474 / 561
ダークエルフの帰還
圧倒的な勝利
接近戦に強い前線の兵士たちに比べて、魔法主体の俺とラーニャ、弓隊の面々は慎重に進まなければならない。
それに俺自身がヒイラギの兵士たちほど、剣の腕前がないことも関係している。
エルフのコレット師匠に特訓されたこともあり、魔法が有利な間合いを保てているうちは安全圏と言えそうだった。
そして、前線が勢いを増す中で、俺たちの歩みは決して早くはない。
通用門から奥に見える砦までは思ったよりも距離があり、その中心にはまっすぐな道が延びている。
そこから枝分かれするように道が広がって、あちらこちらに民家のようなものが建つのが目に入った。
周囲を警戒しつつ注意を向けていると、民家の中の住人と目が合う。
戦意は感じられず、怯えるばかりといった様子だった。
敵意のない者を避難させることもできるかもしれないが、部外者の自分が首を突っこむべきではないと思った。あるいは奇襲を受ける可能性もある。
山賊側から見れば、例外なく俺たちは敵に見えるだろう。
ここがならず者の本拠地であることは無視できないのだ。
ヒイラギの方が優勢だからといって、気が緩むような気配はなかった。
味方の誰もが緊張した空気を漂わせて、口数少なく歩みを続ける。
息が詰まりそうな状況の中、前線の騒乱が激しさを増したように感じた。
皆がそれに気づいたようで、誰にともなく足の運びを速めた。
民家のようなものがあった区画からいくらか進んだ先で、通用門と砦のような建物の間に広場のようなものがあった。
そこでは兵士たちと複数の山賊が戦っている最中だった。
この状況においてヒイラギの方が優勢であり数の面でも上回っている。
「――オラァァツ!」
戦いの熱は高まり、指揮に回っていたダイモンも鮮烈に加わっていた。
開けた場所で奇襲を警戒しなくてもいいことが関係しているのかもしれない。
ダイモンは山賊の中でも体格の大きい手ごわそうな者と剣を交えている。
山賊の方は力任せの剣戟なのだが、ならず者のそれは動きが不規則であることと体格面で不利なことで、自分には荷が重い相手のように映った。
ラーニャや弓隊と一緒に離れた場所で遠巻きに見守っていると、誰かが風のように流れる駆け足で近づいてきた。
「ちょうどいいところにいた。人質を救出できたが、あの者たちは私が潜入した時の経路は通れない。おぬしたちに警護を任せる」
颯爽と現れたのはアンズだった。
話しぶりからして潜入作戦は上手くいったみたいだ。
「……皆を助けられたのか?」
「言葉通りの意味だ。救出に成功した。今は説明している時間が惜しい、私についてきてもらえるか」
ヒイラギの方が優勢とはいえ、ここは敵の本拠の真っただ中。
囚われていた人質たちを守ることになるなら、時間的な猶予はないに等しい。
俺と弓隊の面々は言葉を出すことなく、お互いに視線を合わせた。
そして全員が前を向いてラーニャとアンズの近くに集まった。
「ラーニャさん、まずは助け出された人たちのところに案内してもらいましょう」
「――はっ、そうだな。仲間たちを迎えにいかねば」
念願叶ったこともあってか、ラーニャはどこか上の空だった。
こちらから声をかけると我に返ったような反応を見せた。
意思確認をした後、アンズはこの場から素早い足取りで動き出した。
俺たちはそれに遅れないようについていく。
広場の辺りを離れると戦いの気配は薄まり、徐々に静かになった。
警戒を緩めることはないが、戦いに巻きこまれることはなさそうだ。
ふと、慌ただしい気配に気づいて目を向ける。
「みんな、逃げて!」
「ああっ、ここもおしまいだ」
山賊の一員と思われる者たちが少し離れた場所を逃げるところだ。
すでに戦意を喪失しており、戦う意思のない者を追う者はいない。
敗れた後にどうなるのかは想像もつかず、苦い思いがするだけだった。
やがてついていった先で、小ぶりのテントのようなものが見えた。
