アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

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第八章 戦争編其の一 忍び寄る足音にゃ~

207 製作物のその後にゃ~

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 人体実験が終わって数日。今日は……

「ここがリータの村ニャー?」
「そうです。何も無いですけどね~」
「ううん。のどかで、いい雰囲気ニャー」
「ありがとうございます」

 ん、んん~! メイバイにセリフを取られてしまったが、三人でリータの村にやって来た。
 ジャガイモの人体実験の結果、十六倍に薄めた巨象の血なら、普通のジャガイモに成長するとわかったので、それの栽培に着手しようと言うわけだ。
 わしの庭では足りないので、どこかいい場所は無いかとリータに相談したところ、親の畑を借りられないか聞いてくれる事となった。
 なので、メイバイだけ仲間外れにするのは悪いので、誘ったらふたつ返事でついて来てくれた。

 村に着くと、いつも通り「御使い様」と持てはやされ、リータの実家に急ぐ。

「「夫殿。お久し振りです」」
「う、うん。久し振りにゃ~」

 リータの両親は、いまだに慣れないんじゃよな。その揉み手をやめてくれたら、慣れると思うんじゃけど……

 わしが引き気味にリータ夫妻を見ていると、リータが怒ってくれる。

「もう! お父さん、お母さん。シラタマさんに迷惑掛けないでよね! ソレはまたあとでよ!!」
「あ、ああ。それで今日はどうしたんだ?」
「シラタマさんが畑を貸して欲しいって言ってるの。頼めないかな?」
「いまは空いている場所があるからいいけど、何をするんだ?」

 お父さんがリータに質問するので、わしが代わりに答える。

「ジャガイモを作りたいにゃ。出来たら、お父さん達にその収穫までを頼みたいにゃ」
「夫殿の頼みでしたら断りたくないのですが、なにぶん水不足でして、植えたところでジャガイモが育つかどうか……」
「そこがネックなんだにゃ~。泉の水は使えないかにゃ?」
「距離が離れていますからね。畑に撒く少量の水を運ぶのでやっとです」
「にゃるほど。距離が近付けばいけるってことにゃ」
「まぁそうなりますが……」
「畑で準備だけして待っててくれにゃ。あ、村長にも猫が呼んでると言っておいてくれにゃ。それじゃあ、二人とも行くにゃ~」
「はあ……」

 お父さんはあまり理解していなかったが、返事はくれたので、わしはリータとメイバイを連れて村を出る。抱っこで走って欲しそうだったが、車で泉まで進む。そこで土魔法を使って用水路を、村に向かって掘って行く。
 二人とぺちゃくちゃ喋りながら歩いていると、徒歩一時間かかる道のりも、あっと言う間だ。
 遠くに村長達の姿が見えると、走って呼びに行く。戻りは二人のおっさんが話し掛けて来るが、楽しくないので、道のりが長かった。

「この辺に溜め池を作ろうと思うんにゃけど、もっと村に近付けたほうがいいかにゃ?」
「「溜め池!?」」
「待つにゃ! 村長。まだそっちに行っちゃダメにゃ~。シッシッシッにゃ~」

 村長はわしの話を聞くいた瞬間、天使に両脇を抱えられながら飛び立ったので、天使を追い払って、こちらの世界にとどめた。
 なんとか復活した村長と相談の結果、村にギリギリまで近付けて欲しいとの事で、用水路をさらに延長してから、土魔法で大きな穴を掘る。
 それが終わると一人で泉まで走って戻り、用水路と合体させて村に走る。しばらくリータとメイバイと喋りながら待っていると、リータの父親が何か言って来た。

 浮気? どっが本命? 玉の輿? しらんがな。どっちも本命だと言ったらどうする? それならいいのですか。そうですか。

 わしの言葉に喜んだ二人にゴロゴロ言わされて待っていると、水が溜め池に溜まり始める。それを確認して、父親の畑に向かう。

「ここで何を育てていたにゃ?」
「麦ですが、いまはあちらの一部だけです。ですので、好きに使ってくれて大丈夫です」

 う~ん。思ったより広い。まだ実験なんだから狭くていいんじゃが……。その前に、これは畑じゃなくて荒れ地じゃな。雨が少なかったから、ひび割れておる。さすがにこれでは植えられないな。


 わしはひとまず大きな水の玉を作り、畑一面に雨を降らす。それが終わると、皆にはくわを持って耕すように指示を出す。
 皆、耕し始めると、わしは反対側に移動して、土魔法でちょちょいのちょいで耕していく。そのせいか、皆にズルイと言われたが、早く終わったからいいじゃろ? うん。納得してくれた。

