理系が転生したら非科学的存在 (魔物)でした

秋人司

文字の大きさ
70 / 114
翠の章

第69話「埒外の――」

しおりを挟む

 いやあ、よかったよかった。
 間一髪、俺たちは間に合った。

 ……何にかって?

 もちろん、ルドヴィグ俺たちの後ろ盾の危機にだ。
 何しろあいつに死なれちゃ、アルが王都に戻る道も絶たれちまうからな。つい先日、ルドヴィグの謹慎を知って肩透かしを食らったが、それでも彼の有用性は変わらない。

 さすがの俺も焦って、取るものもとりあえず場に乱入しちまった。

 、こっち方面を警戒しといてホント良かった。

 ひとまず、そこまでの経緯やらなんやらは割愛させてもらうが――。

 
 今はそんなことより。
 別件で対処しなくちゃいけないことがある。



『で? どうすんだよ、ソレ』

 俺は、遠ざかるルドヴィグたちを見送ったのち、アルを振り返って言った。

 ちなみにソレとは、アルが魔力で生やした植物――地球で言うブドウ科ツタ属つる性の植物のことだ。
 デカいクマ赤毛の魔物の動きを止めるのに役立ってもらったが、そのツタ植物がまだ枯れもせず死体に絡みつき青々としてる。

 いつもすぐ枯らすんだが、さっきからアルが微妙な顔して見つめてる通り、それが上手くいっていない。つまり、完全に制御を外れてる。

 これって一応、ヤバい状況ではあるんだが…………。

 アルはいつものように淡々と言った。

「どうしましょうね」

 おいおい……。

『お前がそんなこと言うの珍しい、ってか、これ完全にお前のミスだよな。めっずらしい』

 重ねて言ってやった俺に、アルは首を傾げた。

「ミス? ……ああ、失敗という意味でならそうですね。魔力を与えすぎた。……やはりので――」

『感覚が違う?』

「ええ。魔力量も増えていますし」

 アルの返しに俺は思わず笑っちまった。

『それでやりすぎちまうのは、すげぇお前らしいな』

「どういう意味ですか、それは」

『いや?』

 睨まれちまったんで、俺は急いで話題を変える。

『ま、特にお前が扱うのは有機生命体だし、しょうがねぇ。こういうこともあるよな――って、うわぁ、動き出した』

 そう。

 俺たちの視線の先で枯れないツタ植物が、動き出した。
 こう、ウネウネと。

 異世界広しといえど、こんなアクティブに動く植物は1つの可能性を除いて他にはない。

 まるで更なる養分を欲しがるようにツタが伸びようとしてるから、俺は射程内に入らないようちょっと下がり、対するアルも下がりながら適当にツタを斬り払った。

「完全に魔物になってますね」

 その断面に視線をやりつつ、淡々とアルは言う。

 …………ところで。
 なぁアル。

 今もすっげえ冷静だが、これって結構な衝撃シーンなんじゃねえの?
 もっと表情変わってもよくね。

 とはいえ、そんなことを思っている俺も心情はそんなに変わらない。
 何しろ、ツタ植物がアルの制御を外れた時点で半ば予想していたことだ。

 あえて言えば、実際に“その瞬間”を目にできて感慨深いというかなんというか。……要は、このがこれで確かめられたんだからな。
 
 少し過去第24話を思い返すと、イサナが俺と同じ考えを口にしたときの驚きが懐かしい。

 この際ぶっちゃけちまうが、あの時は偉そうに説教めいたことを言いながら、一方で俺はを得られたと興奮してもいたんだ、実は。
 ざまぁない。

 そして今回、アルの過失とはいえ更に核心を突く事象をこの目で観察できた。理系出身としてはその決定的瞬間に立ち会えて――どう、この感慨を形容すればいいかわからんが――とにかく感慨深い。


 そんなことを考えていた俺は、何気なく言っちまう。

『下手するとこれって、世界初“魔物を人工的に創り出した瞬間”だよな』

 『――イサナは更にこの先を成功させてるけど』そう続けた俺に、アルはこっちを見つつ言った。



『…………』

 思わぬ返しに、俺は全力で目を逸らす。

『……………………俺はその点、認めてねぇから』

 ああ、そうだ。
 認めないったら認めない。


 ……何をかって?
 まぁ、ざっくり説明させてもらえば――。

 実はつい先日、青藍を閉じ込めてた森の結界を解除するのに色々――そう、ホントに色々なことがあったんだが。
 その時のことで、俺たちはちょっとした言い争いをしている。

