アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

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第七章 ハンター編其の五 女王誕生祭にゃ~

178 悩みにゃ~

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「さっちゃん達も、お昼食べて行くかにゃ?」
「いいの? 食べる~」
「こっちじゃ狭くにゃるから、離れに行こうにゃ」

 王のオッサンが帰ったのに、さっちゃんはわしを撫で回し、なかなか帰る気配が無いので食事に誘う。
 アイ達も緊張している様に見えたので、さっちゃん達は離れに隔離する事にしたのだ。

「ここも落ち着くよね~。わたしの部屋も作って~」
「女王が許可したら考えてもいいにゃ。ちょっと待つにゃ」

 さっちゃんのお願いは軽く流し、掘りコタツの中に手を突っ込み、火の魔道具に魔力を流してさっちゃん達に足を入れるようにうながす。

「あったか~い」
「いいですね」
「いつまででも居れそうです」
「また変な物を作ったのね」

 さっちゃん、ソフィ、ドロテは気持ちのいい反応を示すが、アイノがよけいな事を言いやがった。

「変じゃないにゃ~。食事を持って来るから待ってるにゃ~」

 アイノの発言に軽くイラッと来たが、わしはさっさと料理を取りに行く。キッチンに行くとエミリに頼み、次元倉庫に昼食を入れて離れに向かう。

 だが、居間を通ると聞こえて来るあの声……

「王女様は知っていたけど、あの三人も美人ね」
「やっぱり猫ちゃんのコレかしら?」
「これで十二又……伝説超えたわ」

 アイ、ルウ、エレナのOL三人娘だ。どうしても、わしの色恋沙汰をからかいたいようだ。しかし意外な人物が会話に入り、皆で驚く事となる。

「あの背の高い騎士は、りんとしていて綺麗だな」
「「「「モリー!?」」」」
「やっぱりそっちの趣味だったにゃ!?」
「ち、違っ……」
「ガウリカとも仲良さそうに見えたにゃ~」
「違うと言ってるだろ!」

 いつもわしはからかわれてばかりなので、ちょっと調子に乗り過ぎて、モリーを怒らせてしまったようだ。なので、少し訂正する事にする。

「大丈夫にゃ。種族が同じってだけで、わしよりマシにゃ」
「「「たしかに……」」」
「モリーに言ったんにゃ~!」
「あ……」
「「「あはははは」」」

 OL三人娘が笑う中、わしはモリーを見る。

「にゃったく……さっきは冗談で言ったけど、男の心を持って生まれる女性もいるにゃ。けっして、病気じゃ無いにゃ。わしでよかったらいつでも相談に乗るにゃ」
「猫が?」
「猫だからにゃ。悩んでいるにゃら、わしに話すにゃ。それでちょっとは心が軽くなるはずにゃ」

 モリーは返事をくれないが、代わりにアイが口を開く。

「ちょっと猫ちゃん! それはパーティリーダーの私の仕事よ。モリーがどんな悩みを持っていても、私が話を聞くわ」
「アイ……」
「みんなも、悩みがあったら言いなさい!」
「「「アイ(さん)……」」」

 皆が感動してるっぽく見えたので、どさくさに紛れてわしも相談してみる。

「わしもいいかにゃ?」
「猫ちゃんの悩みは聞けませ~ん」
「そんにゃ~」
「「「「あはははは」」」」
「それに飼い主がにらんでいるわよ」

 わしは皆に笑われて情けない声を出したが、アイの指摘で後ろを振り向いたら、体がビクッとなった。

「にゃ!?」
「シラタマさんは、何を悩んでいるのですか~~~?」
「シラタマ殿の悩み、聞きたいニャーーー?」

 リータとメイバイだ。声が低すぎて、とても目を見れない。

「怖いにゃ~。あ! さっちゃん達に、ごはん持って行かにゃくては!」
「「また逃げる~」」
「「「「あはははは」」」」

 皆の笑い声の中、リータとメイバイに悩み相談するには怖過ぎるので逃げ出して、さっちゃん達の居る離れに向かう。

 わしの悩みは女の子に言い寄られて困る事じゃし、リータとメイバイには話せないな。それと、心を読まれる謎か。みんな教えてくれないし、しつこく聞くと怒られる。
 あ! 猫と言う悩みがあった。忘れておったわ~。と、言うより諦めてしまったが正しいか。早く人間になりた~い! ……また飼い主って言われてなかったか? まぁいいか。