アンズはその前に立ち止まり、入り口の部分を開けている。
「無事に仲間と合流できた。ここからは護衛が同行する」
ラーニャは少しの間だけテントの中に呼びかける姿を見ていたが、その場から駆け出してアンズを押しのけるようにして覗きこんだ。
「みんな、無事でよかった」
俺や仲間たちに向けるのとは異なり、感情のこもったような声だった。
しかし、それも束の間でラーニャからは戸惑いのようなものが感じられた。
「……他の仲間たちは?」
ラーニャの声はアンズとテントの中の両方に呼びかけられているようだった。
「私が砦内の牢屋に行った時はこれで全員だった」
アンズは淡々と答えた後、テントの中の人たちに外に出るように促した。
すると、ラーニャと同じような外見のダークエルフが数人出てきた。
囚われの身だったためか、粗末な衣服を身に纏っている。
ダークエルフたちは互いに顔を見合わせた後、沈みがちな表情を見せた。
それが彼らの答えだと思った。
「積もる話もあるだろうが、まずはヒイラギまで逃げる。話はそれからだ」
アンズがラーニャと助け出したダークエルフたちに喝を入れるように言った。
「ラーニャさん、まずはここを出ましょう」
俺が重ねるように言うと、ラーニャは顔を上げて小さくうなずいた。
何があるか分からない以上、アンズと弓隊に協力してもらいながら、ヒイラギの領内を目指すことが最優先だと思った。
それに俺自身がヒイラギの兵士たちほど、剣の腕前がないことも関係している。
エルフのコレット師匠に特訓されたこともあり、魔法が有利な間合いを保てているうちは安全圏と言えそうだった。
そして、前線が勢いを増す中で、俺たちの歩みは決して早くはない。
通用門から奥に見える砦までは思ったよりも距離があり、その中心にはまっすぐな道が延びている。
そこから枝分かれするように道が広がって、あちらこちらに民家のようなものが建つのが目に入った。
周囲を警戒しつつ注意を向けていると、民家の中の住人と目が合う。
戦意は感じられず、怯えるばかりといった様子だった。
敵意のない者を避難させることもできるかもしれないが、部外者の自分が首を突っこむべきではないと思った。あるいは奇襲を受ける可能性もある。
山賊側から見れば、例外なく俺たちは敵に見えるだろう。
ここがならず者の本拠地であることは無視できないのだ。
ヒイラギの方が優勢だからといって、気が緩むような気配はなかった。
味方の誰もが緊張した空気を漂わせて、口数少なく歩みを続ける。
息が詰まりそうな状況の中、前線の騒乱が激しさを増したように感じた。
皆がそれに気づいたようで、誰にともなく足の運びを速めた。
民家のようなものがあった区画からいくらか進んだ先で、通用門と砦のような建物の間に広場のようなものがあった。
そこでは兵士たちと複数の山賊が戦っている最中だった。
この状況においてヒイラギの方が優勢であり数の面でも上回っている。
「――オラァァツ!」
戦いの熱は高まり、指揮に回っていたダイモンも鮮烈に加わっていた。
開けた場所で奇襲を警戒しなくてもいいことが関係しているのかもしれない。
ダイモンは山賊の中でも体格の大きい手ごわそうな者と剣を交えている。
山賊の方は力任せの剣戟なのだが、ならず者のそれは動きが不規則であることと体格面で不利なことで、自分には荷が重い相手のように映った。
ラーニャや弓隊と一緒に離れた場所で遠巻きに見守っていると、誰かが風のように流れる駆け足で近づいてきた。
「ちょうどいいところにいた。人質を救出できたが、あの者たちは私が潜入した時の経路は通れない。おぬしたちに警護を任せる」
颯爽と現れたのはアンズだった。
話しぶりからして潜入作戦は上手くいったみたいだ。
「……皆を助けられたのか?」
「言葉通りの意味だ。救出に成功した。今は説明している時間が惜しい、私についてきてもらえるか」
ヒイラギの方が優勢とはいえ、ここは敵の本拠の真っただ中。
