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第三部 Crystal Dust
1 Ash Dye and Deals
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1 Ash Dye and Deals
アルミラside
通りは日々の入浴さえままならない者たちが多く行き交っている。その中をできるだけ彼らに接触しないように歩みを進める。悪臭の漂う水たまりに足を踏み込む度に罵りの言葉が口をついて出てしまう。こんな場所-ドラッグス-に居を構える者たちがいるなんて気が知れない。
空気も汚染されて重苦しく悲惨だ。息をするたびに汚染された空気が肺に入り込んでくるのを感じる。マオズが水で濡らしたスカーフで顔の下部を覆ってくれたことを今になって感謝することになるなんて。ここは汚染された空気、汚らしい習慣しかしらない住民しかない。植物もここの東の果てにある森でしかみることができない。でも、その森は呪われていると言われているからそこへ行くような愚かなことをしない。
混みあった道を目的の場所を求めて歩き続ける。マオズの指示をもう一度確認してみる。ドラッグスへ行き、染粉を入手、支払いをしてすぐに戻る。支払いをするっていう指示だけでいいのに。
ようやく店の看板が見えてきた。ドラッグス基準でしょうけれど、最近小奇麗にされた感じがする。扉を開ける前にため息をつく。扉を開けると小さな鈴の音が響いた。中はなんの変哲もない普通の店のよう。防虫剤の匂いとあまり役割を果たしていないライトの明かり、だけれども通りに並ぶ他の店よりはまだましのようだわ。
片足を引いている老女が奥から出てきた。彼女は歯をむき出しにして笑みを浮かべ、その様子に思わず身がすくんでしまった。
「何か御用で?」
老女はねっとりとした甘ったるい声を出した。
「トリネコ(Ash)の染料はある?」
口回りを覆っているスカーフをとることもせずに私は尋ねた。
老女は頷き、足を引きながら一つの通路に向かった。私はこれ以上店の奥には行くつもりがなく扉のそばで待っていた。彼女は茶色の染料が入った大きな瓶をもち戻ってきた。
「最後の一本さ。 九十ユニットだよ」
「九十ユニット?! 海の向こうから新品を取り寄せるよりも高いじゃないの!」
私は信じられないと彼女を見やった。
「ああ、そうかね。 でもあんたはここに来た。 どうしても必要なんだろ?」
老女はにやりと笑った。
呻き声を出しながら外套から現金を掴み出した。
「五十ユニットで」
「八十」
私は顔を顰めた。いつもなら最初の交渉でうまくいくのに。言葉に力を入れて
「六十」
「七十だね」
老女をにらみつけながら現金を渡した。こんなに支払ったなんて知ったらマオズに殺されてしまうわ。どうしてここじゃ私の言葉に強制力がないのかしら。瓶を受け取り、店を出た。ドラッグスの住人はスリと詐欺師しかいない。だけど、エラ・ルウを助けるためならどんなに高額であろうと入手しなければならなかった。
自室の窓から自宅に入った。やっぱり空気の良いゴールデンスカイの街が一番ホッとする。帰宅したそのままの姿で自室を出た。アパート自体はそれほど大きくないけれど三人で暮らすには丁度いい。
「マオズ、買ってきたわよ。 店の婆さんには聞いてた価格の倍以上払わされたけどね」
大声で話しながら、外套を脱いだ。廊下を歩いていると鏡に映った自分の姿が目についた。このちょっとした外出のせいで茶色の髪には泥がつき、顔の上半分は黒く汚れてしまっていた。でもそれが私の真っ青な瞳を目立たせている。マオズ、エラ・ルウ、私の三人に共通する瞳の色。だけど先月、エラ・ルウの瞳が濁りはじめていたのだ。できるだけ自分を抑え込み考えないようにしないと。マオズがきっと解毒剤をみつけてくれるはず。