 わしはバカな事を考えながら離れの引き戸を開く。だが、少し開けたところで手が止まってしまった。

「ドロテ。お茶取って~」
「アイノのほうが近いじゃないですか」
「だってここから出たくないんだもん」
「私だって出たくありません」
「それよりシラタマちゃん遅いから、誰が呼んで来てよ~」
「「「え~~~!」」」

 昼食を取りに行っているこの短時間で、さっちゃんと愉快な仲間達がコタツ虫に変わっておる! みんなコタツから出たく無さそうじゃな。また悩みが増えた……

 わしが覚悟を決めて引き戸をガラっと開けると全員振り向き、さっちゃんが文句を言う。

「お昼持って来たにゃ~」
「おそ~い」
「ごめんにゃ~。温まる食べ物を持って来たから許してくれにゃ~」

 わしはさっきエミリから受け取った料理を次元倉庫から取り出し、皆の前に並べる。並べ終わると、さっちゃんの隣に座る。すると、さっちゃん、ソフィ、ドロテ、アイノと、口々に料理について思った事を口にする。

「なに、これ?」
「パスタでしょうか?」
「太いから違いますよ」
「猫ちゃんは、また変な物を食べさせようとしてる?」

 わしが出した料理は、鍋焼うどんだ。天ぷらは鶏肉に変わっているが、出汁の効いた関西風にまとめてある、エミリのお母さんの作り出した渾身こんしんの一品だ。

「変って言うにゃ~。そんにゃこと言うにゃら、アイノは没収するにゃ~」
「うそ、うそ。うわ~。美味しそう」
「でも、どうやって食べるの?」
「お城ではマナー違反かもしれにゃいけど、こうにゃ」

 さっちゃんの質問に、わしは手を合わせてからフォークで絡め、うどんをズルズルとすする。さっちゃん達は箸を使えないから、いま教えるとうどんが延びてしまいそうなので、今回はフォークにしたまでだ。

「たしかに……お母様に怒られそう」
「まぁここはわしの家だし、みんにゃ気心の知れた仲間にゃ。この時間だけは、マナーを忘れようにゃ」
「そうね」
「熱いから気を付けるにゃ~」
「「「「いただきにゃす」」」」

 皆も手を合わせて食べ始めるが、上手うまくすすって食べられないみたいだ。

「シラタマちゃんみたいに食べれないけど、美味しいね!」
「本当です」
「温まりますね」
「これもエミリって子のお母さんが考えたの?」
「そうにゃ」
「その割には、シラタマちゃんは上手じょうずに食べるのね」

 皆の感想を聞いていると、さっちゃんがわしを疑っているような目で見て来たので焦る。

「そ、それは……猫だから、みんにゃと違ってマナーにゃんて知らないからにゃ。初めて食べる物でも、自分流の美味しい食べ方が出来るにゃ~」
「怪しい……」
「ほら。早く食べにゃいと、パスタがスープを吸って美味しく無くなるにゃ」
「そうなの!? ズズ……あつっ!」
「慌てて食べるからにゃ~」
「シラタマちゃんが急がせるからでしょ~!」
「「「あははは」」」

 離れでも笑いが起こる中、楽しい昼食は終わる。だが……

「みんにゃ、帰らなくていいにゃ?」
「出れないよ~」

 皆、コタツ虫となって、なかなか帰らない。

「さっちゃんはお金持ちにゃんだから、作ってもらえばいいにゃ」
「あ、そっか!」
「そんな……私達はどうしたら……」

 わしの案に、さっちゃんは目を輝かせるが、ソフィ、ドロテ、アイノは絶望したかのような顔をする。

「三人とも、そんにゃ顔するにゃ~。魔道具あげるから、誰かの部屋で作るにゃ」
「本当ですか!?」
「私の部屋に作ろう!」
「いいえ。私です!」
「私じゃなきゃ、魔力を補給出来ないじゃない」
「うっ。アイノはズルいです」
「たしかに一番負担がありますね」
「決定ね!」

 喧嘩になり掛けた三人だったが上手く話がまとまったので、さっちゃんに撫で回されていたわしは、皆を追い出そうとする。

「じゃあ、そろそろお引き取りを……」
「「「「もうちょっと~」」」」
「はぁ。わしはやる事があるから、気が済んだら帰るにゃ~」
「「「「は~い」」」」

 さっちゃん達の追い出しは諦めて、食器を下げ、居間でゴロゴロしているリータ達の元に戻る。そして、リータ、メイバイ、アイ、マリーを連れてハンターギルドに向かう。
 ギルドに着くと、10メートルの黒アヒルも解体が終わっていたので、フェレットの毛皮と羽毛、討伐報告書を買い取りカウンターのおっちゃんから受け取り、ティーサに昇級ポイントの付与をお願いする。


 その後、夕飯の買い出しをして、皆で帰路に就く。

「まだ居たにゃ!?」
「そんなこと言わないでよ~」

 家の前に馬車が停まっていたので離れに行くと、さっちゃん達はコタツでゴロゴロしてやがった。

「オッサンはだいぶ前に帰ったんだから、女王に怒られにゃいか心配してるにゃ」
「あ、たしかに……」
「ソフィ達も、さっちゃんにやりたい放題させて、上司とかに怒られにゃいの?」
「あ、先日注意されたところでした……」
「にゃ? お引き取りをお願いしにゃす」
「う~~~」
「ほれ。行くにゃ~」

 わしはさっちゃんをコタツから引っこ抜いて、馬車までお姫様抱っこして移動する。最初は抵抗していたさっちゃんだったが、お姫様抱っこがよかったのか、わしに頬擦りしていた。
 さっちゃんが移動した事によって、ソフィ達も護衛で離れるわけにはいかないので、渋々、馬車に乗り込み帰って行った。

 それから黒アヒルの羽毛はキレイに洗って乾かしたら、準備していた布に入れてリータとメイバイに縫ってもらう。そして、夕食の下準備を終えたエミリを孤児院に送り届け、帰宅すると夕食が始まる。

「いただきにゃす」
「「「「「いただきにゃす」」」」」

 う~ん。食事の挨拶がアイ達にまで定着してしまった。他所で流行りませんように!

「昨日の鍋も美味しかったけど、これも美味しいわね~」
「今度エミリが来たら、褒めてやってくれにゃ~」
「うん。わかったわ」

 見た事の無い料理が二日連続並んだので、アイに続いて金の亡者エレナも興味津々で質問して来る。

「珍しい料理だけど、なんて言うの?」
「おでんにゃ。エレナはレシピを勝手に売るにゃよ?」
「そ、そんなことしないわよ……」
「怪しいにゃ~」
「さすがにレシピがわからないから売れないわ」
「やっぱり売る気だったにゃ……」
「そんな事しないって言ってるでしょ!」

 たぶんエレナはヤルので、わしはアイ達を使って予防する。

「みんにゃ、エレナのことをちゃんと見張っているにゃ。何かやらかしたら全体責任で追い出すからにゃ」
「猫ちゃんは心配症ね。私の仲間が、そんな泥棒みたいな事しないわよ。ね?」
「そ、そうよ!」
「ところで、あそこにあった光の魔道具の姿が見えにゃいんだけど……」
「エレナ!!」
「し、知らないわよ! まだ何も取ってないわ!」

 ちょっとした冗談だったんじゃけど……。アイは信じてるような事を言いながら、真っ先にエレナを疑ったな。エレナはエレナでアレは取ろうとしているな。
 しかし、わしの冗談のせいで、場の雰囲気が淀んでしまった。言い出しづらいし、どうしたものか……

 わしが「ギャーギャー」騒ぐアイパーティを見ていると、さっき居間に入って来たリータが会話に入る。

「皆さん。あそこには光の魔道具なんて置いていませんでしたよ」
「なんですって!?」

 リータさんは、すぐ言う~! どうしたら怒られないか、まだ考え中なのに……

 ゆっくりわしを囲むアイパーティの怒った顔を見て恐怖していると、メイバイがわしの隣りにやって来た。

「シラタマ殿も悪気があって言ったわけじゃないニャ。私も一緒に謝るから許してあげて欲しいニャー。ごめんなさい。ほら、シラタマ殿も」
「ごめんにゃさい」

 メイバイに頭を掴まれて、無理矢理頭を下げさせられたわしが謝罪すると、アイ達は顔を見合わせる。

「そこまで言われたら、許すしかないわね」
「はい! この話は終わり。楽しく飲みましょう。改めて、かんぱ~い」
「「「かんぱ~い」」」

 エレナが謝罪を受け取り、アイが乾杯の音頭を取る。わしは何とも言えない顔でその光景を見ていたら、アイがグラスを近付ける。

「猫ちゃんも! かんぱ~い」
「かんぱいにゃ~」

 わしも乾杯をし、しばらくしたらトイレに行くと言って、賑やかな居間をあとにして庭に出る。

 納得でき~~~ん!! 怒られなかったけど、メイバイの子供に謝らせるような言い方はなんじゃ! わしが悪いのか? いいや。悪くない! ちょっと冗談を言っただけなのに……うぅぅ。


「あら? シラタマちゃん。一人でどうしたの?」

 わしが庭でもだえていると、居間から出て来る人影に見つかってしまった。

「スティナ! また来たにゃ!?」
「なによその言い方……」
「今日は一人かにゃ?」
「あとから来るんじゃない? それに……」
「「「「姉さん!」」」」

 わしとスティナが話をしていると、マリーを除く、アイパーティが居間から出て来た。

「早く離れで飲みましょう!」
「あ、待って~。シラタマちゃんも行く?」

 アイ達が先に進み、スティナもついて行こうとしたが、振り返ってわしに声を掛ける。

「明日は仕事があるから遠慮しとくにゃ。だから、あまり騒がないでくれにゃ」
「何か元気無さそうだけど、悩みがあるなら聞くわよ? これでもギルマスなんだからね」
「ありがとにゃ。また今度聞いてもらうにゃ~」
「そう。おやすみなさい」
「おやすみにゃ~」

 離れに消えて行くスティナを見送ったわしは、首を傾げて考える。

 う~ん。いつからスティナはアイ達の姉さんになったんじゃ? それにわしは元気の無い顔をしておったのか。気を付けねば。
 スティナは珍しくギルマスらしい態度を取っておったけどスティナにだけは、絶対相談したくない。酒のさかなにされるか、酒で忘れさせるかのどっちかじゃ。
 アダルトフォーもそろうじゃろうし、今日はさっさと寝るか。


 わしは居間に戻り、食べかけを食べきってから、お風呂に入る。もちろん、リータとメイバイもついて来た。マリーも加わり、揉み洗いされてゴロゴロと言って風呂を出る。
 そして新しい羽毛布団にに包まれ、眠りに就くので……

「今までの布団より軽いですね」
「フカフカニャー」
「ゴロゴロ~」
「ウフフ。気持ち良さそう」
「ここもどうニャ?」
「ゴロゴロ~」

 と、リータとメイバイに撫で回されて、なかなか眠りに就けないわしであったとさ。

 これも悩みじゃ!!
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