 いや、それで険悪になるような話じゃないし、実質もう終わったコトなんで、もうどうしようもないんだが。頭の固い俺は未だに、こう……、こだわっちまってんだよなぁ。

 そんな俺の態度に、アルは溜息を吐いたらしい。

「事実は事実でしょう。いい加減、受け入れたらどうです」

『……ノーコメントで』

「……まあ、いいです」

 よし、今回も諦めた。


 一方、首を振ったアルは、足元のツタ植物に話題を戻して言った。

「――イサナの言を信じれば、これにさらに魔力を与えると生物の枠を外れるんでしょうね」

『だろうな』

 俺の同意を聞きつつ、アルは言う。

「ひとまず、今回の失敗でなんとなく魔物化に必要な魔力量はわかりました。
 やはり、一般的には容易でない魔力が必要です。少なくとも、我が国では初でしょう」

 そうして、アルは迷うように言葉を継ぐ。

「――ですが、隣国イスタニアはどうかわかりませんね」

 ああ…………。
 そういや、この国のお隣さんも不穏だったっけなあ。

 俺は思い返しつつ言った。

『確かにそれはありそう。で、シリンさんの開発した従魔術とのコンボで最強魔物軍団の出来上がり、ってか』

 うわっ。自分で言ってて寒気がする。
 アルもこれ以上ない渋面で言った。

「…………全くもって笑えない予想ですね」

『…………無いと思いたいが』

 ホント。
 平和が一番、なんだが……。


 途切れた会話に、再度アルが話題を戻す。

「どちらにしろ、これでが実証された。……いや、3回やらないと、でしたっけ。試しますか」

 いつだか俺の言ったことを掘り返し、アルが大真面目に言うもんだから俺はもちろん止めた。

『危ねえから。別に確かめんでいい。というか、まずはこれをどうにかしようぜ』

 ルドヴィグも待たせていることだしな。

 動き続けるツタを前脚で指した俺に、しかしアルは相変わらず緊張感皆無で言った。

「斬っても再生していないのでそれほど慌てなくても。……ついでに、もう1つ試してみたいことがあるので、少し待ってください」

 そうしてアルは瞑目し、何やら始めたようだった。

 しょうがないのでしばらく様子見していれば、そのうち毛皮がザワつく感覚が強まってくる。魔力が高まってる証拠だ。

 どうやらアルは、蠢くツタと魔物の死体、それらを囲むように魔力を薄く展開してるらしい。

 眉間に皺を寄せながらアルは片腕を持ち上げる。
 ここまでおよそ数十秒。

 しばらくは俺も我慢していたんだが、遂に黙ってられず言ってみた。

『何してんだ、アル』

「邪魔です。集中しているので」

『へーい』

 間髪入れずに返った答えに、まあそうだろうなと思った矢先。

『――うっわ!』

 パチン、という前世では聞き慣れた音――アルが指を鳴らした音だった――がしたと同時、俺の眼前に

 円状にブワッと、一瞬にして。

 たぶん、近いのはガスコンロの点火だ。あんな感じの火が、魔物化したツタとクマの死体を取り囲み、次いでその死体に纏わりつくように収束した。

 そうして主にツタをジワジワと焦がしつつ、何を燃料にしてんのか不明な火は、呆然とする俺の目と鼻の先で燃え続ける。
 たぶん、魔力が熱エネルギーに変換されてるとかだと思うが…………。
 
 それにしても。
 

 …………いやぁ、マジビビった。
 っていうか、アっツッ!


 怯えたネコよろしく、軽く飛び退った俺を知ってか知らずか、アルは言う。

「発火までが長い……。実戦で使うには――」

 そんな勝手な独り言に、俺は呆れかえって内心叫ぶ。

 おいおい!
 注意喚起しろよ! 事前に!
 
 だがその動揺をストレートに表すのも癪なんで、俺は火元からはもちろん、アルからも慎重に距離を取りつつ唸った。

『……試したかったのってこれか』

「ええ。やってみたら出来ました」

 相も変わらず淡々と言いやがって、こいつぁ……。

 確かにツタについては、これで無事焼き殺すことができそうだ。――が、俺は言いたいことが満載で、上手く言葉が出てこない。

 だから、とりあえず言ってやった。

『……なんかお前今日、テンション高い?』

「どこがですか」

 お、「テンション」の意味、一発で通じた。

 俺が変なとこに感心した一方、アルは呆れた視線を向けてくる。

 おい! その視線を向けたいのは俺だっつうの!

