アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

ma-no

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第二十五章 アメリカ大陸編其の四

714 時の賢者と戦うにゃ~

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『ハーハッハッハッ。勇者よ。幾多の試練を乗り越え、よくぞここまで辿り着いた。我がこのダンジョンを作りし魔王だ。ハーハッハッハッ』

 最終フロア。モノリスの前に現れた角を付けた半透明の人物はマントをひるがえし、わし達の事を勇者と呼び、自分の事は魔王と呼んで笑い出したので、ノルンに質問してみる。

「にゃにこれ?」
「時の賢者様が魔王にふんして出迎えてくれたんだよ」
「ネタバラシしていいにゃ!?」

 魔王の正体は時の賢者らしいが、それをバラしたら時の賢者がかわいそうに思えるのはわしだけか? あ、みんな時の賢者を生で見れて感動してるっぽい。

 皆とは違い、残念な時の賢者をわしは微妙な顔で見ていた。コリスはいつも通り。

 これはフォログラムってヤツか……魔法で再現しているんじゃろうけど、どうやっておるんじゃろう? てか、ノルンが言っていた通り、マジでイケメン。金髪だから王子様みたいじゃ。わしだってそんな姿に生まれていたら……
 それよりこいつ、魔王とか言ってたけど何がしたいんじゃ? お調子者だったのかな~??

 時の賢者の残念さがわしの中で暴上げする中、目の前のフォログラムは角を外して三角帽を被りながら次の言葉を発する。

『……と、冗談はさておき。俺が君達が探していた時の賢者だ』

 冗談なんか~い。フォログラムでも顔が赤いのわかるぞ。恥ずかしいならやるなよ。

『さて、ここまで来たと言うことは、船が欲しいのだろう。俺を倒せば進呈しよう。船が欲しいか~~~?』

 やっと本題か……でも、コールアンドレスポンスも恥ずかしいならやるなよ。誰もやっておらんぞ。
 あと、船の説明もちゃんとしろ。やっぱ宇宙船なのかのう? このままモノリスを壊したら手に入るかな??

『さあ! 船が欲しくば、開始線に着くのだ!!』

 あ、ルールなんてあるんじゃ。また落とし穴でもありそうじゃし、念話で注意を促しておこうかのう。

「こっちなんだよ~?」

 わし達が念話でコソコソとやっていたらノルンに呼ばれたのでそちらへ向かう。

「にゃあにゃあ? こんにゃ遠くから始めるにゃ??」
「いいからその線に並ぶんだよ。そのあと、時の賢者様から説明があるんだよ」

 入口まで戻らされたわし達が床に引かれた線を確認して横一列に並ぶと、時の賢者フォログラムは見えやすいように大きくなってから説明が始まった。

『ルールは簡単。「だるまさんが転んだ」だ。ただし、俺の最強魔法を掻い潜ってモノリスにタッチしないといけない。攻撃魔法等は使って構わないが、モノリスに傷を付けたら強制退場になるから気を付けろ。開始まで五分やるから、その間に準備をするのだ~!』

 準備時間をくれるらしいので、わし達は話し合う。

「だるまさんが転んだって、シラタマさんが子供達とやってた遊びですよね?」
「そうにゃんだけどにゃ~……モノリスに傷付けちゃダメって、思っていたより汚いルールだにゃ~」
「汚いけど、リータとコリスちゃんの盾があれば余裕ニャー。簡単すぎるニャー」
「たしかに最後なのに拍子抜けですね」

 わしとリータとメイバイが喋っている横では、イサベレがめちゃくちゃ興奮している。

「時の賢者様の魔法が直に見れる。フンフンフンスコ」
「あ~……魔法書の感じだと、魔法陣を重ねて威力を増幅するのが得意そうだったにゃ。いちおう気を付けて行こうにゃ」

 皆には盾を持つコリスとリータの後ろから出るなと指示を出したら、わしもメガロドンの鱗に土魔法の取っ手を付けた盾を装備。
 それから雑談をしていたら、準備時間が終わった。

