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8話
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「なんで、それ?」
棍棒を振り回していると、先生から声がかかった。あれから数分と経っていない。とゆうよりも、時間の経過は、ない。もしかしたら、秒単位で流れていてそうだが、人が感じる時間でそれを確認することができないはず。だから、間違ってないはず。きっと。多分。うん。そういうことにしておこ。流石、神様。
「え。振ればだれでもあたるから、ですか。」
祭壇が、片付くと台車で運ばれてきた凶器。刀に剣、槍に薙刀、斧に鉈、木刀。変わったところでは、電動のくぎ打ち機、なんてものもある。専門的な機械は、それ相応の練習が必要な気がする。そもそも、素人が何の練習なしに武器を扱えるわけがない。あの時は、なんだかんだといって訓練したけど。それとこれとは別。
あの時、あの時って、あっ、異世界。
何かさっきから忘れると行くか、少しずつ抜けて行く気がするが、不安に感じない。僕自身、対して覚えていないし、忘れたいので別に構わないか。
「今日すぐ潜ってもらう予定ではなかったのですが。」
後ろから声を出す榊さん。言葉に不安を感じる。せっかくだから、ちょっと行っとく? 的な感じで行かさられるのかな。これがフラグか。何をそんなに焦っているのだろうか。
神様の話では世界が変わる?ための準備期間だから、ここでこんなことをしてもなぁ、と思ってしまう。きっと、僕がこの先を知っているからかもしれない。そうでなければ無駄な気がする、なんて思わない。ただ、言っても言葉にできないって、感覚的に分かるので口にできない。こういうのを進化というのだろうか。
「ちょっと覗いてみる?」
「榊さん?!」
「大丈夫。少し行って戻るだけだから。サポートもいるし。」
フラグ回収早かったな。言うまでもなくサポートは、さっきまで巫女服を着ていたいつもの2人だろう。術の指導をしていたのだから後衛かな。棍棒よりハンマーの方がいいか。吹き飛ばしたすきにとどめ。回避が心配だがちょっとだけなら、大丈夫だろう。
人の感覚が違う。こういう、ちょっとだけ、や、先に少し行ったところ、を信用しているわけではないが、どうせ、言った本人は、一緒に来ない。なら、本当にちょっと行って戻っても文句は言われないはず。そもそも、その先に少し行ったところの少しは30分以上かからない。
「服もあるから。」
用意いいな。これは、既定路線かな。先生が知らないのは、うるさいから? 他の2人は、表情がわからないので、どちらかわからない。けれど、面倒という空気が1人、一歩後ろにいる方から、出ている気がする。
基本見ているだけだけど、実際に、危険があるところに行くとなると、そういうわけではいけないということか。
ところで、このメンバーで連携なんてとれるのか。
2人の内、力の使い方を教えてくれる方の土水門さん。これで、ちすいど、というらしい。掌にだが、魔法?魔術?の展開をし、実演しながら教えてくれているので、そういった力を使うのが得意なのだろう。なら、後衛。もう1人の土水門くん。こっちは、まるっきり不明。後衛2人だとバランスが悪いから、希望的観測を含めて前衛、として、最後に僕。魔力を体の中でぐるぐる回して肉体強化のようなことができるから、前衛もできないことはない。武器も鈍器だから、もっと前に、なんてことになる可能性もある。先生は、戦闘向きじゃないな。何か力があるという雰囲気ではない。榊さんも同じでこっち側ではない。そうなると、前衛2人に後衛1人。回復はいないけど、バランス的には悪くない?