 実際、今日のこいつはちょいちょいおかしい。そうだろ?
 いつもはもっと慎重に行動するし、返答は明確。対する今日は端々に緊張感がねえというか、適当な感じが…………。

 そうしていつもとの違いを考えていた俺は、周囲に目をやって気づいた。

 ああ、時間帯だ!
 朝早いからだ!

 ちなみに、現在の時刻は前世の感覚で早朝6時を過ぎたかどうか。つまり、起きた時間は5時よりも前。

 最近アルは眠りも浅かったみたいだし、普段はそれほど問題ないから忘れていたが、そういやこいつ血圧低くめで弱かったよ、朝に。

 さっきまでは戦闘で気を張ってたが、その反動が今になって出てきたってわけか……!

 俺は原因に思い当って一気に合点がいった。

 そうして急に首を縦に振り始めた俺に、アルちゃんは変なモノを見る目を向けてくる。が、話が進まないんで俺はそれを無視して言った。

『ええっと? まず、今の光景はお前の属性が瞬間、ということでいいわけだな?』

「まあ、そうです。……僕も魔力で発火現象を起こすのは初めてです」

 おおう。初めてだと……?!
 まぁ、そりゃそうだ。俺が見たことねぇんだもんな。

 いやぁ。
 …………今日のこいつ、ホントヤベーな…………。

 俺は再度、アルからそこはかとなく距離を取りつつ言った。

『へえ…………。それ属性が3つって凄いこと、なんだよな?』

 一方、ツタを焼き尽くし徐々に小さくなる火を見つめつつアルは言う。

「…………どうでしょう。例えば、グスターヴ殿下は“火”“土”“金属”に適性があるそうですし。探せば他にもいるでしょう」

 俺はこのかん、答えが返るまでのを見逃さなかった。

 こいつも大概、誤魔化すのが上手いがそろそろ俺も慣れている。

 溜息を吐いた俺は確信をもって言った。

『……いいか、アル。謙遜も過ぎれば嫌味になるからな。
 それを踏まえて聞いてほしいんだが、もしやそのグスターヴは魔法・魔術において大天才とか言われてるんじゃねえよな? 第一、属性が後天的に増える、なんてことが普通にあんのか? 俺の印象ではないと思っていたんだが?
 付け加えると、俺もこの世界の常識を知っとかないと、またいらんこと言っちまうかもしれねぇじゃねえか。そこんところ、伝達は正確にしてくれ、頼むぞ?』

「…………」

 立て続けに言ってやれば、返ったのは沈黙。
 だが、その表情を見れば意味するところは明白だった。

『――やっぱ、全部図星みたいだな』

 半眼になって言えば、アルは気まずげに目を閉じる。

「ハア……。その通りですよ」

 そうして素直に嘆息したアルは、粗方鎮火した火元に近づきつつ言った。

「――不正確な情報を伝えたのは謝ります。……ただ、僕の事に関しては、今更隠す必要もないかと。
 既に周囲からの警戒度は高いですし、そもそも魔力量が増えている。そんな状況で更に扱える属性が増えていようと、それはもはや誤差だ。対応も変わりません」

『…………まぁなあ』

 俺は百万語を飲み込んで同意する。――するしかない。
 沈黙する俺に構わず、アルは言った。

「ちなみに言っておくと、扱える属性は今後全てになると思います。、僕がそれに慣れさえすれば」

『わぁお』

 俺はもうそれしか言えない。

 個人的に望むところではないんだが、相棒がどんどん人から外れていることを、どうやら俺は認めるしかないらしい。

「さて、不都合なモノは燃やせましたし。行きましょうか、クロ」

『ああ』

 




 街道沿いで待っているだろうルドヴィグに、事の次第をご説明申し上げねえといけないからな。





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~

渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。 彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。 剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。 アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。 転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった! 剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。 ※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。

俺、何しに異世界に来たんだっけ?

右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」 主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。 気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。 「あなたに、お願いがあります。どうか…」 そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。 「やべ…失敗した。」 女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!

娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る

ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。 異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。 一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。 娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。 そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。 異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。 娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。 そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。 3人と1匹の冒険が、今始まる。 ※小説家になろうでも投稿しています ※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!  よろしくお願いします!

神様、ちょっとチートがすぎませんか?

ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】 未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。 本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!  おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!  僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇  ――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。  しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。  自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。 へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/ --------------- ※カクヨムとなろうにも投稿しています

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】

きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
【毎週火木土更新】 自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。 その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ! 約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。 ――― 当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。 なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...