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番外編5
鍛冶見習い ゼロ 北の街から2
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前回のあらすじ・ノア達は水竜に会うため北限の街にやって来たが、そこではシーサーペイントが座礁していて……
◇◇◇
「スベェトラーナ様ー! 人間とは話が付きましたかー?」
「おお、みなご苦労! この三人が尽力してくれてな、石頭の町長を難なく説得してくれた!」
「それはそれは、お世話をおかけしました」
シーサーペイントの周りには、スーナさんの仲間らしい人達が五人いた。
シーサーペイントの体が乾かないよう、水魔法で水をかけ続けていたらしい。
「此方がいくら言っても平行線だったのに、こちらのリリ殿が説得したらたったの三分だったんだ! ……本当に凄いな君たちは」
「うん、まあ、オイラは何もしてないし、リリィのおかげだよね。それとギルド長さん?」
「いえいえ、私などはほんのオマケで」
褒められて照れ臭そうに視線をさまよわせたリリィが、ふとシーサーペイントに目を止め、真顔になった。
「あのシーサーペイント達、まだ陸を目指してる?」
「そうなんだ。何か理由があるはずだと、此方はずっと言っていただろう? シーサーペイントは海中ではほぼ無敵だが、ひとたび陸地に上がれば、皮膚は陽光に火傷し、内臓は自重に耐えきれず、誰に攻撃されずともいずれ自滅してしまう。それなのに、この子達は盲目的に陸地を目指している。リリ殿の方法で海中に戻しても、このままでは再び浜に戻ってしまうだろう」
「シーサーペイントと話が通じたらいいんだけど、ちょっと無理だよねぇ」
いっそシーサーペイントじゃなくて水竜だったら話が出来たところだけど、水竜が人里近くの浜で座礁し暴れたりしたら、もっと大ごとになっていただろう。
「会話するまでは無理だが、此方達は昔からシーサーペイントの研究をしていてな、幾つか分かっていることがある。鯨やシーサーペイント達は、人間には聞こえない低い音でお互いに会話をしているんだ。そのため、その音域を大きく乱すような何かがあると、混乱し、体内のリズムが崩れ、窒素濃度が上昇し――酷いときには神経系にダメージを負うまで至る。ストランディングの4割は、音が原因だと言われているんだ」
「音……音って、風の仲間だよね?」
リリィに目をやると、コクリと頷いてから翼を広げた。
すぼめた唇から、鈴がこぼれ落ちるような曲が流れた。
翼に共鳴し、空気を震わせ、目には見えないはずの風の波が踊るように円を描き広がってゆく。
「ほぅ……美しいな」
目を細めたスーナさんがうっとりと聞き惚れ、スーナさんの仲間達も目をつむって聞き入った。
「ノア、色々な音域の音を拾ってみたけれど、そこにいるシーサーペイントの声に近いものはなかった」
「そうか、ありがとうリリィ。それじゃ空気じゃないのかもしれない。シーサーペイントは海の中にいるし、水を伝わってくる音なのかも」
「待て少年。異議がある。水を伝わる音ならば、シーサーペイント達が陸を目指しているのは理解不能だ」
「確かに」
空気でも、水でもない場所を伝わる音。
となると……
「イキナリ、何を踊り出したんだ、少年?」
「オイラはノアだよ。これはね、友だちに教えてもらったステップで、土の妖精を呼ぶノックなんだって」
トン、タ、トン、トトトントン、トン、タ、トン、トトトントンと繰り返していると、スーナさんがプハッと笑った。
「空気でも水でもないなら、土というわけか? 確かに土も振動を伝える。目の付け所は良いと思うが、妖精というものは人の前には現われぬものだ。誰に教わったか知らぬが、そんな踊りで妖精がおびき出されたりは……」
『よぉ、ノア坊!』
「あ、リール! 久しぶりーっ」
ひょこり、と地面から顔を出した土の妖精に、スーナさんが思わずずっこける。
「な、なななな」
『なんだよ、こんなとこまで来てたのかよ! あんときゃ随分世話になったなぁ』
以前、友だちのノッカー、ラウルに頼まれて、蜂の獣人に襲われたダンジョンを防衛したことがある。その時、蜂の獣人達も住処が欲しいだけだと分かって和解したわけなんだけれど、今まで別の蜂の獣人達に襲われて滅んだと思われていたダンジョンでも、ノッカー達は生き残っているんじゃないか、話し合いで解放させられるんじゃないかという話になった。
その、解放されたノッカーの第一号が、このリール達だ。
仮死状態になっていたおかげで年も取らず、捕まっていた間に蜂の獣人達は世代交代をして、蜜蝋で固めたノッカー達を代々神の使者として崇めていたので、なんだか毒気をぬかれたようですんなりと和解した。
「あのさ、久しぶりに会ったのに突然悪いんだけど、最近、土の中で重低音っていうか、低くて響く音ってしてない?」