囚われていた人質たちを守ることになるなら、時間的な猶予はないに等しい。
俺と弓隊の面々は言葉を出すことなく、お互いに視線を合わせた。
そして全員が前を向いてラーニャとアンズの近くに集まった。
「ラーニャさん、まずは助け出された人たちのところに案内してもらいましょう」
「――はっ、そうだな。仲間たちを迎えにいかねば」
念願叶ったこともあってか、ラーニャはどこか上の空だった。
こちらから声をかけると我に返ったような反応を見せた。
意思確認をした後、アンズはこの場から素早い足取りで動き出した。
俺たちはそれに遅れないようについていく。
広場の辺りを離れると戦いの気配は薄まり、徐々に静かになった。
警戒を緩めることはないが、戦いに巻きこまれることはなさそうだ。
ふと、慌ただしい気配に気づいて目を向ける。
「みんな、逃げて!」
「ああっ、ここもおしまいだ」
山賊の一員と思われる者たちが少し離れた場所を逃げるところだ。
すでに戦意を喪失しており、戦う意思のない者を追う者はいない。
敗れた後にどうなるのかは想像もつかず、苦い思いがするだけだった。
やがてついていった先で、小ぶりのテントのようなものが見えた。
アンズはその前に立ち止まり、入り口の部分を開けている。
「無事に仲間と合流できた。ここからは護衛が同行する」
ラーニャは少しの間だけテントの中に呼びかける姿を見ていたが、その場から駆け出してアンズを押しのけるようにして覗きこんだ。
「みんな、無事でよかった」
俺や仲間たちに向けるのとは異なり、感情のこもったような声だった。
しかし、それも束の間でラーニャからは戸惑いのようなものが感じられた。
「……他の仲間たちは?」
ラーニャの声はアンズとテントの中の両方に呼びかけられているようだった。
「私が砦内の牢屋に行った時はこれで全員だった」
アンズは淡々と答えた後、テントの中の人たちに外に出るように促した。
すると、ラーニャと同じような外見のダークエルフが数人出てきた。
囚われの身だったためか、粗末な衣服を身に纏っている。
ダークエルフたちは互いに顔を見合わせた後、沈みがちな表情を見せた。
それが彼らの答えだと思った。
「積もる話もあるだろうが、まずはヒイラギまで逃げる。話はそれからだ」
アンズがラーニャと助け出したダークエルフたちに喝を入れるように言った。
「ラーニャさん、まずはここを出ましょう」
俺が重ねるように言うと、ラーニャは顔を上げて小さくうなずいた。
何があるか分からない以上、アンズと弓隊に協力してもらいながら、ヒイラギの領内を目指すことが最優先だと思った。
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
転生三男のまったり開発記 ~魔法がなくても、前世の知識とガラクタいじりで世界を便利に変えていきます~
戯言の遊び
ファンタジー
【前世のオタク知識で、不便な異世界をちょっと便利に大改造!】
前世は「何でも屋」の息子で、機械の解体と研究をこよなく愛する技術オタク。
そんな俺が転生したのは、魔法が存在するものの非常に不便な中世レベルのファンタジー世界だった。
しかも、辺境を治める貧乏男爵家の三男坊という、家督の重圧もない完全なる「自由枠」
豊かな自然という名の素材の宝庫を前に、俺の技術オタクとしての血が騒がないわけがない!
風で飛んでいく洗濯物と手荒れに悩むメイドのため、ただの木切れを削って作った『洗濯バサミ』
それが屋敷中で大絶賛されたのを皮切りに、気難しい凄腕の鍛冶職人や、利益の匂いに敏い若き女商人を巻き込んで、俺の「ちょっと便利なモノづくり」はどんどんエスカレートしていくことに!?
大げさな魔法もチートもない。
けれど、前世の知識と底なしの探究心で、不便な世界をまったりと便利に成り上がっていく、三男坊の領地開発記!
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!