異世界ライフは山あり谷あり

常盤今

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「ど、どうでしょうか?」

 風呂の後、まずはルルカが俺の部屋(=1階寝室)に入って来た。
 もちろんドルーチェを着て、だ。

「素晴らしい…………」

 ドルーチェは見事にルルカのエロい身体をさらに引き立たせていた。
 透け具合も理想的で、見えてしまうのを必死に隠そうとしている様子もまたエロい。

「とても良く似合っているよ」

「喜んでいいのでしょうか?」

「もちろんだ。さぁ」

 自分の太ももを手で叩くと、ルルカが察してベッドの端に座っている俺の上に乗ってくる。
 ドルーチェ単独よりも、女体を包んだ上での手触り感が最高である。
 ルルカのお尻を入念に撫でる。
 俺の下半身が反応したのを知ったルルカはゆっくりと身体を動かし始めた。

 気持ちいい…………

「し、失礼します」

 ロザリナがやって来た。
 エロさに全振りした感のあるルルカと違って、ロザリナはきちんと着こなしている。むしろ着慣れた感すら醸し出していた。

「ロザリナも凄く似合っているぞ」

「ありがとうございます」

「前にドルーチェを着たことがあるのか?」

「若い頃に。女性だけで訓練する時などに着ていました」

 さすがに外や男がいる前では着てないか。
 そんなことお構いなしで着ているフライヤさんはある意味凄いな。
 まぁフライヤさんは中身が残念なだけで外見は完璧だからな。俺の好みからは外れるが。

「その頃からもう10年は経っていますから、今はもう…………」

「若かった頃のルルカやロザリナを見てみたいとは思うが、今のほうが断然綺麗だぞ!」

 このムッチリさとエロスは若い頃には出せまい。

「ツトムさん…………」
「ツトム様…………」

 手招きしてロザリナを横から抱き着かせる。

「ツトム! やはり私にはちょっと小さいぞ!」

 ここでディアがやって来た。
 長身であり褐色の肌にドルーチェが良く似合う…………と言いたいところだが、本人が主張している通りドルーチェのサイズが小さかったみたいだ。伸びてしまって申し訳程度にしか胸を隠せていない。
 ならいっそのこと、

「あっ」

 手を伸ばし肩から完全に外して胸を全部露出させた。

「これじゃあ着る意味がないだろう!」

「いいんだ、これで」

 今日は良いとしても、ディアに合うサイズのドルーチェを探さないといけないな。

「ツトムは本当にこれが好きなのだな」

 ディアが俺の口にそれを含ませる。

 ただの好きではない。大好きなのだ!

「んっ」

 手を伸ばしてロザリナのも揉む。
 ちゃんと平等に可愛がらなくてはいけない。
 こう見えてロザリナは結構根深いのだ。

 中断していたルルカも再び腰を動かし始めた。
 快楽と恍惚こうこつの長い夜が始まる…………




……

…………


 …………つ、疲れた。
 昨晩はドルーチェの魔力に魅せられてかなり頑張ってしまった。
 おかげで起きてまたイチャイチャする気力もなく、そのまま家を出て来た。
 今日はヌーベルさんを王都のギルド本部に連れて行かねばならない。



 一昨日、昨日に引き続き3日連続でメルクの冒険者ギルドにやって来た。
 通常の朝の時間帯なのでギルド内は結構混んでいて、指名依頼の処理をしてもらおうと人混みをかき分けてニナさんの受付に並ぶ。
 ほどなくして順番が来るが、

「……………………」

「あ、あの…………?」

「…………昨日は楽しまれましたか?」

「ええ、おかげさまで。
 良い物を買ってくれてありがとうございました」

「スケベなツトムさんに楽しんで頂けたなら何よりです」

「スケベって…………」

 ちょっと着て見せてって言っただけなのに。
 買い物程度で貸しがチャラになったのだから、少しぐらいサービスしてくれても罰は当たらないんじゃ。

「何か言いましたか?」

「い、いえ…………」

「あちらの個室でヌーベルさんがお待ちです」

 本当なら案内してくれるのだろうが、ご機嫌斜めなニナさんは指で指示するだけだった。


「昨日の今日ですまないな、少年」

「いえ、ちゃんと依頼として受けてますから」

 メルクと王都を往復するだけで依頼料が6万ルクというのはかなり美味しい。

「少年の魔力量であれば私を抱えて王都まで飛べると思っていたぞ」

 依頼者であるここ(=メルクギルド)の副ギルド長ワーズに俺が人を抱えて王都まで飛べるかも、と話したのはヌーベルさんなわけだ。
 あるいは斥候職としてギルドに報告する中に含まれていたのかもしれない。最初にメルクに来た時のフライヤさん捜索の時のこととか。
 この件については別に隠そうとは考えていないので何も問題はない。


 ギルドから出て、自分とヌーベルさんをロープで繋ぐ。

「王都までの時間はどのぐらいだろうか?」

「四半刻(=約30分)ぐらいです」

「そんなに早く着くのか…………」

 メルクから直で王都に行くのは初めてだが、王都自体には何度も行っているので迷うことはないだろう。

「ところで、朝からニナの様子がおかしかったのだが、少年は何か知らないか?」

「いえ、何も…………」

 この時代にちょっとセクハラされたぐらいで様子がおかしくなどならないだろう。
 しかも、セクハラと言ってもドルーチェをプレゼントする前提でのちょっとしたお願いだったし。15歳少年の純粋無垢なお願いだしっ!!

「行きますね」

 ギルドからの依頼なので、遠慮なく街中から飛び立った。
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