アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

ma-no

文字の大きさ
550 / 755
第十九章 冒険編其の一 北極圏探検にゃ~

541 ルーツ探索にゃ~

しおりを挟む

 イサベレのスパイは決定したので、さらに追及。わしの転生の秘密を喋っていないかと聞いてみたら、どもっていなかったところを見ると、約束は守ってくれているようだ。というより、そんな質問が来ていないから守られているらしい……
 いつ女王達にバレるのかと思うと怖いが、教えてしまったわしが悪い。これは喋らない事を祈るしかないので、チェクチ族の件に話を戻して、釘を刺しておく。

「今回に関しては、チェクチ族はどの国にもやらんからにゃ?」
「……どうして?」
「こんにゃ黄金郷は、誰もが欲しがるにゃ。そうにゃったら摩擦が生まれるにゃ。次はなんにゃ?」
「……つぎ??」
「戦争にゃ……。例えば、三ツ鳥居を東の国に置いたとして、その三ツ鳥居を奪いに来る者が確実に現れるにゃ。いや、日ノ本が一番怪しいにゃ」

 わしがイサベレに言い聞かせていると、リータが質問する。

「いまの話に、日ノ本がどうして出て来るのですか?」
「ここから南にゃろ? 玉藻にゃら、辿り着けると思うにゃ。もしもチェクチ族が拒んだらどうするにゃ? これまた戦争にゃ」
「タマモさんは、そんな事をしないと思いますが……」
「わしもしないと信じているけど、天皇陛下の耳に入ったらどうにゃ? 今回の天皇は動かないだろうけど、次はどうにゃ? 天皇の命には従うかもしれないにゃ」

 わしの心配に、今度はメイバイが手を上げる。

「やっぱり、猫の国に入れたほうがいいんじゃないかニャー? それならシラタマ殿が居るから、そうそう手が出せないニャー」
「う~ん……それしかないかにゃ~?」
「じゃあ、すぐに……」
「一回断って来たんだから、すぐには無理にゃ~。でも、わしはにゃんとしてもチェクチ族を猫の国に入れるからにゃ」
「「やったにゃ~!」」
「イサベレも、女王に報告するにゃらそう言っておけにゃ」
「……わかった」

 メイバイとリータが喜ぶ中、イサベレも渋々だが諦めたようだ。ちなみにわしは……

 まぁこう言っておけば、女王はチェクチ族に手を出せんじゃろう。リータとメイバイの喜びようは気になるけど、ずっと先送りにしておけば、わしが忙しくなる事はないはずじゃ。

 口だけ……自分がどれだけ楽をするかを考えていた。しかし話をぶり返されても困るので、違う話に持っていく。

「それでにゃんだけど、北極はあと回しにして、ここから西に向かってみにゃい?」
「ひょっとして、オニヒメちゃん……」

 わしの案に、リータは隣で寝ているオニヒメの頭を撫でる。

「そうにゃ。オニヒメのルーツがわかるかもしれないにゃ。ただ、三百年以上昔の話だから、空振りににゃる可能性は高いけどにゃ~」
「賛成です!」
「私もニャー!」
「ん。私も気になっていた」

 コリスもウトウトしていたので全会一致ではないが、多数決の結果、西の森の探索に取り掛かる事に決定した。
 なので、さっそく睡眠。日記を付けたら全員で四畳半に寝転び、体を休めるのであった。


 翌日は暗い時間に起きて、日の出と共に外に出る。キャットハウスはどうしようかと考えた結果、森の中では木が邪魔で使えないだろうと思い、そのままにした。ぶっちゃけ、キャットハウスがあるとアウトドア感がなくなるんじゃもん。
 そうしてバスで族長の屋敷に向かい、ドアをドンドン叩いてヴクヴカイと面談。「ちょっと西の森を見て来る」とだけ言って、とっととバスで門に向かう。
 その時、後ろから「待て!」的な声は聞こえたけど、聞こえない振りをしておいた。

 しかし、門に着いたら開けてくれない。ヴクヴカイの指示が届いているのかと思ったが、外で狩りをする者や焚き木を拾う者が集まるまでは開けない決まりのようだ。
 開けてくれないなら仕方がない。バスはしまって戦闘機を取り出して離陸する。帰りも外壁の中に降りると告げておいたので、怒る人も居ないはずだ。

