【R18】お父さんと僕、ときどき弟(仮)

鯨井兀

文字の大きさ
3 / 44
▶︎

3話

しおりを挟む
 ◆

 地下にはガレージや物置があり、仕事部屋はさらに奥まった突き当たりにある。
 つまり、ここで僕が大声で泣き叫ぼうとも。
 その声が誰かの耳に届くことはないのだった。

「あうっ、あぅ、はあ……ッ。あンッ」

 僕はシーツを握りしめ、身をよじっていた。

 ちゅるちゅる、ちゅぽっ、チュポッ、ヂュっ

 おちんちんが口の中に含まれると、気持ちよくなって頭が真っ白になる。
 初めてされた時は、あまりの快楽に思考が追いつかず、後から怖くて泣いたりもした。
 でも今では“イク”という言葉も感覚も覚え、父に身を委ねていた。

「おとぉ、さん、ぼく、イク、しちゃうよお」
「ああ、いいよ。気持ちよくなろうね……」

 自由になる上半身をよじり、呼吸も荒くなる。
 最後には爪先までピンと四肢を強張らせ、意識を手放していた。

「陽くん、上手にイけたね」
「う、ん……」

 すっかり脱力した体に頬擦りする父。
 肌を這うザラザラとした髭の感触がくすぐったい。

「まだ白いのも出せないのに、こんなにいやらしいことばかり覚えて……悪い子だ」

 まだおぼろげな視界に、舌舐めずりした父の顔が迫る。
 無精髭が生えた、男らしい顔立ち。
 僕とは似ても似つかない人だ。

「おとぉさん」
「ん、陽くん、かわいいね」

 額に頬にとキスを落とされ、くちびるを重ねる。
 舌をからめながら、乳首をツンツンといじめてくる。
 僕が反応すると、うれしそうに硬いおちんちんを擦り付けてきた。

(やっぱり、今からするのかな……。昨日も奥にいれる練習、いっぱいしたのに)

 昨日は夕食後、 
『宿題をみてあげよう』
 と。
 父が僕の部屋にやって来て、そのまま深く繋がった。
 一階には母も弟も居るのに、勉強机に押し付けられて。
 騒がないように口を塞ぐと、後ろから一気に貫かれた。

『ンーッ、んー!』

 床に付かない足をバタつかせ、僕は珍しく暴れた。
 すると父はいつもより深く、僕の中に堅い先っぽをめり込ませてきた。

『——?! ン——……ッ』
『ふふ……暴れると、もっと挿れちゃうよ? お父さんの大人のおちんちん、まだ半分も入ってないからね。ぜんぶ挿れられちゃったら、陽くんのこの小さなおなか、どうなっちゃうのかな』
『う、うぅ』

 風船みたいに、おなかが破けるのを想像して、体がブルブル震えた。
 それに、いつもより深い場所は痛くて、涙が出てしまう。
 けど、そのぶん、

『えらいね』『じょうずだよ』

 と。父はたくさん褒めてくれるのだった。
 するとそこに、部屋をノックする音がする。
 母が三歳になる弟を連れて、部屋までデザートを持ってきてくれたのだ。
 父は平然と身繕いをし、母を応対しデザートを受け取る。

『陽一は賢く、覚えがいいよ。将来が楽しみだ』

 母も僕をみて、嬉しそうに微笑んでいた。
 幼い弟のしずかは、僕と遊びたがって暴れるから、すぐに部屋を追い出されてしまった。
 そんな家族だんらんの間も、僕はおとなしく机に向かって座っていた。
 というのも、ついさっきまで、おちんちんをいれられて中に出されたものが、お尻から溢れてしまっていたからだ。
 弟の前でお漏らししたみたいで、だまって恥ずかしくてうつむくしかなかったのだ。

『じゃあ、陽一をよろしくね。航さん』

 上機嫌で部屋を出ていく母。
 扉が閉まるとすぐに濡れたズボンを脱がされ、すぐに“練習”が再開される。
 また中にいっぱい注がれたけど、そのまま一緒にお風呂に入ることになって。
 お漏らししちゃった服も、いっぱい注がれたお尻の穴も。
 全部父が洗って、きれいにしてくれたのだ。

(お父さんは僕のこと、ちゃんと好きなんだ。だからたくさん触ってくれるし、ほめてくれる)

 弟が産まれる前と後も。
 しばらくは不安でいっぱいだった。

 ——(お父さんに本当の子どもができたら、僕、いらなくなっちゃわないかな。お母さんと弟と、三人だけで暮らしたいって、僕だけ追い出されたらどうしよう)——

 そんなことを考えて、眠れない夜もあった。
 けど、母が小さな弟にかかりきりなぶん、今でも父のほうが僕に構ってくれるのだ。

「おとうさぁん」

 キスをしながら、僕は父の首に手を回す。

「ふふ、どうした? 今日の陽くんは甘えん坊だな」

 父は笑いながら僕を抱きあげ、そのまま膝の上に乗せる。
 僕はうれしくなって、大きな胸に顔を擦り付ける。

「そろそろ挿れようか。お母さんも惺も、帰ってきてしまうからね」
「うん……」

 このまま小さな子にするみたいに抱っこしていて欲しかったけど、お尻をさすられると穴がヒクヒクと反応してしまう。
 父はそれに応えるように、ジェルで濡らした指を、グプッと喰い込ませてきた。

「あッ、あン」

 僕は喉を反らせて、上擦った声をあげる。
 父はその首を舐め上げると、なぜか、強く吸い付いてきた。

「やあッ、いたぁい」
「ああ、悪かったね……。でも陽くんが、男を誘うような声をあげるから、お父さん心配になるよ。陽くんは、明日から別のおうちの子にならなきゃいけないのに」
「え?」
「でも陽くんのお父さんは、ずっとお父さんだけだからね。向こうの人は、ちゃんと“パパ”って呼ぶんだよ」
「ぱぱ? え、どういうこと?」
「お父さんも断ったんだけど、どうにも本家筋のひとで押し切られてしまってね。でも大丈夫だよ、ちゃんと話をつけてあるから。だから、今夜もいっぱい、お父さんと練習しようね」

 そういって、もう一度、キスをしてきた。
 くちびるにしゃぶりつくようなキス。
 そして、ぼうぜんとしたままの僕を抱きしめ、堅い先っぽをお尻の穴にあてがうのだった。

「え、まって、どうして、僕、どこにいくの?」
「大丈夫だから……ほら、いい子にして」
「やだあっ。なんで、僕、やだよおお」

 身をよじり、逃れようとする僕に、父の股間にそそりたったものを突き刺さしていく。

「いやああああ」

 地下にはガレージや物置があり、仕事部屋はさらに奥まった突き当たりにある。
 つまり、ここで僕が大声で泣き叫ぼうとも。
 その声が誰かの耳に届くことはないのだった——

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

同僚に密室に連れ込まれてイケナイ状況です

暗黒神ゼブラ
BL
今日僕は同僚にごはんに誘われました

趣味で乳首開発をしたらなぜか同僚(男)が近づいてきました

ねこみ
BL
タイトルそのまんまです。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

寝てる間に××されてる!?

しづ未
BL
どこでも寝てしまう男子高校生が寝てる間に色々な被害に遭う話です。

二本の男根は一つの淫具の中で休み無く絶頂を強いられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...