瞬間移動と時を止めるという魔法を突然手に入れた俺の物語

kurumazuki

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能力をどう使うか

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特殊能力を手に入れてしまった俺は、あと一年間の高校生生活をどう過ごそうか悩んでいた。ちょうど、学校が終わり、自分の部屋にいた。俺は部活には所属していない。つまり帰宅部だ。この能力をどう使うか?それが俺の課題というか問題だった。

そして、俺は机に向かい、勉強し始めた。勉強といっても学校からでた宿題なのだ。そうして俺は宿題を無事に終え、その宿題をカバンのなかに押し込んだ。

そうして俺は、宿題を終え、偶然手に入れた特殊能力をどう使うかについて考えることにした。この特殊能力についても課題及び問題点はこうだ。そして、俺の担任の先生は、「この能力を人に見してはならない」と。そうして、問題点をまとめた。
・さっきも言った通り、人にあまり見してはならない
・能力を何回も使うことができない
・一回使うと時間制限がかかり、もう一回使うことができるのには時間がかかるということ

だ。問題点を改めて、ノートに書きだし、壁に画鋲で貼った。

さて、ここからが問題だ。能力をあまり人前で使えないという問題だ。人前で使うことができないとなると、どこかの場所に移動して能力を使うしかない。これは面倒だ。その問題は、担任に質問しようとして、保留しとくことにした。

さて、次は能力を何回も使うことができないということだ。これは、担任が能力の説明をしてくれている時に追加の情報として教えてくれた。「能力を何回も使うことは原則できないが、修行をすれば、後々出来るようになる」と。なので、特訓は帰宅部なので、時間はたっぷりあるため、その時間で修業をすることにした。でも、修行と言っても何をどのように鍛えればいいのか分からないので、それも聞くことにした。

そして、最後に一回使うと時間制限がかかり、もう一回使うことができるのには時間がかかるということだ。これは、結構深刻な問題になる。この問題を解決するためにはと担任がこれも教えてくれた。ちなみにこれも修行やスキルなどのレベルを上げれば、自分の体に耐久が付き、何回か上限はあるのだが使えることができるという。これもしどこを重点的に鍛えればいいのか分からないので、後日聞いてみることにした。

そして、次の日、またいつも通りに学校に行き授業を受けた。今日は水曜日だった。数学は5時間目。つまり昼食後の眠い授業トップ3に入るのだ。そして、数学の授業が終わり、俺は担任に能力の問題点について聞くことにした。すると担任は、
「人前では話せる内容じゃあないから、屋上に行こう。そこなら、人がいないはずだ。」
と言って、担任と俺は足早に屋上へ向かった。

そして、屋上に着いた俺と担任がいた。担任は話し始めた。
「前に、屋上で君に言った能力とその問題点についてだが、君にはもうその問題点に対する耐久はもう着いている」と言った。その時、俺は「はぁ?」と思いながらその話の続きを聞いていた。
「僕が君に授けた能力は、効果もレベルマックスになっているから、何回も使える。つまり君がノートに書きだした問題点はもう克服しているんだよ」と。
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