 一通り畑の土が柔らかくなると、種芋を植えていく。用意していた種芋では、畑の広さには足りないので、無くなったら終了。
 あとは巨象の血入りの水を振り撒くだけ。わしの魔法で出した水と慎重に混ぜる。その行為を村長と父親に見せ、激薬なので配合を失敗すると国が滅びると説明する。二人は笑って聞いていたが、あとで必ず納得してくれるはずだ。

 水を撒き終えると、今日はこの村で一泊するので、村の子供達と遊んであげる。だが、リータの兄弟が、お風呂にまた入りたいと言い出し、それを聞いた子供達からも熱烈なリクエストを受け、もみくちゃにされた。
 村の大人達はそれを止めてくれたが、泣き出す子供達。このままでは泊まる予定のわし達もお風呂に入り難いので、公衆浴場を作る事となってしまった。

 と言っても、魔法を使えばちょちょいのちょい。あっと言う間に作り出す。
 十人が入れば満員になるが、人数もそこまで居ないし、水不足なのでそう多くは使えないから、このぐらいの大きさでいいだろう。
 魔法が使える者は極僅かなので、薪焚き式。水は近くにある井戸を使えばなんとかなるはずだ。今回は、わしの魔法で入ってもらう。

 出来上がったお風呂はもちろん大繁盛。男性、女性と交互に入ってもらい、作法を教える。そのせいで、わしがお風呂から離れられなくなり、ずっと風呂焚き当番だ。
 常に村の者に拝まれ続け、最後のグループが終わる頃には、日が落ちてしまった。拝まれたのが精神的に悪く、ヘトヘトになったわしは、リータの実家に帰る。

 そこでは、皆、食事を終えてやがった。ブーブー……ニャーニャー言いたかったが、光の無い村では太陽が沈めば、何も出来なくなってしまう。
 仕方がないので、車の中で食事をとる。次元倉庫にエミリの料理があるから問題ない。

 え? リータ達も食べるの? 味が薄かった? 太るよ? デザートは別腹ですか。そうですか。

 食事が終わると、今日はこのまま就寝。いつも通りゴロゴロ言わされ眠りに落ちた。


 翌朝、またリータが両親に何か言われてあたふたしていた。でも、お父さんにポコポコはしないほうがいいと思う。悲鳴をあげてるし……

 朝食を済ましたわし達は、ジャガイモ畑に向かう。お父さんは身体中痛そうにしていたけど、気にしない。待ち合わせしていた村長は先に来ていたが、お迎えに来た数匹の天使と戦っていたのも気にしない。

「夫殿……もう芽が出て葉もありますよ?」
「十日ぐらいで収穫できるって、昨日説明したにゃ~」
「そうですが、信じられません……」
「だろうにゃ。でも、収穫時期は、絶対に遅れてはダメにゃ。すぐに成長しきってしまうからにゃ」
「はい。わかりました」

 わしとリータの父親が話をしていると、天使を追い払った村長が話し掛けて来る。

「御使い様……その血を分けてもらう事は出来ないでしょうか? 麦にも使いたいのですが……」
「そのつもりで来たからいいんにゃけど、約束してくれにゃ。絶対に倍率を間違えないでくれにゃ。そうしないと、この村が滅びるにゃ」
「一日でここまで成長するのですから、御使い様が劇薬とおっしゃった意味はわかりました。必ず約束はお守りします」

 やはりわかってくれたな。わしを神様みたいに思っているから当然か。

「まぁ本格的に使うには、まだまだ先かにゃ? 今年は雨が多いといいにゃ~」
「そうですね。溜め池の水だけでは、全ての畑は補えないですね」
「あ! この血はタダでは渡せないからにゃ? かなり多くのジャガイモを要求するから、覚悟しておくにゃ」
「そ、それはいかほどで?」
「そうだにゃ~……」

 わしの要求は、村長が思っていたより多かったようだが、わしがこまめに来る事と、代金を支払う事で、全て了承された。

 その後、ジャガイモの事はリータの村に任せて、わし達はわし達の仕事をする。今日は、程良い森が近くにあるので、ここでハンターの仕事。リータとメイバイと一緒に狩りだ。
 最前線に近い森なので、なかなかの収獲に、わし達はホクホク顔で村に帰る。
 ここでもまた、村長には解体をお願いして報酬で肉を払う。村長も襲い来る天使の群れの扱いには、慣れて来たみたいだ。

 肉を入手した村長から宴会に誘われたが、今日はおいとまする。リータが両親にお金を渡していたが、玉の輿踊りに覇気が無かったから、今回は少なく渡したみたいだ。
 村から出ると溜め池に魔法で水を補給しておく。かなり魔力を消費したから、帰りは飛行機だ。なんとか日が沈む前に王都に着き、ハンターギルドに駆け込んで、収獲を少し残して売り払った。