『ああ、もちろんしてるぜ。やっかましいよな。ほら、あれだ、人間が言う――そう、『夕闇谷』って元魔物の領域で、人間達がでっかい魔道具で穴ぁ掘ってんだよ』
あっさりと答えたリールに、オイラ達は顔を見合わせた。
驚いているオイラ達の中、一人だけギルド長がそっと視線をずらした。
「モントロス?」
「わ、私は何も知らないでゲスよ」
「そんな口調じゃなかっただろう、ギルド長! 何か知っているなら素直に白状したほうが身のためだぞ」
ギルド長の目線が左に流れ、リリィのジト目に跳ね返されて右に流れ、スーナさんに睨まれて揺れた。
「ほ、本当に私は聞いただけで、何か出来る立場にはないんです、それは分かってください。『夕闇谷』で魔獣大暴走が起こって、『夕闇谷』にいた魔獣達が一匹残らずいなくなったという話はご存じで?」
「うん、まぁ」
リリィとオイラは当事者だったけれど、公には秘密なので中途半端な笑みが浮かぶ。
「元々『夕闇谷』には魔水晶の鉱脈があるという昔話がありまして、魔獣がいなくなった今がチャンスだと、デントコーン王国の、王都一だと評判の魔道具屋に大型魔道具を発注し、先月から掘り始めた、デントコーン王国からも王族が来てかなり大がかりな発掘調査だと――つい昨日、そっち方面から流れてきた冒険者に聞いたところでして、はい」
オイラとリリィは再び顔を見合わせた。
それから、こそっと囁きかわす。
「そうだよ、そういえばそもそもそんな話してたよね」
「魔獣がいないなら魔水晶の鉱脈を探そうと、調査団が入って行方不明になったのがきっかけだった」
「スタンピードを『無限の荒野』に引っ張ってって、それ以降は忘れちゃってたけど」
「スタンピードが解決したなら、もう一度調査しないはずがない」
「王都一の魔道具屋って」
「間違いなく、ミミ」
「デントコーン王国から来た王族って」
「多分、カウラ。トンネルの魔道具がどうの、地盤調査がどうのって、ダンジョンのときにノッカーと話してた」
ひそひそと顔を寄せ合って話していると、スーナさんの仲間達に囲まれたギルド長の悲鳴が聞こえた。
「でっ、ですからっ、私は一地方の冒険者ギルドの責任者に過ぎないわけでっ、国の施策に口を出したり、ました他国の大国の王族に意見出来る立場にはないのですっ」
「あー、スーナさんスーナさん」
「何かな少年」
「だからオイラはノアだって。そっちの魔道具とデントコーン王国の王族に関しては、オイラ達のほうでなんとかなるから」
「は?」
不可解そうに振り向いたスーナさんの前で、リリィに手を向けると。
「デントコーン王国の王都一の魔道具士は、リリの妹」
「はぁ?」
「デントコーン王国から来た第二王子、アリスフォード・カウラ・デントコーンって、オイラの従姉妹」
「はぁあ?」
スーラさん達の目が点になった。
◇◇◇
「スベェトラーナ様ー! 人間とは話が付きましたかー?」
「おお、みなご苦労! この三人が尽力してくれてな、石頭の町長を難なく説得してくれた!」
「それはそれは、お世話をおかけしました」
シーサーペイントの周りには、スーナさんの仲間らしい人達が五人いた。
シーサーペイントの体が乾かないよう、水魔法で水をかけ続けていたらしい。
「此方がいくら言っても平行線だったのに、こちらのリリ殿が説得したらたったの三分だったんだ! ……本当に凄いな君たちは」
「うん、まあ、オイラは何もしてないし、リリィのおかげだよね。それとギルド長さん?」
「いえいえ、私などはほんのオマケで」
褒められて照れ臭そうに視線をさまよわせたリリィが、ふとシーサーペイントに目を止め、真顔になった。
「あのシーサーペイント達、まだ陸を目指してる?」
「そうなんだ。何か理由があるはずだと、此方はずっと言っていただろう? シーサーペイントは海中ではほぼ無敵だが、ひとたび陸地に上がれば、皮膚は陽光に火傷し、内臓は自重に耐えきれず、誰に攻撃されずともいずれ自滅してしまう。それなのに、この子達は盲目的に陸地を目指している。リリ殿の方法で海中に戻しても、このままでは再び浜に戻ってしまうだろう」
「シーサーペイントと話が通じたらいいんだけど、ちょっと無理だよねぇ」
いっそシーサーペイントじゃなくて水竜だったら話が出来たところだけど、水竜が人里近くの浜で座礁し暴れたりしたら、もっと大ごとになっていただろう。
「会話するまでは無理だが、此方達は昔からシーサーペイントの研究をしていてな、幾つか分かっていることがある。鯨やシーサーペイント達は、人間には聞こえない低い音でお互いに会話をしているんだ。そのため、その音域を大きく乱すような何かがあると、混乱し、体内のリズムが崩れ、窒素濃度が上昇し――酷いときには神経系にダメージを負うまで至る。ストランディングの4割は、音が原因だと言われているんだ」
「音……音って、風の仲間だよね?」
リリィに目をやると、コクリと頷いてから翼を広げた。
すぼめた唇から、鈴がこぼれ落ちるような曲が流れた。
