17 / 36
sideー黒炎の狙撃手
しおりを挟む「パ、パネェっス……」
「君そんな口調だっけー?」
やや大きめの岩に立って、冒険者パーティーを見下ろす。
ステンドの街の外と、街中の中型の魔物を広範囲魔法で狙撃し終えてのとある冒険者の第一声。
ここに来るまでにもそれなりに敬意を払うような口調ではあったが、魔法を使った後の態度は随分と違う。
「あ、アンタこんなに強かったのか…⁉︎」
「え、このくらいこの国の魔法使いにも出来るでしょ?」
「いやいやいやいや‼︎」
「無理だろ! おれぁ魔法なんか詳しくねーけどよ! 少なくともあんな大規模魔法、一国の筆頭魔法使いが何十人も力を合わせて使うやつだろ!」
「え…」
確かに範囲的に少し疲れるレベルの魔法ではあるが、アレクの国の魔法使いにはこれだけの範囲に広げてもこの魔法を使える奴らが何人か居る。
“少し”本気出す。
…そうオルガに言ったので、本当に“少し”本気でやった。
だが、その“少し”すらここまでの言われよう…。
(もしかして僕が思ってるより、この世界って魔法もしょぼいのかなー? アルバニスの通信端末で確認していた僕のステータスよりレベルもHPも数値おかしかったもんなぁー…。他は全部『数値化不能』ってエラーになってたし…ヤバイなー…)
腕を組んで考える。
この世界の自然魔力は極力使わないように、体内魔力だけで魔法を使ってきた。
この世界はアレクの世界より自然魔力の濃度が薄い。
だから、自分の手持ちの魔力を使う方がこの世界に影響も少ないと思った。
異世界…。
本当に構造から文化、人間や魔物の強さに至るまで何もかもが違う。
アレクたちの世界はもっと文明が進んでいて、住んでいる生き物がこの世界の魔物のレベルを全て足しても恐らく到達しえない化け物だらけの為、自然魔力が豊富だ。
当然使える魔法の技術も進歩しており、この世界にはない魔法が数多く学ぶことが出来る。
広範囲魔法を使える魔法使いはゴロゴロ居るし、魔法専門の騎士は全員使えるはずだ。
父も母も「人は弱い」とよく言うが、この世界の民を眺めているとそれを実感する。
(……うちの騎士たちがガチで強すぎたのか…)
初めてこの世界に降りた時に、オルガと出会った街で「うちの騎士隊長たちはみんなレベル200越え」って言っちゃったの早まったなー…まさかこんなに弱いなんて…と付け加えて考えて肩を落とす。
自分と総合レベルの変わらない彼らもこの世界に来たら、あんなレベルや『数値化不能』になるのだろうか。
まあ、なるのだろう。
これは反省しなければならない。
父や母の言う通り、この修行は必要だったのだ。
自分たちと人間…そして自分の世界と他の世界がどれ程、力に差があるのかを学ぶために。
「!」
冒険者たちがわらわらと再集合してきた小型の魔物たちを発見する。
こちらの任務は魔物たちを誘き出し、北門から引き離して勇者たちを街中…ひいては城へと向かわせる事。
小型とはいえやはり想定していたよりもレベルが高い魔物が多い。
平均レベル48ぐらいだろうか。
冒険者たちもここに来るまでレベル上げをしてきている。
相手は小型。
例え少しレベルの高い相手でも、落ち着いて対処すれば相手は不可能ではない。
「オッケー、僕は回復に専念するねー。みんな戦闘開始ー。一体の魔物につき二つの部隊で袋叩きだー」
「おおおおーー!」
なんでここ一番の雄叫びがこのタイミングで上がるかな。
と、若干情けなさを感じた。
だが、どうやらアレクが美味しいところをまるっと頂いた事で、鬱憤が溜まっていたりテンションが上がってしまっていたらしい。
いつもより和気藹々…いやいや、元気いっぱいに魔物退治が始まった。
レベルは拮抗しているようだし、残党処理は彼らに任せていいだろう…としゃがむ。
あとは体力の減った冒険者をここからヒールで治せばいいや、と完全に「今日の仕事終わった」気分であくびをした。
最近忙しかったのでいつもより気を張って、睡眠が取れていない。
長兄に比べれば寝起きはいい方なので半日起きない、ということはないが…。
「…………ん?」
せっかく消した暗雲が、一部元に戻ろうとしている。
邪悪な魔力の気配に「おや」と立ち上がった。
下を眺めると冒険者たちが気付いている様子はない。
つまり気付いてるのは自分だけ。
