理系が転生したら非科学的存在 (魔物)でした

秋人司

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翠の章

第80話「はぐれ者」

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 霧雨にけぶるオルシニア王都。
 その大路を3台の荷馬車が粛々と進んでいく。

 いずれの車もかなり大きい。

 一体、何が乗せられ運ばれているのか。
 しかし、その中身を窺うことは容易ではない。しっかりと骨組みが組まれた上に暗幕が張られ、荷の形さえ定かでないのだ。

 既に、王都の第3城壁が開門してから数時間。王都外からやってきたそれら荷馬車は、少し前に第2城壁東門を抜けたところ。そして、まだなお一直線に進み続けていることから、向かう先が第1城壁、その内部なことは明らかだった。

 実際、ここ1か月ほどの間、何度も繰り返されていることだ。

 きっかり3日おきに王都を縦断していく3台の荷馬車。外観も常に同じ黒一色。朝一番に王都に入り、その3日後の日暮れに王都を出て行く。その繰り返し。

 何の目的で行われているのか、それは城壁に詰める騎士たちにさえ知らされていない。
 ……ただあくまで、第3、第2城壁に詰めるような下級の騎士たちには、だが。

 毎度毎度、御者たちの顔ぶれも同じ。1台につき2人。ただし、最後尾の荷馬車にだけは1人のみ。計5人。
 そして、彼らが差し出さす通行証には「荷の改め不要」の記載と共に、滅多に発行されない王族直筆のサインが流麗に踊る。ちなみに、発行者は第2王子グスターヴ。

 これだけ揃っていれば、下級の騎士や役人たちが手出しできるはずもなし。王都の2つの城壁はもちろん、第1城壁でさえほぼ素通り状態で通される。
 

 その王城間近の最終関門――第1城壁に、3台の荷馬車が、今、漸う達しようとしていた。


 重々しく内側へ開かれる第1城壁城門の門扉。それは、見上げるような高さのある頑丈な木製だ。樹齢100年は超えていただろう重厚な木材を金属で束ね、滑らかに削られた表面には防腐剤か防火剤か、黒い塗料が塗られている。装飾も何もなく、実用一辺倒な無骨な外観。

 更に、門扉の前には総金属製の落とし格子が備えられ、威嚇するようにその鋭い穂先を通行者たちに向けている。

 そんな真下を、ガタガタと通過していく大きな荷馬車。
 やがて、ゆっくりと3台とも第1城壁内へ入りきり、再び重々しい音を伴って、両開きの門扉が閉じられた。

 後に残るのは、いつも通りの穏やかな王都。
 なんら異常は無い、と言った風に、麗かな陽射しが霧雨越しにもチラチラと雲間から覗き始めていた。








 一方、第1城壁内では3台の荷馬車の行方が分かれていた。

 聳え立つ王城の傍近く、前方の2台は左方に逸れ、恐らくは兵舎と見える建物へと向かっていく。
 対して、最も後方に付けていた3台目の荷馬車は、右方向に進路をとった。向かう先には最近新造されたと思しき真新しい倉庫のような巨大な建物。

 やがて荷馬車は目的地に達し、開け放した門扉から建物内部へと入っていく。
 倉庫の中には特に何もなく、入り口も大きいため、そのまま荷馬車が侵入可能だった。

 丁度、倉庫の中心部で荷台は停止し、御者台からひらりと人が飛び降りる。車止めを各車輪に置き、荷車から2頭の馬を切り離し――。

 そうして迅速に作業する御者の手元には、しかし。まるでを警戒するように、その体捌きは慎重だ。

 そのうち下働きが走り寄ってきて、馬たちの手綱を引き取った。いつもの手順のようで、言葉もない、が、今日は御者の様子が違ったらしい。まるで追い立てるように馬と下働きたちを建物内から外へ出す。

 それに何事かと不満を見せる下働き達にはおざなりに数言投げかけつつ――。

 そうして。

 億劫そうに背丈の倍以上ありそうな門扉を1人で閉めきった、その御者は。
 ゆっくりと、慎重に、荷台の後方へと歩み寄り。


 そこに両手を触れさせ、言った。

「――“従え”」

 端的な言の葉。だが、そこに込められているのはこの上なく重々しい“魔力”だ。

 そして、音が発されたのとほぼ同時、荷台を中心に円状の文様がパッと拡がり、鮮やかな光源となって倉庫内を照らす。――魔力が荷台を取り巻き、その荷台自体に術式を描いたのだ。