ちなみに、この土水門さん達の下の名前は、知らない。先生が、教えてくれる方を、さん付け。もう1人を、くん付け、で呼んだのでそれに倣っただけ。まっ、僕の名前も本当のところはないわけだから、別に問題ないか。
さて、そんなこんなで、淡々と準備が進む。説明によると、鉄板がそこに入っている安全靴に、鉄を繊維状にして編み込んで服の中に着こむインナー。カーボンナノチューブ制という腕と足に付けたプロテクター。金属バットのような鉄の塊。服装は、他の2人も同じに見える。けれど、持っているのが、土水門さんは刺殺に適している剣に、土水門くんが小さい弓と腰にナイフ。前衛と後衛は逆のようだ。後ろから、トン、なんてことがないといいのだが。
こういう時、言いだした人が行けよ、と思うのだが。口にした大人は、大き目のカバンからラジコンヘリを取り出して、操作している。遊んでているなら行けよ。ゲームや本でよくあるけれど、大人ってこういう時、待機していることが多いのだが、それに倣わなくてもいいと思うんだけどな。
棍棒を振り回していると、先生から声がかかった。あれから数分と経っていない。とゆうよりも、時間の経過は、ない。もしかしたら、秒単位で流れていてそうだが、人が感じる時間でそれを確認することができないはず。だから、間違ってないはず。きっと。多分。うん。そういうことにしておこ。流石、神様。
「え。振ればだれでもあたるから、ですか。」
祭壇が、片付くと台車で運ばれてきた凶器。刀に剣、槍に薙刀、斧に鉈、木刀。変わったところでは、電動のくぎ打ち機、なんてものもある。専門的な機械は、それ相応の練習が必要な気がする。そもそも、素人が何の練習なしに武器を扱えるわけがない。あの時は、なんだかんだといって訓練したけど。それとこれとは別。
あの時、あの時って、あっ、異世界。
何かさっきから忘れると行くか、少しずつ抜けて行く気がするが、不安に感じない。僕自身、対して覚えていないし、忘れたいので別に構わないか。
「今日すぐ潜ってもらう予定ではなかったのですが。」
後ろから声を出す榊さん。言葉に不安を感じる。せっかくだから、ちょっと行っとく? 的な感じで行かさられるのかな。これがフラグか。何をそんなに焦っているのだろうか。
神様の話では世界が変わる?ための準備期間だから、ここでこんなことをしてもなぁ、と思ってしまう。きっと、僕がこの先を知っているからかもしれない。そうでなければ無駄な気がする、なんて思わない。ただ、言っても言葉にできないって、感覚的に分かるので口にできない。こういうのを進化というのだろうか。
「ちょっと覗いてみる?」
「榊さん?!」
「大丈夫。少し行って戻るだけだから。サポートもいるし。」
フラグ回収早かったな。言うまでもなくサポートは、さっきまで巫女服を着ていたいつもの2人だろう。術の指導をしていたのだから後衛かな。棍棒よりハンマーの方がいいか。吹き飛ばしたすきにとどめ。回避が心配だがちょっとだけなら、大丈夫だろう。
人の感覚が違う。こういう、ちょっとだけ、や、先に少し行ったところ、を信用しているわけではないが、どうせ、言った本人は、一緒に来ない。なら、本当にちょっと行って戻っても文句は言われないはず。そもそも、その先に少し行ったところの少しは30分以上かからない。
「服もあるから。」
用意いいな。これは、既定路線かな。先生が知らないのは、うるさいから? 他の2人は、表情がわからないので、どちらかわからない。けれど、面倒という空気が1人、一歩後ろにいる方から、出ている気がする。
基本見ているだけだけど、実際に、危険があるところに行くとなると、そういうわけではいけないということか。
ところで、このメンバーで連携なんてとれるのか。
2人の内、力の使い方を教えてくれる方の土水門さん。これで、ちすいど、というらしい。掌にだが、魔法?魔術?の展開をし、実演しながら教えてくれているので、そういった力を使うのが得意なのだろう。なら、後衛。もう1人の土水門くん。こっちは、まるっきり不明。後衛2人だとバランスが悪いから、希望的観測を含めて前衛、として、最後に僕。魔力を体の中でぐるぐる回して肉体強化のようなことができるから、前衛もできないことはない。武器も鈍器だから、もっと前に、なんてことになる可能性もある。先生は、戦闘向きじゃないな。何か力があるという雰囲気ではない。榊さんも同じでこっち側ではない。そうなると、前衛2人に後衛1人。回復はいないけど、バランス的には悪くない?
ちなみに、この土水門さん達の下の名前は、知らない。先生が、教えてくれる方を、さん付け。もう1人を、くん付け、で呼んだのでそれに倣っただけ。まっ、僕の名前も本当のところはないわけだから、別に問題ないか。
さて、そんなこんなで、淡々と準備が進む。説明によると、鉄板がそこに入っている安全靴に、鉄を繊維状にして編み込んで服の中に着こむインナー。カーボンナノチューブ制という腕と足に付けたプロテクター。金属バットのような鉄の塊。服装は、他の2人も同じに見える。けれど、持っているのが、土水門さんは刺殺に適している剣に、土水門くんが小さい弓と腰にナイフ。前衛と後衛は逆のようだ。後ろから、トン、なんてことがないといいのだが。
こういう時、言いだした人が行けよ、と思うのだが。口にした大人は、大き目のカバンからラジコンヘリを取り出して、操作している。遊んでているなら行けよ。ゲームや本でよくあるけれど、大人ってこういう時、待機していることが多いのだが、それに倣わなくてもいいと思うんだけどな。
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