暗闇の中で

みかん

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翌朝目が覚めるといつの間にかこの子と同じ部屋で寝てしまっていることに気づいた。
だけど目の前にはその子の姿が見当たらない、僕は焦ってドアを開けるとそこにはおばさんと仲良く朝食を作っている女の子の姿があった
「....もう体は大丈夫なの!?」僕が問いかけると
「もう大丈夫です、!本当にありがとうございます!!わ、私こう見えて実は体丈夫なんですよ!」
昨日の姿をみてるから到底信じられないけど、、、笑
でもほんとうによかった、、!元気そうで、!
「よかった!」不安がありながらも僕はそう答えた
「この子休んでたらー、?って言っても いいえ!!私も手伝わせてください!ってずっと言うから~、、おばさんあなたが倒れないか心配だよ、?」
おばさんが心配そうな表情で問いかける
「いえ!!ほんとに大丈夫なんです!!!」
昨日とはまったく違う元気な様子にひとまず方をなでおろした。

「おじさんは外で作業してるから、ルカ呼んできて~」おばさんにそういわれ
「はーい」僕はおじさんを呼びに外へ出た、
そこには木を切っているおじさんの姿があった
「おじさん!朝食の時間だよ!!」
「そうかそうか、今行くぞ」そういいおじさんは斧を片付ける
「ルカ、」
「ん?」急に名前を呼ばれ少しびっくりした
「昨日は眠れたか?」
「うん、!寝れた。」
「そうか」
「うん、!」
「ルカ、」
「なにー?」
「この国が嫌いか、?」
「.......うん。嫌い」
なぜか少し言葉につまってしまった
「ルカよく聞いてくれ、お前は一生この国を許せないかもしれない、でもだからといって危険なまねは絶対にしないでほしい、これから先ずっとだ。もしお前に何かあったら天国にいるお前の両親に顔向けできないし、何より俺たちはルカを愛している。」
「......」
「俺は絶対にお前を守るという約束で母親からお前を譲り受けた。何も出来ないのが本当に悔しい、本当に悔しい、そしてお前にこの事をいうのは本当に苦だが、我慢してほしい。この国の武力に対抗するなんてあたりまえ敵わない。お願いだ、約束だきるね?」
おじさんは悔しそうな悲しい笑顔で問いかけてきた。
「おじさん、、、」
僕は口を開いた。
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