理系が転生したら非科学的存在 (魔物)でした

秋人司

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白の章

第20話「少年――もしくは隣国の駒」

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――そんな、数日後のことだった。




「くそくそくそっ。しくじった! なんなんだあれは!!」

 その日、かなりのスピードで山中を駆け降りていく小柄な影があった。

 それは、まだあどけなさの残る少年だ。
 彼は悪態を吐きつつ、焦燥も露わに背後を振り返る。

 何かが少年を追っているのだ。

 そしてその振り返った先。
 木々を隔てたその先から、案の定、何かの吠え声が届く。

 更に――。

 少年はケガを負っていた。
 枝でひっかいたのか細かな擦り傷が顔や四肢にあるのみならず、腕にザックリと切り傷が走り、どうやら獣の牙か爪にやられたのだと窺える。

 少年は止血もままならず、鮮血は溢れるがまま。血の匂いで背後の追っ手も振り払えず、このままでは追いつかれる未来しかない。



 その事実に、彼は怯えていた。



 彼にとっては初めての、明確な“死の恐怖”だった。



 そのうち、一際近くに追っ手の気配が迫る。
 少年の視界の隅に、禍々しい獣毛が躍った。

 遂に追いつかれたのだ。

 だが、まるで少年獲物を甚振るように、追っ手は右に左に肉薄しその都度わざとらしい唸り声をあげ、少年の恐怖を煽り続ける。

 少年は忌々し気に顔をゆがめたが、しかしそこには確実にそれ以外の感情恐怖が色濃くなってきている。

「あっ!」

 そして、とうとう少年の足がもつれた。
 そのまま、慣性に則り斜面を転げ落ちていく。

 やがて1本の木にぶつかり止まったが、もはや少年に再び走り出すような気力は残っていない。

 息も絶え絶えに、しかしそれでも、少年は己に死をもたらす存在をせめて睨みつけようと顔を上げた。

 そうして――。殊更のっそりと木々をかき分け、恐ろしき追っ手が現れる。


 それは2 mを超える巨大な二足歩行の獣。
 鋭い爪と牙、ゴワゴワとした灰色の毛並み、堂々とした体躯。さかしらな光を称える両眼。口元は少年を嘲笑うようにだらしなく開き、今にもとどめを刺さんとその身体が緊張する。

 そして次の瞬間――。










「なんだ、このデケえ狼男!」

 ドガッとその魔物へとぶち当たり、

「!!」

 突然のことに少年は眼を見開き呆然とする。

「アル、頼めるか!」

「ええ」

 急な乱入者に少年が反応できずに硬直していれば、続いて現れる金の色。

 それは青年の髪の色だった。その姿が飛ぶように駆けていき、木々の合間――魔物が吹っ飛んでいった方向へと消えていく。
 



 一方、入れ替わるように男が少年へ近づいてきていた。





 その男は髪も目も衣服まで黒づくめ。ここらでは見ない異国の顔立ち。どうやら彼が魔物に一蹴り浴びせ、吹っ飛ばしたのだとわかった。

「お前、無事……じゃあねぇな。ちょっと待ってろ、今止血する。安心していいぜ、絶対助けてやるからな」

 そんな慮るような男の声音に対し、少年は失血で青ざめたおもての中、意外にもギラついた視線を男へ向ける。

「……」

 刺々しい気配だった。
 息も未だ荒く、警戒に満ちている。

 少年の状態は、本来であれば気を失っていてもおかしくないものだった。魔物に追われる、という命の危険と無視できない失血量。少年の年齢を考えれば、意識を保っているのもやっとだ。

