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3話無の勇者【ルイス・キンバリー】
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=== * ===
名前:ルイス・キンバリー
年齢:12歳
Lv:4
HP:25
MP:54
ATK:12
INT:19
DFE:7
RES:23
DEX:12
AGI:14
LUK:0
スキル:『農業:Lv3』『無属性魔術:Lv1』
ユニークスキル:『無の勇者:Lv1』
「…………ハァ?」
色々とツッコミどころが多すぎる!と叫びたいルイスだが、いきなり発狂をしては唯のヤバイやつに成ってしまうと、少しだけ残っていた理性で抑える。
LUKが0という驚異的な運の無さも可笑しいが、特筆すべき点はユニークスキル:『無の勇者』だ。
勇者と言われれば英雄譚や御伽話に出てくるのが殆どだが、現実的に今ここで実在している。つまりルイスは英雄と同じ扱いをされてもいいのである。
しかし、
(勇者ってバレたとしても絶対に厄介ごとを呼ぶよなー。それに運が悪いどころか無いし。うん、黙っておくのが一番だな)
勇者のことはルイスの胸の内に留めることとなった。しかし、このことがルイスの将来を左右するのだが、―――――今は知る由も無い。
―――――スキル:『隠蔽:Lv1』を獲得しました!
『隠蔽』…他者からステータスを閲覧された時に指定したスキル及びユニークスキルを隠蔽することができる。レベルにより、他者からの看破系スキルを防げるかどうかが決まる。
*
道中衝撃の事実が発覚したが、気にしない事にしたルイスは順調に旅が進み、出発した日の内に近くの街までたどり着く事が出来た。
何があるのかわからないので隠蔽を使い、『 無の勇者』と『隠蔽』自体をを他者から閲覧をされない様にした。
何事も無く街で一泊したルイスは、アルマイト学園行きの馬車に乗る。ガタガタと揺られ、三日ほど経った頃である。
「おお!やっと着いた!!」
馬車の中からアルマイト学園をようやく見る事が出来たルイスは大はしゃぎである。街を守る為の大きな城壁に、城門。街の中央には城の様な建物が建っていた。
一見したら学園というより、国の首都の様である。
馬車はそのまま街の中へと進んでいく。城壁を通り抜け目に入ってきた光景は圧巻としか言いようがない。目を奪われたままだったルイスは、停留所にたどり着いても馬車の中から出ないのを見かねた馬主に、一声掛けられてやっと正気に戻る。
気を取り直してアルマイト学園に向かうことにする。
停留所から街の中心に向かいながら歩いていくと道沿いに様々な店が並んでいる。飲食店や武器屋が多かった道のりは、街の中心部に向かうほど豪華な建物が多くなっていた。
豪華な建物は基本的に貴族が住んでいる事が多い。いわゆる貴族街と言われる場所を通り、ついにアルマイト学園に辿り着く。
街の外からでもわかるぐらいに大きい建物は、ルイスが見上げなければならない程だ。校門を潜り抜けると人で溢れ返していた。
学園の中なのだが、制服を着ている者は殆どおらずルイスと同じ新入生というのは簡単に見てわかる。
新入生の方はこちらという看板を頼りに歩んで行く。看板に導かれるがままに歩いていたが、ついに面接会場と書かれた部屋に辿り着いた。
扉を開け中に入ると、そこには1つの長机に試験官が3人座っていた。いかにも入学試験という雰囲気を醸し出しているが、魔術師は絶対に入学ができる。何故入試の様な形式にしているのかがわからないルイスは戸惑っていた。
「早くしてちょうだい!貴方のせいで私の貴重な時間が減ってしまうでしょう!」
真ん中に座っている女性がいきなり大声を上げて怒鳴りつける。見るからに肥満体型な体であり、丸く膨らんだ顔を赤くしていた女性がいた。