戦闘は問題なさそうなので、ふわりと飛行魔法で雲の辺りまで飛び上がる。
暗雲の中に立ち込める穢らわしい魔力の気配。
アレクの世界の魔獣という生き物のそれに極めて近い。
「おじさんだぁれー?」
にっこりと笑顔で雲の中心に現れた仮面の男に問う。
あれだろうか、コードなんとかシリーズのお一人だろうか。
赤と白と緑の派手な仮面に派手なシルクハット。
その三色が渦巻くようなデザインのタキシードと、どこまでもド派手だ。
体型から男と判断して、逆撫でする意味もこめつつ「おじさん」と呼ぶ。
仮面で表情は分からないが、肩を揺らして笑う男の真横には雲に乗った大きなドラゴン。
(美味しそうだなぁ…)
リトルワイバーンなど目ではない大きさ。
暗雲の原因はドラゴンだろうが、邪悪な魔力の気配はこのおじさんだろう。
「ここまで登ってこれる人間が居るとはネ…」
「コードなんとかっていう人?」
「いかにも。コードファントムと呼んでくレ」
聞いておいてなんだが覚える気はない。
ふーん、と返しつつ、とりあえず用件を聞いてみる。
「どうしてここにいるの? 戦闘に参加するならまず僕と遊ぼうよー」
鑑定眼でこっそり『視て』みた。
【コードファントム】レベル450。
属性『闇』『風』『氷』。
…アレクのこの世界の知識ではここまでが限界。
レベル450。
(…部下の人でこのレベル? …じゃあこの世界に来てる魔王は“最低ランクの魔王”だな。やっぱり地味に足で仕事してる魔王かぁー…)
なら倒すのは忍びない。
彼らのように頑張って世界侵略している魔王族がいるから、いくつかの世界は寿命が伸びるのだ。
世界というのは建物と同じで手入れをしないと朽ちてしまう。
この様に、世界侵略をする『魔王族』はほとんどが“手入れ”を『創世神』に依頼された『職人』だ。
無論、それとは別物の単純に世界を支配したいだけの魔王や壊すことが目的の破壊魔的魔王も居なくもない。
人間の『魔王』のイメージはそれに近いだろう。
だが『創世神』が『魔王』に依頼して世界に魔物を解き放つのは大体、国だなんだと戦争をしまくる迷惑な人間を“間引いて”貰うため。
多少頭の良い人間が居れば、いがみ合わず人類が一丸となり魔王を打ち倒さなければなりません! …と言い出して一つにまとまってくれる事もある。
『創世神』が各国に聖剣を与えたのはそれを願ってのことだろう。
ならば、とアレクは笑みを深くした。
「それともおじさんは見に来ただけ?」
多少頭の回る幹部なら利用出来るかもしれない。
そう思って声を掛け続ける。
仮面の男はようやくアレクの方へ向き直ると、手を広げた。
「まぁネ。唆した手前、結末は気になるだろウ? ここからでは絶望に打ちひしがれる勇者の顔が拝めないが、苦悶に満ちた死に顔ぐらいは見て帰ろうと思っていたのだヨ。ウフフ。しかし、見ていたら気が変わっタ。…………君はここで殺しておいた方が良さそうだネ」
「わおう」
低くなる声。
成る程、ただの見物客ではなかったか。
だがそれならやはり頭の使い方は分かっているタイプの様だ。
「君はいずれ魔王様の最大の敵になりそうだヨ。この場で消しておくのが最良…!」
「……そう? それは残念」
ドラゴンが動く。
こちらは【デス・ドラゴン】レベル250。
属性は『風』『闇』。
どうやら仮面の男の眷属のようだ。
巨大な翼を広げて口を開く。
咆哮が雲を消し飛ばし、大気を震わせる。
コードなんとかも杖を取り出す。
先端から尖ったナイフが突き出ると、それをアレクに向けて加速してきた。
ドラゴンが上へと回る。
大きく開けた口からはメラメラと青い炎。
「…もう少し頭の良い人なら、協力してあげても良かったんだけどなぁ」
「⁉︎」
ぺろんと、舌を出し、目を細める。
彼とドラゴンを無数の何かが横切り、男の胸や腹を撃ち抜く。
上空に昇ったはずのドラゴンは眉間を撃ち抜かれて、ゆっくり落下し始めた。
黒い炎がチロチロとアレクの腕に燃え、撃ち抜かれた男は笑みを浮かべた子供を今更ながら『鑑定眼』で視る。
【アレックス・シエル・アルバニス】
レベル1035。
属性『火』『水』『土』『風』『氷』『雷』『光』『闇』。
HP『62500000』
MP『9120000』
攻撃力『数値化不能』
防御力『数値化不能』
魔法攻撃力『数値化不能』
魔法防御『数値化不能』