 だが、彼はそう簡単に意識を手放すわけにはいかなかった。

 少年は必死に霞みそうになる視界を繋ぎとめ、起きようと無事な方の腕でもがこうとする。

 しかし、それを軽く抑え込み、男は少年のケガした腕を可能な限り優しくとった。

「そう警戒しなくていい。俺たちは王都から来た便だ。そんなことより、大人しくしてろよ。ちょっとはマシにしてやるから」

「!!」

 そうして、少年が何も言えないうちに、男は魔力を解放した。

 その様子に、少年は目を見開き驚きを示す。

 この世界においては、“魔力纏う言葉”をもって行使されるのが「魔法」。“術式”に魔力を流し行使されるのが「魔術」だ。

 だが、男は言葉も術式もなく、直接魔力を操ったのだ。
 これは少年にとって“常識”をぶち壊されるような驚愕に近いものだった。

 次いで、再度少年は目を見開く。

 じわじわと、だが見る間に己の腕の傷が塞がっていったのだ。
 まるで時を早送りしたかのように血が止まり、傷口の端から薄く瘡蓋かさぶたが張っていく。

「なん、だ。なんだこれっ」

「あー、落ち着け、落ち着け。とりあえずの応急処置だ。まだあんま動かすなよ。傷が開くから、な…………っし、こんなもんだ」

 男は軽い調子とは裏腹に、視線は鋭く少年の傷口を見据え、魔力を操っていた。そうして処置を終え、新たな血が流れ出ないことを慎重に確認し、少年の腕から手を放す。

「免疫系が活性化したと思うからたぶん大丈夫だと思うが……。あとでちゃんと診てやる。まだ痛みもあるだろうが、ちょっと我慢してくれよ」

 驚きでまともに反応できていない少年を放り、男は構わず視線を移す。

 その先は、少年を追ってきていた大型の魔物を吹っ飛ばした方向、すなわち、もう1人の青年が向かっていった方向だ。

「おーい、アル?」

 ちなみに、数瞬前までそちらからは、獣の唸り声と盛大に木々が軋む音、ザンッと 剣が何かを切り裂く音などが盛大に聞こえていた。

 だがそれも、獣の甲高い苦鳴を最後に、今では静かになっている。

 やがて、木々をかき分け、こんな山の中には不似合いな美丈夫が現れた。

「なんなんです、あの魔物」

 しかし、その整ったかんばせは憮然とした表情を浮かべ、明らかな不機嫌さを現わしていた。

 それを見て取り、男は意外そうな声で言う。

「逃げられたか」

「ええ。魔力で威圧し過ぎました。それに、あなたの初撃で既に腰はひけてたようですね」

 そんな青年の返答を聞き、男はわずかに頬を引きつらせる。

「つまり、直立二足歩行してただけあって、挑発に激高してツッコんでくるようなタイプじゃないってことか。……ヤバいな」

 彼我の実力差を敏感に悟れるということは、多少なりとも優れた本能なり、知性なりがあるということだ。厄介な相手になる可能性が高かった。

 因みに、青年は魔物の腕を1本落としており、衣服には所々鮮血が散っている。

 それだけの痛手を与えられた魔物は、大抵激高して飛びかかってくるのが常なのだが、そこで逃げに徹した先程の魔物に対し、嫌な予感が胸中をよぎる。

「……とりあえず、シリンさんの小屋へ急ぎます」

 そんな内心を押し隠し、青年は淡々と未だ横たわる少年を見やった。

「……あなたの他に人は。いれば助けに向かうか検討しますが」

「!……いえ。……僕1人、です」

 その返答に、青年は眉を一瞬跳ね上げ沈思する。

「……。そうですか。であれば、あなたの荷物等は探しに行けないので悪しからず。このまま、我々の目的地に向かいます。いいですか?」

「……」

 少年は、まず言われた言葉の意味を咀嚼しようとするかのように顔をしかめた。

 何しろ青年の言には一切の無駄が省かれており、ただでさえ失血もあって意識が朦朧とした少年には反応するのが難しかった。

「――おい、アル。子供相手なんだから、もうちょっと配慮しろよ」

 そんな相変わらずな青年の調子に苦笑を見せ、男が間に割って入った。

 そうして、男は意識的に人好きのする笑みを作る。

「俺の相棒が不愛想でごめんなぁ、少年。さっきは止血優先だったからな。自己紹介するぞ」

 そう言って、彼は自分を指さして言った。

「まず、俺の名はショウだ。元の名前は異国語で、こっちでは言いにくいから、俺は大体ショウって名乗ってる。んで、こっちの不愛想なのがアルフレッドな。
 お前の名前を聞いてもいいか?」

