛成!」
「そうね、いいんじゃないかしら」
アデルがあっさり応じるとは意外だった。
店を構えていれば外観や雰囲気でその店の味を予想しやすくなるものの、露店の場合は情報が店舗に比べると少ない。
美食家精神を考えれば、高い確率で美味しいものを食べたくなるのではと思った。
「……何を考えているの? 私だって旅先でしか食べられないものを食べたくなるものなのよ」
「まあ、そうですよね」
アデルに自分の考えが見透かされたようで、少しだけ肝が冷えた。
素直なエステルに比べたら、一筋縄ではいかないところがある。
「あれ、何かいい匂いがしますね」
「パンを鉄板で温めているみたいよ」
「うわぁ、美味しそうー」
三人で移動しながら匂いをたどっていくと、一軒の露店でホットサンドみたいなものを売っているようだった。
具を挟んで焼くというよりも、半分にカットしたコッペパンみたいな形のパンを温めてから、赤みがかったペースト状の何かを塗っている。
一定の間隔で客が来ては立ち去るという流れができているので、わりと人気のある店みたいだ。
「よかったら、ここにします?」
「そうね、構わないわ」
「わたしもいいよー」
俺たちはその店の前に並んだ。
行列というほどではなく、すぐに注文する順番になった。
「すいません、初めて買うんですけど」
「うちはこれだけだから、注文は簡単だよ。銅貨三枚で一つだ」
「仲間の分と合わせてこ三人前で。おつりは大丈夫です」
銀貨一枚を財布から取り出して、店主に手渡した。
「おう、そうか。それならもらっておこう」
店の主人は上機嫌になって、ノリノリでサンドを作り始めた。
すでに鉄板で温まっているパンを取って、片側にペーストを塗りこんでから、反対側のパンで挟んで完成だった。
「はいよ、まずはお客さんの分」
それをぴったり収まる紙袋に入った状態で手渡された。
まだ余熱が残っており、握りしめるとやけどしそうだった。
「ありがとうございます。このペーストの中身は何ですか?」
「メインの材料はトマトとオリーブオイルさ。あとの材料は秘密」
「そりゃあ、そうですよね。では、温かいうちに食べます」
「ふふんっ、毎度あり!」
俺は近くに用意されたテーブル席の椅子に腰かけた。
早速、初めて食べるサンドにかぶりつく。
「おおっ、これはいい食感」
パンがサクサクで食べごたえがある。
そのまま噛みしめると、ペーストの部分の味を感じた。
「うん? トマトの品種が違うのか? さっぱりながら風味はしっかりしていて、パンとのバランスがなかなかいいな」
何気なく選んだ朝食にしては、満足できるクオリティだった。
これなら週に二、三回は通いたい美味しさだ。
そのまま座って食べているとアデルとエステルがやってきて、二人も満足げな表情でサンドを味わっていた。
食後にコスタでの予定について話し合った結果、市場管理組合の建物に向かうことになった。
昨晩、野盗らしき男たちを捕まえたので、街道開通がどうなるかを確かめるためにサンドロと話しておいたほうがいいとなったからだ。
昨日と同じ建物に到着すると、サンドロは忙しそうな様子だった。
入れ代わり立ち代わりに部下と見られる人たちと話していた。
様子を見ながら話しかけられそうな時を見計らって声をかけた。
「忙しい時にすいません」
「――お待ちしてました。こちらへどうぞ」
「えっ?」
サンドロは抜けられそうな雰囲気ではないと思ったが、周りへしばらく席を外すとよく響く声で言った後、俺たちを別の場所へと先導した。
彼について通路を歩くと、昨日と同じように応接室のようなところへ案内された。
「他の者が飲みものをご用意しますが、すぐに話を始めさせて頂きます」
「全然気にしないので、始めてください」
「まず、ホテルで野盗を捕縛されたと聞きました。そのおかげで、全体的な動きが早まりそうです」
サンドロからは熱気を伴う意欲が見受けられた。
俺は軽く相槌を打って先を促した。
「野盗の勢力が大幅に縮小したことで、冒険者が兵士に先んじて占拠された場所を攻略する予定です。それに伴い、街道の開通は早まると思います」
