うちの家族が過保護すぎるので不良になろうと思います。

春雨

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7歳

茜姉様とはっ!

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「う~んどうしよっかなぁ……」
机に紙を広げながら悩むも、全く思いつかない。

【茜姉様とは】と、大きく紙に書いたのは言いものの本当に筆が進まない。
茜姉様はおれの事沢山知ってるのに、俺はと言うと考えてみたら知らない事が多い。

兄様とは違い、特に姉様とは何故か緊張して話せないと言うか前世が思春期真っ盛り高校生の俺としては美人は良くない存在だ…


そんな話は置いといて、何故こんなに悩んでるかと言うともうすぐで5月22日姉様の誕生日なのだ。

だから姉様に何かプレゼントをしたいのだけど、全く思いつかないので【茜姉様とは】と、どんな人かを改めて考えてみることにした。

まぁあ全く進む気配がないんだけどね…

ちなみに去年は似顔絵とお手紙をあげた。今年みたいに全く思いつかなかったので最終手段を使ったのだ。
兄様達は比べ物にならないくらいセンスの良いものばかりだったから、ガッカリするだろうなぁと思っていたがその逆だった。

顔がぐちゃぐちゃになるくらい号泣して抱きしめてくれた。
そんなに喜んでもらえると思わず俺も嬉しかったのを覚えている。

…だから去年最終手段を使ってしまったから今年はちゃんと考えないといけない。…のだが


……


…………


だめだもう考えられない!!

「わー!!!!!!!むり!!!!!!」


ガチャ
「優ちゃんっ!?どうしたの?」


「わっ!」
ガタンッッ
びっくりしすぎて椅子から落ちてしまった。

「キャッ、優ちゃん大丈夫?!」

「いてて……おかあさま…?なんでここに?」

「さっきお家に帰ってきて優ちゃんに会おうと思って来たんだけど中から優ちゃんの叫び声が聞こえたからびっくりして…」

落ちたままの俺を立たせてそのまま抱きしめながら背中をさするお母様にとても安心する。

「ごめんね、大きい声出して。怖かったよね…ごめんね」

「大丈夫です!おかあさま、!ぼくはだいじょーぶれす…グスッ…」

落ちた痛みとお母様の声と匂いに安心したのか何故か涙が出てきた。
自分の意思とは違うものの子供の体では何故か言うことが聞かない。

ーーーーーーーーーーーーー
----

「優ちゃん落ち着いた……?」
心配そうにうるうるとした目で俺を見つめるお母様はとても綺麗で5人も子供を産んでいるとは思えない。

いやいやいやそんな事は今はどうでもいい。
「ごめんなさいっ!泣いてしまって……」
我に返るととても恥ずかしいことに今気づいた。

「何言ってるの?とても可愛かったわよ…?元はと言えば私が悪いんだし。優ちゃんはずっとそのままでいてね」
と言ってニコニコしながら頭を撫でてくれる手がとても気持ち良い。


「そういえば、どうして叫んでいたの?何かあった?大丈夫?」
やっぱりそこ気になるよね…部屋で叫んでるなんて変な子だと思われてないかな?今まで頑張って隠してきたのに…!

「…ち!ちがうんです…姉様のお誕生日プレゼントを考えていて…何も思いつかなかったので……むしゃくしゃして……」

「そっかぁ…優ちゃんがいっぱいいーっぱい考えてくれたプレゼントならなんでも喜ぶんじゃないかなぁ…茜ちゃんなら尚更ね!優ちゃんの事だーいすきだし!」

「ぼくのプレゼントならなんでも…………」

そうだ!あれにしよう!

「お母様ありがとうございます!思いつきました!」

「それは良かったわ…あらもう夕食の時間だわ。」



その後はちゃんと顔を洗って服を着替えてお母様と一緒にダイニングルームに向かって夕飯を食べた。




茜姉様の誕生日まであと4日!
頑張って姉様を驚かせるぞー!









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