流石にいきなり怒鳴られた事に少し腹を立てたルイスは、女性に対して少し皮肉めいた事を言う。
「ああ、すみません。貴方の姿に見惚れてしまって、いやぁ本当にすみませんね」
「あら、そんなに褒めても何も出ないわよ。それより早く座りなさい」
ルイスの皮肉を褒め言葉と捉えた女性は、少しだけ機嫌が良くなっていた。ルイスは自分の言ったことが正しく伝わっていないことに少し面を食らってしまう。取り敢えず女性の言っている通り試験管と向かい合う様に置かれている椅子に座る事にした。
「貴方の様な平民に言うのはけがわらしくて嫌だけど、取り敢えず決まりだから名前を言ってあげる。一度しか言わないから、聞き逃すことの無いようにね」
一々癪に触る態度にルイスは堪忍袋の尾が切れそうである。そのことを察しない女性は手前勝手に話を進めていく。
「私の名前はマリエール・ワンバ・アルマイト、学園長でありこの国の第2王女よ!さあ、敬いなさい!」
「わー、オウジョサマー、ステキですー」
(うわぁー、こんな人が王女様とか絶対にこの国ヤバイよな)
まさか目の前にこの国の王女様がいた事に驚いたルイスだが、こんな王女様を敬いたくないので自然に棒読みになってしまう。
英雄譚に出てくる美しい王女様は幻だったのだ……
「はい!自己紹介はこれで終わり。早く貴方のステータスぺレートを寄越しなさい!」
言われるがままにステータスプレートを手渡す。強引に引ったくったマリエールは、ステータスに目を通していく。
「ふーん、レベルは4でMPがレベルにしては多いと。それにINTとRESも高いわね。それよりも LUKが0とか、超笑える。それとスキルは、『農業:Lv3』と…………『無属性魔術:Lv1』?あなた、ルイスと言うのよね」
上手く『隠蔽』が発動し、『隠蔽』と『 無の勇者』を隠す事が出来ていた。その事に少し安堵しているが、どうもマリエールの表情が可笑しい。ルイスはその事に少し不安を感じる。
「よりにもよって無属性だとはね。無属性を除けば魔術師としての素質はあったのに。少し期待外れだわ。これは『無』行き各停ね。もう終わったから出て行ってもらって構わないわよ」
「えっと、それってどうゆう事ですか?」
「いいから早く出て行け! 私の時間をこれ以上無駄にするな!テディー、エイニー、連れ出しなさい!」
「ハッ!!」
「おい!ちょっと待っ」
マリエールに命令され両脇に座っていた男たちはルイスを無理やり部屋の外まで連れ出す。
「おい、お前。これ以上お嬢様にちょっかいをかけないでもらいたい」
「何でですか!?」
「この後お嬢様の機嫌を取らないといけないのは、我々なのだよ!」
「そうですか…………なんか、すみません……」
ルイスは思わず哀れみの目で見てしまう。あの我儘で害悪でしかない彼女の側にいるのは苦労するであろう。
本当に可哀想だと思ったルイスだった。
取り敢えず面談?の様なものを済ませたルイスは来た道を戻っていく。丁度曲がり角を曲がった時に、こちらに向かっていた人とぶつかってしまう。
「すみません!大丈夫ですか!?」
「いや、こちらこそすみません」
ぶつかってしまった相手から謝罪をされる。見た目は高身長で、そして腰に携えている剣が特徴的な美少年だった。
「何処か怪我をしてないかい?」
「特には。もしかして君も新入生?」
「そうだよ、今は指示通りに進んでいたところだ」
やはり制服を着ていない姿から、新入生とは想像がついた。何よりぶつかった相手を心配する態度が好印象だ。
何処かの王女様も見習って欲しいくらいである。
少年の姿を見ていたら、これから訪れるであろう 地獄から少しだけ助けてあげたい気持ちになった。
「そうだ、学園長には気をつけろよ」
「どう言う事かわからないけど、取り敢えず気をつけてみる事にするよ」
会話が終わりそのまま少年が立ち去って行く。少し経ってから、名前を聞くのを忘れたと思ったルイスだが同じ学生同士すぐに会えだろうと思い気にしない事にした。