「それじゃあ、バラムへの運送も予定より早くお願いできそうですね」
俺もサンドロに影響されるように期待が高まるのを感じた。
昨夜は侵入者を看過できないと思ったことがきっかけだったが、アデルの活躍などを含めて、このような結果につながるとはうれしい誤算だった。
あとがき
お読みいただき、ありがとうございます。
次話から新しい章が始まります。
朝の時間ということもあり、これからチェックアウトか、すでにチェックアウト済みなのだろう。
ほとんどの者が身なりがよく、お金持ちが多いように見受けられる。
「おはようございます」
ロビーの一角で先に待っているアデルを見つけて声をかけた。
「あら、おはよう」
アデルは優雅な気配を漂わせながら、品格を感じさせる笑みを浮かべていた。
彼女には高級なホテルの空気がなじむと思った。
「おはよう、姉さん!」
「昨夜は大変だったのに朝から元気ね」
「それ、マルクにも言われたよ」
俺とエステルも椅子に腰を下ろした。
早速、気になる宿代のことを聞いておかなければならない。
「このホテルの代金ってどうなってます?」
「それなら、あなたたちが来る前に支配人と話して、今回はタダでいいとなったわ」
「うわっ、太っ腹ですね」
「やったね!」
俺とエステルは庶民派なので、素直に喜んでいた。
「宿泊客なのに侵入者を捕まえて、従業員を助けたわけだから、当然といえば当然よね」
アデルも満更でもない様子だった。
にんまりと薄い笑みを浮かべている。
「あれ、ということはチェックアウトも済んでるってことですか?」
「ええ、すでにやってあるわ」
「じゃあ、外に朝食を食べに行きますか」
「そうね、そうしましょう」
俺とエステルは受付に一声かけると、アデルと合流してホテルを出た。
ちなみに昨日の件でショックを受けていた従業員は見かけなかったので、今日は休んでいるのだと思った。
夜は暗くて気づかなかったのだが、ホテルのある場所は路地の奥の方だった。
昨晩のアデルのように行動力がなければ、発見するのは難しかっただろう。
彼女のバイタリティに感心しつつ、三人で道に迷いそうになりながら主だった通りへと歩いていった。
人通りの多い路地に出ると露店が開いているところだった。
飲みものやパンなどを売る店が道沿いに点在している。
「食堂やレストランもいいですけど、たまにはこういうところもいいんじゃないですか」
「わたしは賛成!」
「そうね、いいんじゃないかしら」
アデルがあっさり応じるとは意外だった。
店を構えていれば外観や雰囲気でその店の味を予想しやすくなるものの、露店の場合は情報が店舗に比べると少ない。
美食家精神を考えれば、高い確率で美味しいものを食べたくなるのではと思った。
「……何を考えているの? 私だって旅先でしか食べられないものを食べたくなるものなのよ」
「まあ、そうですよね」
アデルに自分の考えが見透かされたようで、少しだけ肝が冷えた。
素直なエステルに比べたら、一筋縄ではいかないところがある。
「あれ、何かいい匂いがしますね」
「パンを鉄板で温めているみたいよ」
「うわぁ、美味しそうー」
三人で移動しながら匂いをたどっていくと、一軒の露店でホットサンドみたいなものを売っているようだった。
具を挟んで焼くというよりも、半分にカットしたコッペパンみたいな形のパンを温めてから、赤みがかったペースト状の何かを塗っている。
一定の間隔で客が来ては立ち去るという流れができているので、わりと人気のある店みたいだ。
「よかったら、ここにします?」
「そうね、構わないわ」
「わたしもいいよー」
俺たちはその店の前に並んだ。
行列というほどではなく、すぐに注文する順番になった。
「すいません、初めて買うんですけど」
「うちはこれだけだから、注文は簡単だよ。銅貨三枚で一つだ」
「仲間の分と合わせてこ三人前で。おつりは大丈夫です」
銀貨一枚を財布から取り出して、店主に手渡した。
「おう、そうか。それならもらっておこう」
店の主人は上機嫌になって、ノリノリでサンドを作り始めた。
すでに鉄板で温まっているパンを取って、片側にペーストを塗りこんでから、反対側のパンで挟んで完成だった。