居間に二歩入ったところで足を止めた。マオズはそこにいた。金色の髪の毛はぼさぼさで、服は実験のせいでシミがついていた。だけど彼は一人ではなかった。ほかに四人そこにいた。最年少と思われる少年は色黒で十二歳を上回るとは思えず、ちょっと厄介そうな感じだ。その隣に金髪の少女がしきりに足を動かしながら落ち着きなく部屋を見回し、鋭い金の目をした怖そうな風貌の男がマオズを隙なく観察している。間違いない、こいつは半竜だ。敵になったら一番危ないやつだ。
四人目はマオズと話している少女。お伽話から出てきたような感じだけど、赤毛だからちょっと変わり種のお伽話だろうか。彼女の外套は貴族が着るような上質なものだ。思わずにやけてしまう。目立たないような服装のつもりだろうけど、その外套が人の目を引いてしまう。
「これ以上の申し出はないと思うの。 お願いよ」
少女が言う。
「あなたは私たちが何を欲しているかわかってないんだと思う」
私が答えると全員の目が私に向けられた。隠してある自分のナイフに手を這わせる。
「ミラ」
マオズが警告を発した。
「人生を変えるような申し出をされて一人で決断しちゃうわけじゃないでしょうね。 あとでそのことが発覚したら、大変なことになっちゃうわよ」
私は言い返した。
「あなたたち誰なの?」
特に誰にというわけでもなく尋ねた。
赤毛の少女は面白げににやついている半竜をみた。
「オーラムだ」
私は頷いた。若い少年はルウと同じくらいだろうか、あまり目立ちたくないようだ。
「ここでの問題は、君が誰か、ということだ」
半竜が問う。
「あなたたちが私のうちにいるのよ」
「君が密談に無断で入り込んできたんだよ」
歯ぎしりをし、何か言ってやろうと思った瞬間、赤毛の少女が言葉をはさんだ。
「オーラム、冷やかさないの」
彼はすまなそうな笑みを浮かべている。
「まぁ、いいわ。 私はアルミラ」
私のこの密談への興味は薄れていった。
「僕の妹だ」
マオズは私の”行儀良さ”を言い訳しているようだ。
「じゃあ、本題のことに関して話し合いをはじめられるんだろうね」
少年が言った。
「聞くに値する情報がもらえるっていうならね」
「じゃあ、彼女の言うことをちゃんと聞くんだな」
半竜のオーラムが冷笑を浮かべる。
「提案があるの」
赤毛の少女が申し出た。マオズをみるといらついているようだった。
「それで?」
「あなた達二人が必要なの。あなた達以上に王宮について知る者はいないと聞いたから」
私は笑ってしまった。
「王宮だって?」
「誰にも知られず王宮に忍び込まなくてはいけないの」
「気は確か? 王宮に一歩でも踏み入れようなら殺されるわよ。 王宮は今陛下の……状況から警備体制が最大限に引き上げられてるのよ」
「だからあなた達が必要なの」
マオズは頭を振っている。
「命はまだ惜しいんだよ。 それにまだここでやらなくてはいけないもっと大事なことがあるし。 君たちのその命知らずの計画に協力したりしたら成すことも為されないまま本当に終わってしまう」
皆、馬鹿だわ。そんなに死に急ぎたいなら自分たちだけでやればいいのよ。話すだけでも死刑宣告ものだわ。私は部屋を出ようを向きをかえた。こんなお馬鹿さんたちよりルウの方が私を必要としている。
「トリネコの染料を持っているでしょ」
新しい声がした。振り向くと金髪が初めて口を開いていた。
「何のこと?」
「トリネコの染料は数少ないポーション用の稀少な材料。 それを必要とする重症の患者がいるんでしょ?」
彼女は目をキラキラさせながら言った。
口を開いてみたものの、言葉が出てこなかった。マオズがトリネコの染料にたどり着くまで何週間とかかっていたのに、この少女はすでに把握しているのだ。
「リー・リクシル、ポーションマスターよ」
マオズは目を大きく見開いている。彼は私を見た。ポーションマスターは見つけるのは困難だけれども、雇うのはそれ以上なのだ。この提案を受ければ、彼女がルウを助けてくれるかもしれない。
「それじゃ、新しい提案を」
リーが言う。
「あなたたちが私たちを手伝ってくれるなら、私がそれを必要としている人物のために手を貸すというのはどうかしら?」
マオズは唇をかんでいた。断れない。絶対にだ。
