アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

ma-no

文字の大きさ
590 / 755
第二十章 冒険編其の二 さっちゃんの大冒険にゃ~

580 長い夜パート3にゃ~

しおりを挟む

 さっちゃんの決意表明にスタンディングオベーションを送っていたわしは、さっちゃんの急に崩れた顔を見て拍手を止める。

「うぅぅ……疲れた……」
「にゃはは。いいスピーチだったにゃ~」

 さっちゃんは長い時間脳を酷使していたのに、慣れない決意表明までしてしまったので、テーブルに突っ伏してぐで~んとなってしまった。なので、休憩しようと提案し、ケーキを一緒に食べる。

「シラタマちゃんのせい……にゃんでもにゃい。それより、ウサギ族はどうしよう? シラタマちゃんも一緒に考えてよ~」

 わしのせいにしないのはいい事なのだが、さっきまでのかっこいいさっちゃんは、もうどこかに行ってしまった。

「あ、とっくの昔に、解決案が思い付いてるから、もう考えなくていいにゃ」
「え……じゃあ、私が考えてた時間はなんだったの!?」
「無駄になってないから、揺らすにゃ~~~!!」

 隣に座るさっちゃんは、わしの襟元を掴んで揺らすので、ますますかっこいいさっちゃんはどこかに行ってしまった。そのせいで、さっきのは見間違いだったと思うわしであった。


 わし達の揉め事が終わり、席に座り直したら、不思議な事が起きた。

「にゃ? わしのケーキが……さっちゃんが取ったにゃ??」
「そんなことするわけないでしょ。意地汚いシラタマちゃんと一緒にしないで……アレ?? 私のケーキが……シラタマちゃん、食べたでしょ!」
「わしはまだ一口しか食べてないにゃ~」
「私だって一口しか食べてないにゃ~」

 二人で「にゃ~にゃ~」言い争っていたら、わしの足に何かがぶつかったので、テーブルの下を覗き見る。

「犯人はリータ達にゃ~!」

 そう。テーブルの下には、リータ、メイバイ、イサベレがケーキの皿を持って隠れていたのだ。
 わしに見付かった三人は、頭をポリポリ掻きながら申し訳なさそうにテーブルの下から出て来た。

「王女様のスピーチ……凄くかっこよかったです!」
「まるで女王様みたいに見えたニャー!」
「すぐにでも就任しても大丈夫です」

 いや、話を逸らそうと、さっちゃんをよいしょしてやがる。だが、わしには通じない。

「いや~。見ちゃった? サンドリーヌ女王と呼んでもいいのよ。オホホホホ~」
「「「サンドリーヌ女王様~」」」
「さっちゃんは引っ掛かるにゃよ!」

 よいしょに弱すぎるさっちゃんは役に立たないので、わしが追及する。
 どうやら三人とも小腹がへって目が覚めたら、わし達が何か食べていたから欲しくなったとのこと。でも、「三人同じタイミングで起きるものかね~?」とわしが言ったら目を逸らされた。
 なので、誘導尋問に弱いイサベレから聞き出したら、最初からずっと盗み聞きしており、さっちゃんのスピーチの際にはエアー拍手までしていたそうだ。
 当然わしの浮気を疑っての行動だったらしいので、逆に浮気をしていたと追及されたので、皆にケーキを支給して、今度はわしが話を逸らしてやった。


「モグモグ……それでシラタマちゃん。ウサギ族をどうやって救うのよ?」

 皆は本当にお腹がすいていたらしく、静かにモグモグ食べていたら、さっちゃんが先程までの話を思い出した。

「簡単にゃ。みんにゃ移住させればいいだけにゃ」
「六千人も受け入れられる肥沃な土地に全員って……。見付けるのも時間が掛かるし、例えあったとしても、その土地まで移動するのも大変じゃない。何人死ぬと思っているのよ~」
「にゃんで気付かないんにゃ~。三ツ鳥居で、東の国にでも移住させればいいにゃ~」
「あ! 本当だ……って、三ツ鳥居を使う案、私、最初に言ってなかった?」
「あ~……そんにゃズルは良くないから、話を逸らしたにゃ」
「シラタマちゃんだって使うつもりだったじゃない!!」
「だから揺らすにゃ~! さっちゃんの勉強の為って言ったにゃろ!」

