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一日一行 2025年6月31日 火曜日

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  一日一行。のつもりで書いてきましたが、結局人間とは、欲の塊であり、挫折すれば、痛い。稼げなくなれば、死にたくなる。小説家とは、名ばかりのひとりの人間です。認められれば、嬉しいし、認められなければ、悔しいし。何時、死ぬかわからない人生において、やりたいことをやりたいように。それだけでも人生丸儲けだと聞いたことがある。落ち込めば、辛いし、悔しいし。

 それでも生きなければならない。小説家になるために生まれてきたという人は、一人もおらず、縁や人生を旅するように楽しむ。たらればでも、生きていたい。生きたいのに、亡くなってしまう方も多く。生きるとは、人生において、なんなんだろうか?と思考せざるを得ない。

 薬も毎日服用しなければならず、「どうしてこうなるんだよ!」と叫びたくなる時のほうが多い。私は生まれた時には、「おぎゃー」と泣き、一人の人生を歩む中で、勇気ややる気を頂きながら今日がある。産まれたから生きているというが、全ての動物がそうではない。「今」「いま」を生きており、未来に何がおきるのかもわからない。

 自然体で生まれてきた子供が、そうではなくなるように……。

 大人になるとは、そういうことだと思う。

 ODをしなくなったが、寝ることばかりに目が行く。人間とは、欲の塊なのか?と思えてしまうのです。小説とは、体験には勝てない。旅行に行ったことがある人と虚構で書くことでは、行き当たりばったりな人生になる。

 よくよく考えてみると、小説家などという職業は、ひとつの職業であり、完成された言葉の羅列ではない。ならば人生をどう楽しむか?だが、これもまた落ち込みの原因になる。楽しいか辛いかで生きていれば、必ずぶち当たる壁がある。一人の小説家としての意見だが、今日を生きるとは、簡単なようでそうではない。心のゆとりや今日食べるお金の必要性。

 人間とは欲深く、同じ24時間の中で過ごす。本当にそうでしょうか?問いたくなる。

生きがいとは、人間の必死さの裏表ではないか。これが結論となるが、どうだろうか。
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