「なんでそんなにしてまで王宮に入りたいの?」
リーダーが口を開いた。
「私はロジリア・セリアム。 コトゥールの正当なる王位継承者。 その王位を返してもらうときがきたの」
アルミラside
通りは日々の入浴さえままならない者たちが多く行き交っている。その中をできるだけ彼らに接触しないように歩みを進める。悪臭の漂う水たまりに足を踏み込む度に罵りの言葉が口をついて出てしまう。こんな場所-ドラッグス-に居を構える者たちがいるなんて気が知れない。
空気も汚染されて重苦しく悲惨だ。息をするたびに汚染された空気が肺に入り込んでくるのを感じる。マオズが水で濡らしたスカーフで顔の下部を覆ってくれたことを今になって感謝することになるなんて。ここは汚染された空気、汚らしい習慣しかしらない住民しかない。植物もここの東の果てにある森でしかみることができない。でも、その森は呪われていると言われているからそこへ行くような愚かなことをしない。
混みあった道を目的の場所を求めて歩き続ける。マオズの指示をもう一度確認してみる。ドラッグスへ行き、染粉を入手、支払いをしてすぐに戻る。支払いをするっていう指示だけでいいのに。
ようやく店の看板が見えてきた。ドラッグス基準でしょうけれど、最近小奇麗にされた感じがする。扉を開ける前にため息をつく。扉を開けると小さな鈴の音が響いた。中はなんの変哲もない普通の店のよう。防虫剤の匂いとあまり役割を果たしていないライトの明かり、だけれども通りに並ぶ他の店よりはまだましのようだわ。
片足を引いている老女が奥から出てきた。彼女は歯をむき出しにして笑みを浮かべ、その様子に思わず身がすくんでしまった。
「何か御用で?」
老女はねっとりとした甘ったるい声を出した。
「トリネコ(Ash)の染料はある?」
口回りを覆っているスカーフをとることもせずに私は尋ねた。
老女は頷き、足を引きながら一つの通路に向かった。私はこれ以上店の奥には行くつもりがなく扉のそばで待っていた。彼女は茶色の染料が入った大きな瓶をもち戻ってきた。
「最後の一本さ。 九十ユニットだよ」
「九十ユニット?! 海の向こうから新品を取り寄せるよりも高いじゃないの!」
私は信じられないと彼女を見やった。
「ああ、そうかね。 でもあんたはここに来た。 どうしても必要なんだろ?」
老女はにやりと笑った。
呻き声を出しながら外套から現金を掴み出した。
「五十ユニットで」
「八十」
私は顔を顰めた。いつもなら最初の交渉でうまくいくのに。言葉に力を入れて
「六十」
「七十だね」
老女をにらみつけながら現金を渡した。こんなに支払ったなんて知ったらマオズに殺されてしまうわ。どうしてここじゃ私の言葉に強制力がないのかしら。瓶を受け取り、店を出た。ドラッグスの住人はスリと詐欺師しかいない。だけど、エラ・ルウを助けるためならどんなに高額であろうと入手しなければならなかった。
自室の窓から自宅に入った。やっぱり空気の良いゴールデンスカイの街が一番ホッとする。帰宅したそのままの姿で自室を出た。アパート自体はそれほど大きくないけれど三人で暮らすには丁度いい。
「マオズ、買ってきたわよ。 店の婆さんには聞いてた価格の倍以上払わされたけどね」
大声で話しながら、外套を脱いだ。廊下を歩いていると鏡に映った自分の姿が目についた。このちょっとした外出のせいで茶色の髪には泥がつき、顔の上半分は黒く汚れてしまっていた。でもそれが私の真っ青な瞳を目立たせている。マオズ、エラ・ルウ、私の三人に共通する瞳の色。だけど先月、エラ・ルウの瞳が濁りはじめていたのだ。できるだけ自分を抑え込み考えないようにしないと。マオズがきっと解毒剤をみつけてくれるはず。
居間に二歩入ったところで足を止めた。マオズはそこにいた。金色の髪の毛はぼさぼさで、服は実験のせいでシミがついていた。だけど彼は一人ではなかった。ほかに四人そこにいた。最年少と思われる少年は色黒で十二歳を上回るとは思えず、ちょっと厄介そうな感じだ。その隣に金髪の少女がしきりに足を動かしながら落ち着きなく部屋を見回し、鋭い金の目をした怖そうな風貌の男がマオズを隙なく観察している。間違いない、こいつは半竜だ。敵になったら一番危ないやつだ。
