アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

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第十三章 新婚旅行編其の一 東に向かうにゃ~

353 我が家で休息にゃ~

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 イサベレが強くなりたい理由は、わしとのまぐわいだったと聞いた事は置いておいて、現在の実力を見させてもらう事となった。

 庭ではバーベキューをしていたのだが、もう皆は夕食を食べ終えていたのでバーベキューセットは片付け、そこでイサベレと模擬戦を行う。女王の手前、リータ達の実力を見せたくないので、わしが相手をするしかない。

「ほい!」
「ん」

 位置に着くとわしは、イサベレの使っているレイピアと同サイズの土で硬く作った棒を投げ渡す。

「それじゃあ、掛かって来るにゃ~」

 わしも刀に模した土の棒を構えて、模擬戦の開始。皆の見つめる中、イサベレは一瞬でわしの目の前に現れた。
 どうやらイサベレは、しょっぱなからフルスロットル。手加減なしで、わしにレイピアを振り下ろした。
 イサベレのスピードに少し驚いたが、相手はわしだ。出遅れてもガードは間に合い、棒と棒のぶつかる音が鳴り響く。

 おお~。すんごいレベルアップしておる。さっきまでは気付かなかったが、初めて戦った時より、1.5倍……いや、2倍は強くなっておらんか? リータ達のほうが強いけど、それでも近い実力を付けておる。
 この二年で、ここまで強くなっておるとはビックリじゃ。訓練していたとは聞いたが、どうやったんじゃろう……

 わしとイサベレは鍔迫つばぜり合いを続けていたが、イサベレは力で押し切れないと判断してレイピアを引く。普通の剣士なら、その動きで前のめりになるのだろうが、わしは棒を構えて力を入れていただけなので、微動だにしない。
 イサベレもわかっているので、驚く事もせずに次の攻撃に移る。
 といっても、わしを通り過ぎただけ……と、女王達には見えたのだろうが、その直後に、三度の打撃音が鳴り響いた。イサベレが三度レイピアを振るって、わしが受けた音だ。

 鋭い……上中下と薙ぎ払って通り過ぎよった。メイバイよりスピードで劣るが、剣の腕では比べ物にならんぐらい、イサベレが上なのでは?
 おっと。いまのは上手かったな。小手から突きに変化して上段。まだ止まらん。うわ! このスピードでレイピアを持ち変えよった。

 イサベレは、右手で横に振るったレイピアでわしを引かせ、左手に持ち変えて逆に振るう。レイピアの戻るスピードを短縮したので、わしは一段スピードを上げざるを得なかった。
 わしが後方に跳ぶとイサベレは突進。一息で五度の突きを放つ。だが、その攻撃を最後に、模擬戦は終了となる。

「お互い武器が耐え切れなかったにゃ」
「ん。さすがダーリン。まったく歯が立たなかった」

 イサベレの五段突きを、わしは棒で全て打ち落としたのだが、その衝撃でお互いの武器が砕け散ってしまったのであった。


 わしとイサベレのやり取りを見て、息を吸うのを忘れていた皆から、大きなため息が漏れ、その後、わし達を称える声が聞こえて来た。
 見ていた者は、イサベレの動きがほとんど見えていなかったらしく、質問が飛び交っていたが、イサベレは無口なのでわしに投げ出す。
 仕方なくわしが説明するが、旅の疲れからの眠気がやって来て、お開きを宣言する。

 ガシッ×2

 リータ達と共に寝ようとしたら、わしとワンヂェンは、女王とさっちゃんに尻尾を掴まれ、ゲストルームに監禁されて眠りに就くのであった。




 翌日、目を覚ますと、寝室でリータとメイバイに抱かれていた。そのかたわらでは、コリスが引っくり返って寝息を立てている。

 う~ん……さっちゃん達と寝たはずなんじゃが、どうしてここに居るんじゃ? いつの間にか全裸になっておるし……まぁ撫でられただけじゃろう。
 ふぁ……まだ眠いし、このままもうひと眠りするかのう。

 そうして眠りに就いたわしは、「にゃ~にゃ~」と言う声で目を開ける。

「シラタマ~。そろそろ起きるにゃ~」

 ワンヂェンが、わしを起こしているようだ。

「ふにゃ~。もう五時間……ムニャムニャ」
「にゃ!? こう言う時は五分にゃろ~! みんにゃも起きるにゃ~!!」

 しつこくワンヂェンに「にゃ~にゃ~」と起こされたわし達は、目を擦りながら体を起こす。

「やっと起きたにゃ~。もうお昼にゃ~」
「お昼にゃ……まぁ今日は休む日って決めてるから、もうひと眠り……」
「にゃ!? 寝るにゃ~!!」

 わしがまた眠りに就こうとすると、ワンヂェンは腹に乗ってピョンピョン跳びだした。別に痛くないからそのまま寝ようとしたら、リータとメイバイにも起きるように言われて目を開けるが、動く気が起きない。
 コリスもお腹がへったとわしをモグモグするので、やっと完全に目が覚めて居間に移動する。

「にゃ? さっちゃん達はどうしたにゃ?」
「覚えてないにゃ? 朝に帰って行ったにゃ~」

 まったく記憶に無いので昼食を食べながら詳しく聞くと、女王は仕事、さっちゃんは勉強があるから、朝早くに起きたらしい。
 そこで起きる気配の無いわしの身ぐるみをいで、撫で回してから、二人は恍惚こうこつな表情を浮かべて帰ったとのこと。ちなみにワンヂェンは、わしが襲われている姿を部屋の隅で震えて見ていたそうだ。
 わしを哀れに思ったワンヂェンが、リータとメイバイの間に寝かせてくれたらしいけど、助けてくれてもよかったのに……