 「にゃ~にゃ~」掴み合いの喧嘩に発展すると、リータとメイバイが、さっちゃんからわしを奪い取って助けてくれた。

「シラタマさ~ん? 何を言っているのですか~??」
「そうニャー。何を言ってるニャー??」

 助かったと思ったが、二人はなんだか怖い。口調は優しいのに、締め付けは強いはほっぺは引っ張るは……

「「モフモフモフモフモフモフモフモフ!」」

 それに何を言っているか意味不明。しかし、名探偵猫に掛かれば、翻訳は簡単だ。

「いや、だって……あんまり面白い物はなさそうにゃし……」
「「モフモフモフモフ!!」」
「うんにゃ。モフモフは珍しいけど、猫の国がモフモフだらけになるのはにゃ~」
「「モフモフ~」」
「わしが居ればいいにゃろ~?」
「いったい二人は、なんて言ってるの??」

 さっちゃんの為に通訳すると、リータとメイバイはウサギ族を東の国に移住させる事に反対している。モフモフがいっぱい居て珍しいから、猫の国で引き取りたいと涙目でお願いしていたのだ。

「そゆことね……私の一存では決められないから、戦いは帰ってからで!!」
「いますぐ決めてくれにゃ~。じゃにゃいと、二人が納得してくれないにゃ~」
「「モフモフ~~~!!」」
「「いい加減、人間の言葉で喋ってくれにゃ~」」

 こうして長い夜は、二人のモフモフ語の説得のせいで、もう少し長くなるのであったとさ。


 翌朝……昨日、深夜遅くまで起きていたわし達はお寝坊。

 なので、わしはコリスに食べられた。
 でも、起きなかった。
 だから、焦ったオニヒメに助けてもらった。
 けど、コリスに叩き起こされた。
 そしてわしはバスの窓を突き破り、崖から落下した。
 だから、焦ったオニヒメに風魔法で助けてもらった。

「パパ~! 早く起きて~! ママ達もお姉ちゃんを止めて~~~!!」

 どうやらコリスはお腹がすき過ぎて、わしを早く起こそうとじゃれていたっぽい。リータ達も寝坊していたので、コリスとのじゃれあいを止めるのに遅れて、オニヒメが叫んでいたようだ。
 なので、ウトウトしながらわしがエサを大量に出したら、なんとか止まったらしい。

 それからウトウトしながらモグモグしていたら、オニヒメにこっぴどく怒られた。

「聞いてる? 聞いてないよね!? ママ~~~」

 そして、オニヒメを泣かせてしまったので、リータ達にこっぴどく怒られて完全に目が覚めた。

 うお~。小刀で斬られた……。アレ、気功も魔力も乗せておらんのじゃろ? それでわしを斬れるなんて、なんちゅう切れ味しておるんじゃ。
 ちょっとメイバイに持たせるのは怖いかも……フルパワーで斬られたら、わしの命に届くぞ。それを寝込みにでも使われたら……

 説教も怖かったけど、メイバイにあげた白銀の小刀の脅威が怖すぎて、説教が耳に入って来ないわしであったとさ。


 リータ達にガミガミ怒られていたら、酋長しゅうちょうのヨタンカがわし達に近付いて来たので、説教はピタリと止まる。

「猫の国に移住しませんか!」
「うちに来たら、絶対に損はさせないニャー!」
「東の国! お母様を説得するから、少しの間だけ待ってて!!」
「ん。東の国のほうが幸せに暮らせる」

 リータ、メイバイの猫チーム。さっちゃん、イサベレの東チームの勧誘合戦が始まったからだ。
 しかし、毛の無い生き物に強い圧で言い寄られたからには、ヨタンカは震えながら、正座でボーっとしているわしの後ろに隠れてしまった。

