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第五章 ハンター編其の三 旅に出るにゃ~
128 男の子を発見するにゃ~
しおりを挟むハンターギルドで依頼を受けたわし達は、砂漠の街コッラトをあとにして、空の旅を再開する。門兵の前で離陸したが、どのような反応だったかは知る由もない。ただ、帰りに寄る予定なので、次は目の前で降りてやるつもりだ。
「ガウリカもハンターだったにゃ?」
「まぁな。家業の手伝いで力を付けたかったから、一時、パーティも組んだりしていたよ。これでもCランクハンターだ」
「キャラバンの護衛だったら、雇えばいいだけじゃにゃいのかにゃ?」
「そうだけど、物騒な輩もいるからね。護身の為でもあるよ」
「ふ~ん。ガウリカは美人だから危にゃいのか」
「バ、バカ! 変な事を言うな!!」
照れておるのか? 褒められると照れるとは、意外とかわいいところもあるじゃないか。あ! またリータ達が睨んでいるから話を変えよう。
「さっき白い巨象の調査依頼を受けてみたんにゃけど、ガウリカはにゃにか知ってないかにゃ?」
「白い巨象? こんな所まで依頼が来ていたのか……。それにしても、あんな冗談みたいな依頼を受ける奴がいたとはな」
「そうにゃの? 知ってる事だけでいいから教えてくれにゃ」
「ああ。これはあたしの故郷ににまつわる神話だ……」
ガウリカの話によると、遠い昔、一頭の白い象が居たそうだ。その白い象は天高くそびえ立ち、山のような大きさで、その偉大さを姿で語っていたそうだ。
白い巨象は南西から迫り来る森を押し返し、その姿を見た人間は神として崇め、ビーダールに宗教が出来たそうだ。しかし、その神の白い巨象は突如、姿を消し、森は溢れ、人間の苦行の日々が始まったそうだ。
宗教の教えでは祈りが足りないと、人々は日々祈り、神の再来を待っているそうだ。
「まぁ人間を見限った白い巨象は、南西の新天地に旅立ったってのが、民衆の説だ」
「にゃ? さっきの神話の中に、そんにゃ話はなかったにゃ」
「今の宗教は腐敗しているし、きっと昔も同じような事をしていて、見限られたってのが、民衆の間で話されているんだよ。国の中では、大きな声で言えないけどな」
「あ~。にゃるほど」
「もうひとつ、トンデモ説がある」
「トンデモ説にゃ?」
「白い巨象は山になったんだとさ。笑えるだろ?」
「神話にゃんて、そんなもんにゃ」
「意外と大人なんだな」
「意外はいらないにゃ! 頭をポンポンするにゃ~」
まったく、子供扱いしやがって……って、二歳じゃから子供扱いで正しいのか。
しかし、ガウリカの情報では突然消えた、旅立った、山になったか……この中で一番見つけやすいのは山かな? 山のように大きいのなら、山になったと言う説もわからんでもない。ダメ元で信じてみるか。
「山になったと言った奴は、いまはどこにいるにゃ?」
「あたしの故郷だよ」
「会って話を聞いてみたいにゃ」
「ハハハ。それを信じるのか。見た目もそうだが変わっているな」
「見た目は関係無いにゃ~!」
「悪い悪い。その岩になったと言った奴が依頼主だ。あっちでは依頼を受けてくれないから、南の国まで依頼が来ているのかもしれないな」
「そうにゃんだ」
「故郷に着いたら案内してやるよ」
「ありがとうにゃ。そうにゃ! まだ着かないし、そろそろ二人に席を変わってくれにゃ」
「あ~。わかった……」
ガウリカと話をしていたら、リータとメイバイはずっと睨んでおったからな。この場合、わしじゃなくてガウリカを睨んで欲しいもんじゃ。
「私が先ニャ!」
「いいえ、私です!」
「元の姿になるから、二人とも来るにゃ~」
「「は~い(ニャ)」」
「まったく……」
呆れるガウリカを他所に、二人はわしを交代で抱き抱え、飛行機は南西に舵を取る。
それからも砂漠が続き、辺りの景色に飽きて来た頃に、望遠鏡を覗いていたメイバイが何かを発見して声を出した。
「ニャ!?」
「どうしたにゃ?」
「もう少し低く飛んで欲しいニャ」
「にゃ? わかったにゃ……」
わしも変わらない景色に飽きていたので、メイバイの指示に従って、高度を下げて行く。するとメイバイは目的の物を見つけたのか、慌てた声を出す。
「ひ、人ニャ! 人が倒れているにゃ!!」
