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もりもりさんの結婚
第401話 筑紫春菜のゴミ掃除
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一度地上へ戻り、ライブ配信の告知を行った。
タイトルは【筑紫春菜がゴミ掃除をします。奥多摩ダンジョンからゴミを一掃!】とした。
ゴミ袋を用意し、集めたゴミはハンター事務局に引き取ってもらう約束をした。ルールやマナーを明文化できないかと相談したが、こちらは簡単ではなさそうだった。
ライブ配信の告知をしてから2時間後、たいして期待もせずに配信を開始した。場所は奥多摩ダンジョンの入り口手前。
私が着るアストラル装備一式は全身が銀色だ。エンチャントは必要がないため発動させていない。
湊ちゃんは白を基調としたローブ姿。射手座装備を身に着けている。
春日井君はレオフレア装備。金属鎧には炎を象った黄色の模様が彫り込まれているが、目立つほどではない。エンチャントを発動させると派手なエフェクトが現れる。
今回の撮影はドローンを使うことにした。
3人並んでドローンのカメラに映る。私はカメラに向けて手を振った。
「みなさ~ん。お久しぶりです。筑紫春菜です。今日の配信は奥多摩ダンジョンのゴミ拾いとなります。地味な映像になると思いますが……」
私たちの映像や視聴者数はタブレットで確認することができる。
言葉をつまらせてしまったのは、そこに表示されていた視聴者数の数字を見てしまったからだ。
【視聴者数:20万人】
思わず頭の後ろに手を置いて、困惑してしまう。
「ただのゴミ拾い動画なのに視聴者数が20万人? どうして!?」
タブレットにはコメントが流れている。
■おひさしぶりー
■3人で掃除するんだね
■期待しているよ
■ハルナっちの活躍がまた見られるので来ました
■ゴミ掃除、がんばってください!!!!!!
■最近のダンジョンの荒れようは目に余るところがあった
ただの挨拶から、応援のコメント。そして、冷やかしと思われる視聴者のコメントもあった。
■やたら視聴者数が多いから来てみたけど
■つまんなかったら、すぐ帰る
■おすすめに上がってなかったら見てない
■これ、面白いの?
■見てたほうがいいぞ。ハルナっちだからなにかがある
■今回も期待しないわけがない
どうやら過去の私の動画から、今回も何か特別な事が起こると期待させてしまったらしい。視聴者数が多かったのもそのためだろう。
「ただのゴミ拾いなんだけどなあ……。みなさん、ちゃんとお伝えしましたからね。今回はゴミ拾いです。単にゴミ掃除をするだけです。地下1階から順番にゴミを拾っていきますからね~」
■期待してます。
■ゴミ掃除ってもちろんそういう意味ですよね
■本当にダンジョンはゴミだらけだったんです。お願いします。
■ゴミがなくなったら私もダンジョンに行きます
やはりみんな、ゴミが気になっていたのだ。配信を始めて良かったと思う。
湊ちゃんと春日井君と話しながらダンジョンに入っていく。
「それにしても、なんだろうねぇ、この視聴者数は」
「ほんとだね。とりあえず気にしないで、始めてみよう」
「じゃあ、まずは地下1階からだな」
ダンジョンの上層階は地上からの明かりがあるためゴミを見つけやすく、簡単にきれいになった。下へ降りるほどに暗さが増してくるうえ、ゴミの量も増えていく。明かりをつけながらゴミを拾っていったが、すぐに1袋2袋といっぱいになる。
映像だけではあまりに地味なので、集めたゴミをドローンのカメラに向けた。
「こんなにたくさんゴミが集まりました」
■俺たちが期待するのはそれじゃない
■ゴミ掃除、頼む
■社会人ハンターが地方に配置されて、学生ハンターが一時期は増えたのね。でも外国人のハンターに嫌がらせられたりさ
■外国人ハンターがみんな悪い人ばかりじゃないんだけど、目に余る人もいるんだ
「そうですね。私もそういった場面に遭遇したら、勇気を持って声をかけたいと思います」
翻訳アプリは起動してある。会話には困らない。