四人目はマオズと話している少女。お伽話から出てきたような感じだけど、赤毛だからちょっと変わり種のお伽話だろうか。彼女の外套は貴族が着るような上質なものだ。思わずにやけてしまう。目立たないような服装のつもりだろうけど、その外套が人の目を引いてしまう。
「これ以上の申し出はないと思うの。 お願いよ」
少女が言う。
「あなたは私たちが何を欲しているかわかってないんだと思う」
私が答えると全員の目が私に向けられた。隠してある自分のナイフに手を這わせる。
「ミラ」
マオズが警告を発した。
「人生を変えるような申し出をされて一人で決断しちゃうわけじゃないでしょうね。 あとでそのことが発覚したら、大変なことになっちゃうわよ」
私は言い返した。
「あなたたち誰なの?」
特に誰にというわけでもなく尋ねた。
赤毛の少女は面白げににやついている半竜をみた。
「オーラムだ」
私は頷いた。若い少年はルウと同じくらいだろうか、あまり目立ちたくないようだ。
「ここでの問題は、君が誰か、ということだ」
半竜が問う。
「あなたたちが私のうちにいるのよ」
「君が密談に無断で入り込んできたんだよ」
歯ぎしりをし、何か言ってやろうと思った瞬間、赤毛の少女が言葉をはさんだ。
「オーラム、冷やかさないの」
彼はすまなそうな笑みを浮かべている。
「まぁ、いいわ。 私はアルミラ」
私のこの密談への興味は薄れていった。
「僕の妹だ」
マオズは私の”行儀良さ”を言い訳しているようだ。
「じゃあ、本題のことに関して話し合いをはじめられるんだろうね」
少年が言った。
「聞くに値する情報がもらえるっていうならね」
「じゃあ、彼女の言うことをちゃんと聞くんだな」
半竜のオーラムが冷笑を浮かべる。
「提案があるの」
赤毛の少女が申し出た。マオズをみるといらついているようだった。
「それで?」
「あなた達二人が必要なの。あなた達以上に王宮について知る者はいないと聞いたから」
私は笑ってしまった。
「王宮だって?」
「誰にも知られず王宮に忍び込まなくてはいけないの」
「気は確か? 王宮に一歩でも踏み入れようなら殺されるわよ。 王宮は今陛下の……状況から警備体制が最大限に引き上げられてるのよ」
「だからあなた達が必要なの」
マオズは頭を振っている。
「命はまだ惜しいんだよ。 それにまだここでやらなくてはいけないもっと大事なことがあるし。 君たちのその命知らずの計画に協力したりしたら成すことも為されないまま本当に終わってしまう」
皆、馬鹿だわ。そんなに死に急ぎたいなら自分たちだけでやればいいのよ。話すだけでも死刑宣告ものだわ。私は部屋を出ようを向きをかえた。こんなお馬鹿さんたちよりルウの方が私を必要としている。
「トリネコの染料を持っているでしょ」
新しい声がした。振り向くと金髪が初めて口を開いていた。
「何のこと?」
「トリネコの染料は数少ないポーション用の稀少な材料。 それを必要とする重症の患者がいるんでしょ?」
彼女は目をキラキラさせながら言った。
口を開いてみたものの、言葉が出てこなかった。マオズがトリネコの染料にたどり着くまで何週間とかかっていたのに、この少女はすでに把握しているのだ。
「リー・リクシル、ポーションマスターよ」
マオズは目を大きく見開いている。彼は私を見た。ポーションマスターは見つけるのは困難だけれども、雇うのはそれ以上なのだ。この提案を受ければ、彼女がルウを助けてくれるかもしれない。
「それじゃ、新しい提案を」
リーが言う。
「あなたたちが私たちを手伝ってくれるなら、私がそれを必要としている人物のために手を貸すというのはどうかしら?」
マオズは唇をかんでいた。断れない。絶対にだ。
「なんでそんなにしてまで王宮に入りたいの?」
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