転生してたなんて -前世の記憶編-

brown little bear

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夢の始まり

現状把握

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あれから1週間が経った。

この1週間で大体は現状把握できたと思う。

私の名はレイラ・チェミカル・ルーメイン。
で愛称はレイラ。
現在7歳でルーメイン家のひとりっ子。

父は町で唯一の図書館の館長をしている
ジョンノアール・ディ・ルーメイン。
周りからはジョンと呼ばれている。

母は父の図書館を手伝いつつも趣味である
ガーデニングに力を入れている
レノアン・エルカミ・ルーメイン。
愛称はレノア。

3人暮らしの我が家はルディーヌという町にありこの国の中心から少し逸れた所に立つ一軒家。


そしてみんな気になっていると思うけど、
ルークについて。

ルークシェイ・メイ。私と同じ7歳。
どうやら幼なじみで家は少し離れているんだけど、私とルークの両親が親友で私達は赤ちゃんの頃からずっと一緒だった。
ルークの両親は冒険家でよくいろいろな国に行くのでその間私の家で引き取っている。
だからルークにとって我が家は第二の家みたいな感じよね。
ちなみにルークは可愛い顔をしてるけど絶対将来イケメンになるに違いないと私は予想しているわ。

そして、そんなルークがいつも私が寝坊するから毎回起こしに来るの。
ルークったらいつも私が起きると目の前に顔を出しているから、本当に心臓に悪い。
よく考えてみて!
朝起きたらただでさえ可愛い顔しているのに満面の笑みで
「レイラ!やぁっと起きたぁ~」
って言うのよ。
ほんと破壊的。
毎朝そんな1日からスタートしているの。

ルークに連れられて一階に降りると
ママ(と呼ぶことにしてる)とパパ(ママと同じく)がテーブルに座って待っている。

「おはよう、レイラ。ルーク。」

「おはよう。ルーク、いつも起こしてくれてありがとね。さあ、2人とも座ってちょうだい」

「おはよう、ママ、パパ。」
「おはよう!おじさん、おばさん。」

そう挨拶して指定の席につき

「今日もみんな元気であることに感謝していただきます。」

とパパの合図でみんなで

「いただきます。」

をする。
テーブルにはママが作ったお手製パン、ジャムに採れたて野菜のサラダ、ベーコンとオムレツ。
どれも美味しそう。

毎回朝食は違っていてどれも美味しく、ママの料理上手にはいつも感激している。




「行ってきまーす!!」
私とルークは元気な声でパパとママに挨拶をして学校へと登校する。






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