「帰りは外に着陸したほうがいいですよ」
「ぜったい怒られるニャー」

 居るみたいだ。なので、リータとメイバイの進言は心に留め、戦闘機はグングン上昇。富士山を越え、エベレストを越え、遥か上空……空気の魔道具と弱火の魔道具を使い、皆の体調を聞きながらひたすら上昇する。

「こんにゃもんかにゃ?」

 前回、日ノ本全体を視界に収めたであろう高度まで上昇すると、戦闘機を水平飛行に戻す。

「シラタマさんの作った地球儀みたいに見えなくはないです……」
「うんニャ……。あそこ、シラタマ殿がアラスカて言ってた陸地ニャー」

 二度目の超高度の景色を見たリータとメイバイは、前回より冷静に見える。イサベレ達も地上に目をやり、何かを探しているようだ。

「メイバイ。徐々に回転させるから、写真お願いにゃ~」
「わかったニャー!」

 まずは北極だと思われる位置からメイバイに写真を撮らせる。順番がわからなくなると困るので、土魔法で作った方角や数字を型どったオブジェが写真の右端に写るように撮らせ、メイバイの指示で戦闘機を回転させる。
 そうして一回転したら戦闘機を垂直にして、真下も撮らせておいた。

 一通りの写真が撮れたら、機首を西に向けて話し合う。

「どうしてあんなに写真を撮らせていたのですか?」
「地球儀の参考ににゃ。わしのうろ覚えの知識では、地図としては不完全だからにゃ~。それに、空からの写真を残しておけば、探し物にも便利にゃろ」
「なるほど~。でも、現像するまで見れないですね。すぐに見れたらよかったな~」
「そうだにゃ~。次回までに、源斉にでも作らせてみようかにゃ?」
「そんなのあるニャ!? 欲しいニャー!!」

 リータの質問に答えていたら、カメラ好きのメイバイは興味津々になってしまったので、インスタントカメラの製造は源斉頼みだと言っておいた。
 ただ、わしのほうが作れるんじゃないかと無茶ぶりして来るので、共同開発すると言って話を打ち切った。

「それより、西の地を見て、どこか気になる所はないかにゃ?」
「う~ん……白いですね」
「雪でわからないニャー」
「イサベレはどうにゃ? 危険にゃ生き物が居るとかわからないかにゃ?」
「高いから無理」
「そうにゃんだ~……じゃあ、高度をゆっくり落としにゃがら西に進むにゃ~」


 戦闘機は高度を落とし、西に向かって空を行く。時々メイバイに写真を撮らせ、体調も大丈夫かと聞いて進む。前回より上昇するスピードが遅かったおかげか、皆に高山病の症状は出ていないようだ。
 およそ一万メートル辺りの高度になったら、イサベレはギリギリ何かを感じ取り、もう少し下りると、強い生き物の気配が強くなったようだ。
 とりあえず、その高度を維持。ギリギリ鳥が寄って来ない高度のようなので、順調に空を行く。ただ、ここはユーラシア大陸の北側なので、人が生活するならもう少し南かと思い、進路を南西に向けた。

 そうして空を行くと、コリスがわしをモグモグして来た。食事の時間のようだ。
 なので、全員に高級串焼きを支給して、モグモグしながら相談。イサベレに危険が無い場所を聞いてそこに降りようとするが、リータとメイバイは、危険が無く、かつ、強い生き物が近くに居る場所を聞いていた。
 もちろんわしは止めたが多数決で負けたので、渋々着陸態勢。森の中、少し開けた場所に垂直着陸して皆を降ろす。

「やっぱり寒いですね~」
「外でごはんは無理ニャー」
「ちょっと待ってにゃ~」

 辺りが雪だらけでは腰を下ろせる場所もないので、リータとメイバイの案を採用して、バスの中でランチだ。戦闘機より広いので、コリスも足を伸ばしてお弁当をがっついている。

「上からではよくわかりませんでしたけど、この森は黒い木ばかりだったみたいですね」
「どんな生き物が居るのかニャー? わくわくするニャー」

 ダメじゃ。また二人は戦闘民族みたいになっておる。わしは極力戦闘を避けたいのに、どうしてこうなってしまったんじゃ? わしを守るなら、危険地帯を避けてくれたら楽なのに……
 てか、森は予想通り真っ黒だったんじゃな。下から見れば一目瞭然。これで大戦が行われた証明にはなるな。
 いや……化石燃料が魔力の源なら、木も黒く育つかも? サンゴ礁だって黒い箇所は多々あったし、大戦だけが原因だとは言い切れない。それにロシアは化石燃料が豊富な土地じゃしな。