「ッ」

 しかし、御者が何と対峙しているのか、その詳細は掴めない。

 暗幕の中は容易に伺えず、ましてや御者の一人芝居のようにも見える。

 何かを探るように、だがそれを捉えることもできない、と言った様子で顔を顰めていた御者に突然――。

「あー。……俺のせいで余計な手間、取らせたな」

 そんな、ある種呑気な声がかけられた。

 当然、御者は愕然とした表情で素早く背後を振り返る。
 魔力の光源もあっという間に途切れ、あたりは薄暗さに包まれた。

 一方、その閉鎖空間に突如湧いたように現れていたのは、上から下まで黒一色を纏った男。各所に配されたアクセントの銀が、限られた光にチラチラと煌めく。

「……」

 無言で体勢を立て直し、鋭い警戒を発した御者は、瞬きの間にどこから出たのか刃渡り数十cmの武器を抜いていた。おそらくは、腰元にそうとわからないよう細工され、携えていたのだろう。何しろ、御者が纏う装束は身体の輪郭が容易に窺えないような特殊な造りだ。

 一瞬の躊躇もないその滑らかな動きと併せ、異様に洗練された殺気が、この御者をただの“御者”ではないと明らかにする。

 対照的に、突如現れた男は両手をだらりと下げ、警戒する気もなさそうに見えた。

「うーん、困った」

 そう独り言ちながら次の行動をとりかね――しかし、その黒い双眸だけは慎重に御者を観察している。


 両者の間に、数秒の沈黙が横たわる、が。



――まず動いたのは、御者だった。



 何か特殊な歩行でも使ったのか、一瞬の間隙に距離を詰め、手にした刃物を予備動作なく突き出す。常人なら、間違いなく反応できない無造作な動き。

 対する男も例にもれず、――。

「ッ!?」

 しかし次の瞬間、戸惑いを見せたのは御者だった。


 手ごたえが、無かったのだ。


 深々と男に刺さった刃は、間違いなくその腹を貫通していた。だが、敵に致命傷を与えたという確信ではなく、明確な混乱を見せながら、その御者は反射で顔を上げる。

「おあいにくさま」

 一方の男は眉をしかめつつも笑みさえ浮かべ、動きが止まったのをこれ幸いと御者の腕を片手で捕らえた。

「チっ!!」

 御者から舌打ちが漏れたが、為す術なく。男が関節でも極めたのか、御者は刃物から弾かれるように手を離した。しかし、御者も全力で男の腕を振り払い、反転、数歩距離を取る。

 そして再び、言い知れない沈黙が横たわった。


 その中でも、異様なのは男の様子だ。

 腹部に刃物が突き刺さりながら、血の一滴も漏らさず、苦鳴も無い。あまつさえ、自ら刃物の柄に手をかけ、ゆっくりと抜いてさえ見せる。

――自分の身体を貫通していた刃を、だ。

 それを淡々と為す光景は、想像以上に「不気味」の一言。そこに立つ存在の異常性が否応なく際立つ。
 とはいえ、その表情は多少歪んでおり、痛覚はあるのだと窺えた。



 男は抜いた刃を逆手に持ち、静かに息を吐く。

「……わかったか? 俺にはこういうの、効かねえんだよ。……ヒトじゃあないからな」

 そう言って、男はその刃物を地面に置き、片足で蹴って相手に返す。
 一方、くるくると回転した得物は、ガッ、という短い音とともに、御者の脚によって止められた。

 その御者は、屈辱でも感じたのか唇を噛んで悔しげだ。しかし、むしろ闘争心は逆撫でられ、薄暗い空間に、御者の蒼い双眸がギラリと煌めく。

 一層、緊張感の増した空気。
 男はそれに辟易しつつ、言葉を探して呼びかける。

「…………あー。とにかく。俺にあんたを傷つける気は毛頭ない」

「……」

 あくまで男は淡々と言う。

「要望としては、俺のことを誰にも言わない、これだけだ。
 だが、あんたがどうしてもそれじゃダメだって言うんなら……。俺は物凄く嫌だけれども、別の方法であんたには黙ってもらうしかない」

