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翌朝
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松が風に揺れる音や鳥の鳴く声が聞こえる爽やかな朝 ーーーー
その清涼さとは裏腹に、私たちの部屋には絶叫が響き渡っていた。
「腕がーーーーっ!!しびれたーーーーっ!!」
「申し訳ありません……!腕をゆっくり曲げ伸ばししましょう。そうそう、いい感じです。……手をグーパーできますか?ゆっくりでいいですからね……」
しびれた手をただぶらぶら振るしかなかった私の腕を湊斗さんが取り、てきぱきと対応してくれた。
(そういえば湊斗さんって医者だったっけ。さすがー!慣れてる~!)
真剣な顔で私の腕を曲げたり伸ばしたりしている姿は頼もしかったが、
「念のため検査もしましょう。順番を確認しますので少しお待ちくださいね」
そう言ってどこかへ(十中八九自分の病院だ)電話をかけようとしたので、慌てて止めた。
「大丈夫!大丈夫ですから、本当に……」
「いえ、でも……」
「大丈夫」
そう言って力強く肩を叩いた。
傍目には落ち着いて見えたけれど、内心は慌てていたのかもしれない。
絆創膏で済む傷に包帯を巻こうとしているような慎重さに、なんとも笑えてきた。
「ほら、もう動きますし」
「本当に申し訳ありません……」
「いいですって。それよりも、よく眠れたみたいでよかった」
からかうように言うと、湊斗さんが困ったように微笑んだ。
「………………久しぶりに、深く眠れた気がします。ありがとうございました」
「うんうん。それを聞いたらこのしびれも報われます」
力こぶを作って見せると、湊斗さんが笑った。
「本当に、ありがとうございました」
「いいってことよ。またいつでも」
「……ふふ」
「?どうかしました?」
「いいえ、なんでもありません。朝食に行きましょうか。湯豆腐が美味しいそうですよ」
「わ~それは楽しみです!」
微笑みの意味は気になったが、美味しい朝食に釣られすぐに忘れてしまった。
そして、2人で朝食をとっているとなんだか夫婦みたいな気持ちになってきて照れくさかった。
恋人とか夫婦とか、一緒に外に出ることで関係に自覚が深まっていくのかもしれないと思った。
・・・
チェックアウトし、車に乗り込んだ。
バッグから封筒を取り出し、賞状をもらうときのように湊斗さんに差し出した。
「湊斗さん、今回の……」
「何度も申し上げていますが、結構です。お茶代がたまっていく一方ではないですか」
「でも……」
事前に調べた旅館の値段は、決して安くはなかったはずだ。そんな金額を奢ってもらうのはなんともむずがゆいものがあった。
ゔーーーーとなっている私の頭を湊斗さんがそっとなでた。
「私のわがままに付き合ってもらったのですから。これぐらいは見栄を張らせてください」
「あーーーーうん……」
「……と言っても芹香さんの気持ちもあるでしょうから。こうしましょう。次何かあったらここから出しましょう」
そう言いながらお馴染みのアームレストの小物入れを開けた。前回から1ミリも動いていない封筒の上にまた新しい封筒を重ねた。
「もう……」
「ふふ、そのお気持ちだけで嬉しいものなんですよ」
「はぁ……」
「あはは!じゃあ、日常に戻りましょうか」
湊斗さんがエンジンをかけ、車がすーっと動き出した。駐車場係のおじちゃんが、にこっと笑ってお辞儀をしてくれた。
・・・
小旅行を終え、湊斗さんのご両親にお土産を渡しに自宅へ伺った。あいにく留守だったので、そのまま庭を散策することにした。
池の鯉にエサをあげながら、2人、水面を眺めた。
「……私、そろそろ戻りますね。楽しかったです。湊斗さんも運転疲れたでしょうから、ゆっくり休んでくださいね」
鯉たちがエサをもらおうと寄ってくる。それにエサをあげながら、湊斗さんがこたえた。
「疲れてはいませんよ。芹香さんと一緒にいられて楽しかったですから。それに……」
そこで言葉を切り、何かを思案するように目を閉じた。
「それに?」
続きを待ったが、
「……あぁ、うん、いえ、また機会があれば出かけましょうか。行きたいところがあればお連れしますので考えていてください」
話題が変わってしまったようだ。
無理に追求せず、会話の流れに乗った。
「考えておきますね。湊斗さんはないのですか?」
「うーーーーん、別にないというのが本音ですが。そうですね……」
少し考えた後思いついたようで「あ、そういえば」と言った。
「家具のお店に行ってみたいですね。どこかいいところご存知ないですか」
「いいところ」
「はい。自分の部屋があまりにも殺風景なので何か置いてみようかと思いまして」
それを聞き、私は湊斗さんの自宅を見て首をかしげた。
え?あの西洋風のお屋敷に殺風景な部屋があるの?全部アールデコ風にコーディネートされてそうだけど。
私の困惑が伝わったのか、湊斗さんがほがらかに笑った。
「あはは、ここではなくもう一つの部屋のほうです。昨日の旅館のインテリアに影響されたものですから」
「そうでしたか。そういえばおっしゃってましたね」
『疲れ果てて帰る気力もないときに泊まるんです』
だいぶ前に聞いたことを思い出す。
「じゃあ今度行ってみましょうか。楽しみですね」
そう言うと、良いタイミングで鯉が跳ねた。
「あら、縁起がいい!きっと良いものが見つかりますよ」
「そうですね。俺は全くセンスがないので、芹香さんにお任せします」
「え~~?丸投げしておいて後から文句言うのはなしですよー??」
笑い合う私たちを冷やかすように、鯉がもう一度跳ねた。
きらめく水玉が光を反射してとてもきれいだった。
その清涼さとは裏腹に、私たちの部屋には絶叫が響き渡っていた。
「腕がーーーーっ!!しびれたーーーーっ!!」
「申し訳ありません……!腕をゆっくり曲げ伸ばししましょう。そうそう、いい感じです。……手をグーパーできますか?ゆっくりでいいですからね……」
しびれた手をただぶらぶら振るしかなかった私の腕を湊斗さんが取り、てきぱきと対応してくれた。
(そういえば湊斗さんって医者だったっけ。さすがー!慣れてる~!)
