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BL団地妻~淫乱人妻(♂)、濡れ濡れ内助の孔~

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 奥さんが淹れてくれたほのかな甘みのある煎茶に、住吉はふぅと息を吹きかけた。
 ローテーブルの上には熱いお茶と、酔い醒ましのペットボトルの水とグラス、そしてお茶請けの甘味が添えられていた。

 座り心地抜群のソファで、しかし住吉はそわそわとしてしまう。
 ラグの上に膝立ちになった奥さんが斜め横に居て……彼が動く度に大きく開いた襟ぐりから胸がちらちら見えるからだ。

「あ、あの」
「はい?」
「床ではなくて、ソファに座られたらどうですか?」
「え?」

 奥さんが小首を傾げると、長めの前髪がさらりと流れ、そのしっとりとした色香が際立つ。
 切れ長の目元がうっすらと赤く、なんだか言い知れぬ熱を孕んでいるようで……住吉は落ち着かない気分だった。

「奥さんを床に座らせてたら、落ち着かないので……すいません!」

 住吉が頭を下げてそう言うと、奥さんがくすりと笑った。

「いいえ、こちらこそ、気が付かずにすみません」

 そう言いながら、奥さんが緩慢な動作で立ち上がり、住吉の隣の空いているスペースに腰を下ろして……なぜだかヒクンと肩を動かした。
 
「?」

 住吉は横目で奥さんの様子を伺った。
 潤んだような目と、うっすらと開いた唇……。
 なんだろう。妙に色気がある。
 しかも奥さんからはいい匂いが漂ってきて……。

 住吉はごくりと喉を鳴らしてしまった。

「お、奥さんも、水、飲まれますか?」

 どもりながらそう問いかけて、住吉はペットボトルに手を伸ばそうとする。

「あ、自分でしますから」

 奥さんが慌てたように、前傾になり……。

「あっ」

 と、吐息のような上擦った声をあげた。
 
 住吉が目を丸くして奥さんを見ると、奥さんは片手で口を押えていた。
 ヒクン、とまた肩が跳ねる。

 オーバーサイズのTシャツはゆったりと彼の体を覆っていたが、先ほど目にした胸の先のふくらんだ粒が思い出され、住吉は透視でもするようにマジマジと奥さんを観察した。

 紅潮した頬はいよいよ赤く、伏せられた睫毛すらも艶めいている。

 住吉はふと、ブーン、となにかが震える音がしていることに気付いた。

「奥さん、携帯鳴ってるんじゃないですか?」

 住吉が問うと、奥さんが口元を押さえたままでハッと目を見開き、こちらを向く。

「俺、バイブにしてないんで、多分奥さんの携帯ですよ。どうぞ、出てください」
「い、いえ……」

 奥さんがゆるく首を振った。

「……携帯は、いま、持ってないので……」
「え? でもほら、鳴ってますって。奥さんの、尻ポケットとかに入ってませんか?」

 振動音は奥さんの腰の辺りから聞こえてくるような気がして、住吉はそう言った。

 奥さんは……。
 奥さんは、真っ赤になって、潤んだ両目を忙しなく瞬かせている。

 まさか、と住吉は思った。
 まさかこの、ブーンという唸りは……携帯ではなくて……。

「奥さん、立ってください」
「え……?」
「ポケットに携帯がないか、探してあげます」

 住吉の言葉に、奥さんが悩まし気に眉を寄せて……。

 ゆっくりと、立ち上がった。



 
 奥さんの下腹部で振動音が鳴っているのは、もう疑いようがなかった。
 住吉の見ている前で、奥さんはだぼっとしたTシャツの裾を持ち上げ、それを口に咥えると、履いていたチノパンの前を開き始めた。
 迷いながらも動くその指を目で追いながら、住吉は生唾を飲み込む。

 ジー、とファスナーが引き下げられた。
 奥さんの股間の膨らみが、徐々に露わになってゆく。
 
 ズボンにふわりと被さっているTシャツのせいで、まったく気付かなかった。
 奥さんがまさか、勃起していたなんて……。

 太腿までズボンをずり下げた奥さんが、羞恥をこらえるようにそっと、住吉を窺ってくる。
 
 奥さんは、黒い紐パンを履いていた。
 腸骨の下辺りに食い込んでいる蝶々結びになったその黒と、奥さんの肌の白さのコントラストが淫靡であった。

 その紐パンの、股間を覆い隠している前の部分の脇から、ピンク色のリモコンが見えている。
 長方形のそこからはコードが続き、それは奥さんの後ろへと繋がっていた。
 
 ブーン、という音は、その後ろの……秘部から聞こえてくるのだった。

「へぇ……」

 上擦った感嘆の声が、住吉の喉から漏れた。

「随分といやらしい恰好してたんですね、奥さん」

 住吉の言葉に、奥さんがぶるりと内腿を震わせた。
 
「奥さん、後ろを向いてください」
「そ、そんな……」
「言ったでしょう? 携帯がないか、探してあげるって。奥さんの後ろから、バイブ音が聞こえてますよ」
「ああ……」

 Tシャツを咥えたままのこもった音で、奥さんが吐息を漏らした。
 
 そして、ソファに座る住吉の前で、奥さんがくるりと体の向きを変える。
 奥さんのお尻はTシャツの裾が覆い隠していて、見えなかった。

「そのテーブルに手をついてください」
 住吉が促すと、奥さんがまた震える吐息をこぼして、おずおずと上体を屈めた。

 ローテーブルに両手をついて、腰を後ろに突き出すような格好になる。
 住吉は手を伸ばして、彼のTシャツをばさりと背中までまくりあげた。

 白くむっちりとした尻たぶの狭間に、食い込むようにしてTバック部分の紐が這っていた。
 そして、ピンクのコードが、奥へと続いている。

 住吉は、双丘に手をかけて、それを左右にむにゅっと開いた。

「ああっ?」

 狼狽えたような奥さんの悲鳴があがる。

 ぬらぬらと濡れた奥さんの孔が、露わになった。
 
 そのすぼまりをさらによく見ようと、住吉はTバックの紐を指に引っ掛け、右側へと寄せた。

 濃くいやらしい色をした襞が、ひくひくと動いている。
 
 住吉は、ピンク色のコードを手前へゆっくりと引いた。
    
「ひっ……」

 奥さんの背中が、ビクリと震え……。

 後孔からは、ブーンと唸り声を上げているローターが、ぬちゅりと顔を覗かせたのだった。





     
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