「……」

あー、ゆー、おーけいAre you OK?」

 そう言いながらも、男は「どうせ伝わりゃしないだろうが」と内心ため息をつく。

 元より、この御者に気づかれること自体、男にとっては誤算だった。今のところ他に人も来ないため、コイツにしかバレていないのだろう、と判断してはいるのだが……。


「……なぜ、が黙っていなけりゃならない」

 そんな折、漸々御者が口を開いた。
 外の様子を無意識に伺っていた男は、1穏やかに言う。

「……この状況で、その問いの答えは明確だと思うが?」

「……」

 そんな返しに、御者は一層反抗的に身動いだ。その両手がわずかに揺れ、まだその身体に何か仕込んでいるのかと勘繰らせる。

 そう思った男は、また刺されちゃかなわんと、心なし警戒を上げつつ一考した。
 まさか自分の身が危なくなるとは思ってないが、先程のように刃物で刺されれば痛みはある。「前世の記憶が関係してんだろうなあ」と一瞬思考を逸らしながら、男は思う。


――なら、目に見える、否定しようのない“違い”を見せれば良いんじゃなかろうか? と。

――下手に自分が人型だから、「まだ何か手はあるはず」と思わせるのだろう、と。


 実際、御者の思考はそれだった。

 何しろ、未だに目の前の存在を正しく認識できてもいない。「ヒトではない」と言った男の台詞も右から左に抜けており、全てを己にとって都合が良い範囲に収めようと、無意識に見積もっている。だからこそ、諦めない。

 “あれだけ深く刺してもなんともなかったのは何かの仕掛け”、“身震いするような魔力の多さも何かの誤認”、“己が緊張で見誤っているのだろう”。……そんなふうに。

 これがいわゆる、正常性バイアスだ。人は、認めたくないものは見ようとしない、正当に評価しない、そういうふうにできている。

 そうして、御者が諦め悪く次の攻撃機会を窺う一方、男も男で思考をまとめ、さっさと自分の正体を明かしてしまおうと決断していた。……ただし、それがどんな混乱を新たに生むかは知らないが。

 男は半ばヤケになりつつ、なるべく穏便な正体の明かし方はないものかと、更に思考し始める。

 しかし、その様子を隙と見たのか。


 御者が、再度動いた。


 今度は手元に何もなく、姿勢を低くし突っ込んでくる。男は組み付かれるのを避けようと身を引いた。

 だが、今度も御者が一歩速い。
 やはり歩行が特殊なのか、男が目を見張るタイミングで懐に飛び込み、魔力を纏った手のひらを、男の上体へと触れさせる。

 奇しくもそこは、肋骨越しに心臓がある位置。

「“爆ぜろ”ッ!」

「!」

 男は至近距離で放たれた音を認識しつつ、反射的に手を振り払い、距離を取る。
 しかし、御者にとっては十分だった。何しろ、少しでも魔力が相手に伝わっていれば、効果を発揮しうる強烈な“言の葉魔法”なのだから。

 御者は盛大に体勢を崩しつつ、確信をもって男を見遣った。実際――。

「うわぁ、こんな風になるんだな」

「ッ!!」

――男の身体には異変が生じた。
 ただし、御者が想像していたものとは全く違う方向に。

「メンタル面へのショックがデカい。ホントやめてほしいんだけど」

 そんなことを呑気に言いつつ、男は自身の胸元に手で触れる。

 そこにあったのは――。いや、――心の臓。その他、人間なら当然の如く持っている、あらゆる臓器。


 男の上体に、直径15 cmほどの穴が空いていた。


 だが、そこに見えていたのは伽藍洞ガランドウ
 骨も血もなく、服さえ一緒くたになって、


「――まったく。これだけやっておきながら、あまつさえ悲鳴なんかあげんじゃねえぞ?」

 男自身にも多少の動揺はあったが、それを完全に抑え込み。男はあえて笑みを向けつつ、ようやく大人しくなった御者を脅す。

 間髪入れずに畳みかけ、視覚的なインパクトを最大限に利用しようと、男は一歩を踏み出した。
 
 そして――。

『今、この場に人を呼べば――あんたがどうなるか、わかるよな?』

 ある意味で、最も効果的なタイミングで、彼は自分の正体を明かすことになったのだった。
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