「はいよ、まずはお客さんの分」
それをぴったり収まる紙袋に入った状態で手渡された。
まだ余熱が残っており、握りしめるとやけどしそうだった。
「ありがとうございます。このペーストの中身は何ですか?」
「メインの材料はトマトとオリーブオイルさ。あとの材料は秘密」
「そりゃあ、そうですよね。では、温かいうちに食べます」
「ふふんっ、毎度あり!」
俺は近くに用意されたテーブル席の椅子に腰かけた。
早速、初めて食べるサンドにかぶりつく。
「おおっ、これはいい食感」
パンがサクサクで食べごたえがある。
そのまま噛みしめると、ペーストの部分の味を感じた。
「うん? トマトの品種が違うのか? さっぱりながら風味はしっかりしていて、パンとのバランスがなかなかいいな」
何気なく選んだ朝食にしては、満足できるクオリティだった。
これなら週に二、三回は通いたい美味しさだ。
そのまま座って食べているとアデルとエステルがやってきて、二人も満足げな表情でサンドを味わっていた。
食後にコスタでの予定について話し合った結果、市場管理組合の建物に向かうことになった。
昨晩、野盗らしき男たちを捕まえたので、街道開通がどうなるかを確かめるためにサンドロと話しておいたほうがいいとなったからだ。
昨日と同じ建物に到着すると、サンドロは忙しそうな様子だった。
入れ代わり立ち代わりに部下と見られる人たちと話していた。
様子を見ながら話しかけられそうな時を見計らって声をかけた。
「忙しい時にすいません」
「――お待ちしてました。こちらへどうぞ」
「えっ?」
サンドロは抜けられそうな雰囲気ではないと思ったが、周りへしばらく席を外すとよく響く声で言った後、俺たちを別の場所へと先導した。
彼について通路を歩くと、昨日と同じように応接室のようなところへ案内された。
「他の者が飲みものをご用意しますが、すぐに話を始めさせて頂きます」
「全然気にしないので、始めてください」
「まず、ホテルで野盗を捕縛されたと聞きました。そのおかげで、全体的な動きが早まりそうです」
サンドロからは熱気を伴う意欲が見受けられた。
俺は軽く相槌を打って先を促した。
「野盗の勢力が大幅に縮小したことで、冒険者が兵士に先んじて占拠された場所を攻略する予定です。それに伴い、街道の開通は早まると思います」
「それじゃあ、バラムへの運送も予定より早くお願いできそうですね」
俺もサンドロに影響されるように期待が高まるのを感じた。
昨夜は侵入者を看過できないと思ったことがきっかけだったが、アデルの活躍などを含めて、このような結果につながるとはうれしい誤算だった。
あとがき
お読みいただき、ありがとうございます。
次話から新しい章が始まります。
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
転生三男のまったり開発記 ~魔法がなくても、前世の知識とガラクタいじりで世界を便利に変えていきます~
戯言の遊び
ファンタジー
【前世のオタク知識で、不便な異世界をちょっと便利に大改造!】
前世は「何でも屋」の息子で、機械の解体と研究をこよなく愛する技術オタク。
そんな俺が転生したのは、魔法が存在するものの非常に不便な中世レベルのファンタジー世界だった。
しかも、辺境を治める貧乏男爵家の三男坊という、家督の重圧もない完全なる「自由枠」
豊かな自然という名の素材の宝庫を前に、俺の技術オタクとしての血が騒がないわけがない!
風で飛んでいく洗濯物と手荒れに悩むメイドのため、ただの木切れを削って作った『洗濯バサミ』
それが屋敷中で大絶賛されたのを皮切りに、気難しい凄腕の鍛冶職人や、利益の匂いに敏い若き女商人を巻き込んで、俺の「ちょっと便利なモノづくり」はどんどんエスカレートしていくことに!?
大げさな魔法もチートもない。
けれど、前世の知識と底なしの探究心で、不便な世界をまったりと便利に成り上がっていく、三男坊の領地開発記!
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!