『まずは小手調べからだ! この魔法を避けてみよ!!』

 時の賢者フォログラムの後ろにあるモノリスの中央辺りに魔法陣が現れると、そこからビームのような物が飛び出した。

「アホにゃの!? 【吸収魔法・球】にゃ!!」

 その刹那、わしは吸収魔法の膜に包まれて飛び出し、メガロドン製の盾を構えた。

「ぐにゃ~~~!!」
「シラタマさん!?」

 しかし、頑丈なメガロドンの鱗は貫通し、わしの胸にビームが突き刺さり、吹き飛ばされる事となった。


『わはははは。その程度避けられないなんて笑止千万! まだまだ本気ではないぞ!!』
「やっとシラタマを殺せたんだよ! キャハハハハ」

 吹き飛ばされてリータに抱き締められるわしの耳に、時の賢者とノルンのバカ笑いが聞こえて来る。

「つつつ……効いたにゃ~」
「なんで生きてるんだよ!? 胸を貫いたんだよ!!」
「当たっただけにゃ~」

 ノルンのバカ笑いは早めに止まったのでよかったが、どうしてもわしを殺したいようなのでウザイ。わしがノルンを睨んでいたら、リータがわしを床に下ろして立たせてくれた。

「シラタマさんにダメージがあるなんて……」
「それに盾も綺麗に貫通してるニャ……」
「体は大丈夫ですか?」
「にゃ? 着流しに穴開けられちゃったにゃ~。あとは打撲と火傷の症状があるにゃ」
「服より先に、怪我の報告をしてニャー」

 目に付いた着流しから被害状況を説明したら、メイバイに睨まれた。心配してくれていたのに、ふざけた事を言ったと受け取られてしまったようだ。

「それより、小手調べでこの威力ですか……」

 リータも心配してくれていたようだが、わしが大丈夫と知ったら状況を把握しようとしている。

「上のモンスターも魔法は強かったけど、時の賢者の魔法は別格みたいだにゃ。火力だけで言ったら、白銀級はありそうにゃ~」
「さっきの攻撃も反応できたのはシラタマさんだけでしたし、ここはシラタマさんに任せるしかありませんね」
「よっにゃ! わしに任せろにゃ~~~!!」

 久し振りにリータが頼ってくれてわしは嬉しい。皆も頼りにしている目を向けてくれたので、力強く返すわしであった。

「あ、3秒だけ時間稼ぎしてくんにゃい?」
「「「「「はぁ~~~」」」」」

 珍しく決まったのに、言い忘れていた事を頼んだら、皆は長いため息を吐くのであったとさ。


『何をゴチャゴチャやっている! ギブアップを宣言しない限り、俺は全員死ぬまで攻撃を続けるぞ!!』

 わし達が騒いでいたら時の賢者は少し待ってくれていたが、設定なのか怒っている。先ほどのビームまで放ち、わし達を攻撃した。

 その攻撃には、三枚の【光盾】とリータの大盾を借りたコリスが先頭で耐え、後ろからリータ達が支える。

「おもい~」
「コリスちゃん、頑張って」

 最強の猫のわしを軽々吹き飛ばしたビームだ。光の盾で多少は弱まっていても、それでもパワーランキング2位のコリスでも重く感じる。
 しかし、ダメージだけは、ほぼゼロ。白銀の大盾ならば、魔力を流していれば白銀の獣の攻撃だって耐えられるのだから、いまのところ余裕を持って対応できる。

「ごろにゃ~~~ん!!」

 ビームがニ発撃たれた頃に、わしの準備は完了。【単鬼猫たんきねこ】を使って白銀のアホ毛を立たせたら、気合いの雄叫びをあげた。

「パパ、かっこつけてないで早く行く」
「あ、はいにゃ~」

 せっかく編集点を作ったのにオニヒメに潰されてしまったので、わしはペコペコしながら最前線に躍り出る。

『ハッ。さっきあの程度の攻撃で吹っ飛ばされたヤツに何が出来る!!』

 すると時の賢者は鼻で笑ってからのビーム攻撃。

『なっ……』

 しかしそのビームは、わしに当たる前に消滅した。

 もちろんわしが斬ったんじゃ!!