「…………イサ、ナ」

 緊張していた少年の身体がいくらか弛緩し、それでも困惑の強い声音が恐る恐る言葉を紡ぐ。

「そうか、イサナ」

 それに対し、男は笑みを深めて応じてやる。

「さっきも言ったが、俺たちは王都から来た便利屋で、ああいう魔物を退治するために来てるんだ。だから、お前はもう安全だぞ」

 そうして男はゆっくりと少年の頭に手を乗せる。

「よく、ここまで頑張ったな」

「っ……」

 柔らかな男の声音に、少年はビクリと身体を震わせ目を見開いた。

「俺たちはこれから寄るところがあるんだ。勿論、イサナのことも運んでやる。それでいいよな?」

 少年は一瞬迷いを見せたが、思わずといったふうに首を縦に振る。

「そうか、そうか。んじゃあ、あとは俺たちに任せて眠っとけ。眠いだろ?」

「……」

 だが、男がそう言って少年の緊張を解こうしても、彼は顔面蒼白なまま、黙してそれ以上気を抜こうとはしない。

 いや、むしろというよりもといった方がよさそうだった。

 魔物に追われ、死に怯えながら逃げ回る、という極度の緊張状態から一転。魔物が撃退され、目先の危険が1つ減ったとはいえ、今度は初対面の男2人に囲いこまれた少年の精神は、いまだ興奮状態のままだった。

 要は、精神の切り替えがうまくできていないのだ。

 それを見て取った男は、数秒思案したのち「触るぞ?」と少年に断った。そして、用心深く少年の身体を抱き起す。

 再び緊張を纏った小さな身体が、慣れない感触に戸惑う様子がありありと男には分かった。
 その困惑に、男は再び苦笑を深める。

「ほら、イサナ、身体の力抜け。ゆっくり息を吸い込んで、吐く。……そう、そう。もう1回……。大丈夫、大丈夫…………」

 男は戸惑う少年の身体をなるたけ抱え込み、自身の呼吸音を聞かせながら、少年に深呼吸するよう促した。更にはゆっくり身体を前後させ、その背を叩く。

 そんな、ゆりかごのような動きに、数秒後、張りつめていた少年の緊張が遂に切れた。

 元々、ここまで駆け下ってきたことと失血で、少年の体力はとっくの昔に限界を迎えていたのだ。
 普通の子供に比べれば多少精神力が強いとはいえ、さすがの少年もこれには耐えきれなかったようだ。

「――よし」

「……」

 コトンと意識を落とした少年の様子を確認し、男が安堵の息を吐く。
 一方、傍で傍観していた青年は、何事か言いたげに男と少年のことを見下ろしていた。

「あー、はわかってるつもりだぜ?」

 その視線へ、男は苦笑とともに言葉を投げた。
 青年は呆れにも近い顔をする。

「……に山へ分け入ってみれば、異常な魔物に追われる子供。保護者がいるならともかく、1人。それに、彼が放っていた気配はただの子供にはとても――」

 そう言って、青年は不満げな顔をする。
 それに対し、男は少年を抱えあげ危なげなく立ち上がった。

 少年の身体は血やら土やらで汚れていたが、それに構わず男はその身体を抱え込む。

「わかってる、わかってる。それでも、あのままじゃこの子も回復できないからな。下手に意識があるより、眠らせた方がだろ?
 監視は俺が責任もってしとくよ」

 その言葉に、青年は不可解そうな顔をした。

「……今のは、何をしたんです?」

「ん? ……こいつを眠らせたやつか?」

「ええ」

 先程、男が少年にとった言動は、視点を変えればまるっきり、“悪い大人が幼子を甘い顔で懐柔する”絵面だった。
 また、それがあまりにも的確であったために、精神干渉系の魔法でも使ったのかと青年が疑うほどだった。

 勿論、そんな事実はない魔法は使っていない
 男がやったことはいたって単純――。

「自律神経の切り替えだよ。正直適当だったけどうまくいった。
 今この子に必要なのは休息だ。失血もひどい。なのに、こいつも警戒心が高いのか中々緊張がとけずに息が荒いままだった。心拍数が高いままじゃ、血も止まりにくいし怪我も塞がりにくい。リラックスさせて副交感神経に切り替えないとな」

 いつものごとく、男は青年のわからない言葉で説明する。
 そして青年もまた、いつものように眉を寄せて返した。

「……詳しくあとで聞かせてもらいます」

「ハハッ! どんとこい。……そんじゃあ、早いとこシリンさんたちのとこに行かねえと、な」

 そうして、青年と男は、本来の目的地に向けて移動を開始した。

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