「どこにゃ?」
「いま、通り過ぎたニャ-」
人がこんな砂漠に倒れているのか。これはもう命は無いじゃろうな。先を急ぐか? う~ん……n見て見ぬ振りは出来んな。弔いぐらいはしてやろう。
「メイバイ。旋回するから指示をくれにゃ」
「わかったニャー」
わしはメイバイの指示で、旋回しながら飛行機を着陸させる。そうして飛行機から降りると、遅れて降りて来たガウリカが声を掛けて来た。
「もう死んでるんじゃないか?」
「そうにゃろうけど、遺品があれば、近くの街か村に届けてやりたいにゃ」
「そうか……」
「あそこニャー!」
メイバイは倒れている人物に走って近付き、わし達も追い掛ける。
「男の子ニャ……」
「こんな所に子供が一人で何をしていたんだ?」
「かわいそうにゃ~」
わし達は動かない男の子に哀れんで言葉を交わし、メイバイは膝を突いて頬を撫でる。だが、その時……
「……シラタマ殿! まだ生きてるニャ!!」
「にゃに!?」
メイバイの声にわしは急いで腰を下ろし、男の子の安否を確認する。そして、抱き抱えて飛行機に戻る。
暑い砂漠で寝かせるわけにもいかず、車を出して男の子をベッドで寝かせる。ベッドに寝かせると熱中症の処置で、脇と股に、弱い氷の魔法を入れた魔道具を挟んで、次の処置に移る。
「この水を飲ませるにゃ。ガウ……」
「私がやるニャ!」
「メイバイ……頼むにゃ。ゆっくり、少量ずつ口の中に入れるにゃ」
「わかったニャ」
メイバイはわしの作ったきゅうすのような水差しを奪い取り、膝枕をした男の子の口に付け、慎重に水を口に含ませる。
「メイバイさん……」
「リータ……メイバイに任せるにゃ」
「はい」
わしはこのままでは暑いだろうと、氷の魔道具で車内を冷やし、車に日陰を作る為に外に出て、土魔法で屋根を作る。そうして作業をしているとリータが外に出て来て、わしに話し掛ける。
「メイバイさん。どうしたのでしょうか?」
「メイバイが山を越えて来たのは知ってるにゃ?」
「……はい」
「わしも詳しく聞いていにゃいけど、おそらく……死んだ仲間と男の子を重ねているにゃ」
「そんな……」
わしは心配するリータに抱きつき、優しく語り駆ける。
「心配するにゃ。もしもの時は、わしがにゃんとかするにゃ。いまはメイバイの好きにさせてやるにゃ」
「はい……」
リータはわしをギュッと抱き締め、しだいに落ち着きを取り戻すのであった。
作業が終わり、車内に戻ると、男の子はまだ目を覚ましそうにないので、飛行機にいると伝えて、車をあとにする。
男の子とメイバイは心配じゃが、わしに出来ることはやった。男の子の目を覚ますのを待って、メイバイの心のケアをしよう。
待っている間は時間があるし、コッラトで手に入れた宝石を見てみるかのう。
飛行機に入ると床に座り、コッラトで買った宝石を広げる。
前世が岩のリータが、宝石を見て気になると言うことは、何かしらの意味があるはずじゃ。まずは店での状況を思い出してみよう。
最初に気になると言ったのは、ティアラに埋め込まれた宝石。古美術商は、まだ解明されていない石だと言った。それに加え、カット技術も無い……だったかな?
次に複数ある宝石から、リータは気になる物と、そうで無い物を分けた。これはリータにしかわからない違いがあるはずじゃ。
ここから導き出される答えは……わからん!
う~ん。発想を変えてみよう。鉄だと、普通の鉄、黒魔鉱、白魔鉱がある。地球で言うと、黒魔鉱と白魔鉱はレアメタルとなる。そう言えば、古美術商は白ダイアと仮称していたな。
仮説を立てるなら、魔道具に使えると言うところか……。仮説が正しいなら、いまの魔道具は獣の角や尻尾、魔鉱からしか作れないから、大発見となるな。
試しに魔法を付与してみるか。
とりあえず、入れる魔法は光でいいか? 宝石を握って……【光玉】。
パリンッ
割れた。う~ん……何故、割れる? 割れると言う事は、魔法に反応したと言う事か? ガラスでやってみたらどうなるじゃろう。【光玉】。
………
何も起こらない。次は、サービスで貰ったダイヤ。【光玉】。
………
これも何も起こらない……。もう一度、気になる宝石を、今度は魔力だけ入れてみるか。
パリンッ
割れた。間違いなく魔力に反応している……、魔力に反応をしているのはわかったが、どうやって使ったらいいんじゃろう?