 【単鬼猫】発動中のわしに掛かれば、リータ達が反応できない速度のビームでも、刀で小間切れにするぐらいわけがない。
 それに神剣【猫撫での剣】なら、どんな攻撃でも傷ひとつ付かないので【吸収魔法・球】との合わせ技で、ビームに使われている魔力は全て吸い取ってやったというわけだ。

「にゃはは。このまますぐにタッチしてやるにゃ~」
『そうはさせんぞ!!』

 わしに掛かれば、次の攻撃の前にモノリスにタッチして帰るぐらいわけない。

「にゃっ! にゃに!?」

 しかし、少し進んだところでズッコケ、ゴロゴロ転がって見えない何かにぶつかった。

『わはははは。素早さなど、この時の賢者様には関係ないのだ~!』
「罠張りやがったにゃ!!」

 そう。足元には触ってようやくわかる透明で半円状のわっかのような物があり、さらには透明な板が目の前にあったのだ。しかも、探知魔法によれば、それらは部屋中に張り巡らされている。

『速いのは知っているのだから、対策ぐらいするってものだ』
「汚いヤツだにゃ~」
『策略家と呼びたまえ。脳筋の君とは違うのだよ。君とは』
「ま、こんにゃに障害物だらけじゃ、さっきの魔法は無理だろうにゃ。策士、策に溺れるにゃ~!」

 わしがビシッと刀で指すと、時の賢者は再び笑う。

『わははは。対策を打ってないわけがないだろ!』
「にゃ!?」

 モノリスに魔法陣が浮かび、明後日の方向にビームが放たれたと思ったら、何度も屈折して正確にわしを捉えていたので、わしはギリギリ紙一重でかわした。

『わははは。手も足も出ないとはこのことだ! そろそろ飛ばして行くぞ!!』
「誰が手も足も出ないにゃ~!!」

 時の賢者がどれほどの策を練ろうとも、わしには関係ない。空気を踏み、上から攻めればいいだけだ。

『それも準備万端!』

 空にも、先程まで無かった透明な板が数多く配置されていたので、少し進んだところで頭を打ってわしは墜落。

「にゃっきしょ~!!」
『そらそらそら~~~!!』

 ここぞとばかりに、時の賢者はビームを連発。その全てはわしに襲い掛かる。

「ホ~ニャニャニャニャニャニャニャー!」

 なので、時間差で来るビームは素早く斬り刻み、ついでに透明な板も刀で斬り裂いて前進。足は小刻みに動かして、わっかの罠より上空を維持する。

『わははは。やるな! ならばこれでどうだ! 【グラビティ】!!』

 時の賢者の笑い声のあと、わしは浮いていられず床に着地する。

 チッ……重力魔法も持ってやがるのか。リータ達は……キョロキョロしているな。この部屋全部が範囲みたいじゃ。
 まぁ重力百倍までなら、リータ達も訓練で使っているから大丈夫じゃろう。でも、さすがに空は飛べないな。

 わしは罠に掛かっても転ばないように摺り足で進み、透明な罠や乱発されるビームは刀で斬り刻み、真っ直ぐモノリスへと向かう。

『フッ……なかなかやるようだな。だが、そこからはさらに難易度が上がるぞ!』

 開始線からモノリスまでおよそ半分ぐらいまで進んだら、時の賢者は両手を上げた。

『行け! 【百鬼夜行】!!』

 その瞬間、モノリスいっぱいに魔法陣が現れ、そこから、鬼、天狗、ぬえ、ガシャドクロ、ぬりかべ、幽霊等々。成人男性ぐらいの大きさの多種多様な妖怪が湧き出して来た。

『さあ! あの者を蹴散らすのだ~~~!!』

 時の賢者が杖をかざすと、百鬼夜行は透明の罠を綺麗に避けながらわしに迫るのであった……
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