「た、助けてください。この人?達は、いったいなんの話をしているのですか!?」

 どうやら皆は念話は繋げているが、順序立てて喋っていないので、ヨタンカには言っている意味が伝わっていないようだ。

「みんにゃ。落ち着くにゃ~」
「「「「モフモフモフモフ~!!」」」」
「だから~。そんにゃに一辺に喋られると酋長が困るだけにゃ~」

 たぶん勧誘の邪魔をするなと言われたわしは、皆を落ち着かせる事に、朝から多大な労力を使うのであった。でも、人間の言葉で喋って欲しいな~。


「そ、そんなことが……」

 皆を落ち着かせ、ヨタンカに移住する手立てがあると説明したら、驚愕の表情で固まる。

「まぁにゃ~。いきにゃりそんにゃことを言われても、信じられないだろうにゃ」
「いえ……シラタマ様がそう言われるのなら、必ず出来るのでしょう」

 う~ん……もう信じちゃった。このまま行くと、またわしの信者が増えそうじゃから、なんとか東の国に押し付けたいんじゃけど……
 じゃないと、わしの仕事が増えてしまう。移民政策なんて、まだ準備なんてしてないんじゃ~!

「まぁ移住に関しては、もう少し先になるけど、行きたい国の候補を説明しておくにゃ。東の国か、猫の国か、東の国で受け入れる予定だからにゃ。あと、猫の国にゃ」
「はあ……ふたつの、国という場所があるのですか……」

 わざと東の国を二回言ったらリータとメイバイに睨まれたので、慌てて猫の国を一回足した。ややこしい言い方をしたが、ヨタンカは理解してくれたようだ。

「とりあえず今日中にわし達は帰るから、急で悪いけど、二人ほど一緒に来たい人?を決めてくれにゃ。わし達の国を見てもらったほうが、決めやすいにゃろ」
「シラタマさ~ん!」

 わしとヨタンカが喋っていたら、ギュウギュウのウサギの中から灰色ウサギが二人、わしの名を呼びながら飛び出した。

「お母さんが歩けるようになりましたよ!」
「えっと……ポポルかにゃ?」
「もう顔を忘れたのですか!?」
「すまないにゃ~。わしは人の顔を覚えるのは苦手なんにゃ~」

 特にモフモフは! いまだにキツネとタヌキも見分けられないのに、ウサギまで覚えられるわけがなかろう。

「それで、そっちの人?が、お母さんにゃの??」
「はい! お母さんもお礼を言いたいとお願いされまして、連れて来ました」
「この度は、命を救っていただき、本当に有り難う御座いました。酋長様にも、多大なご迷惑をお掛けして……これからいくらでも仕事をして行きますので、何卒なにとぞ、何卒……息子のそばに居させてください。お願いします!!」

 ポポルとは違い、ヨタンカに気付いたルルは、わしに頭を下げ、ヨタンカにも深々と頭を下げて懇願する。

「体が良くなってしまったのか……」

 しかし、ヨタンカは複雑な顔をする。おそらく近々行う口減らしに、ルルも入っていたのだろう。

「ちょうどいいにゃ。この二人を連れて帰るにゃ」
「そ、それでいいのなら……」
「それとにゃ。もう住人を追い出さなくていいんにゃよ? 集落にいらないにゃら、わし達が引き受けるからにゃ。酋長も死ぬ必要ないんにゃ~」
「あ……そういう話でしたな。もう、私は、仲間を殺さなく…て……うっうぅぅ」
「ほれ~。ここは喜ぶところにゃ。悲しい涙より、ウサギ族が繁栄する嬉しい涙を流すにゃ~」
「は、はい。もうしばらくだけ、お待ちください……うぅぅ」


 ヨタンカが泣きやむまで少し離れ、ルルから容態を聞いておく。どうやら咳も止まり、体も軽いようだが、空いている席で休んでいるように言っておいた。
 それからポポルはリータ達にモフられ……預け、わしはさっちゃんを手招きして離れる。

「酋長が、にゃんで泣いているかわかるかにゃ?」
「嬉しいから……だけじゃないよね?」
「そうにゃ。自責の念もあるだろうにゃ。今まで、無慈悲にウサギ族を切り捨てて来たんにゃ。精神的に潰れないといいんにゃけど……」