「ま、まぁいいにゃ。食べたらもうひと眠りするにゃ。ふにゃ~」
「まだ寝るにゃ!? スティナさんからも、ハンターギルドに連れて来いと言われているにゃ~」
「え~~~」

 どうやらスティナは、昨日話をした獲物の確認と買い取りをしたいから、ワンヂェンに言伝を頼んでいたようだ。
 ワンヂェンはおこづかいを貰ったから、絶対連れて行かないといけないらしく、わしが渋ったら「にゃ~にゃ~」泣いてうるさい。
 リータとメイバイにも泣き付いて味方につけたので、わしはハンターギルドへ連行されるのであった。


 ハンターギルドでは、わし達の姿を見たティーサがスティナの部屋に走り、ほどなくして、訓練場にて獲物の確認をさせられる。

「シラタマちゃん……起きなさ~い!」

 リータとメイバイに代わる代わる抱きかかえられていたわしは、まだ寝ていた。なので、スティナの往復ビンタで起こされる。

 うっ……素晴らしい往復ビンタじゃったな。あんな起こされ方は初めてで、さすがに目が覚めたわい。ただ、リータのベアハッグが苦しい。仕事と言って逃げ出さなければ!

 スティナのボインビンタで目覚めたわしは、訓練場に狩って来た獲物を並べる。まずは白い獲物から並べ、尻尾や角の数、大きさにも驚かれる事となる。
 もちろんそんなに買い取れるわけもないので、二匹だけ買い取り、残りは今度買い取るからと、持っているように言われた。しかし、ここで売る気の無い物もあるので、次回に交渉する事で結論は先延ばしになった。
 次に黒い獲物も並べるが、大きい物が多いので、白い獲物と同じく訓練場に収まりきらない。だから数周して入れ換えながら、数を数えてもらう。
 その結果、各種一匹ずつ買い取るようだ。残りは、全部買い取るには価格の低下もあるから徐々に売ってくれと言われ、予約したもの以外は他で売れとも言われた。

 これで獲物の確認が終わったので、ティーサに手続きをしてもらっていたら、ポイントが貯まっているから申請書を書けば昇級できるらしく、どうするかと聞かれた。
 どちらでもいいのだが、バーカリアンの馬鹿にからまれる心配もあるから、Aランクは保留にする。とりあえず、リータとメイバイ、ついでにコリスもBランクに上げてもらった。
 コリスはポイントが若干足りなかったが、スティナの鶴の一声で決定。まぁ買い取られていない獲物も多数あるので、そのポイントの前借りという形が出来るから問題無いようだ。


 スティナの用件が終われば、わし達は買い食いしながら我が家に帰る。居間に入ってさっそくゴロゴロとしようとしたら、女王の使いが来て、城に来いと言われた。
 いちおうはゴネたのだが、相手はソフィ、ドロテ、アイノだったので、顔に泥を塗るわけにはいかず、首根っこを掴まれて連行される。
 そうして女王の前にまで連れて行かれ、ポイッと投げ捨てられて、ソフィ達は執務室から出て行った。

「にゃに~? 扱いがひどいんにゃけど~?」
「どうせ来たくないと文句を言ったんでしょ?」
「言ったんにゃけど~」
「はぁ……イサベレの準備が整ったから呼んだのよ。明日の朝だと、合流するのに手間が掛かるでしょ?」
「あ~。それでにゃんだ。別にイサベレだけを、わしの家に送ってくれたらよかったのににゃ」
「そう言うわけにはいかないわ」

 どうやらイサベレの持ち物もあるから呼び出したらしく、女王と共にイサベレの荷物がある場所に移動すると、大量の食料が積まれていた。

 呼び出しの理由は納得だが、多すぎない? これでも足りないと思う? 足りない分は、わしの持ち出し? あの……お金は??

 お金の話を出すと、女王に目を逸らされた。それでも追求すると、逆ギレされた。

 急な旅仕度なんだから仕方ないって、言い出したのはそっちじゃろ!

 とは言えず、怖かったから口を閉ざすわしであった。


 それから女王に撫で回されて、さっちゃんに撫で回されて、背後から現れたイサベレに驚かされて、帰路に就く。

 家に帰るとドンチャン騒ぎ。アダルトフォーは、昨日は女王が居たから控えていたとのこと。
 うるさいと文句を言うと、イサベレの歓迎会とか、ワンヂェンの歓迎会とか、適当な事を言う。

 ただ飲みたいだけじゃろ? 隠す事もなく、頷きまくっているし……

 ひとまず皆は酒に夢中になっているので、わしは縁側へコソコソと逃げるが、ワンヂェンまでついて来た。ついて来たものは仕方がないので、酒を注いでグラスを合わせる。

「あ、そうにゃ。猫の街に定時連絡したら、ジョジアーヌさん達は怒っていたにゃ~」
「にゃんで双子王女が怒っているにゃ? ワンヂェンが、にゃにかどデカイ失敗でもしたにゃ?」
「シラタマの事にゃ~! また新婚旅行をほっぽり出して、どこほっつき歩いてるのってにゃ」
「にゃ……にゃんでチクるんにゃ~!」
「言っちゃダメって言われてなかったからにゃ~。次に戻る時は、猫の街に帰って来いと言っていたから、どうなるかにゃ~? にゃははは」
「笑い事じゃないにゃ~!」

 おそらく帰ったら、双子王女に怒られる! 怖いんじゃから、勘弁しとくれ。


 こうして双子王女に怒られる事が決定した翌日、猫パーティにイサベレを加え、アダルトフォーやワンヂェン達に見送られて、新婚旅行を再開するのであった。
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