暗闇の中で

みかん

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「お願いだから、みんなを離して。」
「みんなに解放するには条件があるなぁ.....!笑もちろんルカ君は聞いてくれるよね?」
こいつは何を言っている、、、
「ルカ!!!だめだ!!!!そいつの話は聞くなっ!!早くここから逃げろ!!!」
おじさんが僕の目を真っ直ぐみてそう叫ぶ
「だまってろっ!!」おじさんを抑えていた男が1発殴る 「おじさん!!!!」倒れ込むおじさんの元へ駆け出そうとしたそのとき
男が銃を取りだし銃口をおじさんへとむける
「ルカ、、、君が今1歩でも動いたら大好きなおじさんはあの世行きになる」
「...っ!!お前ら目的はなんなんだよ」僕はその場で叫んだ
「俺と一緒に来い。それだけだ、そうしたらコイツらは助ける」   「........」こいつらの目的は僕、、僕が生き残りだとしっているのか、、、?だとしてもなぜ、、。
「ルカ!こんなくそみたいな人の所へ行っては絶対だめ!!はやくここから逃げて!!!あなたはここで捕まってはいけない....!!」アリーが僕にそう叫ぶ。
「アリー、、俺はお前のせいでストレスが溜まりまくってんだよっ!!!!奴隷をにがしたと知られてとんだ恥をかいたこのクソ女め!!!お前はもういらない。」 
は.....?この男は何を言っているんだ。
そう言うと男はアリーへ銃口を向けた
「...やめろっ!!!」僕は男の方へ走った。
   "バンッ"
部屋中に銃声が響き渡った。
男は笑っている
間に合わなかった。守ると約束したのに守れなかった。
「.....お前..絶対に...許さない。」
僕の中でなにかが切れる音がした。体の底から怒りが込み上げてくる
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