 わしが苦しそうな顔でヨタンカの気持ちを説明すると、さっちゃんまで胸を押さえて苦しそうにする。

「苦しい……想像しただけで苦しいよシラタマちゃん」
「わしもにゃ。これが、上に立つ者の重圧にゃんだろうにゃ。覚えておこうにゃ」
「うん……」

 ヨタンカの涙にわしとさっちゃんは切なくなって、しばらく抱き合ってお互いを励まし合うのであった。
しおりを挟む
感想 962

あなたにおすすめの小説

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~

一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

猫王様の千年股旅

ma-no
ファンタジー
 神様のミスで森に住む白猫に転生させられた老人。  紆余曲折の末、猫の国の王となったけど、そこからが長い。  魔法チートで戦ったり技術チートしたり世界中を旅したりしても、まだまだ時間は有り余っている。  千年の寿命を与えられた猫は、幾千の出会いと別れを繰り返すのであった…… ☆注☆ この話は「アイムキャット!!? 異世界キャット驚く漫遊記」の続編です。 できるだけ前情報なしで書いていますので、新しい読者様に出会えると幸いです。 初っ端からネタバレが含まれていますので、気になる人は元の話から読んでもらえたら有り難いですけど、超長いので覚悟が必要かも…… 「アルファポリス」「小説家になろう」「カクヨミ」で同時掲載中です。 R指定は念の為です。  毎週日曜、夕方ぐらいに更新しております。

目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し

gari@七柚カリン
ファンタジー
 突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。  知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。  正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。  過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。  一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。  父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!  地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……  ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!  どうする? どうなる? 召喚勇者。  ※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。  

一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?

たまご
ファンタジー
 アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。  最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。  だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。  女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。  猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!! 「私はスローライフ希望なんですけど……」  この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。  表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ

柚木 潤
ファンタジー
 実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞は、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で開けた扉の中に、不思議な漢方薬の調合が書かれた、古びた本を見つけた。  そして、異世界から助けを求める手紙が届き、舞はその異世界に転移する。  舞は不思議な薬を作り、それは魔人や魔獣にも対抗できる薬であったのだ。  そんな中、魔人の王から舞を見るなり、懐かしい人を思い出させると。  500年前にも、この異世界に転移していた女性がいたと言うのだ。  それは舞と関係のある人物であった。  その後、一部の魔人の襲撃にあうが、舞や魔人の王ブラック達の力で危機を乗り越え、人間と魔人の世界に平和が訪れた。  しかし、500年前に転移していたハナという女性が大事にしていた森がアブナイと手紙が届き、舞は再度転移する。  そして、黒い影に侵食されていた森を舞の薬や魔人達の力で復活させる事が出来たのだ。  ところが、舞が自分の世界に帰ろうとした時、黒い翼を持つ人物に遭遇し、舞に自分の世界に来てほしいと懇願する。  そこには原因不明の病の女性がいて、舞の薬で異物を分離するのだ。  そして、舞を探しに来たブラック達魔人により、昔に転移した一人の魔人を見つけるのだが、その事を隠して黒翼人として生活していたのだ。  その理由や女性の病の原因をつきとめる事が出来たのだが悲しい結果となったのだ。  戻った舞はいつもの日常を取り戻していたが、秘密の扉の中の物が燃えて灰と化したのだ。  舞はまた異世界への転移を考えるが、魔法陣は動かなかったのだ。  何とか舞は転移出来たが、その世界ではドラゴンが復活しようとしていたのだ。  舞は命懸けでドラゴンの良心を目覚めさせる事が出来、世界は火の海になる事は無かったのだ。  そんな時黒翼国の王子が、暗い森にある遺跡を見つけたのだ。   *第1章 洞窟出現編 第2章 森再生編 第3章 翼国編  第4章 火山のドラゴン編 が終了しました。  第5章 闇の遺跡編に続きます。

【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う

こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
 異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。  億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。  彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。  四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?  道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!  気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?    ※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。

転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜

上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】  普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。 (しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます) 【キャラクター】 マヤ ・主人公(元は如月真也という名前の男) ・銀髪翠眼の少女 ・魔物使い マッシュ ・しゃべるうさぎ ・もふもふ ・高位の魔物らしい オリガ ・ダークエルフ ・黒髪金眼で褐色肌 ・魔力と魔法がすごい 【作者から】 毎日投稿を目指してがんばります。 わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも? それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。

処理中です...