「ダンジョンにゴミを捨てないように、お願いしてみます」
■いや、そういうことじゃないんだよなぁ……
タイトルは【筑紫春菜がゴミ掃除をします。奥多摩ダンジョンからゴミを一掃!】とした。
ゴミ袋を用意し、集めたゴミはハンター事務局に引き取ってもらう約束をした。ルールやマナーを明文化できないかと相談したが、こちらは簡単ではなさそうだった。
ライブ配信の告知をしてから2時間後、たいして期待もせずに配信を開始した。場所は奥多摩ダンジョンの入り口手前。
私が着るアストラル装備一式は全身が銀色だ。エンチャントは必要がないため発動させていない。
湊ちゃんは白を基調としたローブ姿。射手座装備を身に着けている。
春日井君はレオフレア装備。金属鎧には炎を象った黄色の模様が彫り込まれているが、目立つほどではない。エンチャントを発動させると派手なエフェクトが現れる。
今回の撮影はドローンを使うことにした。
3人並んでドローンのカメラに映る。私はカメラに向けて手を振った。
「みなさ~ん。お久しぶりです。筑紫春菜です。今日の配信は奥多摩ダンジョンのゴミ拾いとなります。地味な映像になると思いますが……」
私たちの映像や視聴者数はタブレットで確認することができる。
言葉をつまらせてしまったのは、そこに表示されていた視聴者数の数字を見てしまったからだ。
【視聴者数:20万人】
思わず頭の後ろに手を置いて、困惑してしまう。
「ただのゴミ拾い動画なのに視聴者数が20万人? どうして!?」
タブレットにはコメントが流れている。
■おひさしぶりー
■3人で掃除するんだね
■期待しているよ
■ハルナっちの活躍がまた見られるので来ました
■ゴミ掃除、がんばってください!!!!!!
■最近のダンジョンの荒れようは目に余るところがあった
ただの挨拶から、応援のコメント。そして、冷やかしと思われる視聴者のコメントもあった。
■やたら視聴者数が多いから来てみたけど
■つまんなかったら、すぐ帰る
■おすすめに上がってなかったら見てない
■これ、面白いの?
■見てたほうがいいぞ。ハルナっちだからなにかがある
■今回も期待しないわけがない
どうやら過去の私の動画から、今回も何か特別な事が起こると期待させてしまったらしい。視聴者数が多かったのもそのためだろう。
「ただのゴミ拾いなんだけどなあ……。みなさん、ちゃんとお伝えしましたからね。今回はゴミ拾いです。単にゴミ掃除をするだけです。地下1階から順番にゴミを拾っていきますからね~」
■期待してます。
■ゴミ掃除ってもちろんそういう意味ですよね
■本当にダンジョンはゴミだらけだったんです。お願いします。
■ゴミがなくなったら私もダンジョンに行きます
やはりみんな、ゴミが気になっていたのだ。配信を始めて良かったと思う。
湊ちゃんと春日井君と話しながらダンジョンに入っていく。
「それにしても、なんだろうねぇ、この視聴者数は」
「ほんとだね。とりあえず気にしないで、始めてみよう」
「じゃあ、まずは地下1階からだな」
ダンジョンの上層階は地上からの明かりがあるためゴミを見つけやすく、簡単にきれいになった。下へ降りるほどに暗さが増してくるうえ、ゴミの量も増えていく。明かりをつけながらゴミを拾っていったが、すぐに1袋2袋といっぱいになる。
映像だけではあまりに地味なので、集めたゴミをドローンのカメラに向けた。
「こんなにたくさんゴミが集まりました」
■俺たちが期待するのはそれじゃない
■ゴミ掃除、頼む
■社会人ハンターが地方に配置されて、学生ハンターが一時期は増えたのね。でも外国人のハンターに嫌がらせられたりさ
■外国人ハンターがみんな悪い人ばかりじゃないんだけど、目に余る人もいるんだ
「そうですね。私もそういった場面に遭遇したら、勇気を持って声をかけたいと思います」
翻訳アプリは起動してある。会話には困らない。
「ダンジョンにゴミを捨てないように、お願いしてみます」
■いや、そういうことじゃないんだよなぁ……
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