この後、思っているよりも早く再開する事になるのだが。
名前:ルイス・キンバリー
年齢:12歳
Lv:4
HP:25
MP:54
ATK:12
INT:19
DFE:7
RES:23
DEX:12
AGI:14
LUK:0
スキル:『農業:Lv3』『無属性魔術:Lv1』
ユニークスキル:『無の勇者:Lv1』
「…………ハァ?」
色々とツッコミどころが多すぎる!と叫びたいルイスだが、いきなり発狂をしては唯のヤバイやつに成ってしまうと、少しだけ残っていた理性で抑える。
LUKが0という驚異的な運の無さも可笑しいが、特筆すべき点はユニークスキル:『無の勇者』だ。
勇者と言われれば英雄譚や御伽話に出てくるのが殆どだが、現実的に今ここで実在している。つまりルイスは英雄と同じ扱いをされてもいいのである。
しかし、
(勇者ってバレたとしても絶対に厄介ごとを呼ぶよなー。それに運が悪いどころか無いし。うん、黙っておくのが一番だな)
勇者のことはルイスの胸の内に留めることとなった。しかし、このことがルイスの将来を左右するのだが、―――――今は知る由も無い。
―――――スキル:『隠蔽:Lv1』を獲得しました!
『隠蔽』…他者からステータスを閲覧された時に指定したスキル及びユニークスキルを隠蔽することができる。レベルにより、他者からの看破系スキルを防げるかどうかが決まる。
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道中衝撃の事実が発覚したが、気にしない事にしたルイスは順調に旅が進み、出発した日の内に近くの街までたどり着く事が出来た。
何があるのかわからないので隠蔽を使い、『 無の勇者』と『隠蔽』自体をを他者から閲覧をされない様にした。
何事も無く街で一泊したルイスは、アルマイト学園行きの馬車に乗る。ガタガタと揺られ、三日ほど経った頃である。
「おお!やっと着いた!!」
馬車の中からアルマイト学園をようやく見る事が出来たルイスは大はしゃぎである。街を守る為の大きな城壁に、城門。街の中央には城の様な建物が建っていた。
一見したら学園というより、国の首都の様である。
馬車はそのまま街の中へと進んでいく。城壁を通り抜け目に入ってきた光景は圧巻としか言いようがない。目を奪われたままだったルイスは、停留所にたどり着いても馬車の中から出ないのを見かねた馬主に、一声掛けられてやっと正気に戻る。
気を取り直してアルマイト学園に向かうことにする。
停留所から街の中心に向かいながら歩いていくと道沿いに様々な店が並んでいる。飲食店や武器屋が多かった道のりは、街の中心部に向かうほど豪華な建物が多くなっていた。
豪華な建物は基本的に貴族が住んでいる事が多い。いわゆる貴族街と言われる場所を通り、ついにアルマイト学園に辿り着く。
街の外からでもわかるぐらいに大きい建物は、ルイスが見上げなければならない程だ。校門を潜り抜けると人で溢れ返していた。
学園の中なのだが、制服を着ている者は殆どおらずルイスと同じ新入生というのは簡単に見てわかる。
新入生の方はこちらという看板を頼りに歩んで行く。看板に導かれるがままに歩いていたが、ついに面接会場と書かれた部屋に辿り着いた。
扉を開け中に入ると、そこには1つの長机に試験官が3人座っていた。いかにも入学試験という雰囲気を醸し出しているが、魔術師は絶対に入学ができる。何故入試の様な形式にしているのかがわからないルイスは戸惑っていた。
「早くしてちょうだい!貴方のせいで私の貴重な時間が減ってしまうでしょう!」
真ん中に座っている女性がいきなり大声を上げて怒鳴りつける。見るからに肥満体型な体であり、丸く膨らんだ顔を赤くしていた女性がいた。
流石にいきなり怒鳴られた事に少し腹を立てたルイスは、女性に対して少し皮肉めいた事を言う。
「ああ、すみません。貴方の姿に見惚れてしまって、いやぁ本当にすみませんね」