真剣な顔で私の腕を曲げたり伸ばしたりしている姿は頼もしかったが、
「念のため検査もしましょう。順番を確認しますので少しお待ちくださいね」
そう言ってどこかへ(十中八九自分の病院だ)電話をかけようとしたので、慌てて止めた。
「大丈夫!大丈夫ですから、本当に……」
「いえ、でも……」
「大丈夫」
そう言って力強く肩を叩いた。
傍目には落ち着いて見えたけれど、内心は慌てていたのかもしれない。
絆創膏で済む傷に包帯を巻こうとしているような慎重さに、なんとも笑えてきた。
「ほら、もう動きますし」
「本当に申し訳ありません……」
「いいですって。それよりも、よく眠れたみたいでよかった」
からかうように言うと、湊斗さんが困ったように微笑んだ。
「………………久しぶりに、深く眠れた気がします。ありがとうございました」
「うんうん。それを聞いたらこのしびれも報われます」
力こぶを作って見せると、湊斗さんが笑った。
「本当に、ありがとうございました」
「いいってことよ。またいつでも」
「……ふふ」
「?どうかしました?」
「いいえ、なんでもありません。朝食に行きましょうか。湯豆腐が美味しいそうですよ」
「わ~それは楽しみです!」
微笑みの意味は気になったが、美味しい朝食に釣られすぐに忘れてしまった。
そして、2人で朝食をとっているとなんだか夫婦みたいな気持ちになってきて照れくさかった。
恋人とか夫婦とか、一緒に外に出ることで関係に自覚が深まっていくのかもしれないと思った。
・・・
チェックアウトし、車に乗り込んだ。
バッグから封筒を取り出し、賞状をもらうときのように湊斗さんに差し出した。
「湊斗さん、今回の……」
「何度も申し上げていますが、結構です。お茶代がたまっていく一方ではないですか」
「でも……」
事前に調べた旅館の値段は、決して安くはなかったはずだ。そんな金額を奢ってもらうのはなんともむずがゆいものがあった。
ゔーーーーとなっている私の頭を湊斗さんがそっとなでた。
「私のわがままに付き合ってもらったのですから。これぐらいは見栄を張らせてください」
「あーーーーうん……」
「……と言っても芹香さんの気持ちもあるでしょうから。こうしましょう。次何かあったらここから出しましょう」
そう言いながらお馴染みのアームレストの小物入れを開けた。前回から1ミリも動いていない封筒の上にまた新しい封筒を重ねた。
「もう……」
「ふふ、そのお気持ちだけで嬉しいものなんですよ」
「はぁ……」
「あはは!じゃあ、日常に戻りましょうか」
湊斗さんがエンジンをかけ、車がすーっと動き出した。駐車場係のおじちゃんが、にこっと笑ってお辞儀をしてくれた。
・・・
小旅行を終え、湊斗さんのご両親にお土産を渡しに自宅へ伺った。あいにく留守だったので、そのまま庭を散策することにした。
池の鯉にエサをあげながら、2人、水面を眺めた。
「……私、そろそろ戻りますね。楽しかったです。湊斗さんも運転疲れたでしょうから、ゆっくり休んでくださいね」
鯉たちがエサをもらおうと寄ってくる。それにエサをあげながら、湊斗さんがこたえた。
「疲れてはいませんよ。芹香さんと一緒にいられて楽しかったですから。それに……」
そこで言葉を切り、何かを思案するように目を閉じた。
「それに?」
続きを待ったが、
「……あぁ、うん、いえ、また機会があれば出かけましょうか。行きたいところがあればお連れしますので考えていてください」
話題が変わってしまったようだ。
無理に追求せず、会話の流れに乗った。
「考えておきますね。湊斗さんはないのですか?」
「うーーーーん、別にないというのが本音ですが。そうですね……」
少し考えた後思いついたようで「あ、そういえば」と言った。
「家具のお店に行ってみたいですね。どこかいいところご存知ないですか」
「いいところ」
「はい。自分の部屋があまりにも殺風景なので何か置いてみようかと思いまして」
それを聞き、私は湊斗さんの自宅を見て首をかしげた。
え?あの西洋風のお屋敷に殺風景な部屋があるの?全部アールデコ風にコーディネートされてそうだけど。
私の困惑が伝わったのか、湊斗さんがほがらかに笑った。
「あはは、ここではなくもう一つの部屋のほうです。昨日の旅館のインテリアに影響されたものですから」
「そうでしたか。そういえばおっしゃってましたね」
『疲れ果てて帰る気力もないときに泊まるんです』
だいぶ前に聞いたことを思い出す。
「じゃあ今度行ってみましょうか。楽しみですね」
そう言うと、良いタイミングで鯉が跳ねた。
「あら、縁起がいい!きっと良いものが見つかりますよ」
「そうですね。俺は全くセンスがないので、芹香さんにお任せします」
「え~~?丸投げしておいて後から文句言うのはなしですよー??」
笑い合う私たちを冷やかすように、鯉がもう一度跳ねた。
きらめく水玉が光を反射してとてもきれいだった。
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