 あとはどこを探したら、帝国があるかどうかじゃな。空からでは、森と雪に邪魔をされて探せない。地上なんて、ヒントも無しに見付けようがない。
 せめて生き残りが居て、煙りでも上げてくれていたら探しようがあるのに……この季節に来たのが失敗じゃ。
 急ぐ旅でもないし、夏にもう一度、探索に来ようかのう。じゃないと見付からん。

 食事をしながらオニヒメのルーツ探索は夏に持ち越そうと説明し、皆も闇雲に探すのも寒いので、季節を変えて来る事に納得してくれた。
 なので、食事を終えたらバスをしまい、戦闘機に乗り込……

「「「何してるの?」」」
「にゃにしてるって……帰るにゃ~」
「「「なんでよ~!!」」」

 誰も乗り込まないどころかわしを止める、リータ、メイバイ、イサベレ。

「さっき帰るって事で納得してくれたにゃ~」
「それは、探索は次回って言っただけです。戦わないとは言ってないでしょ?」
「早く帰らないと、すぐに日が暮れるにゃ~」
「転移したほうが早いニャー。戦う時間はたっぷりあるニャー」
「いや、戦闘機に乗ってくれにゃ~」
「あっちに戦うべき相手が居る」
「にゃんでみんにゃ戦いたがって……待ってにゃ~~~!」

 わしの意見は聞く耳持たず。イサベレを先頭に南西に向かうので、わしも遅れまいと戦闘機をしまって追いかけるのであった。


「「「「「にゃにゃにゃにゃ~ん♪ にゃにゃにゃにゃ~ん♪」」」」」

 皆は何故だか上機嫌。鼻歌を歌いつつ、雪を掻き分けて進む。わしも鼻歌を歌うべきか悩みながら続いている。

 全員、英語か日本語で歌ってくれんかのう? リータも双子王女のスパルタ指導で音程ぐらいは取れるようになったんじゃから、歌えるじゃろ? バカにしておるのか??

 わしは拾った枝で黒い木をピシピシ叩きながら進んでいたら、イサベレが右手を上げ、皆の足が止まる。わしはコリスの後ろを歩いてよそ見をしていたので、モフッと衝突してしまった。

「にゃんか見付けたにゃ?」

 コリスの後ろから顔を出すと、リータ、メイバイ、イサベレの三人はしゃがんで何かを見ていた。

「ここ。ここを見てください」

 リータが手招きするので、わしは近付いて雪がどけられた地面を注視する。

「石……石畳にゃ??」
「ですよね?」
「人の痕跡ニャー!」
「私が気付いた」

 イサベレのドヤ顔がウザイと思ったら、雪を踏んでいるのに地面が平らだと気付いたようだ。そこで雪をどけてみたら、石畳が出て来たらしい。
 なのでわしも乗っかり、雪魔法で辺りの雪をひっぺがし、大きな雪ダルマを何個も作る。

「「「遊んでる??」」」
「違うにゃ~。風が吹いて積もらないようにしてたにゃ~」

 コリスとオニヒメが嬉しそうにするから若干遊んでいたら、リータ達に睨まれてしまった。なので、一直線に広範囲の雪をどけてあげた。

「道……かにゃ?」
「道ですね」
「けっこう長いニャー」
「じゃあ、どっちに行こうかにゃ~? いっせいのせで指差そうにゃ~」
「「「「「いっせいのせ!」」」」」
「にゃ……」

 わし一人だけ、逆を指差す結果となった。理由は、わしは敵が居る方向を避けたから、このような結果となったのだ。
 決まったからには仕方がないので、ブツブツ言いながら最後尾を歩いていたら、しばらくして、真っ白な景色へと変わるのであった。
しおりを挟む
感想 962

あなたにおすすめの小説

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~

一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し

gari@七柚カリン
ファンタジー
 突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。  知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。  正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。  過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。  一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。  父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!  地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……  ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!  どうする? どうなる? 召喚勇者。  ※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。  

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜

上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】  普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。 (しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます) 【キャラクター】 マヤ ・主人公(元は如月真也という名前の男) ・銀髪翠眼の少女 ・魔物使い マッシュ ・しゃべるうさぎ ・もふもふ ・高位の魔物らしい オリガ ・ダークエルフ ・黒髪金眼で褐色肌 ・魔力と魔法がすごい 【作者から】 毎日投稿を目指してがんばります。 わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも? それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う

こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
 異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。  億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。  彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。  四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?  道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!  気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?    ※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...