「あら、そんなに褒めても何も出ないわよ。それより早く座りなさい」
ルイスの皮肉を褒め言葉と捉えた女性は、少しだけ機嫌が良くなっていた。ルイスは自分の言ったことが正しく伝わっていないことに少し面を食らってしまう。取り敢えず女性の言っている通り試験管と向かい合う様に置かれている椅子に座る事にした。
「貴方の様な平民に言うのはけがわらしくて嫌だけど、取り敢えず決まりだから名前を言ってあげる。一度しか言わないから、聞き逃すことの無いようにね」
一々癪に触る態度にルイスは堪忍袋の尾が切れそうである。そのことを察しない女性は手前勝手に話を進めていく。
「私の名前はマリエール・ワンバ・アルマイト、学園長でありこの国の第2王女よ!さあ、敬いなさい!」
「わー、オウジョサマー、ステキですー」
(うわぁー、こんな人が王女様とか絶対にこの国ヤバイよな)
まさか目の前にこの国の王女様がいた事に驚いたルイスだが、こんな王女様を敬いたくないので自然に棒読みになってしまう。
英雄譚に出てくる美しい王女様は幻だったのだ……
「はい!自己紹介はこれで終わり。早く貴方のステータスぺレートを寄越しなさい!」
言われるがままにステータスプレートを手渡す。強引に引ったくったマリエールは、ステータスに目を通していく。
「ふーん、レベルは4でMPがレベルにしては多いと。それにINTとRESも高いわね。それよりも LUKが0とか、超笑える。それとスキルは、『農業:Lv3』と…………『無属性魔術:Lv1』?あなた、ルイスと言うのよね」
上手く『隠蔽』が発動し、『隠蔽』と『 無の勇者』を隠す事が出来ていた。その事に少し安堵しているが、どうもマリエールの表情が可笑しい。ルイスはその事に少し不安を感じる。
「よりにもよって無属性だとはね。無属性を除けば魔術師としての素質はあったのに。少し期待外れだわ。これは『無』行き各停ね。もう終わったから出て行ってもらって構わないわよ」
「えっと、それってどうゆう事ですか?」
「いいから早く出て行け! 私の時間をこれ以上無駄にするな!テディー、エイニー、連れ出しなさい!」
「ハッ!!」
「おい!ちょっと待っ」
マリエールに命令され両脇に座っていた男たちはルイスを無理やり部屋の外まで連れ出す。
「おい、お前。これ以上お嬢様にちょっかいをかけないでもらいたい」
「何でですか!?」
「この後お嬢様の機嫌を取らないといけないのは、我々なのだよ!」
「そうですか…………なんか、すみません……」
ルイスは思わず哀れみの目で見てしまう。あの我儘で害悪でしかない彼女の側にいるのは苦労するであろう。
本当に可哀想だと思ったルイスだった。
取り敢えず面談?の様なものを済ませたルイスは来た道を戻っていく。丁度曲がり角を曲がった時に、こちらに向かっていた人とぶつかってしまう。
「すみません!大丈夫ですか!?」
「いや、こちらこそすみません」
ぶつかってしまった相手から謝罪をされる。見た目は高身長で、そして腰に携えている剣が特徴的な美少年だった。
「何処か怪我をしてないかい?」
「特には。もしかして君も新入生?」
「そうだよ、今は指示通りに進んでいたところだ」
やはり制服を着ていない姿から、新入生とは想像がついた。何よりぶつかった相手を心配する態度が好印象だ。
何処かの王女様も見習って欲しいくらいである。
少年の姿を見ていたら、これから訪れるであろう 地獄から少しだけ助けてあげたい気持ちになった。
「そうだ、学園長には気をつけろよ」
「どう言う事かわからないけど、取り敢えず気をつけてみる事にするよ」
会話が終わりそのまま少年が立ち去って行く。少し経ってから、名前を聞くのを忘れたと思ったルイスだが同じ学生同士すぐに会えだろうと思い気にしない事にした。
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