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憑依先はおじいちゃん
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「…………見つけた」
それは風と共に現れた。
人と同じ服装を着て、口を動かしているが決定的に肌の色が違う。
鉄の色……アンドロイド。
どうやって風を起こしているのかわからないけど、今回の敵が分かった気がした。
「ユリス=ノースを排除します」
……ん? どこかで聞いたことがある名前だ。
機械的な音声で、はっきりと聞き取れなかったがそれでも、忘れてはいけないものだった気が……。
「デリートソード」
アンドロイドの右手が白く輝いた。
まるで刀を思わせるほどの曲線をえがいた光の粒子が僕の体に向かってくる。
「っ!」
まずい。動きが早すぎる。
いきなりのことで判断が遅れてしまった。
影移動もブラックホールも間に合わない。
このままだとやられる……そう思った時だった。
「白の力……ホワイトアウト!」
僕の前に立ち、ユリスが僕のことを庇ってくれた。
閃光弾のようにまばゆい光を放つと一瞬にしてアンドロイドの腕が消し飛ぶ。
「今のうちよ! 早く……!」
「修正。力の使い手を確認。優先事項を変更します」
「しまっ……!」
一瞬、僕の方に気をかけてしまい、アンドロイドがその隙を突こうする。
だけど、それはさせるわけにはいかない。
(ブラックホール……発動!)
それは風と共に現れた。
人と同じ服装を着て、口を動かしているが決定的に肌の色が違う。
鉄の色……アンドロイド。
どうやって風を起こしているのかわからないけど、今回の敵が分かった気がした。
「ユリス=ノースを排除します」
……ん? どこかで聞いたことがある名前だ。
機械的な音声で、はっきりと聞き取れなかったがそれでも、忘れてはいけないものだった気が……。
「デリートソード」
アンドロイドの右手が白く輝いた。
まるで刀を思わせるほどの曲線をえがいた光の粒子が僕の体に向かってくる。
「っ!」
まずい。動きが早すぎる。
いきなりのことで判断が遅れてしまった。
影移動もブラックホールも間に合わない。
このままだとやられる……そう思った時だった。
「白の力……ホワイトアウト!」
僕の前に立ち、ユリスが僕のことを庇ってくれた。
閃光弾のようにまばゆい光を放つと一瞬にしてアンドロイドの腕が消し飛ぶ。
「今のうちよ! 早く……!」
「修正。力の使い手を確認。優先事項を変更します」
「しまっ……!」
一瞬、僕の方に気をかけてしまい、アンドロイドがその隙を突こうする。
だけど、それはさせるわけにはいかない。
(ブラックホール……発動!)
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