う~ん……宝石は一様に無骨な形をしている。ならばカット技術? 試しに、ティアラの宝石をマネて、カットしてみるか。
サービスで貰ったダイヤを叩き割って粉々にしてから、小さい【風玉】の中で高速回転。これを台座に固定した宝石に当てて、綺麗に整形……集中力のいる作業じゃ。
しばらくして、削り終わった綺麗に透き通る宝石を太陽の光に当てて、形を確認する。
こんなもんかな? 削る前よりも透明度も上がって綺麗じゃな。女性が欲しがるのも頷ける。
よし! これに魔法と魔力を入れてみよう。【光玉】。
………
成功か? 割れなかった。では、これに魔力を通わせる……
わしの肉球に乗る宝石は、僅かな魔力に反応して、機内を照らすほどの光を放つのであった。
おお! こんなに小さいのに角よりも光が強い。ひょっとしてこれは、角よりも魔力の増幅率が高いのか? 上手く装備に組み込めば、魔法の威力が上がるかもしれん。
メイバイのナイフでも角を加工して、刃先が延びる仕掛けになっていたな。あのナイフは少しじゃったが、宝石を使えば、ナイフから【風の刃】を出せるかもしれんな。
わしには必要無いが、リータとメイバイには持たせてやりたい。また結婚指輪と言われそうじゃ……。そうなるとさっちゃんの分も必要になるな。
男の子が起きるまで、残りを削って待つとするか。
わしは時が過ぎるのを忘れ、宝石を何個も削っていると、誰かの声が聞こえて来た。
「……シラタマさん……シラタマさん!」
「にゃ? リータ」
「やっと気付いてくれました~。何度も呼んだんですよ」
「すまないにゃ。ちょっと集中していたにゃ」
「宝石を削っていたのですか?」
「そうにゃ。リータのおかげで面白い物が出来たにゃ」
「面白い物ですか?」
「この宝石でも魔道具が作れそうにゃ。この宝石に魔力を流してみるにゃ」
わしが出来たてホヤホヤの宝石を渡すと、リータは手に集中して魔力を通わせる。
「あ……光りました! 凄いです!!」
「凄いのはリータにゃ。わしには違いにゃんか、わからなかったからにゃ」
「そんな、私なんて……。それにしても綺麗になりましたね。なんだか宝石が喜んでいるように見えます……あ!」
「どうしたにゃ?」
「気になっていた理由がわかりました! 宝石が悲しんでいるように見えたんです。並べて見たら、よくわかりますよ。ほら!」
うん。石の気持ちなんてまったくわからん。さすが元、岩。あ、石に気持ちがあるなら、これって生きているのか?
「リータさん……。この宝石さんは、生きていますのかにゃ?」
「急に畏まって、どうしたのですか?」
「さっき割ってしまったにゃ~。殺石にゃ~。二石も殺してしまったにゃ~」
「う~ん。そこまではわかりません。大丈夫じゃないですか?」
「ほっ。リータの仲間を殺したのかと思ったにゃ~」
「い、いまは違いますよ。もう!」
「冗談にゃ~。ポコポコ叩くにゃ~」
リータのポコポコはドスドスじゃから、飛行機が大きく揺れておる。わしじゃなかったら、骨が折れておるぞ? リータをからかうのは注意しないとな。
「ちなみにティアラの宝石はどう思ったにゃ?」
「えっと……喜びと言うより気高さ? 力強さを感じたかも?」
「にゃるほど」
リータが言うからには、何か力を持っているのかもしれんな。これをガウリカに伝えれば、足りない物が補えるかもしれん。
それからリータは、宝石を何個も手に取り、優しく撫でたりしていたが、急にわしに顔を向ける。
「あ! シラタマさん。もう夕方ですよ。ガウリカさんが野営にするのかと聞いていました」
「にゃ!? もう夕方にゃ? 気付かなかったにゃ~」
わしは宝石を次元倉庫に仕舞って飛行機から外に出る。すると車からも、ガウリカが飛び出して来た。
「猫! 男の子が起きたぞ」
ガウリカの声に、わしとリータは車に急ぐのであった。
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