翼に共鳴し、空気を震わせ、目には見えないはずの風の波が踊るように円を描き広がってゆく。
「ほぅ……美しいな」
目を細めたスーナさんがうっとりと聞き惚れ、スーナさんの仲間達も目をつむって聞き入った。
「ノア、色々な音域の音を拾ってみたけれど、そこにいるシーサーペイントの声に近いものはなかった」
「そうか、ありがとうリリィ。それじゃ空気じゃないのかもしれない。シーサーペイントは海の中にいるし、水を伝わってくる音なのかも」
「待て少年。異議がある。水を伝わる音ならば、シーサーペイント達が陸を目指しているのは理解不能だ」
「確かに」
空気でも、水でもない場所を伝わる音。
となると……
「イキナリ、何を踊り出したんだ、少年?」
「オイラはノアだよ。これはね、友だちに教えてもらったステップで、土の妖精を呼ぶノックなんだって」
トン、タ、トン、トトトントン、トン、タ、トン、トトトントンと繰り返していると、スーナさんがプハッと笑った。
「空気でも水でもないなら、土というわけか? 確かに土も振動を伝える。目の付け所は良いと思うが、妖精というものは人の前には現われぬものだ。誰に教わったか知らぬが、そんな踊りで妖精がおびき出されたりは……」
『よぉ、ノア坊!』
「あ、リール! 久しぶりーっ」
ひょこり、と地面から顔を出した土の妖精に、スーナさんが思わずずっこける。
「な、なななな」
『なんだよ、こんなとこまで来てたのかよ! あんときゃ随分世話になったなぁ』
以前、友だちのノッカー、ラウルに頼まれて、蜂の獣人に襲われたダンジョンを防衛したことがある。その時、蜂の獣人達も住処が欲しいだけだと分かって和解したわけなんだけれど、今まで別の蜂の獣人達に襲われて滅んだと思われていたダンジョンでも、ノッカー達は生き残っているんじゃないか、話し合いで解放させられるんじゃないかという話になった。
その、解放されたノッカーの第一号が、このリール達だ。
仮死状態になっていたおかげで年も取らず、捕まっていた間に蜂の獣人達は世代交代をして、蜜蝋で固めたノッカー達を代々神の使者として崇めていたので、なんだか毒気をぬかれたようですんなりと和解した。
「あのさ、久しぶりに会ったのに突然悪いんだけど、最近、土の中で重低音っていうか、低くて響く音ってしてない?」
『ああ、もちろんしてるぜ。やっかましいよな。ほら、あれだ、人間が言う――そう、『夕闇谷』って元魔物の領域で、人間達がでっかい魔道具で穴ぁ掘ってんだよ』
あっさりと答えたリールに、オイラ達は顔を見合わせた。
驚いているオイラ達の中、一人だけギルド長がそっと視線をずらした。
「モントロス?」
「わ、私は何も知らないでゲスよ」
「そんな口調じゃなかっただろう、ギルド長! 何か知っているなら素直に白状したほうが身のためだぞ」
ギルド長の目線が左に流れ、リリィのジト目に跳ね返されて右に流れ、スーナさんに睨まれて揺れた。
「ほ、本当に私は聞いただけで、何か出来る立場にはないんです、それは分かってください。『夕闇谷』で魔獣大暴走が起こって、『夕闇谷』にいた魔獣達が一匹残らずいなくなったという話はご存じで?」
「うん、まぁ」
リリィとオイラは当事者だったけれど、公には秘密なので中途半端な笑みが浮かぶ。
「元々『夕闇谷』には魔水晶の鉱脈があるという昔話がありまして、魔獣がいなくなった今がチャンスだと、デントコーン王国の、王都一だと評判の魔道具屋に大型魔道具を発注し、先月から掘り始めた、デントコーン王国からも王族が来てかなり大がかりな発掘調査だと――つい昨日、そっち方面から流れてきた冒険者に聞いたところでして、はい」
オイラとリリィは再び顔を見合わせた。
それから、こそっと囁きかわす。
「そうだよ、そういえばそもそもそんな話してたよね」
「魔獣がいないなら魔水晶の鉱脈を探そうと、調査団が入って行方不明になったのがきっかけだった」
「スタンピードを『無限の荒野』に引っ張ってって、それ以降は忘れちゃってたけど」
「スタンピードが解決したなら、もう一度調査しないはずがない」
「王都一の魔道具屋って」
「間違いなく、ミミ」
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「でっ、ですからっ、私は一地方の冒険者ギルドの責任者に過ぎないわけでっ、国の施策に口を出したり、ました他国の大国の王族に意見出来る立場にはないのですっ」
「あー、スーナさんスーナさん」
「何かな少年」
「だからオイラはノアだって。そっちの魔道具とデントコーン王国の王族に関しては、オイラ達のほうでなんとかなるから」
「は?」
不可解そうに振り向いたスーナさんの前で、リリィに手を向けると。
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「はぁ?」
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