 家に帰るとエミリの美味しい料理と、騒がしいアダルトフォーのお出迎え。
 今日もわいわいと騒ぎながら、食事を食べ終える。食事が終わると、フレヤのファッションショーが始まった。

 ようやく防具が出来たか。手縫いだからさすがに時間が掛かったな。どれどれ。まずはリータからか。
 うん。褒めたいが、前の服とあんまり変わらないな。ベストにパンツ。コートが少し変わったか? フードが猫耳になっておる……あとは、猫の手のようなグローブ?
 リータは殴って戦うスタイルだから、白魔鉱は取り付けるように頼んだけど、肉球まで付けるディテールは必要なの? 盾も巨象の皮を被せているけど、頼んでいない猫の顔が付いてる……丸いから、わしなんじゃろうな。

 次はメイバイ。結局、メイド服を選んだのか。前回と違う点は、ベストを着用している点かな? メイド服と馴染んでいて、パッと見わからないな。
 メイバイも猫耳コートを持っているけど、あれは雨風をしのぐマント代わりなのかもしれないな。やっぱり猫の手グローブは必須なのか。メイバイの猫度が増し増しじゃな。

 わしが二人の装備をしげしげと見ていると、フレヤが感想を求める。

「どうどう? かわいいでしょ~?」
「うん。かわいいにゃ。でも、防具には見えないにゃ~」
「そりゃそうよ。私の会心の防具なんだからね!」

 う~ん。会心の防具と言われても、いまいち信用できんのじゃよな~。

「見た目はいいんにゃけど、防御力が心配にゃ~」
「ちゃんと強度確認はしてるから大丈夫よ。薄い所でも、普通の剣は通らないはずよ」
「そんにゃに!?」
「ベストやコートはもっとよ。黒魔鉱の剣も、もしかしたら耐えられるかもね」
「にゃ~~~。フレヤに頼んで正解だったにゃ。良い物作ってくれてありがとうにゃ~」
「それは猫君のおかげでもあるわね。指示通りの厚さに切ってくれたから、出来たのよ。普通あそこまで薄く出来ないわよ」
「それでもにゃ。ありがとうにゃ」
「こちらこそ。良い物を作らせてくれてありがとう」

 わし達はお互いを称えあい、握手の後、撫でられる。あそうしてゴロゴロ言っていると、リータとメイバイがゴロゴロに割って入る。

「そう言えば、シラタマさんは何を作ってもらったのですか?」
「早く着替えてニャー!」
「ああ。着替えるもにゃにも、サンダルとマントを作ってもらっただけにゃ」
「それだけですか?」
「いや。すぐ壊れるかもしれにゃいから、サンダルは十足にゃ」
「サンダルだけで、そんなに作ってどうするニャー!」
「それが、わしの本気の動きに耐えられないから大事なんにゃ」

 まぁそんな物、あるわけがないんじゃけどな。たぶんこのサンダルも、気を付けないと、すぐに壊れてしまうはずじゃ。

「そう言えば、気付いたら裸足の時がありましたね」
「あ! 本当ニャー。買ったサンダルも、気付いたら無くなってたニャ」

 リータ達と喋っていたら、それを聞いていたフレヤが自信ありげに声を出す。

「巨象の革なら大丈夫だと思うんだけどね。猫君の要望だから作っているわ。いまはまだ二足だけどね。もう少し待ってね」
「大事に使うから、待ってるにゃ~」
「それじゃあ、マントを着てください」
「ああ。わかったにゃ」

 わしはリータのリクエストに応え、フレヤから渡されたマントに袖を通す。そして、メイバイがフードを被って回れと言うので、くるりと一回転したら、リータ達は目を輝かせる。

「わ! かわいいです!」
「似合っているニャー!」

 かわいい? ただのマントじゃないのか? ま、まさか……

 わしは恐る恐る頭に手を持っていく。

「にゃ!? にゃんでわしのマントまで猫耳なんにゃ~~~!!」
「だって、猫じゃない?」
「「「「「そうそう」」」」」

 わしの苦情は聞く耳持たず。フレヤのセリフに、全員、食い気味に頷く。

「みんにゃ納得しにゃいで~~~~!」
「私達も同じにしたわ」
「にゃ?」

 わしがフレヤの言葉に疑問の声をあげると、アダルトフォープラス、エミリがマントを羽織る。

「にゃんで~~~~!」

 皆、マントに猫耳が付いてやがった。

 この日の後、雨の日には猫耳マントを着ている者が続出し、猫耳の人々が歩いている姿を見て、わしが叫ぶのはまだ先のお話……
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