素早さ『数値化不能』
運『数値化不能』
「は…? レベル…せ、ん…?」
人間の子供だと侮ったのだろう。
微笑んだままに男の呟きにほんの少し小首を傾げてみせた。
落ちていく二つの物体。
ほぼ真上から落ちてきたドラゴンの尾を掴み、引っ張り上げる。
ドラゴンは後で美味しく頂くとして、仮面の男の方は万が一、下の冒険者たちに当たったら危ない。
腕に巻き付くように燃えていた黒い炎が強まる。
「……もういいや。他にも“二人”四天王的な人がいるんでしょう? じゃあどっちかにお願いするよー。あんたはもういらなーい」
「……‼︎」
仮面が剥がれ、焼け落ちていく。
シルクハットも、派手なタキシードも、悲鳴も何もかもが黒い炎に包まれて消えていった。
それを眺めてから笑みを深くする。
「ふふふー、美味しそうー。儲けた儲けたー♪ ん? あれ? クリス? なにー? …………うん、うん…うん?」
ゆっくり降下中、クリスからの思伝。
状況をわざわざ報告してくれたらしい。
それによるとオルガの幼馴染はお姫様を見捨て、姿が見えない。
メディレディアの勇者は眠りの呪いで動けず。
回復中で、王子の保護は完了。
王と妃は勇者の仲間に護衛され、すでに首都から出てどこかへ避難していた。
「マジか…」
王が城を捨てて逃げるなんて。
しかも息子を囮として置き去りにしてだと?
うちの父ならこっちの獲物まで奪い取るぞ。
と、自分の家に置き換えて考えるが、そもそもアレクたちの国なら首都を奪われる事もない。
人間の王なら仕方ないのだろう…多分。
そして、その状況下で考えられる“内通者”は一人。
「…………。オルガの幼馴染、殺される前に保護したら?」
『え? どういう事?』
「……ホントなら僕が殺してあげたいけど、今気分がいいから許してあげる…。うふふふふー…そっかぁ、オルガの前の仲間の一人が内通者かぁ…まあ、それはそれでありかもねぇー。最弱勇者を誑かして、勇者を堕落させる作戦だったんだろう。それで邪魔なオルガを真っ先にパーティーから追い出したんだね」
『!』
「……そだね、クリスの思ってる通り、もうそいつは勇者じゃない。資格を失っているだろう。……そうか、困ったねー…オルガの『勇者の資質』次第ではオルガが聖剣を使えるようになるかもしれないねー」
『‼︎ え、で、でもそれは…』
「そだねー。……僕もオルガのことは気に入っているから……それはホントに困るよねー…。……チッ、やっぱりコードファントムとかいうの生かしておけば良かった。殺しちゃったよぅ!」
『……キレてる?』
「キレてないよー?」
『…………』
「まあ、城の中のことは任せるよー。じゃあねー」
地面も見えてきたので思伝を終わらせる。
冒険者たちのいないところにドラゴンを落とし、その上に降り立つ。
巨大なドラゴンを突然どこからか持ってきたアレクに、本日二度目の驚愕顔を向ける冒険者たち。
「ア、アレク様⁉︎ そ、それは⁉︎」
「上を飛んでたから捕まえてきたー。美味しそうだからー」
「食うんすか⁉︎」
「食べるー。言っておくけどあげなーい」
「いらねぇっすよ!」
表面上は笑って答えたが内心、クリスに分かる通り腸が煮えくり返るようだった。
オルガが勇者になれば、魔王を倒したところであのど真面目少女は兵器の様に扱われる。
この世界の人間は弱い。
弱いから、魔王を倒せる者たちを『同じ人間』だとは思わないかもしれない。
アレクの国ではそういう偏見はないが、隣の大陸の人間はアルバニスの人間を化け物でも見るような目で見る。
隣の大陸の人間たちは魔獣を簡単に浄化してしまうアルバニスの騎士たちを、より恐ろしいものを見る目で見て、怯えるのだ。
助けてやっているのに…と不満を漏らした時に兄が言っていた。
仕方ない、彼らは僕らよりもずっと弱く、無知なのだから。
この世界の人間たちもそれに当てはまるだろう。
優しくて真面目なあの子があんな目で見られるのは、実に…………。
(…嫌がられそうだけど、最悪丸め込んでうちの国に連れて帰ろうかな…。断られそうだけど、この世界のためとか言えば……)
表面上は笑みを浮かべたまま、ロクでもないことを考え始めたアレクだった。
0
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる