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ソヴァンの部屋は船首を背にして右側の部屋らしく、室内はライフル銃が壁に何丁も飾られている無骨な部屋だった。
「こんなにたくさん銃が…」
「俺は傭兵時代から狙撃手だった。こいつらと一緒に、戦場を駆けていた」
アリアナをベッドの上に座らせて自分も隣に腰を下ろすと、アリアナの肩を抱き寄せてぽつりぽつりと自分の事を話し始めた。
「……俺は、小さい頃から戦場にいた。父も、母も、戦場で生きる人だった」
「小さい頃から?」
「あぁ…物心ついた頃から武器を握っていた。子供であることを利用して、敵を殺したこともある。逆に、子供であるがゆえに力が及ばず受けた傷もあるが…」
ソヴァンは徐にシュルリと眼帯の紐をほどくと、隠されていた左目をアリアナの眼前にさらした。ソヴァンの左目を見たアリアナはその目を見てハッと息を呑む。
左目には深い傷跡が残っており、眼球ごと斬られてしまったのかその左目が開くことがないと言わんばかりにすでに皮膚同士がくっついて瞼が開かないようになっていたのだ。
「…醜いだろう。子供の頃に油断をしたせいで失った。これは罰だ」
自嘲気味に笑いながら言うソヴァンに、アリアナは言い知れぬ感情が湧き上がり、震える手でソヴァンの頬にそっと触れた。
「どうして…見せてくれたんですか…?」
「……これを見て拒絶する者は少なくない。拒絶されるなら、最初に拒絶された方がまだマシだ。だから、見せた」
頬に添えられたアリアナの手を包み込むように手を重ねるソヴァンは、しっかりとアリアナの目を見て反応を確認しており、その試すような視線から逃れられないアリアナはジワリとその目に涙を浮かべた。
「そんな…めちゃくちゃな理由で簡単に見せないでください。そんな痛々しい傷を見たら、怖いに決まってます…! ぅっ、っ…」
泣き出してしまったアリアナに、ソヴァンは落胆の色を隠せずに小さくため息を吐くとポケットに入れてあるハンカチでアリアナの涙を拭き始める。
「…生きててよかった」
アリアナの口から不意にこぼれたその言葉に、ソヴァンは動きを止めて隻眼を大きく見開いて驚いた。拒絶ではなかったのかと。それと同時にその一言で落胆していた心が晴れ、受け入れてくれたのだと安堵感がソヴァンを包んだ。そしておずおずとアリアナを抱きしめると、アリアナは特に抵抗することもなくソヴァンを受け入れ、少し恥ずかしそうにしながらもソヴァンに体を預けていた。その事実にソヴァンは強い喜びを感じて、泣きたくなるほど愛しく思う、初めての感情に心からの感謝の言葉をアリアナに囁いた。
「……ありがとう」
ソヴァンはアリアナを抱き上げて自分の膝の上に向かい合わせに座らせると、頭から順番に額、目じり、鼻、頬、耳と触れるだけの優しいキスを落としていき、最後にチュッと軽いリップ音を立てて唇にキスをした。
「…怖いか」
「いえ…恥ずかしい、です」
「可愛いな」
ソヴァンはギュッと目をつむって羞恥心に耐えるアリアナの姿に興奮を覚えると、緊張するアリアナの力を抜くために、ついばむようなキスをゆっくりと何度も繰り返した。決して無理やりするようなことはなく、優しく、時間をかけて丁寧に、アリアナの緊張をキスでほぐしていく。
そんな優しいキスの雨にアリアナの緊張はほどけていき、ソヴァンを感じる余裕が出てくると、その少し荒い息遣いに興奮してぞわっと腰のあたりがうずいた。
「…はぁ、可愛い」
ペロッとアリアナの唇と舐めると、無防備にうっすらと開いていた唇から口内に舌を押し入れて口腔内をまさぐった。突然の深いキスにアリアナは驚いてソヴァンを引き離そうと胸板を押したが、すぐに気持ちのいいところを見つけられて力が抜け、押し返す代わりにソヴァンの服をギュッと握った。
「いい子だ…。キスをしている時は、鼻で息をしろ。じゃないと、苦しいだろ…」
息を上げてキスをするアリアナが窒息しないように気を遣いながらキスの仕方を優しく教えるソヴァンに、アリアナは従順に従ってソヴァンから教えられる快楽をも受け入れ始めていた。
「こんなにたくさん銃が…」
「俺は傭兵時代から狙撃手だった。こいつらと一緒に、戦場を駆けていた」
アリアナをベッドの上に座らせて自分も隣に腰を下ろすと、アリアナの肩を抱き寄せてぽつりぽつりと自分の事を話し始めた。
「……俺は、小さい頃から戦場にいた。父も、母も、戦場で生きる人だった」
「小さい頃から?」
「あぁ…物心ついた頃から武器を握っていた。子供であることを利用して、敵を殺したこともある。逆に、子供であるがゆえに力が及ばず受けた傷もあるが…」
ソヴァンは徐にシュルリと眼帯の紐をほどくと、隠されていた左目をアリアナの眼前にさらした。ソヴァンの左目を見たアリアナはその目を見てハッと息を呑む。
左目には深い傷跡が残っており、眼球ごと斬られてしまったのかその左目が開くことがないと言わんばかりにすでに皮膚同士がくっついて瞼が開かないようになっていたのだ。
「…醜いだろう。子供の頃に油断をしたせいで失った。これは罰だ」
自嘲気味に笑いながら言うソヴァンに、アリアナは言い知れぬ感情が湧き上がり、震える手でソヴァンの頬にそっと触れた。
「どうして…見せてくれたんですか…?」
「……これを見て拒絶する者は少なくない。拒絶されるなら、最初に拒絶された方がまだマシだ。だから、見せた」
頬に添えられたアリアナの手を包み込むように手を重ねるソヴァンは、しっかりとアリアナの目を見て反応を確認しており、その試すような視線から逃れられないアリアナはジワリとその目に涙を浮かべた。
「そんな…めちゃくちゃな理由で簡単に見せないでください。そんな痛々しい傷を見たら、怖いに決まってます…! ぅっ、っ…」
泣き出してしまったアリアナに、ソヴァンは落胆の色を隠せずに小さくため息を吐くとポケットに入れてあるハンカチでアリアナの涙を拭き始める。
「…生きててよかった」
アリアナの口から不意にこぼれたその言葉に、ソヴァンは動きを止めて隻眼を大きく見開いて驚いた。拒絶ではなかったのかと。それと同時にその一言で落胆していた心が晴れ、受け入れてくれたのだと安堵感がソヴァンを包んだ。そしておずおずとアリアナを抱きしめると、アリアナは特に抵抗することもなくソヴァンを受け入れ、少し恥ずかしそうにしながらもソヴァンに体を預けていた。その事実にソヴァンは強い喜びを感じて、泣きたくなるほど愛しく思う、初めての感情に心からの感謝の言葉をアリアナに囁いた。
「……ありがとう」
ソヴァンはアリアナを抱き上げて自分の膝の上に向かい合わせに座らせると、頭から順番に額、目じり、鼻、頬、耳と触れるだけの優しいキスを落としていき、最後にチュッと軽いリップ音を立てて唇にキスをした。
「…怖いか」
「いえ…恥ずかしい、です」
「可愛いな」
ソヴァンはギュッと目をつむって羞恥心に耐えるアリアナの姿に興奮を覚えると、緊張するアリアナの力を抜くために、ついばむようなキスをゆっくりと何度も繰り返した。決して無理やりするようなことはなく、優しく、時間をかけて丁寧に、アリアナの緊張をキスでほぐしていく。
そんな優しいキスの雨にアリアナの緊張はほどけていき、ソヴァンを感じる余裕が出てくると、その少し荒い息遣いに興奮してぞわっと腰のあたりがうずいた。
「…はぁ、可愛い」
ペロッとアリアナの唇と舐めると、無防備にうっすらと開いていた唇から口内に舌を押し入れて口腔内をまさぐった。突然の深いキスにアリアナは驚いてソヴァンを引き離そうと胸板を押したが、すぐに気持ちのいいところを見つけられて力が抜け、押し返す代わりにソヴァンの服をギュッと握った。
「いい子だ…。キスをしている時は、鼻で息をしろ。じゃないと、苦しいだろ…」
息を上げてキスをするアリアナが窒息しないように気を遣いながらキスの仕方を優しく教えるソヴァンに、アリアナは従順に従ってソヴァンから教えられる快楽をも受け入れ始めていた。
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